Yellow Roof 's Museum
横浜市旭区今宿南町
キャベツ畑とビニールハウス (横浜市旭区今宿南町) 2018/05/15キャベツ、メキャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、ケール、ハボタン、コールラビ、ハゴロモカンランなどは、全て野生のカンラン(Brassica oleracea)の変種だそうだ。メキャベツは葉の新芽で、カリフラワーやブロッコリーは花の蕾である。
クワ (横浜市旭区今宿南町) 2022/06/11クワ科は同じ木とは思えないほど葉の形が違っている。葉や実などで識別する方法はあるが、クワは古くから養蚕のために様々な品種改良が行われており、野生化したものからも変種や雑種が産まれるそうだ。観察だけでは明確に線引できないかもしれない。
タチアオイの花 (横浜市旭区今宿南町) 2022/06/18タチアオイの葉は7裂までするが、あまり深くは切れ込まず、はっきりした鋸歯もある。フヨウとは同じアオイ科でも、タチアオイは木本ではなく草本である。
コスモス (横浜市旭区今宿南町) 2022/06/18日本のコスモスは大きく2種類あり、1つはこの細葉のコスモス(秋桜)であり、もう1つは太い葉のキバナコスモス(黄花秋桜)である。いずれも原産はメキシコ(熱帯アメリカ)で、明治期以降に持ち込まれている。
メヤブマオとオオブタクサ (横浜市旭区今宿南町) 2022/06/18オオブタクサはクワモドキやマルバクワモドキの別名もあり、どうやらクワの葉と混同して見逃ししていたようだ。初期に「背景ぼかし」設定に気づかず撮った写真の中にあった。
キボシカミキリ (横浜市旭区今宿南町) 2022/06/18このキボシカミキリは帷子川沿いのカラムシの葉の上で見つけたもので、種を特定するために自宅に持ち帰って写真を写した。
シャクチリソバ (横浜市旭区今宿南町) 2022/06/24帷子川にシャクチリソバが群生していることに気づいたのは最近だが、似たように群生しているクズの葉と混同していたかもしれない。シャクチリソバがあっても良さそうな場所をクズが占めていることもあり、棲み分けしているのか競争結果なのか判然としないが、少なくともシャクチリソバは川の周辺でしか見かけない。
シャクチリソバ (横浜市旭区今宿南町) 2022/08/07左の方にはクズやオオブタクサ、カナムグラなどの葉が見えるが、それ以外はシャクチリソバの葉で専有されている。もっとも、他種と同居しているような場所もある。
雑草群 (横浜市旭区今宿南町) 2022/08/07ほんの一昔前まではこうした光景が鶴ヶ峰駅の方まで延々と続いているのが帷子川だった。雑草の生い茂る川辺や空地、野原などは子供にとっては冒険と発見の場で、綺麗も汚いも無く自分自身が真っ黒になるまで踏み入っていたものだ。
ヘクソカズラ (横浜市旭区今宿南町) 2022/08/07名前は知らなかったが、ヘクソカズラの花は知っていて、葉や実の手につく臭いも知っている。けれども、実物には名札も無く、植物が名乗ることもなければ日常会話にも出てこない。花には花弁、子房、萼、雄蕊や雌蕊、花冠、花柱、花柄といった植物学上の言葉があり、憶えておけば識別の一助になるが、例えばヘクソカズラの花冠が5裂していることを知らないと識別できないといったことはない。花冠が5裂する植物は他にいくらでもあり、かなり近づかないと5裂していることは分からない。
イノコヅチ (横浜市旭区今宿南町) 2022/08/07イノコヅチにはヒナタイノコヅチとヒカゲイノコヅチがあるが、微細な違いなのでこの程度の画像では見分けがつかない。
ヒメガマの穂に留まるシオカラトンボ (横浜市旭区今宿南町) 2022/08/07帷子川の旧川にはヒメガマがびっしり生えているところがある。二段構えのヒメガマの穂はここではそう珍しくもない。日本にはヒメガマ、ヒメガマ、コガマの3種が自生しており、コガマは希少種らしい。なお、傷や火傷に効く「ガマの油」とはカエルではなくガマの花粉のことである。子供の頃に浅草でガマの油売の口上が人を集めているのを見たことがある。実際に薬も売っていたのだが、本物のガマの油だったかどうかは知らない。
虫食いだらけのオオブタクサ (横浜市旭区今宿南町) 2022/08/07ブタクサの類は地元住人が見つけ次第刈っているだろうし、葉だけの時期も雑草として除草されてはいると思うが、手入れの行き届かない川原では虫食いだらけになっているものがある。これはオオブタクサとともに北米から帰化したブタクサハムシという昆虫の仕業らしい。
【ブタクサの天敵昆虫は日本で独自の進化をしていた】に東京農工大学のプレス用リリースがある。
ヒメガマ (横浜市旭区今宿南町) 2022/08/07この旧川はほぼ本流と切り離されており、数年もすれば太い水道管を通して埋め立てられる運命にある。
ヤエヤマブキの花 (横浜市旭区今宿南町) 2022/08/07後拾遺和歌集に「ななへやへ はなはさけどもやまぶきの みのひとつだになきぞかなしき」と歌われているヤエヤマブキは、挿し木や株分けなどで人が連綿と引き継いできた栽培種である。
オオマツヨイグサ (横浜市旭区今宿南町) 2022/10/22メマツヨイグサはあまり背は高くならないと思っていたが、水道道沿いには2メートル以上に育っているものがあった。しかし、これがオオマツヨイグサかもしれない。
ムクゲの花 (横浜市旭区今宿南町) 2022/10/22このムクゲは花壇から抜け出したものだろう。護岸の下に散見できるが、ここが一番多く生えている。奥の白い点々はシャクチリソバの花、手前にはヌルデの果実も見える。
カンナの花と果実 (横浜市旭区今宿南町) 2022/10/22カンナの鮮やかな色彩の花弁に見えるものは、雄しべが大きく変化したもので、実際の花弁は、外側の黄色く筒状に長く尖っている3枚である。
ミツバアケビの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2022/10/22これは実家近くの家庭菜園のミツバアケビで、掌状に3枚ずつ葉が生え、葉の縁が波型になる。アケビでは葉が5枚ずつになる。いずれも落葉性である。
カルガモ (横浜市旭区今宿南町) 2022/11/19現在では川沿いが公園のように整備されてきているが、上流の方には昔と同じようなところも残っている。ただ以前カルガモを見た記憶はない。
シジュウカラ (横浜市旭区今宿南町) 2022/11/19帷子川上流のカンザン並木辺りにシジュウカラがたくさんいるが、人が近づくとすぐに逃げ出す。しばらく動かずに立ち止まっているとすぐに戻ってきて頭の上で囀り始める。
キヅタの果実とノブドウの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2022/11/26キヅタの葉にノブドウの果実が乗っている。こういうことはよくあって、知らずに画像検索するととんでもない植物の名が出てきたりする。
ツルウメモドキ (横浜市旭区今宿南町) 2022/11/2611月の末になって実家近くにツルウメモドキを見つけた。ちなみにウメモドキの方はモチノキ科でまったく別種である。
ノゲシの花 (横浜市旭区今宿南町) 2022/11/26この写真のものはオニノゲシの特徴が色濃く現れているが、ノゲシとオニノゲシは交雑種が多いためほぼ判別不可能とか、種の模様で区別するといった情報もある。ノゲシはヨーロッパでは野菜として扱われており、日本でも昔は山菜として食されていたようだ。もっとも、自分には山菜採りや栽培の経験もほとんどなく今のところは門外漢である。
ホトケノザの花 (横浜市旭区今宿南町) 2022/11/26ホトケノザの花期は3月から6月とされているが、花期を冬から春としたサイトもある。しかし、日当たりがよく環境さえ整っていれば、いつでも花を咲かせる。
ヒヨドリジョウゴの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2022/11/26不定形の葉の中でも一風変わった3裂の葉がヒヨドリジョウゴの特徴で、飛び立つ鳥のような葉の形だが、名の由来としてはヒヨドリが好む実であることから来ている。
ピラカンサ (横浜市旭区今宿南町) 2022/11/26写真では比較するものがなければ大きさは判らないが、実や葉の大きさも植物の特定に必要な要素である場合もある。写真は部分的な視覚情報でしかなく、植物を特定するために必要な情報が捉えられているとは限らない。他にも季節や地域、気候、環境など手がかりとすべき情報は多々ある。
帷子川 (横浜市旭区今宿南町) 2022/11/26カワセミはよく見かける。ただ、カワセミは飛んでいる派手な翼の色彩で気づくもので、慌ててシャッターを押しても川と植物が写っているばかりである。
ツルウメモドキ (横浜市旭区今宿南町) 2022/11/26緑の実も殻が割れた実も同時に存在している。どうやらこの時期に緑の実から黄色くなって、殻が割れて果実が顔を出すようだ。
カワセミ (横浜市旭区今宿南町) 2022/11/26帷子川では昨年とほぼ同じ時期にほぼ同じところでカワセミを見た。どういうわけか見かけるのは通勤途中か買物途中で、撮る道具は相変わらず一眼レフではなくスマホである。
カナムグラの果実とアレチウリの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/04紫色の果実がカナムグラで、下方の毛と棘の生えた長卵形の緑色はアレチウリの若い実である。ただ、これまでアレチウリにはまったく気づかなかった。もしかするとシャクチリソバやクズの葉と混じっているかと思って過去の写真を探してみたのだが、ほとんど写っていない。
ピラカンサ (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/04帷子川沿いにはいくつもピラカンサがある。ピラカンサは種名ではなく属名である。トキワサンザシと名札があっても、それはトキワサンザシ属=ピラカンサ属のことかもしれない。植物には園芸種も含めて雑種や交雑種が多い。そもそも種の定義自体が諸説紛々で数十の説が入り乱れており、分類方法も様々である。種名にあまりこだわっても意味がないかもしれない。
ピラカンサ (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/04葉の形でも区別ができそうだが、実際の植物は同じ形の葉が同じように付いているとは限らない。根本か樹冠の葉か、陽の当たり具合や生育条件によって形も大きさも違う。丸かったり細長かったり大きかったり小さかったり、虫や病気に阻まれて変形することもある。
マメグンバイナズナ (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/10久しぶりに見たぺんぺん草(ナズナ)を調べ直してみると、これはマメグンバイナズナという名で、葉と思っていたぺんぺんと音が鳴る部分は種だった。
タカサゴユリ (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/29タカサゴユリとテッポウユリの交雑種がシンテッポウユリで、これは紫色のラインが顕著なのでタカサゴユリにしてみた。帷子川の土手によく咲いており、夏から秋が標準的な花期である。
アブラナ科の植物 (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/29特定できない植物は多く、1つ1つ特定しながら歩くわけでもなく、後で調べても判るとは限らない。セイヨウアブラナ、セイヨウカラシナ、クロガラシ、セイヨウノダイコン。迷うものはそのままデータに記しておくしかない。
ドウダンツツジの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/29葉が散って蕾の付いた枝ばかりのドウダンツツジはピントが合わせづらい。どこかにはピントが合うはずと思って何枚も撮ったのだが、結果的にはどこに焦点が合っているかも判然としないぼやけた写真ばかりになった。
アセビの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/29アセビもツツジも同じようなところに生えており、この季節は蕾があって判りやすい。ツツジ目ツツジ科は葉だけでは判別しにくく、自分は半分投げ出しているところがある。
遊水地 (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/30子供の頃にはこの遊水地まで水が上がっているのを何度も見ている。下りたことはなかったが、手摺りが付いた階段が付いていて、犬を散歩させている人が上がってきたので入れ替わりに下りてみた。
イタドリの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/30初めて見るような気がして撮ったのだが、後で調べるとイタドリで、写真を見るにつれて初めてどころか昔よく見かけていた植物であることを徐々に思い出し、今も変わらずあちこちに生えているのを見つけていった。子供時分は名前を知らないまま見えるがままに認識していたが、大人になるといちいち見たり認識もしなくなり、細々と記憶に残った名前と古いイメージもやがては消えていく。
アオサギ (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/30アオサギやコサギ、ダイサギは昔から見かけていたが、以前よりはずっと頻繁に見掛けるようになった。
ヤマブキの葉と (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/30間に枯葉が挟まっているのかと思ったが、正月になって見直すと枯れかけたヤマブキの葉である。
コサギ (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/3020分程の道程を1時間ほど掛けて362枚の写真と動画を撮った。何枚も別角度から撮るので約30種類の動植物になる。
ヒヨドリジョウゴの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/3060年ほど前まで日影という地名だった丘陵地に、帷子川まで続く細い水路がいくつかある。水路際に雑木林に隠れた小さな墓地があり、その入口の茂みにヒヨドリジョウゴが繁茂している。
ツルウメモドキの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/30ツルウメモドキは落葉性だが、これは雑草に埋もれていたせいか葉がずいぶん残っている。黒い目玉のような実のキヅタや笹の茂みの中でも頑健である。
マサキの雌木 (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/30遠くから樹木に赤い点々がたくさん見えて近づいていくとマサキの果実が鈴なりだった。休耕地に雌木と雄木が分けて植えられていた。
マサキの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/30マサキの果実は子供の頃に生垣から採って手慰みに分解したりしたこともある。ネットでマサキの写真を見てもピンとこなかったが、現実に目の前で見ると一度に記憶が蘇る。現実の情報量は圧倒的である。
マサキの林 (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/30大量の果実を付けたマサキの雌木の林は、ほんの少し前までは雑木林に過ぎなかった。多少は剪定されていると思うが、これがマサキの自然樹形に近いのかもしれない。
マサキの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/30実は4裂しており、オレンジ色の果肉を剥くと中には白い種が1つか2つ入っている。
帷子川へと続く水路 (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/30今川公園の入口近くにも水路がある。これは方向からいって早咲きのウメがあった辺りで帷子川本流に合流しているようだ。
ロウバイの花と蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2023/01/01長い間、冬のイメージは枯木と枯葉だったが、現実には冬になり正月を越しても花や実を見かけない日はほとんどない。冬だから何も咲いていないだろうと思い込んで大して見てもいなかったらしい。
ロウバイの花と蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2023/01/01ロウバイはクスノキ目ロウバイ科の栽培種で、西日本では葉が落ちてから花が咲くらしい。
火の見櫓のある風景 (横浜市旭区今宿南町) 2023/01/01この辺りには前世紀までは藁葺屋根が存在しており、茅を葺き変えているのを何度か見たこともある。もっとも、職人が少なくなって改築に近い費用が掛かるという話も聞いたことがあって、現在では茅葺屋根の家屋を新築することは建築基準法で禁止されている。瓦屋根にしてしまえばもう茅葺きに戻すことは出来ない。
ヤマブキの芽 (横浜市旭区今宿南町) 2023/01/01ヤマブキはバラ科である。被子植物で種類が多い科から挙げていけば、キク科、イネ科、カヤツリグサ科、ラン科、バラ科、マメ科、キンポウゲ科、シソ科、ツツジ科、タデ科となる。
ユーカリ (横浜市旭区今宿南町) 2023/01/01ユーカリはフトモモ目フトモモ科ユーカリ属の総称である。自分が参照している被子植物データベースにはユーカリの名がつくものは22種類だけだが、ゴムノキやマホガニーなども含まれ、600種以上ある。最近では900種以上とする説もある。
ユーカリ (横浜市旭区今宿南町) 2023/01/01母親が近所で聞いた話によれば、「ズーラシアの人がトラックで葉を収集しに来る」そうである。コアラが食べるので切らないように頼まれているらしい。
ナズナの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/02/18ぺんぺん草の花や果実は子供の頃からの馴染みだが、ぺんぺんの部分を果実(種)とは捉えていなかったし、これがナズナだと知ったのはもう少し大人になってからのことだ。
ナズナの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/02/18春の七草は、芹(セリ)、薺(ナズナ)、御形(ごぎょう=ハハコグサ)、繁縷(はこべら=ハコベ)、仏の座、菘(すずな=カブ)、蘿蔔(すずしろ=ダイコン)で、旧正月の2月初めの頃なら揃うようである。
ハクモクレンの蕾と花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/03/05ハクモクレンの花弁は9枚で、紫色のモクレンの花弁は6枚、そろって上に向かって開く。いずれも咲き始めは花の下に葉が付かず、やがて花が終わると、複数枚の葉が展開し始める。
レンギョウの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/03/11花弁の根本の紫色は蕾の外皮の色である。レンギョウは外来種でチョウセンレンギョウとシナレンギョウがあり、交雑種が多い。まとめてレンギョウと呼ばれるが、交雑種はアイノコレンギョウとも呼ばれているようだ。またタイワンレンギョウという紫色の花もあり、それにはデュランタとかハリマツリという別名がある。
ツルニチニチソウの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/03/11ツルニチニチソウは生態系被害防止外来種リストに指定されている重点対策外来種である。特定外来生物には選定されていないが、それに準ずるものとして取り扱いや拡散に注意が呼びかけられている。
ユキノシタ (横浜市旭区今宿南町) 2023/03/11ユキノシタの名の由来は諸説あるが、常緑性多年草で、細かな毛のある毛布のような質感の葉が冬も残る。
スノーフレークの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/03/11スノーフレークはスズランとよく似ているが、クサスギカズラ科ではなくヒガンバナ科で、庭先でよく見かけるものはもっぱらスノーフレークである。
スギナの胞子茎と栄養茎 (横浜市旭区今宿南町) 2023/03/11スギナの地下茎が少し地上に出ていた。同じ地下茎とは限らないが、たまたま胞子茎と栄養茎の生え際が同時に写っていた。
ツクシとハナニラの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/03/11ツクシンボウは久しぶりに見た。鮮烈に憶えているのはツクシの味噌汁で、4歳か5歳頃のことだった。長過ぎるものや緑色のものは美味しくないと父親に言われ、裏山で短いツクシを妹と競うように集めた。料理は母親がして父親が味見をしていた。おひたしにもしていたが、それは苦すぎたようで全部を味噌汁に入れていた。味噌汁は粉っぽく苦かったが、ツクシ自体は美味しかった。胞子が飛んだ長いものは苦味は減るが、その代わり味気ない。不思議な食感が忘れられず翌年もねだったが、食べたのは一度きりである。
ツクシとハナニラの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/03/11スギナとツクシを別々に呼んでいたが、根を掘り起こして同じ植物と示してくれたのは父親だった。スギナの方は栄養茎で光合成を行う。節のところで抜いたり繋げたり出来るので、どこで繋いだか当てっこ遊びをしたものだ。
ツクシ (横浜市旭区今宿南町) 2023/03/11ツクシ誰の子スギナの子という言葉は聞くが、メロディは知らない。ツクシはスギナの果実のようなもので、最初にツクシという胞子茎が出て、それからスギナの栄養茎が出てくる。子供の頃から知っていたのは野遊びするのが日常だったからで、山菜を食卓に出さざるを得なかった第二次世界大戦を経てきた両親や祖父母の存在があるからだ。
コブシの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/03/11コブシと花がそっくりなタムシバというのもある。そちらは花の下に1枚葉が付かないそうだ。ただ、咲き始めは、葉が小さいためほとんど見えない。
オオムラサキツツジの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/03/19オオムラサキツツジはヒラドツツジの中で最も花が大きく丈夫な品種で、手のひらほどの大きさのツツジの花は大抵オオムラサキツツジである。
カラミザクラの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/01これは実家近くの桜で、母親によれば美味しいサクランボが生るという。とすれば、やはり桜桃の類で、カラミザクラ(シナミザクラ)でいいのかもしれない。桜桃の果実を特にサクランボと云う。
ササの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/01ササの開花は60年とか120年に1度しか咲かないという俗説がある。学術的に確かめられたわけではなく、滅多に咲かないという意味で十干十二支(六十干支)の一周期に喩えたものだろうと言われている。
ササの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/01毎年のようにササやタケの花を探しに山野を歩き回って写真に撮っている人がいる。もちろん個体を何十年にも渡って定点観測するのは現実的ではなく、対象とするものは様々な種類のササ(タケ)の群落だが、毎年どこかで花が見つかるそうである。
ササの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/01自分も初めて見たという印象ではなかった。ササやタケは特定しにくいと承知の上、穂らしきものがあるので特徴を掴めるかと思って写真を撮っただけだ。ところが、これが滅多に咲かない花だったので入り混じって余計に特定しづらいことになってしまった。
ササの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/01ササの花は生育条件が悪いと咲くと書いている人もいる。ここはアスファルトの歩道際で、花が咲いているのは10メートルそこそこの範囲である。一斉に咲きはじめて一斉に枯れるのは、ここを見限って新たな生育地を求めてのことだろう。
シャクチリソバ (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/01ソバは川辺に群生しており遠目では確認しにくく他に何種かある可能性も考慮してソバに仕分けしていたが、近場まで生えているものを確認しているうちに、ほとんどがインドはカシミール地方原産のシャクチリソバ(赤地利蕎麦)らしい。
ヒュウガミズキ (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/01ヒメミズキという別名は、植物学上の別名という扱いではない。しかし、今も生花や園芸の世界で用いられる通り名である。名の由来には数説あるが、どうやら総合してみると、言葉として先にあったのはヒメミズキだったのだろう。
ハナミズキの苞葉 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/08下からハナミズキの花を撮ると、苞葉(苞)しか写らない。花序全体を包むような苞葉の集まりを指して総苞、総苞の一枚一枚を総苞片とも言う。
ハナミズキの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/08赤い花弁に見える総苞の中央にあるのがハナミズキの花の本体(花序)で、蕾は開いていない。蕾は緑色で、まだ光エネルギーを蓄積している段階である。
ササの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/08ササは翌週には花穂が濃くなっていた。花の数はまだ少なく、これから咲きそうな株もある。
アケビのアブラムシとナナホシテントウ、ナミテントウ (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/08ナナホシテントウは交尾している様子だが、ナミテントウ(いわゆるテントウムシ)の方はアブラムシを捕食しているようだ。子供の頃はナナホシテントウは少なく、ニジュウヤホシテントウが多かった。今思えばニジュウヤホシテントウでも艶やかな模様や模様の様子が変わっているものもあって、それはナミテントウの斑型あるいはヤマトアザミテントウだったかもしれない。
ヒメコウゾの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/16帷子川沿いにはヒメコウゾかコウゾの木が何本も生えている。ヒメコウゾは雌雄同株、コウゾは雌雄異株である。雌花と雄花には明確な違いがあり、目立つのは赤い雌蕊を持つ雌花である。この枝は雌花ばかり見える。
ヒメコウゾの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/16この枝も雌花ばかりなのでヒメコウゾではなくコウゾの雌株かもしれない。ただ、近くの枝しか確認できないので何とも言えない。コウゾの方はあまり花が咲かないとか、ヒメコウゾをコウゾに含める見解もあり、同じものとする図鑑も実際にあるようだ。
ヒメコウゾの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/16枝の基部の方にある白い花粉がついたものが雄花で、枝の先に向かって雌花が多くなる。これは雄花と雌花が同居しているので明らかにヒメコウゾである。
オオデマリの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/16オオデマリはアジサイと同様に装飾花であり、品種改良によって元の花はなくなっている。したがって実もつけない。
ムラサキケマンの花と果実 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/16ムラサキケマンの果実は蒴果で、2つに割れそうな筋がある。緑色のうちは光合成を行い、熟すにつれて赤みを帯びてくる。
ヒメコウゾの雄花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/16雄花ばかりの枝や雌花ばかりの枝もある。もしかすると雌雄同株のヒメコウゾばかりではなく、雌雄異株のコウゾも生えているのかもしれない。いずれの木も帷子川の土手に生えており近くの枝しか確認できず、雌雄異株のコウゾはヒメコウゾとカジノキの雑種とされており、どちらともつかないのかもしれない。
ツボミオオバコの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/16ツボミオオバコの特徴はこの丸みを帯びた葉の形と全体に毛が多いということにある。子供の頃にも見かけていたと思うが、北アメリカからの帰化植物で2000年頃から蔓延しだしたという情報があちこちのサイトに書かれている。実際オオバコと同じぐらい見かける。日本で最初に発見されたのは岡崎市で1913年のことだそうである。自分が憶えているのは名前ではなく花茎で、オオバコの花茎より柔らかく指で摘んで簡単に纏めて剥がれてしまう。あれはスズメノテッポウだったかもしれない。
ハナアロエの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/16ハナアロエは、同じツルボラン科のアロエのような多肉質の葉を持つが、アロエはアロエ属、ハナアロエはブルビネ属である。
オランダカイウの仏炎苞 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/16オランダカイウの白い部分は葉が変化した仏炎苞で、サトイモ科共通の構造になっている。中央の黄色い部分が花の集まった肉穂花序で、先のほうが雄花の集合体(雄性部)で、下部に雌性部がある。
クレマチスの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/16クレマチスは花被片が6枚のものが一般的だが、日本固有種のカザグルマなどが原種となっているものもあり、そちらは花被片が8枚である。
クワの雄花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/16クワの雄花と雌花が同時に写っているように見えるが、今ひとつはっきりしない。
イタドリ (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/16イタドリの漢名は「虎杖(こじょう)」で、茎の虎の皮のような斑紋のある杖を意味する。2メートルほどに成長した頃には、茎は木質化して丈夫な杖として用いられたそうである。
クレマチスの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/22野生化したクレマチスと思って撮った写真で、当時は、保土ケ谷区にカザグルマが自生しているといった情報は知らなかった。このところ最高気温25℃が1週間ほど続いていた。
クレマチスの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/22写真は3枚切りで、花も6~7輪ばかり見かけただけである。滅多に通らない道で、その後は確かめていない。当時は最高気温25℃が1週間ほど続いていた。
ナツグミの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/29十年以上前のことだが、母親がこの木の果実を美味しいと言っていたことがある。川岸に生えた3メートルほどの孤木で、野生化したものではなさそうである。
タチヤナギ (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/29帷子川の川岸には、マルバヤナギと同じような丸い樹形で生えているヤナギがある。全体にマルバヤナギより緑色が濃い。しかし、葉は遠目からでも細長く尖って見える。
ノミノツヅリの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/05/04ノミノツヅリ(蚤の綴り) の名の由来は、数ミリの葉を蚤が着る綴(粗末な着物)に喩えたものという説がある。
送電線のカワウ (横浜市旭区今宿南町) 2023/05/04電線に留まったカワウは初めて見た。電線に留まれるということは、木の枝にも掴まれるということで、しかし、カワウの足は水かきである。
ノビルの珠芽 (横浜市旭区今宿南町) 2023/05/04一度気がつけばどこにでもあることにも気がつく。何十年も気づかなかったものが、現実にはどこにでもある。
ムネクリイロボタル (横浜市旭区今宿南町) 2023/05/27日本にいる50種以上のホタルのほとんどは陸生である。この体長5ミリほどのムネクリイロボタルも陸生で、幼虫も陸生貝類を食べるそうである。
ヘラオオバコ (横浜市旭区今宿南町) 2023/06/04ヘラオオバコは大田区の海沿いでは他のオオバコ類を圧倒していたが、横浜でも川沿いにはたくさん生えている。
ユキノシタの若い果実 (横浜市旭区今宿南町) 2023/06/04ユキノシタの果実は蒴果で、先端には2つのくちばし状の突起があり、熟すと裂開して種子を放出する。
カラムシのラミーカミキリ (横浜市旭区今宿南町) 2023/06/04立ち止まってカラムシの葉の上を少し見渡すだけで何匹か見つかる。国立環境研究所の侵入生物データベースの
【ラミーカミキリ】によれば、イラクサ科草本の他にムクゲに発生することも多いそうで、中国から1860~70年代に九州から侵入してから次第に北上してきている。今世紀に入ってから東京でも見られるようになったようだ。
暴風雨での倒木 (横浜市旭区今宿南町) 2023/06/04前々日からの暴風雨での倒木で遊歩道が塞がれており、1人が通る分だけ枝が避けられていた。
暴風雨での倒木 (横浜市旭区今宿南町) 2023/06/04たぶんエノキの枝を誰かが折って通れるようにしたのだろうと思う。
暴風雨での倒木 (横浜市旭区今宿南町) 2023/06/04倒木したのはエノキとミズキとクワの木である。かなりの傾斜があるが、土砂崩れほどではなく地盤が緩んだことで根が浅い若い木が倒れたのだと思われる。残った根に支えられているのか単に引っかかっているだけなのかは判然としない。
クワの白い実 (横浜市旭区今宿南町) 2023/06/04桑の果実が白くなるのは糸状菌(カビ)が寄生することで起こる。菌核病と言うそうである。
ヒメコウゾの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2023/06/04ヒメコウゾは結実するそうなので、これはヒメコウゾであろう。一方まるで結実していない木もあり、それはコウゾなのかもしれない。もっとも、受粉ができなかった可能性もある。
ヒメコウゾの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2023/06/04ヒメコウゾの果実はヤマグワの果実とそっくりな複合果である。クワの果実よりも甘いが、種子や花柱が舌に残るので噛まずに吸うようにした方がいい。
カラムシのラミーカミキリ♂ (横浜市旭区今宿南町) 2023/06/04ラミーカミキリはカラムシの葉脈を主食とするが、食事中のシーンにはまだ出会わない。カラムシの葉には穴が空いていたり端から齧り取られていたりする跡があるが、カラムシを食べるのはラミーカミキリばかりではない。葉脈なら葉の裏からの方が食べやすいので、葉の表に出てきたところをこちらが見つける形になっているのかもしれない。
カラムシの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/06/10カラムシの花に雄花と雌花があることには気づかなかった。下方に何本か茶色いヒゲのようなものが写っているが、これが雌花の雌蕊である。
カラムシのラミーカミキリ (横浜市旭区今宿南町) 2023/06/10カラムシが群生しているところでは、ちょっと立ち止まって見渡すだけでラミーカミキリの姿を見つけることが出来る。じっとしていることもあるが、歩くのも飛び立つのも速く、ハエかハチのようにホバリングすることもある。
カラムシのラミーカミキリ♀ (横浜市旭区今宿南町) 2023/06/17ラミーカミキリを見るのは、自分の行動範囲ではかなり限定的である。カラムシはどこにでもあり、ここでも200メートルばかりカラムシが生えているが、ラミーカミキリは木陰の10数メートルほどの範囲内に集中しており、そこから離れると急に数が減ってくる。
サンショウ (横浜市旭区今宿南町) 2023/07/22サンショウの葉は奇数羽状複葉で、通常は5~9対の小葉と先頭の1枚の小葉(計11~19枚)からなる。手前は小葉4対で計9枚なので例外的に少ないが、他の葉柄は6対や7対だったりする。
カラムシのキボシカミキリ (横浜市旭区今宿南町) 2023/07/22昨年は昆虫などは写真を撮るより捕まえないと逃げてしまうものと思っていたが、今年は静かに近づきながら何枚も写真を撮っていく術を覚えたので昆虫の写真も徐々に増えている。このカラムシの茂みにはキボシカミキリの他に、ラミーカミキリ、オオホシカメムシ、チャバネゴキブリがいた。
ムクロジ (横浜市旭区今宿南町) 2023/07/22ムクロジの小葉は互生だが、対生に見えるほど左右の小葉が微妙にずれてついていて偶数羽状複葉と呼ばれる。しかし、小葉はしばしばきっちりと互生して奇数羽状複葉となる。
魚影 (横浜市旭区今宿南町) 2023/08/05コイ以外の魚を一度見つけると、不思議なことに頻繁に魚影を見るようになった。半世紀以上見てきているはずの帷子川の中である。これまで自分は小魚がいないと思い込んでいたわけではなく、機会があるごとに川の中に目を凝らしてもいたにも関わらず見つけられなかった。つまりこれは、植物観察を重ねることで実践的な識別力、つまりは技術が身に付いてきたということだと思う。
エノキグサ (横浜市旭区今宿南町) 2023/09/10一度気づきさえすれば、どこにあっても気づくようになるものである。このエノキグサは雄花が明確に判る。もしかするとイヌタデなどと混同して見過ごしていたかもしれない。
タマスダレの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/09/16タマスダレとその近縁種は、乾燥と高温の後にまとまった雨が降ると開花するためレインリリーと呼ばれるようだ。確かにこのところ集中豪雨が何度か続いていた。
キクイモの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/09/16キクイモ(菊芋)は北アメリカ原産で、江戸末期に飼料用作物として移入された。菊のような花と芋のような食用の根茎を持つ。
キクイモの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/09/16キクイモの地下茎にはイヌリンが含まれている。イヌリンは血糖値の濃度を抑えるとともにインスリン感受性を向上させるので、菊芋茶や菊芋サプリのような機能性表示食品の形で出回っている。
センニンソウの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/09/16センニンソウは摘んだりして茎や葉の汁がつくとかぶれることがあるそうだ。これまで800種以上の植物を撮ってきたが、今のところ蚊に刺されることはあっても、植物に触って身体に変調をきたしたことはない。もっとも、自分は主に道端の植物を撮っており、せいぜい膝下程度の茂みに入るぐらいのものである。気をつけるべきは虫刺されの方で、これは虫除けスプレーでかなり防ぐことが出来るので持ち歩いている。
ノウゼンカズラの花後 (横浜市旭区今宿南町) 2023/09/24初めて見る花のつもりで撮ったのだが、よくよく調べてみると花びらが落ちた後に残ったノウゼンカズラの萼だった。
ニワトコ (横浜市旭区今宿南町) 2023/09/30ニワトコの小葉は縦に細く丸まっており、主軸が伸びると共に小葉も細長くなる。このニワトコは7枚の奇数羽状複葉の間から9枚の奇数羽状複葉の若葉が発達してきている。
ニワトコ (横浜市旭区今宿南町) 2023/09/30奇数羽状複葉は、7枚の後に9枚、そしてまた新たに9枚の小葉が形成されてきている。水分や養分の供給が途切れないほど次々に若葉が形成され、小葉の数を増やしても維持できる。おそらく、逆のパターンもあるだろう。
ニワトコ (横浜市旭区今宿南町) 2023/09/30小葉の成長パターンや数がいつ何によって決定されるのかといった研究は始まったばかりのようで、今のところ様々な要因が考えられる程度の説明しか見当たらない。
シマヘビ (横浜市旭区今宿南町) 2023/10/141年と少し撮り歩いてヘビを発見したのは初めてである。ただし、石垣に突き出た排水管に潜り込もうとしているところで、頭は既に穴の中である。
オギ (横浜市旭区今宿南町) 2023/10/14Googleレンズではススキという検索結果が多く出るが、これはオギである。
イタドリの若い果実 (横浜市旭区今宿南町) 2023/10/14イタドリは結実すると一種の翼果になる。外花被という萼に当たる部分が成長して、種子を包み込んで3枚の翼となり、風を受けて回転しながら遠くに運ばれる。
キツネノマゴ (横浜市旭区今宿南町) 2023/10/14花弁が散っても苞や萼が残って毛羽立った細長い鞘のように見える。中には黒い果実が包まれており、熟せば開いて果実が弾け飛ぶ。
帷子川上流 (横浜市旭区今宿南町) 2023/10/21川の中のこの岩塊は2016年に撮ったアオサギとコサギが群れていた岩塊と同じである。どれほど前からあったものかは思い出せもしない。自然が豊かになったのか自分の目が豊かになってきたのか、記憶からは動植物の一つ一つを洗い出すこともできず、今昔の自然の豊かさを比較するにはタイムマシンを使う他はない。
キヅタの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/10/21キヅタの花の写真が無かったと思って撮ったのだが、去年の写真を見返すと蕾を果実と取り違えていたのを見つけて訂正した。
ヌカキビ (横浜市旭区今宿南町) 2023/10/21近頃イネ科に手を出し始めたが、穂が写真に映りにくい上に近縁種が多数あり、慣れないうちは間違ってしまう可能性が大である。
ホトケノザの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/11/03昨年も11月にホトケノザが咲いているのを見かけたが、今年の11月もたびたび咲いているのを見かける。この写真はピンボケだが、黒い種が出来ているのも見える。
オトギリバニシキソウの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/11/12これはユキハナソウ(Euphorbia leucocephala)かもしれないが、いずれにしても、オトギリバニシキソウの園芸種がユキハナソウで、園芸の世界ではどちらも同じ植物を指すことが多いらしい。
オトギリバニシキソウの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/11/12オトギリバニシキソウの八重咲き園芸種はダイアモンドスノー、一重咲きはダイヤモンドフロストと呼ばれる。苞葉の中央に本当の小さな花がある。
キウイの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2023/11/25キウイは鳥の名なので正式にはキウイフルーツである。これは市民農園のものだが、元々温帯から亜熱帯の植物なので鳥が種を運んで野生化もしている。野生の果実は栄養状態によっては2センチ程度のサルナシほどにしかならないそうである。
ナズナの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/12/0912月も半ば、日当たりのよいところにナズナの花が咲いていた。中心となる花期は春だが、オオイヌノフグリやホトケノザ、ヒメオドリコソウなども発芽の遅いものは秋から冬にかけて花を咲かせる。
カラミザクラの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/03/24このカラミザクラは樹高5メートルほどある。Wikipediaには2~3メートルとあるが、8メートルほどになることもあるようだ。
ナツグミの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/06ナツグミの花びらに見えるものは萼である。通常は4裂するものだが、5裂しているものが混じっていた。自分の写真を振り返ってみても、ネット検索しても5裂の萼は見つからない。
アヤメの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/06これはダッチアイリス(オランダアヤメ Iris ×hollandica)だろう。蕾が並ぶ中に1つだけ咲いていた。アヤメは花弁の中央に網目模様があることでショウブとは区別できると言われているが、遠目では判らないどころか網目がはっきりしないものもある。もっとも、水辺でない限り、ほぼアヤメである。
キバナノクリンザクラの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/06キバナノクリンザクラの和名より英名のカウスリップの方が通りがいいかもしれない。若葉や花は香草としてサラダに用いられたり、花はハーブティーに用いられ、イギリスでは花のシロップ漬けからカウスリップワインを作るという。
カンザンの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/12カンザンが花を咲かせ始めた帷子川の岩の上ではカワウが羽根干しをしており、この日は1時間後も同じ場所で同じ格好で羽根干しをしていた。
カンザン (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/13桜は帷子川の上流域の方、つまり内陸の方から開花していくようである。写真を撮っていると目の前に自転車が停まった。70代ぐらいの男性が「綺麗ですね」と話しかけてきた。満面の笑顔である。「そうですね」と頷いたが、こちらは綺麗かどうかは頭にない。「満開ですかね」と訊くので「いや、まだ少し蕾がありますね」と答えると、「こんな綺麗なら遠くに行く必要ないですね」と走り去っていく。
カンザンとオオシマザクラ (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/13この日は「花吹雪」という言葉を何度か聞いた。杖をつく夫に「花吹雪が」と話しかける妻や、「花吹雪」と叫んで掴もうとする男子中学生たち、バギーの赤ん坊に「花吹雪だよ」と教える母親と擦れ違った。桜の時期は季節の変わり目で、雨の日や風が強い日が多い。
カンザン (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/13カンザンは上部が広がって高木となるのが自然樹形なので、放っておいてもあまり通行の邪魔にならず剪定の必要性はあまりないとされている。帷子川沿いのカンザンの植栽には母親も参加しており、1メートルほどの苗木だったと言う。カンザンは丈夫で成長が早く、海外でも好んで植えられているそうである。
オオデマリの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/20オオデマリは昨年もそうだったが、今年もまた食害が見られる。花も葉も端から順にぼろぼろになっていく。
ヒメコウゾの雌花と雄花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/20ヒメコウゾの雌花と雄花が同居している写真がヒメコウゾの典型ということにはなるが、実際は雌花ばかりだったり雄花ばかりだったりする枝もあり、それが同じ木の別枝か隣の木の枝なのか交錯していて判りにくいこともある。
スイセンアヤメの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/20スイセンアヤメの葉はスイセンに似ているが、スイセンのような副花冠もなく、長い花筒もない。花は花柄の先に一つずつ、または少数つく。
ムラサキルエリアの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/20花はヤナギバルイラソウと似ているが、葉が丸いのでムラサキルエリアだろう。どちらも同じルイラソウ属で、ルイラソウ属は世界に250種ほどある。
ヒメコウゾの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/27先日ヒメコウゾが雌雄同株であることを再確認してから、クワの木に入り混じるようにヒメコウゾが生えていることにも気づき、雌花ばかりの枝にわずかな雄花を見つけたり雄花ばかりの枝に小さな雌花を見つけたりするのも速くなってきた。
イヌガラシの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/27アブラナ科は栽培種が多いだけに多種多様で変種や雑種が多く、道端にいくらでもあり大きくはっきり見えるにも関わらず自分にとって識別が困難な植物である。よく見る菜の花と印象が違うというのは経験的勘に過ぎず、写真を撮ってイヌガラシに仕分けはしたものの、今のところイヌガラシと似て見えるだけである。
フジ (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/27フジの蔓は枝先を正面として時計の針のように右から左に巻き付く左巻きである。ヤマフジやナツフジは反対の右巻きで、夏に咲けばナツフジである。もっとも、写真のように複雑に絡み合って蔓の右巻き左巻きが判りにくいこともある。ただヤマフジは近畿以西、ナツフジは東海以西が主な分布域なので、関東近辺はフジが多いようである。
ヤマトシジミ♂ (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/27このヤマトシジミは、初めは羽根を開いたまま菊の葉についた水滴に口吻を伸ばしていたが、近づこうとするにつれてゆっくり羽根を動かし始めて飛び去った。
チリアヤメの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/27アスファルトの歩道の端で、10センチもない高さに5~6センチの花を咲かせていたのはチリアヤメで、名の通りチリやアルゼンチンが原産で、大正時代に入ってきたと言われている。近年野生化しているようである。
ヒメウツギの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/27ヒメウツギは自分の行動範囲では決まったところでしか見かけない。日本固有種で関東以西の川岸などで自生するようだが、帷子川の中流から上流沿いでは見たことがない。
ブラシノキの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/27ブラシノキは今のところ公園か庭先でしか見ない。しかし、花の時期は派手な赤とブラシ状の大きな花穂には誰でも気づくオーストラリアやニュージーランド原産の高木常緑樹である。
ヒメヒオウギの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/27ヒメヒオウギ(姫檜扇)はフリージア属で、花は2~3センチほどである。よく似たヒオウギ(檜扇)の花の半分ほどなのでヒメヒオウギと呼ばれるが、ヒオウギの方はアヤメ属である。同じような名にヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)があり、これはヒオウギズイセン属の植物である。
ヒメヒオウギの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/27南アフリカ原産のヒメヒオウギの花のような配色は日本の植物にはない。虫媒花の植物では花の色彩や形状、香りや蜜は昆虫を誘引するための広告塔のようなもので、競争相手が多く様々な客層があるほど広告を目立たせたり特定客に特化させたりといった様々な戦略が生じる。島国では動植物が侵入する機会も少なく広告を差別化する必要性も少ない。つまり、より自然発色に近い微細な色の違いで十分に役割を果たす。
トウジュロの雄花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/29トウジュロの花を初めて目にするわけではないが、6~7メートルになるトウジュロの葉陰に付くため見上げない限り花も実も見過ごしてしまう。これは斜面の上から歩道に傾いて生えており頭上1メートルほどである。
イヌガラシの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/29植物の和名に犬とつくものは、犬ではなく否から来ているという説もあるぐらいで、本物と比較して役に立たないとか劣るとか偽物といった意味で付けられたという解釈もあるが、概して区別のために冠されている。イヌガラシ(犬芥子)の若芽や若茎、若葉は食用になり、薬草でもある。
イヌガラシの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/29イヌガラシの花は萼が4枚、花弁4枚。雌蕊は1本。雄蕊は長いものが4本、短いものが2本ある。これはアブラナ科に共通しており、見分け方は葉の形状や付き方、長角果の形状にある。
ミズキの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/29この時期には白花のハナミズキも咲いているが、見慣れてくるにしたがって遠目でもミズキかハナミズキか次第に識別できるようになってくる。木に白い花が咲いた程度の2年前の認識から変われば変わるものである。
マテバシイの幼果 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/29マテバシイ(馬刀葉椎)は雌雄同株だが、雄花と雌花は別々である。しかし、それを知ったのは写真を撮った後に調べ直した時である。撮った時には球状の突起を病気か虫瘤かと思っていた。この写真のものは去年結実した雌花の幼果で、秋にはどんぐりとなる。枝先には若葉と一緒に成長し始めた棒状の小さな花序も見える。
ミシシッピアカミミガメ (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/29卵生の爬虫類は一般に子育てはせず、亀も例外ではない。ミシシッピアカミミガメは珍しくもなく、オスメスが共にいるのも珍しくないけれども、この時には子亀が親亀を見つけて泳いでいくように見えた。
ミシシッピアカミミガメ親子 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/29大亀は泳ぎ寄ってきた小亀に向かって水に入ると近くの茂みに向かって泳ぎだし、小亀がそれを追っていき背中に這い上がろうとしている。ミシシッピアカミミガメの親子に見えるが、そういうことではない。亀は他の爬虫類と同様に骨の形成に必要なビタミンDを食物からは吸収できず、紫外線によるビタミンD生成に頼らざるを得ない。そのためには岩だろうが他の亀の上だろうがよじ登って太陽光を浴びようとする。甲羅干ししようとした場所が動けば追うこともある。
カラミザクラの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2024/04/29カラミザクラ(唐実桜)は中国原産で、美味しいさくらんぼが生る。去年は3月上旬から咲いていたが、今年は下旬に咲いたので食べごろもその分ズレそうである。
カワウ (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/04スッポンの近くの岩にいたのは若いカワウである。成鳥はもっと羽色が黒い。オスかメスかは判らない。メスよりオスのほうがやや大きいが、通常は単独行動しており、一緒にいる繁殖期は大きさより婚姻色でオスと判るという情報もある。ただ、メスもまた同じような婚姻色に変わるという話もある。
ミシシッピアカミミガメ (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/04目測30センチほどのミシシッピアカミミガメと擦れ違う野鯉は3尺はありそうに見える。今日はカメ探しする老人ではなく、ロードバイクでカワセミを追う若者を見かけた。軽装でカメラを持っている様子もなく、手すりにバイクごと身体を持たれかけてはカワセミが消えた茂みを覗き込んでいた。カワセミには定位置があり縄張りもあり、清来寺近くが折り返し地点の一つである。
カキノキの雌花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/04幼稚園から小学校に上がるまでのごく短い間、賃貸の一軒家に住んだことがある。その家の庭に甘柿が植わっていた。しかし、柿の花は記憶にない。
カキノキの雌花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/04幼い頃は柿の花は小さくて見えなかったのかもしれない。カキノキの枝は屋根と同じぐらいの高さにあった。この時は、目線の位置に枝があったものの、花冠を正面から撮った写真が全てピンボケだった。
ヒメエニシダの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/04ヒメエニシダはエニシダの栽培種だが、エニシダで検索すると出てくるのはもっぱらヒメエニシダである。ヒメエニシダをエニシダの名で売っているサイトが多数ある。花自体はそっくりだが、エニシダは葉の間に1つずつ花を付けるが、ヒメエニシダは総状花序で、花専用の枝に花が付く。
ヒメエニシダの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/04エニシダ(金雀枝、金雀花)の方は地中海沿岸原産で、明治期に導入されている。多くの草木が文明開化と同時にされて和名が付けられたが、最近の輸入ものはカタカナにするばかりである。日本は四季変化と南北に長い領土で、世界的に見ても生物多様性はトップレベルにあり、環境省によれば約9万種だそうである。明治以降は外来植物の移入によって、首都圏の植物を取り上げただけでも野生植物の半数を占めるほど種が増加している。
ヒメエニシダの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/04エニシダはWikipediaでは明治期に導入とありスペイン語か英語読み起源説を載せて「確証はない」としているが、日本薬学会ではオランダから1600年代に入ったとして、旧来の属名Genistaのオランダ読みが「エニスタ」に転訛し「エニシダ」になったという説を載せている。
ヒメエニシダの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/04魔女の箒はエニシダを使うので英語ではエニシダを“broom”と言う。箒を後ろに柄を前にして跨って飛ぶ魔女のスタイルが定着したのは20世紀に入ってからで、1505年頃のアルブレヒト・デューラーの『山羊に乗る魔女』は裸で逆さの箒にまたがり山羊にも後ろ向きに乗っており、逆さ箒の魔女や魔法使いの絵はたくさんある。もっとも、全部が逆さまではなく今のスタイルの絵もある。通常と逆に描いて魔女の反社会性や異端を顕したらしい。
ハコネウツギの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/04ハコネウツギ(箱根空木)はシーボルトの日本植物誌にも載っているが、命名はそれ以前である。付けられた当時は箱根に多かったのかもしれないが、現在では箱根ではあまり見られず、自生地は北海道南部から九州の沿岸だそうである。
ブラシノキの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/06ブラシノキは英語でそのまま“bottlebrush”(瓶の刷毛)で、長く伸びているのは雄蕊である。和名としてはキンポウジュ(錦宝樹)やハナマキ(花巻)があり、明治期に移入されている。園芸品種が多数あり、日本で主に流通しているものはキンポウジュ系とシダレハナマキ系だが、これは枝垂れているようには見えない。
ジョウカイボン (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/06ジョウカイボンは別のカラムシ上にもおり、5匹は確認した。昨年ラミーカミキリが多数見られた同じ場所と同じ植物種である。ラミーカミキリを見たのは時期的には5月後半からで、その時にはジョウカイボンの姿は捉えられていない。
ジョウカイボン (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/06ジョウカイボンは2センチ足らずだが、ラミーカミキリよりはやや大きい。カラムシの専門家であるラミーカミキリが出てくればジョウカイボンは場所を変えるのだろうか、それともラミーカミキリの幼虫を狩りにきたのだろうか。
オニグルミの雌花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/06週に1度は通る道沿いにオニグルミ(鬼胡桃)が生えていることにはまったく気付かなかった。葉の様子だけで萎れたハゼノキと思って通り過ぎていたようだ。土手の中ほど4~5メートル先の樹冠に突き出た枝にいくつも付いているのはオニグルミの雌花である。
オニグルミの雌花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/06筑波実験植物園によれば「日本列島にはおよそ7,000種類の植物が自生し、そのうち約2,900種類 (約40%)が日本だけに分布する固有植物です。日本の植物の種類数密度と固有植物の割合は世界的にみても非常に高く、大切な生物資源となっています」とある。これには自生が確認できていない園芸種などは含まれない。
オニグルミの雌花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/06オニグルミは雌雄同株で、雄花と雌花は別々である。長い房状になる雄花の方が目立つようだが、残念ながら樹冠しか見えない。
ハゼノキの雄花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/21ハゼノキとよく似たものに枝葉に毛が多く新葉柄が赤紫色になるヤマハゼがある。ただ、今のところ写真を見返してみてもそれらしきは見当たらない。
ウツギの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/21『夏は来ぬ』の「卯の花の匂う垣根に ホトトギス早も来鳴きて」のウノハナはウツギの別名である。
ウツギ (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/21ヒメウツギよりは樹高が高く葉が大きいように見えたのでウツギとしたのだが、遠くてよく確かめることができない。
ラミーカミキリ♂ (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/21ラミーカミキリを初めて見たのは昨年の5月21日で、8月頃まではよく見かけていた。今年も初めて見たのはやはり5月21日で、見つけたのは小さな雄が2匹である。やはり昨年と同じ場所である。
カラムシの葉のラミーカミキリ♂ (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/21短いがラミーカミキリの動きと飛翔の様子である。5月後半から8月にかけてがこの付近でのラミーカミキリの成虫の活動期間なのだろう。これは雄で、雌と比べてかなり小さく、青みが強く、頭部が黒くない。
ブラシノキの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/21ブラシノキの雄蕊は咲き終わりには次々と抜け落ちていき、雌蕊ばかりが残った状態になる。そして、花序の先には新たな枝が伸びていく。
ブタナの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/21よく草刈りしている草地では、春先にはタンポポが優勢で、今頃の季節はブタナが優勢になる。
ラミーカミキリ♂♀ (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/25ラミーカミキリは雄の数に対して雌は1~2割というところだろうか。あるいは、雌は葉裏が定位置で食事に集中していて、見えていないだけかもしれない。
カラムシのシロホシテントウ (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/25葉の表では動き回っていたが、葉を裏返すとじっとしている。うどんこ病菌を食べているか、テントウムシ特有の死んだふりだろう。シロホシテントウの類似種にアラキシロホシテントウというのもいるが、これは交尾器で判別するようでこの写真では区別できない。
カラムシのセボシジョウカイ (横浜市旭区今宿南町) 2024/05/25ジョウカイボン属のセボシジョウカイは、1センチほどでジョウカイボンの半分ほどの大きさである。カラムシの葉の穴はラミーカミキリなどの草食昆虫の食事跡で、肉食のセボシジョウカイの目当てはもっと小さなカラムシコアブラムシではなかろうか。
アオダイショウ (横浜市旭区今宿南町) 2024/06/09川を遡上するアオダイショウを見たのは初めてである。2メートルはあると思ったが、石垣と比較するとせいぜい150センチほどだろう。アオダイショウは魚類や鳥類も食べるが、主として両生類や爬虫類を好むため水辺周辺に生息する。
オイカワ (横浜市旭区今宿南町) 2024/06/09オイカワは、関東近辺では「ヤマベ」とも呼ばれ、他種の泳ぎの速い魚と一緒くたに「ハヤ」と呼んだりもする。魚は異称が多く、地域によっては別称が異種を指すこともある。
シオヤアブ♂ (横浜市旭区今宿南町) 2024/06/30シオヤアブは毒針は持っておらず、昆虫の神経節を顎で切断して仕留めて体液を吸う。ムシヒキアブ科では最も獰猛とされ、ヤンマやスズメバチさえ捕食する。雄の尻には白い毛があり、これが塩を吹いているように見えるために塩屋虻の名があるが、何のためのものか明確な理由は解明されていないようである。
ナマズを呑むアオサギ (横浜市旭区今宿南町) 2024/07/14帷子川でナマズを捕食するアオサギにちょうど出くわした。捕らえたところは見逃したが、ナマズの側頭部に嘴で突かれた跡がある。
カワセミの水浴び (横浜市旭区今宿南町) 2024/09/21オスのカワセミ。メスでは下の嘴が赤い。同じ小枝を足掛かりに何度も川に飛び込んだが、狩りの成功は見なかった。ただ、後で映像を見返すと魚影はなく、狩りではなく水浴びだったようである。
シソの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/09/28シソにはアオジソ、アカジソ、チリメンジソなど多くの栽培品種があり、なおかつ雑種も存在する。写真はアカジソ。シソは中国原産とされる一年草である。
クズクビボソハムシ (横浜市旭区今宿南町) 2024/09/28クズクビボソハムシは中国に生息する外来種で、2016年に東京都で初めて見つかった。その名の通り、成虫も幼虫もクズの葉を食料とする。左がクズの葉、右はカナムグラの葉。
オニグルミの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2024/09/28オニグルミは二百十日(9月1日)を過ぎたら収穫時期になる。そのまま土に埋めるか水に漬けておくと外側の果肉が腐って種を取り出しやすくなるそうである。
ヤブガラシのキタテハ (横浜市旭区今宿南町) 2024/10/12キタテハの秋型。キタテハの雌雄の判別は困難である。幼少の頃からキタテハやアカタテハは最もよく捕れたタテハチョウ科で、現在も変わらない。
スズランの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2024/10/12スズランには、在来種のスズランと外来種のドイツスズランがある。東北や北海道にはニホンスズランが自生しているが、関東以西で見かけるものは大抵ドイツスズランである。
キクイモの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/10/12帷子川の水辺のキクイモの花。カナムグラに入り混じって咲いている。今のところキクイモは湿地で見かけることが多い。
水浴びするキジバト (横浜市旭区今宿南町) 2024/10/12カメラを構えると警戒して動かなくなったが、キジバトは頭から水を浴び、羽根を浸しては水を切りといった行動を繰り返していた。
ヤブマメの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/10/12ヤブマメ(藪豆)はその名の通り藪の中で他の植物に埋もれており、1~2センチの花はあまり開きもしていない。閉鎖花の状態でも結実し、落花生と同じように地中でも豆を作る。
シロバナサクラタデの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/10/12シロバナサクラタデに気づくのはいつも同じ場所である。全国に分布するようだが、地域を含めてWEB検索をすると自分の写真しか出てこないことはよくある。このシロバナサクラタデも同じで、東京では希少種としてレッドデータに挙げている人もいる。
狩りをするダイサギ (横浜市旭区今宿南町) 2024/10/20これほど長時間川の中を歩き回って餌を漁っているダイサギを見るのは初めてである。
ヒメガマの穂 (横浜市旭区今宿南町) 2024/10/26ヒメガマの傍らの小さな花はミゾソバである。帷子川はシャクチリソバが優勢だが、ミゾソバも入り混じっている。
耕地橋 (横浜市旭区今宿南町) 2024/10/26耕地橋は今宿南町にある矢指川にかかる小さな橋で、帷子川との合流地点のすぐ側にある。
ヘチマの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/10/26小学生の頃に自由研究でヘチマの栽培をしたことがあり、いまだに理科教材に利用されているようだ。
ダイサギ (横浜市旭区今宿南町) 2024/11/04先週も同じところで見かけたが、昨日も今日も2日続けて同じところでダイサギが狩りをしている。それ以前もここで見ることはあったが、近づくとすぐ飛び去った。今は並んで歩いても飛ぼうとしない。危害を加えてくるかどうかぐらいは憶えているかもしれない。
源流の森保存地区 (横浜市旭区今宿南町) 2024/11/09源流の森保存地区は河川の源流という意味ではなく、「市街化調整区域の1,000平方メートル以上の樹冠に覆われているまとまりのある樹林地」において、所有者が横浜市に申請して10年以上の契約を結び、固定資産税の免除や樹林維持管理助成制度の対象となった土地のことで、原則的に枝打ちや間伐以外の行為は制限される。
源流の森保存地区 (横浜市旭区今宿南町) 2024/11/09500平方メートル以上の土地には緑地保存地区という制度もあり、源流の森保存地区との相違は規模だけのようで、いずれも契約更新すると継続一時金が支払われる。あくまで私有の樹林地を保存するための制度で、市民の森のように公開はされない。
オオカマキリ (横浜市旭区今宿南町) 2024/11/09カマキリ類の雄はよく飛ぶが、雌はあまり飛ばないらしい。子供の頃に草原で腹が膨らんだオオカマキリの雌を追い回した時も、走って逃げるばかりで飛ぼうとはしなかった。
羽根を手入れするカワセミ (横浜市旭区今宿南町) 2024/11/16川岸に留まるカワセミを見つけて、飛び立つ先までカメラで追った。15~20メートルほどの距離である。3年前まではカワセミをろくに撮れなかったが、カワセミが急増したというわけではない。変わったのは自分の方だろう。写真を通して、見る目や腕が養われてきたのだと思う。
首を縮め羽毛を立てて休むアオサギ (横浜市旭区今宿南町) 2024/11/16正確には、アオサギは羽毛を立てているわけではない。冬に向かって胸部が長い羽毛で覆われて膨らんで見えるだけである。休んでさえいないかもしれない。
アオサギ (横浜市旭区今宿南町) 2024/11/16最初は河原にボロ布が捨ててあると思い、そのまま通り過ぎるところだった。アオサギを撮るようになったのはここ3年のことで、それでもまだ現実より思いが先走る。
アオサギ (横浜市旭区今宿南町) 2024/11/16いつもと変わらぬいつもの景色に見えるのは、現実ではなく頭の中の景色を見ているからだろう。その河原にはアオサギではなく粗大ごみがあるようだ。
アオサギ (横浜市旭区今宿南町) 2024/11/16自分はアオサギほども現実が見えていないのかもしれない。物事に対して価値観や信念、知識や経験といったバイアスを当て嵌めると認知や判断が自動的になる。現実や事実を逐一確認して判断するより思念を当てた方が遥かに楽だが、それは同時に落とし穴でもある。
農産物の自動販売機 (横浜市旭区今宿南町) 2024/12/07実家近くの農家に㈱アルファロッカーシステムのセルフベンダーが置かれたのは最近のことである。さつま芋、小松菜、大根、人参、ブロッコリー、里芋、山芋、キャベツなどが100~300円で売られている。自販機下部には横浜農場のロゴステッカーが貼られている。
横浜農場の自動販売機 (横浜市旭区今宿南町) 2024/12/07横浜市によれば、「横浜農場」とは、食や農に関わる多様な人たち、農畜産物、農景観など横浜らしい農業全体を農場として見立てた言葉であり、「横浜農場」を活用することで、都市農業の活性化や横浜の食や農による都市の魅力向上を図ることを目的とする。
コサギとカルガモ (横浜市旭区今宿南町) 2024/12/14つい3年前までは道端の植物の名も知らず、水鳥を見てもコサギやカルガモといった名も出なかった。名を知っているだけでは現実には役に立たず、大して意味もなかった。そうと識っただけでも儲けものである。
マガモ (横浜市旭区今宿南町) 2024/12/21コガモは固まって行動するが、マガモやオナガガモなどはカルガモと一緒にいることが多い。マガモのオスの頭は全体に緑色がかっており、メスの方は地味な黒褐色である。しかし、嘴はオスと同様に黄色いため区別できる。
メジロ (横浜市旭区今宿南町) 2024/12/21この辺りでは冬になるとメジロをよく見かけるようになる。夏は標高1200m以下の落葉広葉樹林や灌木の林などに生息し、冬期は標高500m以下の温暖な地に移動するそうである。
メジロ (横浜市旭区今宿南町) 2024/12/21メジロは雑食性で、花の蜜を特に好むが、果実や昆虫、蜘蛛なども食べる。小学生の頃は家でも飼っていたが、乱獲が絶えなかったため2012年度からはメジロも鳥獣保護管理法で原則的に捕獲禁止となり、これによってほぼ全ての野鳥は許可なく捕獲や取引ができなくなった。
耕地橋の量水標 (横浜市旭区今宿南町) 2024/12/21釣り糸がメジャー代わりになっており、これは量水標というより増水時の水遊びの危険性を促すためのものだろう。カバのイラストは横浜市環境創造局の水環境キャラクター「かばのだいちゃん」で、1981年4月1日に誕生したものの、ほぼ無名である。
ヒマラヤユキノシタの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/12/21ヒマラヤユキノシタの葉は大きなもので20センチほどある。その名が示す通り、ヒマラヤ山脈を中心とする高山地帯が原産地で、乾燥と極寒、強い日差しと強風に晒される岩場で生育する。大きく厚く、冬でも落ちない革質の葉は、その身を守るためのものである。
今宿第二雨水調整池 (横浜市旭区今宿南町) 2024/12/21雨水調整池は地下にあって見えないものもあるが、付近には必ず貯留量を示す表示板が設置される。横浜市の道路局河川部が有するものは230箇所以上あって、この今宿第二雨水調整池の貯留量は15746立方メートルである。
サザンカ (横浜市旭区今宿南町) 2024/12/28サザンカには10メートルを越えるものもあり、このサザンカも団地の3階を軽く越えている。丹波常勝寺の老木は樹齢600年にもなるという。
ハシブトガラスの行水 (横浜市旭区今宿南町) 2024/12/31カラスの行水は入浴時間が極端に短いことを意味するが、10分以上水浴びを繰り返すこともあって、鳥の中では比較的長風呂の方である。外敵の多い小鳥と違って、ひとところでゆっくり水浴びができるということだろう。なお、ハシブトガラスの特徴として両脚を揃えて跳ねて移動するというのがあるが、この動画のように脚を交互に動かしての二足歩行もする。
アオジ (横浜市旭区今宿南町) 2025/01/18最初はスズメにしては少し大きく緑がかっている程度の印象で、5~6羽が遊歩道に舞い降りて地面を啄いて回っていた。しかし、デジカメで拡大してみると模様も色も明らかに違う。アオジは特に珍しい鳥ではない。これまでスズメと思って見逃していたのだろう。
アオジ (横浜市旭区今宿南町) 2025/01/18アオジは近づいてもスズメほどすぐに逃げようとしない。しかし、近づけるのはせいぜい2~3メートルほどである。ただ何羽かいてもスズメのように一斉に逃げたりせず、それぞれ単独行動しているように見える。
アオジ (横浜市旭区今宿南町) 2025/01/18これはメスのようで、頭部が黒っぽく全体に配色が明るいのがオスである。アオジはやや寒冷な本州中部以北の低木林や河川敷の藪で繁殖行動するが、冬の間は温暖なところに移動して市街地で見られるようになるとのことである。
カワセミのメス (横浜市旭区今宿南町) 2025/01/18下の嘴が赤いのでこのカワセミはメスだと思われる。アブラハヤを狙って何度も川に飛び込んでいた。
小公園 (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/01帷子川の遊歩道沿いにいつの間にか小さな公園が出来ており、いくつかベンチが設けられていた。帷子川の遊歩道にはほとんどベンチがなく、高齢者が腰を休める場所は限られる。
遊歩道 (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/01遊歩道沿いに新たに花壇も造られており、意図してはいないだろうが、煉瓦の高さは腰を下ろせるぐらいである。自分は歩いていて座りたいと思うことはないが、母を連れて歩く時には休む場所が必要になる。少し休みさえすればもっと歩くことができるのだ。
カンザンの剪定 (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/08清来寺近くの遊歩道沿いのカンザン(関山)が剪定されていた。塗布剤が塗られた跡はほとんど見ない。近頃は効果が疑問視されて生態系への悪影響も懸念されており、湿気を閉じ込めて却って腐朽を招くことがあると指摘されている。現在では適切な選定技術を駆使して自然治癒力に任せるのが主流である。日本では長く慣習として残っているが、欧米や近隣諸国ではほとんど使われていない。
カンザンの剪定 (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/08水平に切って下にも切ったのは元々裂けていたのかもしれないし、失敗の跡かもしれない。しかし、他の木と違ってこの木の切り口は滑らかで塗布剤も塗られていない。ちなみに横浜市環境創造局の公園緑地等維持業務共通仕様書(令和2年1月)では「太い枝(概ね直径15cm以上)を剪定した場合は、必要に応じて切り口に殺菌・癒合促進剤を塗布する」とある。
遊歩道の舗装工事 (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/08歩道側の枝を除伐したのは舗装工事の都合かもしれないが、掲示には特に書かれていない。ただ主管が旭土木事務所なのでおそらくそうだろう。この日、桜に絡みついた蔓性植物や根回りの雑草を長鋏みで切って歩く一人の老人に遭遇した。確かにそうしておけば樹勢は衰えず、長持ちするかもしれない。
カワセミ (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/08このカワセミは5メートルほど先の枝で留まったままだった、母親と話をしながら移動して写真や動画を撮っていても頭や羽根を動かすだけである。人には自分に危害を加える能力がないと学習した個体だろうか。餌探しに集中しているのかもしれないが、明らかに人に対する慣れがある。
カワセミ (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/08カワセミには縄張りがあり、この付近で見かけるカワセミは同じ個体である可能性が高い。カワセミからすれば巣の近くや餌場の近くを通りかかる人々の行動パターンを記憶しておくぐらいは生存のために重要な戦略の一つだろう。
サザンカの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/08サザンカの花期は一般的には晩秋から冬でツバキは冬から初春までである。自分の行動範囲でサザンカを多く見かけるのは庭先によく植えられているからだろう。母親はツバキは首が落ちるから嫌だと言い、実際にもツバキよりサザンカが多く植えられる。しかし、ツバキ好きには通じない。自分の好き嫌いといった価値観に自分で縛られるのは人間ぐらいで、それが理解を阻害することに気づくかどうかが人としての能力や人間性や社会性の分岐点になることもある。
キンセンカの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/15キンセンカの葉は互生で、細長く縁が波打つ葉の表面に毛が見られる。これはキク科の特徴で、頭状花序の丸い蕾もよく似ている。
キンセンカの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/15手入れの行き届いた花壇は別として、冬に咲くキンセンカはやや小さく花弁が少ないものが多い。八重咲き品種でも気温や日照時間といった環境条件によっては栄養供給がうまく回らず、花弁の数や大きさに影響が出ることもある。
ハナモモの冬芽 (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/21昨年の同じ日にはハナモモの「蕾」だったが、この状態はまだ半分鱗片に覆われた「冬芽」から脱しつつある状態である。紫色に見える葉のない枝には抗酸化作用のあるアントシアニンが関係しているだろう。この色素は冬の紫外線や低温・乾燥から身を守り、同時に光を吸収してわずかながら光合成を行う役割も果たしているのかもしれない。植物にとって紫外線は有害でもあるが、有用でもありバランスが重要である。これは人にとっても同じことで自己調整の必要がある。
都岡地区恵みの里 (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/22農業離れの背景には、労働に見合わない収益性を中心とした多角的な要因が存在している。昨年度から始まった「恵みの里」は、市民と"農"とのふれあいを通じて、地域ぐるみで農業と農地を守り、農のあるまちづくりを進めるための横浜市の農業振興施策である。
【都岡地区恵みの里とは】に示された中心地区とは離れているが、周辺の「路地畑や水田」もその対象に含まれる。
ビロードクサフジ (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/22「空中窒素固定中!」という啓発ポスターは農業の価値に対する社会的な認知度を高め、従事者のモチベーション向上にも繋がる一歩だろう。ヘアリーベッチ(hairy vetch)はビロードクサフジを指し、マメ科の緑肥作物として多様な効果を持つ。「①根粒菌による空中窒素の固定/②畑の排水性の改善/③保水性向上、透水性の改善/④砕土率の向上/⑤土中微生物の増加/⑥畑土の流出・飛散防止/⑦雑草の抑制」
ビロードクサフジ (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/22ビロードクサフジは多毛で、類似するクサフジやナヨクサフジと区別できる。ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア原産で、牧草や緑肥に用いられてきた帰化植物である。
ビロードクサフジ (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/22レンゲもマメ科の緑肥作物であるが、ヘアリーベッチとは耐寒性、生育期間、被覆力、土壌適応性、利用方法、景観などに違いがある。ヘアリーベッチは寒冷地や痩せた土地での栽培に適し、一方、レンゲは温暖な気候を好み、その花は観光資源としても価値がある。
ジンチョウゲの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/22ジンチョウゲは中国原産で、関東近辺には自生地が確認されていない。その自生地は九州や四国の温暖な地域に限られており、このジンチョウゲも人家の垣根のものである。
ジンチョウゲの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/22ジンチョウゲにはほぼ種ができず、発芽率も極めて低いため、挿し木や取り木(圧条法)を用いて植樹される。
ジョウビタキ♂ (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/24ジョウビタキのオス。ジョウビタキはシベリアや中国北部などで繁殖し、秋から春にかけて東アジアや日本に飛来する冬鳥である。
ジョウビタキ♂ (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/24市街地でもジョウビタキはよく観察されるようで、最近では日本での繁殖も観察されている。2メートルほど先の菜園の柵に舞い降りてしばらく動かなかったので、スマホで撮影できた。
ジョウビタキ♂ (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/24もっと長い動画のつもりだったのだが、強い日差しで液晶の「REC」の表示がよく見えず、押し直したつもりがスイッチを切ってしまっていた。この後2分ほど地面の上を啄き回って低空飛行で去っていった。帰ってから調べると、ジョウビタキのテリトリーは餌が少ない冬には半径数百メートルに及ぶことがあるらしい。このオレンジ色の腹を見逃していたわけではなかったようだ。
ウメの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/24帷子川のウメも満開の木もあるといった体で、まったく咲いていないウメも多い。
アオサギ (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/01体長1メートル近くにもなるアオサギは、長い時間、同じ場所でほぼ動かないことがあり、橋の上や手すりから見下ろしていても気づかないことは多々ある。人には選択的視覚性能があり、視覚情報処理において特定の刺激に優先的に注意を向け、他の情報を抑制する脳のメカニズムが働く。ここにアオサギがいるという事前情報があれば見つけることができても、それがなければ、漠然と川や護岸や草木しか認識できなかったり、自分の思考や内省に注意が向かっていれば、視野に入っている情報に気づかないこともある。
アオサギ (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/01アオサギを視野に捉えてしまえば、周囲との対比によって実際より大きく見える場合もあるが、望遠鏡やカメラのズームを使わなくとも、拡大したように見えることがある。これは、注意を向けた視覚情報が強調されて他の情報が抑制されたり、眼球の微小な運動によって分解能を高める仕組みによる。また、過去の経験や知識からの補完もあり、さらには、心理的期待も視覚体験を鮮明にする一因となる。
アオサギ (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/01アオサギの脚の筋肉はほとんど上部に集中していて、下部はほぼ薄い腱や靭帯で構成されている。飛ぶための軽量化と水辺での効率的な運動に適応した結果である。
ヒヨドリの巣? (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/01鳥の巣らしきものは探そうと思えば次々に見つかる。ただ、持ち主が側にいれば別だが、何の巣かすぐには判らないことがほとんどで、自分のような歩きながらの観察者は偶然を待つ他はない。
ヒヨドリの巣? (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/01これとそっくりな外見の巣の写真が他サイトにあり、そこにはヒヨドリの名がある。この時期はヒヨドリが多く見られるので、ありそうなことではある。
シジュウカラ (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/01シジュウカラはよく見かけるが、ほとんど留まることなく動き回る10数センチの小さな鳥で、警戒心も強く、なかなか鮮明な映像として掴まえることができない。後もう一呼吸、こちらが速く気づくためにはさらなる経験が必要になる。ただ、こちらも鳥と同じく周囲への注意と警戒を最優先にしておかなければ事故に遭う。それも含めて、今のところ鳥の方が自分より上手である。
カワウの狩り (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/01カワウが泳ぐ速度は速く、潜るたびに見失ってしまう。ズーム倍率を下げて川面を広く捉えていると、少々引きの映像にはなったが、ようやく魚を飲み込む姿が撮影できた。
ラッパズイセンの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/01この日、旭区の気温は19℃まで上がった。明日も同じ予報が出ている。そして、明後日からまた10度以上下がって雨か雪になるらしい。50年前と比較すると、天気予報の精度は約10%上がっている。関東甲信に限れば、降水予報については87%正確で、気温予測の誤差は1.6度である(気象庁)。
ロウバイの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/01ロウバイの花芽は枝先ではなく、太い枝の途中から芽吹くこともある。これは潜伏芽とも休眠芽とも言われるものが、何らかの原因で活性化した結果である。環境変化や剪定といった外部要因の他に、自身の栄養を効率的に分配するために、あえて枝の途中に花芽を形成することもあるらしい。また、品種によっては枝の途中から芽吹く特性が遺伝している可能性もある。
ブルーベリーの栽培 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/02ブルーベリーの苗の鉢植え作業をしているところに出食わした。ブルーベリーは地植えの農家は見たことがあるが、鉢栽培は初めて見る。地植えか鉢栽培(ポット栽培)かといった育て方は、農地の環境や管理方法などによって決められることで、どちらが有利ということではないらしい。
ブルーベリーの栽培 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/02ここは少なくとも一年前は草木が生え放題になっていた。Google Mapで場所を当たると、ブルーベリー狩りができる「BB Farm たわわ」 という名の菜園で、今年プレ・オープンの計画らしい。
基地局 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/08速く歩くほど、注意力は足元や前方の安全確認に奪われ、視界もぶれるので細部が見えにくくなり、認知処理の難度も上がる。時速4キロでの識別力を100とすれば、時速10キロ以上では30~40に下がるそうである。これは「トンネル視(Tunnel Vision)」と呼ばれる現象で、自分の観察は、まず歩く速度を落とすことから始まったようなものである。
基地局 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/0815.4 倍ズーム。同じ距離を移動するとして、徒歩と自転車では捉えられるものは5倍から10倍違ってくる。遠い基地局のアンテナを見つけたとしても、徒歩では3枚撮るぐらい何でもないが、自転車ではカメラに手を伸ばそうと思うだろうか。小鳥や昆虫なら、走る自転車から逃げる姿を目で追うしかない。
基地局 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/0860 倍ズーム。屋外用のマルチアンテナは複数の周波数帯域に対応している。携帯のみではなく、公共安全通信やブロードキャスト、衛星通信の中継など、様々に利用されている。それだけに機密性も高く、公開情報が限定されていることもある。
アミガサユリの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/08いつも同じところにアミガサユリが生えてくる。アミガサユリは地上部が枯れても地下の球根(鱗茎)が生き残り、次の年に再び目を出す多年草である。
アミガサユリの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/08蕾は最初は上向きで膨らんでいくが、花を開く前には頭を垂れる。下向きの花はアゲハチョウのようにホバリングしながら長い口吻で蜜を吸う昆虫類を引き寄せる。
鳥の巣 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/08何の巣かということより、まず自分が鳥の巣に気づくことから自分の辞書の編纂が始まる。映画化された三浦しをんの『舟を編む』は辞書を作る話だが、自分が撮った写真とそれに添える文章は、辞書作りのための用例採集カードのようなものである。
鳥の巣 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/08何で作られているか。どういう場所にどう作られているか。そもそもどうして巣と判るのか。冬の落葉樹になら見つけることができても、常緑樹では見つけにくい。春になれば落葉樹も葉で覆われて、この巣も見えなくなるだろう。しかし、長く太い枯れ枝を集めて葉の間を掻き分けながら巣を編むよりも、冬に巣作りしておいた方が容易ではなかろうか。誰かから教えられてしまうと、そこまでの思索には至らない。
照明灯 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/08先日「緑政局」のラベルに着目して以来、照明灯のデザインにも目が向くようになった。これは団地の給水塔の囲いの中に一本だけあるもので、光感知センサーは付いているだろうが、厚い雲に覆われた日で、午前10時になるというのにLED電球が点いたままである。
照明灯 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/08立方体の4面のそれぞれに銀色の細い棒が9本、水平に付いていて、斜め下から見ると菱形の格子模様に見える。たぶん岩崎電気のHIDポールライト 角形(枠付) HIDランプ110W~400Wで生産終了品である。
ジンチョウゲの花と蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/08ジンチョウゲの蕾は紫やピンク系統のものを多く見かけるが、蕾も花も黄色い品種はたまに見る。花弁は4枚で十字に開く。雌雄異株の樹木だが、日本のジンチョウゲはほとんど雄株らしく、その赤い実を自分はまだ見ない。
鳥の巣 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/15鳥の巣に気づくようになったのはデジカメを持ち歩くようになってからで、近眼ゆえに遠くは諦めていた。とはいえ、古巣に主はいない。形と材料、そしてどういうところに作るものか気に留めておくぐらいのことしかできない。
鳥の巣 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/15枯れ枝と枯れ草、それにビニール紐が使われている。上部の出入口は、細く割いたビニール紐で括っている。枯れ草はヨシかススキといった茅の類である。茅葺屋根の発明は鳥の方が先だろう。
鳥の巣 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/15茅をビニール紐で固結びして留めてところもある。鳥がそんなことをするものだろうか。
鳥の巣 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/15鳥の巣の全体は、和装で外出する際の編み籠か藁籠に似ている。籠の中に巾着袋が入っているもので、最近ではストロー籠バッグと言うらしい。
コサギ (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/15コサギの繁殖地は横浜では確認されておらず、近場では寒川町で観測されている。つまり、冬鳥のように帷子川から消えてしまう時期がある。
レンギョウの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/15レンギョウの花は、傘が小さいので下向き加減に咲いて雨露から花粉を守る。ぶら下がれば余計なエネルギーも使わない。
カンザンの剪定 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/15塗布剤が塗られていないカンザンがあったはずだが、いつの間にか古い知識が蓋をしていた。現代では自然治癒力が重視されていて、学校の保健室からも赤チンやオキシドールが消えている。
ダイサギ (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/154時間ほど経って、また同じダイサギを見た。捩れていた羽根は抜け落ちたようである。なお、日本野鳥の会の『日本鳥類目録 改訂第8版』(2024年9月発行)では、ダイサギが種で、ダイサギとチュウダイサギは亜種となっている。亜種なら遺伝的に明確な差異はなく、交配可能である。見分けが付きにくいのも当然のことである。
手すり工事後 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/15手すりの交換が終わり、アスファルトも敷き直され、多少道幅も広くなったようである。歩道のインフラ整備によってシルバーカーや歩行器、自転車も走りやすくなる。昔ここは泥道で、そんな道は珍しくもなかった。しかし、舗装路ばかりになると、ジョギングが推奨される世の中になった。たぶん無意識的なバランス感覚で、自分は子どもの頃から長距離を歩くようになり、AIが出てくると自分の脳にテコ入れをするようになった。
手すり工事後 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/15手すりの向こうは除伐した跡に防草シートが設置されている。以前も手すりはあったが、夏には歩道にまで様々な野草が迫り出してして歩道が狭くなった。もっとも、自分はその野草を写真に収め、様々な昆虫の営みを撮ってきた。
マンション工事 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/15長らく金澤工業株式会社があったところに、シニア向け分譲マンションの工事が進んでいる。敷地のすぐ裏が総合ディスカウントストア オリンピックである。
マンション工事 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/15目隠しのフラットパネルにマンションの完成予想図があり、役所広司の写真が並んでいる。TVCM中らしい。自分はテレビを持っていないが、先日Amazon Primeで『PERFECT DAYS』(2023年)を観たばかりである。
オオイヌノフグリの花と果実 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/20自分にとって植物名は写真の分類ラベルで、種名とは限らない。撮った写真を比較しながら並べて違いや誤りを見つけ、別のラベルに移動したり、統合したりする。初めの頃は写真の分類だけで、文章を付さないことが多かった。オオイヌノフグリの写真にはどれもメモがない。見返していると、名の由来が撮れていないことに気づいた。拡大しながら見直すと、撮れていないわけではなく、下向きに付く実を上から撮っていただけである。
ナズナの花とホトケノザの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/20路上観察を始めたばかりの頃は、見たこともなく名前も知らない植物がほとんどで、花しか知らなかったり、実しか知らないのは当たり前で、葉だけではまるで見当も付かない。特徴を掴んでくると、そこしかなかった植物がどこでも見つかるようになり、似た花が別種と気づいたり、名前をずっと間違えていたことに気づいたりする。見直し、撮り直し、考え直し、書き直していくうちに、自分の視点も捉え方も考え方まで変わる。
アミガサユリの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/20アミガサユリは蔓性植物ではないが、細い葉の先を他の植物に巻き付けて、草むらから花を覗かせていることがある。競争相手が多いと種子の散布にも不都合が出るからだろう。自分の興味は構造や仕組み、変化といったもので、通勤や用事、近所の散歩ついでの路上観察が自分には都合がいい。
アミガサユリの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/20アミガサユリの葉は細く、葉先が巻いている。他の植物を手探りで掴んで背伸びしていけば、それだけ日の光を多く浴びることができる。
アミガサユリの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/20そもそも外側の花弁3枚は萼から変化したもので、ユリ科のような単子葉植物の花は、3を基本とした構造(三数性)を持っている。花弁3枚に対して萼3枚、その萼が花弁に変異して6枚の花弁となった。そうして捉えたほうが前後二層の花の構造や見た目に萼がないことも理解できる。
帷子川と自分 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/20川面に映る影は自分で、これは自分用の観察記録である。読者を想定していないので新聞記事より無味乾燥なはずである。ところが、他人が読むと違うらしい。たぶん、それは行間に映った読者自身の影である。
キクザキリュウキンカの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/20ヒメリュウキンカの花弁は光沢があるとか、キクザキリュウキンカとは葉や花の大きさや花弁の違いがあるなど様々な識別法があるが、実際には個々まちまちである。花弁の艶も、部分的な白変が艶に見えたり、雨後は全体に透明化したりする。総合化したり平均化して個体群を捉えても、環境差もあれば変種といったこともある。
ユキヤナギの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/20植物の観察ではなく、写真の撮り方を試行錯誤している時もある。書くのは帰ってからで、何日も経ってから書くことが多い。その場で見たことを思い出して書くこともあれば、後で気づいたことを書くこともある。
ハクモクレンの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/22自分の行動範囲にはモクレンがほとんどなく、ハクモクレンばかりである。もっとも、自生地は中国であり、日本は植木ばかりなのでたまたまだろう。モクレンの紫紅色が咲くのはもう少し先である。
カラミザクラの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/22食用の大きなサクランボがなる木は、実家近くに2本ある。はっきり2本と判るのは、わざわざ調べずとも近所の話題になるからである。
カラミザクラの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/22サクランボが実れば採って食べようとする人がたくさんいるが、人とムクドリのせめぎあいになる。このところは高枝の果実も口にできるムクドリの方が優勢である。
ソメイヨシノの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/30一分か二分咲きの桜並木もある。300メートル歩いただけで、ソメイヨシノの開花状況は大きく異なる。標準木とは何だろうか。
ミズキの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/30ミズキの冬芽は、中に葉と蕾が一緒に収まっているものと、葉だけが収まっているものがある。
ミズキの葉芽 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/30ミズキの葉芽は花芽より小さく、細長く尖っている。鱗片は樹皮と同じような灰色から暗褐色である。
ミズキ (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/30根に近い枝はほとんど葉ばかりである。ミズキは谷川沿いに自生する落葉樹で、樹高7~8メートルのこの木も川の土手に自生している。
オオアラセイトウの花とユキヤナギの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/30川岸のオオアラセイトウの写真を見返すと、ユキヤナギの花が一緒に写っているのを見つけた。帷子川の川岸で咲くユキヤナギを見つけたのは初めてである。これまでは土手の上でしか見たことがなく、帷子川では自生しないものと思っていた。
カワウ (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/30遠くから見た時には、首が折れたカワウかと思っていた。たぶんさっきのカワウだが、この姿勢でずっと動かない。よく見ると、片足で川面に突き立った板切れを掴んで、もう片足で首の後ろを掻いている。換羽の時期である。
オオシマザクラの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/30オオシマザクラの萼筒は太く短い釣鐘型だが、中には細長い萼筒もある。現地では樹皮の色艶や葉の色などを併せて確かめることができても、写真だけでは推定するしかない時もある。
ヤマザクラの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/30帷子川沿いにはヤマザクラとオオシマザクラがあり、花はどちらもソメイヨシノと似たところがある。ヤマザクラは、樹皮がやや艶っぽく、萼筒や新葉が赤みがかっている。さらに芽鱗の先が少し開いているので、萼の先も花弁から少し浮いて見えることが多い。対して、オオシマザクラの萼の先は、花弁に密着しているように見える。
ツクシ (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/30ツクシの胞子嚢は緑色で、右は胞子嚢床が開いて胞子が出払った後で、左は放出中である。
スギナとシロハラコカゲロウ (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/30スギナの頭に留まっているのは体長5ミリほどのカゲロウである。おそらくシロハラコカゲロウだろうと思うが、まだ成虫になりきっていないらしく全体に体色が薄い。
コゴメイヌノフグリ (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/30コゴメイヌノフグリの写真を撮ったのは2年ぶりである。ただ立ち止まっただけでは見えず、しゃがんで子供に還らないと見えてこないものは多い。
モミジイチゴの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/30モミジイチゴとカジイチゴの花はそっくりで、類似画像検索ではカジイチゴと出ることが多いのは、ネット上にカジイチゴの花の写真が多いからである。カジイチゴには棘がなく、赤い冬芽もない。
レンギョウの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/30レンギョウは葉よりも先に花を咲かせる。春の始まり頃に咲く黄色い花は、一般にハチやチョウより発生が早いアブ類から狙っていくためである。もちろん、ハチやチョウもレンギョウの花粉を媒介するが、競争が激化する前に結実を狙う戦略である。
クワの雌花の蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/30クワの花も葉より先に咲く。葉がないと幹から直接花が咲いているように見えるが、短いながら小枝があり、花柄がある。
ニワトコの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/12このニワトコは樹高4~5mほどで、幹の下部から細枝が多数分岐して弓のようにしなる。
ニワトコの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/12ニワトコの写真は、12月の黄変した大きな葉から始まった。次は6月の赤い実で、9月に新葉を撮り、翌年に緑色の若い実を撮った。そして、この4月に花を撮った。全て別々の場所である。
ニワトコの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/12毎日同じ場所を通り、目に付いて、なおかつ気が付いてシャッターを押していれば、気まぐれな写真の撮り方でもある程度は定点観測になる。けれども、そうでない植物の方が圧倒的に多い。月に一度か二度通る程度では、見過ごすこともある。以前に見たと思い込めば、おざなりな観測だけで先を急ぐことにもなる。次は来週になる。そして見える物は無数にある。
オオアラセイトウの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/12護岸の石垣にオオアラセイトウが生えており、歩道から川面近くまで花を咲かせている。去年までは本流でも岸から離れたところに散見できる程度だった。河川整備が進み、昨年から降水量も比較的少なく、土手の上からのこぼれ種があまり流されなかったということだろうか。
コゴメイヌノフグリの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/12帷子川上流の遊歩道沿いではコゴメイヌノフグリの群生が見られる。間から少し顔を出しているのはシラホシムグラで、ほぼコゴメイヌノフグリが占有している。
コゴメイヌノフグリの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/12コゴメイヌノフグリは地中海沿岸からユーラシア大陸が原産地である。1960年前後に小石川植物園で栽培を始めると園内で蔓延したそうで、これは東京都から南下してきたものだろう。コゴメイヌノフグリは他の植物の成長を妨げるアレロパシーを有しているのかもしれない。
ヒヨドリのさえずり (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/12遠くから大口径の一眼レフのファインダーを構える女性が見えていた。遊歩道の斜面、上の方の木から聞き慣れない鳴き声がする。すれ違いざまに「撮れますか」と訊いてみると、「いや、ちょこちょこ動くので」と笑った。通り過ぎてもまだ探し続けており、別の女性に話しかけられていた。既に10分は経っている。自分は鳴き続けるヒヨドリを撮ったぐらいである。
カンザンの若葉 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/12カンザン(関山)は開花と同時に新葉も展開する。新葉は赤みを帯び、細かい鋸歯がある。他の桜と同様、葉の付け根には赤い蜜腺があり、蟻を味方につけて外敵から身を守らせる。
カンザンの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/12カンザンの萼筒は花柄との境目がほとんどなく、ごく短い。一般的には漏斗型と称される。
ミズキの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/12ミズキ科はアオキのように雌雄別株の物が多いが、ミズキは雌雄同株で、両性花を咲かせる。
ウバメガシ (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/12ブナ科は長く垂れる雄花は目立つが、雌花はごく小さい。これを念頭に置いておかないと見逃すことになる。自分の場合は歩くついでの写真なので、撮り逃しである。ただ、ウバメガシの花自体初めて撮るので、まだ一歩目ではある。
オオデマリのサンゴジュハムシの幼虫 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/19ここのオオデマリ群落は、花の時期に葉が食われてぼろぼろになる。写真中央右寄りに、サンゴジュハムシの幼虫が写っている。撮った時に気づかなかったのでピントは合っていないが、特徴的な模様は判る。
オオデマリの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/19サンゴジュハムシの幼虫はオオデマリの開花期に孵り、葉を食べて成長すると蛹となる。成虫は5月~11月あたりまで葉を食べ続けるものの、7月~8月は夏眠する。これは、サンゴジュハムシがインターバルをとって、オオデマリに回復の余地を与えていることにもなる。そのため、オオデマリは死滅すること無く毎年花を咲かせることができる。
ムラサキケマンの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/19ムラサキケマンの葉は、2~3回羽状に細裂して発達する。そこに花が不規則に散りばめられれば、上から見て複雑な華鬘の意匠を連想しても不思議はない。
ツツジの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/19ツツジの雄蕊は10本が基数で、八重咲き品種は雄蕊が花弁化するため雄蕊の数が減る。
ヒメオドリコソウの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/19ヒメオドリコソウは葉の付け根に数個ずつ花を付ける。上の花弁(上唇)のすぐ内側に4本の雄蕊があるのはシソ科に共通の特徴である。雌蕊はさらにその奥にあって見えない。
カラミザクラの若い果実 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/19写真を撮ろうとすると、ムクドリの群れが飛び立って青い実が降ってきた。一昨年はカラミザクラの熟した実を採ることができたが、昨年はムクドリにほとんど食われ、今年は既に青い実が木の下にたくさん落ちている状態である。青い実には齧られた様子はない。風雨や生理落果の影響などもあるとは思うが、鳥たちが枝に発着する時や昆虫を探す時に蹴散らされるケースの方が多いのかもしれない。
アミガサユリの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/19上が花被が脱落した直後の状態で、他のユリ類が通常3つの心皮が合着した蒴果になるのとは異なり、アミガサユリの場合は、花の時から3つの心皮がさらに2つに分かれた蒴果である。
ハルジオンの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/19ハルジオンは舌状花が針のように細かく、茎が中空という特徴がある。同じキク科ムカシヨモギ属のヒメジョオンの方は舌状花が太く、茎も中空ではない。ただ、両者は季節が違う。ハルジオンは霜害で凍結しにくい形で適応してきたのかも知れない。
サンショウ (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/20中学生の頃、友達とサンショウの若葉を少し佃煮にしてみたが、醤油や砂糖をどう加えても石鹸のような味で、食えたものではなかった。どうやら下茹でかアク抜きが甘かったらしい。しかし、そのお陰で今でも葉のサンショオールの匂いが判る。
コバンソウの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/20コバンソウは関東以西の沿岸地域に分布しているそうである。初夏になると、横浜でも川崎でも道端で、固まって生えているのをよく見かける。
ブルーベリーの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/20ブルーベリーの花は、蕾の状態では下を向いている。花が開き、しばらくすると横向きに首をもたげてきてくる。受粉すると上を向く仕組みらしい。
ブルーベリーの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/20受粉すると上を向くのは、もはや花粉が雨で流されても問題ないからであり、光合成によって養分を蓄えるためでもある。養分は主として葉で造られるが、ブルーベリーの果実も若いうちは緑色をしており、葉緑素を多量に含んでいる。
ビロードクサフジとナナホシテントウ (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/20ナナホシテントウがいるということは、ビロードクサフジにアブラムシ類がいるということである。しかし、テントウムシの他には何もいないように見える。テントウムシの方も探索中で、ずっと歩き続けている。
アミガサユリの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/20これは受粉できなかったアミガサユリの花後だろうか。横向き、あるいは下向きのままである。6つに分かれていた子房も中身が吸引されていくように見える。これは、養分が他に回されているのだろうか。
アミガサユリの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/20上向きで大きな蒴果もあるが、横向きのままの小さく萎んでいない蒴果もある。おそらく花被が落ちた直後だろう。受粉の有無を契機として、これから上向きになるか、そのまま萎んでいくのかもしれない。
エノキの古木 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/20アミガサユリの小群落の背後の斜面に、歳月を経て樹勢が弱まっているように見えるエノキがある。見上げると枝先には若葉があるが、他のところのエノキと比べてかなり疎らである。
エノキの古木 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/20エノキの根本からは何本も根から分岐して蘖が育っている。しかし、太い蘖の剥がれた樹皮の下も既に古びて見える。むしろ、全体として樹勢を弱めているのかもしれない。
ミズキの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/20昨日気温が27℃を超えたためだろうか。翌日、ミズキは一斉に花を咲かせ始めた。
ミズキの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/20ミズキは雌雄同株で、両性花を咲かせる。4つの花弁と4本の雄蕊、1本の雌蕊がある。
ウメの若い果実 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/20ウメはバラ科サクラ属スモモ亜属で、プルーンやスモモ、アンズと近縁種である。
トウジュロの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/20花序の成長に伴って花柄が長くなったり分岐したりもする。そのため、くびれのある長い苞が出来たり、写真のようにタケノコ型の苞の右から枝分かれして伸びる苞もある。
タチヤナギ (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/20主脈が目立つ葉は細長く先端が尖り、細かな鋸歯がある。どの葉も両縁がやや反り返っている。枝には葉よりも短い先端が丸みを帯びた花があり、既に灰褐色から黒色になったものもあり、毛のようなものも見える。これが実の形だろうか。
ヒメヒオウギの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/26昨年初めてヒメヒオウギの花を見た時も、白地に赤の蜜標の花弁だった。その後に見つけた花はピンクかオレンジ色に近い花弁だった。次第に色が濃くなる花なのかもしれない。
クレマチスの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/26クレマチスの花弁に見えるものは萼片で、基本は6枚。園芸品種では12枚の萼片を持つものもある。雄蕊は50本以上になることもあり、雌蕊の柱頭も多数分岐している。中央の先が白いものが雌蕊である。
クレマチスの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/26ここのクレマチスは、元々は園芸種の零れ種だったかもしれないが、用水路のフェンス伝いに勢力を広げて、毎年大きな花を咲かせる。クレマチスはクレマチス属で、在来種のセンニンソウと近縁である。
エノキの葉のアカガネサルハムシ (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/26エノキの幼木の葉に1センチに満たない甲虫がいる。初見で写真に焦点も合っていないが、この特異な光沢はアカガネサルハムシである。成虫の活動期間は約1ヶ月、活動時期は4~5月で一致している。
エノキの葉のアカガネサルハムシ (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/26アカガネサルハムシの主な食草はブドウ類で、近くにノブドウの茂みもある。しかし、エノキの若葉は少し端が齧られたように毛羽立っている。ブドウか否か、食えるかどうか、試食して区別するのかもしれない。
ビロードクサフジ (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/26ビロードクサフジの絨毯の中に、ところどころオレンジ色の花を咲かせているのはナガミヒナゲシである。他の植物の姿は見えない。
ハナダイコンの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/261箇所に固まっているハナダイコンは、首元ほどの高さまである。よく似たオオアラセイトウはこれほどの草丈にはならない。
ミシシッピアカミミガメ (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/30水かきがありながらもそれぞれが独立した5本の指と、鋭い爪の形状である。この発達した爪は、甲羅干しするために岩に引っ掛けて這い上がる時にも使うが、獲物をしっかりと捉え、時には引き裂いて食べるためにも使われる。
グラジオラスの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/30グラジオラスを撮ったのは3年振りである。そして3年前の公園で撮った花の形とはだいぶ違う。グラジオラスは野生化したものは見たことがない。これも宅地周りの緑地に植えられたものである。
グラジオラスの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/30グラジオラスは公園で見ることも少なく、自分は野生化あるいは半野生化した植物を中心に撮っている。今のところ、アヤメやショウブとは違う植物と判るだけで十分である。
カナメモチの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/305月に白い花を咲かせ、赤い葉を持ち、高さ4メートルほどになる樹木。そんなものがあるのかと最初は思った。
カナメモチの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/30ズームしていくとレッドロビン(ベニカナメモチ)と分かったが、通常見るものは生垣のような植栽なので樹高も低い。ここは防風林の意味で残されているか、放置された林の中で、カナメモチの開いた傘のような自然樹形を見たのは初めてである。
トウジュロの雄花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/03小さな蕾は3つに分かれるようである。見えているのは3つの花弁か萼だろうか。先が黒っぽい粒のようなものが雄蕊の葯だろうか。黄色は花粉の色が透けているのかもしれない。
ヨシカレハの幼虫 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/03近くにはもう一匹、幼虫がいる。帷子川にはヨシが大量に生えているので、取り敢えずヨシカレハの幼虫としておく。
ノヂシャの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/03ノヂシャの茎は二又に分かれながら成長し、最終的には先に花序が出来る。花序の下は茎ではなく花柄で、花柄もたいてい二又に分岐する。
オオミドリボウキの若い果実 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/05花、蕾が混在し葉が見られない枝はあるものの、既に葉が発達している枝もある。オオミドリボウキの蕾は最初は緑色の球形で、次第に長くなり、黄色くなって開花する。
ツボミオオバコの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/05ツボミオオバコが排水溝の周囲に群生している。草刈り後などに、やや湿った日陰になるようなところに生えてくるようである。
ウキツリボクの花と蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/05赤いものが萼、黄色いものが花弁、紫色の粒々が雄蕊。雌蕊は5本あるらしいが、雄蕊が先に花冠から出る。
オニグルミの若い果実とヤハズハエトリ (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/18帷子川の川辺に生えたオニグルミの若葉の下にゼブラ模様のクモがいる。オスのヤハズハエトリらしい。ヤハズハエトリは北海道から南西諸島まで広く分布し、6月~8月の草地や河川敷などにいて、ススキやヨシなどイネ科植物の葉の上でよく観察されるようである。
ヒメウツギの花とウツギヒメハナバチ (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/18ウツギヒメハナバチは忙しく飛び回り、花に頭を突っ込むとすぐ潜り込む。鮮明な写真は撮れなかったが、後肢に花粉の塊をつけているのが見て取れるので、メスのウツギヒメハナバチだろう。なお、コガタウツギヒメハナバチというのもいて、どちらかは判然としない。
トウジュロの花後 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/18枯れて落ちかけた雄花の花序と仏炎苞の残骸。残った花柄と小花柄が青々とした骨組みのように残っている。
サンゴジュの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/18蕾や花、果実があればサンゴジュと判るが、葉だけの時期には、葉の大きさや光沢がトウネズミモチと似ており、見間違えることがある。
サンゴジュの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/18蕾がつく枝が葉とは別に伸びて、ピラミッド状に広がることもサンゴジュとトウネズミモチを見間違えるところではある。
カワセミ (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/18カワセミを見つけても、どれほど留まっているかはわからない。飛び去ってまた同じところに戻ることもあるが、そうでないこともある。数秒のうちに捉えて撮るには、鳥にも機材にも経験的に習熟を重ねることが必要で、ここ2年ほどは撮り逃すことはあっても、少なくともカメラを手にしているようにはなった。
フウリンソウの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/18フウリンソウはホタルブクロ属で、ヨーロッパ原産の園芸品種。花はホタルブクロと大きさも形もよく似ているが、直立した茎に交互にやや斜め上向きに付く。
ユキノシタの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/18上の3枚の花弁に濃紅色の斑点が入り、基部には黄色の斑点がある。垂れ下がる2枚の花弁は細く長い。
ドクダミの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/18ドクダミの白い花弁に見えるのは葉が変化した総苞片で、黄色い穂状に密集しているのが花である。
カキノキの雄花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/18カキノキの花冠は先が4つに裂ける。これは全て雄花で萼が小さい。蕾もあるが、既に花冠と萼が脱落しているものもある。
カキノキの雌花の花後 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/18雌花は枝先の方に単独でつくようである。既に結実しており、花弁が脱落して、果実の保護や水分や養分の蓄積のため萼が発達してきている。
ドクダミのヤマトシジミ♀ (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/18ヤマトシジミの幼虫はカタバミのみを食草とする。翅の裏側での雌雄の判別は困難だが、これはたぶん産卵のために訪れたメスではなかろうか。
カラスビシャクの仏炎苞 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/18カラスビシャクの仏炎苞は初めて見た。月に何度も通っている道だが、スギナに埋もれるように生えていて想像していたよりも目立たない。
カラスビシャクの仏炎苞 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/18仏炎苞の下の隙間に覗いて見えるものが花序で、雌花が集まっている。包まれていて見えないが、上の方に雄花がある。ハエや甲虫類が主な花粉媒介者らしい。
カラスビシャクの仏炎苞 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/18カラスビシャクの仏炎苞の中には付属体(肉穂花序)という紫色の茎のような物がある。これは仏炎苞を支えながら伸びていく柱であり、花粉媒介者の目印ともなり、狭い隙間の導線ともなる。虫は上から入り、まず花粉まみれになり、下の雌蕊に到達すると出口があるという構造になっている。
キキョウソウの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/18キキョウソウは北アメリカ原産の帰化植物で、1931年に横浜で帰化が報告されたという。自分は初見である。
キキョウソウの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/18同じ北アメリカ原産のヒメキキョウソウも帰化しているが、葉の形で区別できる。キキョウソウは茎を抱いた丸みのある葉である。
チガヤの穂 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/24チガヤは小花の雄蕊の先端に赤紫色の葯がある。この色は綿毛が発達してきても穂の中に残る。
ビロードクサフジのアブラムシ (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/24マメ科に付くアブラムシとしては大型で、黄緑色、触覚が長いのでエンドウヒゲナガアブラムシかもしれない。なお、花の上にケセランパサランみたいなものがあるが、これは綿毛が付いた種子だろう。
チリアヤメの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/05/24チリアヤメは大きな外花被片が3枚、小さな内花被片が3枚ある。多年草で、夏の間は地上部が枯れて休眠し、秋に再び葉を出し、春に開花する。
サンゴジュの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2025/06/01トウネズミモチも円錐花序だが、サンゴジュは、花序の枝が赤みを帯びることがあり、なおかつ、蕾や花が比較的大きい。
サンゴジュの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/06/06サンゴジュは、関東南部以南で自生しており、東アジアから東南アジアにかけての海岸近くに分布する。防風林や生垣、そして防火林としても植えられる。幹や枝、葉の水分量が多く、火にさらされると別名のアワブキ(泡吹き)という現象が起きる。また、組織に無機物が多く、葉も革質で厚く、着火しにくい構造となっている。
サンゴジュの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/06/06サンゴジュには雌雄同株と雌雄異株の記述が存在するが、実際は雌雄同株で両性花がある。雄性不稔となる個体が出現することがあるため、雌雄異株と誤認される。雄性不稔とは、果実に回す養分が不足しがちな環境で自己保存を優先させたり、近隣の木に養分を回すといった臨機応変な植物の適応戦略の一つである。
ニイニイゼミ (横浜市旭区今宿南町) 2025/07/28住宅の階段に、翅の端まで3センチ余りのニイニイゼミがいた。クモの糸のようなものが身体に絡みついており、触れても少し脚を動かすだけである。
ニイニイゼミ (横浜市旭区今宿南町) 2025/07/28子供の頃のセミ採りでは、ニイニイゼミは滅多に手に入らなかった。ツクツクボウシより一回り小さく、木肌と見分けが付きにくい保護色でもあり、見つけにくかったのである。
アメリカザリガニとスッポン (横浜市旭区今宿南町) 2025/08/30小魚がたくさんいるので撮影を始めたが、アメリカザリガニが写っていたことには後で気が付いた。いないはずがないとは思っていたが、自分は目が悪く、川面は遠く、光の反射もあり、映像を見て初めて正体に気づく。ただ、小さなスッポンには気づいていた。帷子川で繁殖している証拠である。
茅葺きの屋根 (横浜市旭区今宿南町) 2025/10/21実家近くではあるが、たぶん初めて通る道で茅葺き屋根を見つけた。
茅葺きの屋根 (横浜市旭区今宿南町) 2025/10/21非公開ではあるが、平成8年度に横浜市認定歴史的建造物として認定されている新川家住宅主屋である。木造平屋、両妻かぶと造、茅葺とあり、建築年代は1889年頃となっている。
稲荷社 (横浜市旭区今宿南町) 2025/10/21新川家住宅主屋の近くには、谷戸の里山の風景がほとんど変わらずに残っている。
イソシギ (横浜市旭区今宿南町) 2026/01/18イソシギ(磯鴫)は、尻を上下に振りながら岩場を渡り歩き、岩の表面や水の中を嘴で啄いて回る。肉食で、帷子川上流で、ユスリカやブユの幼虫やカニやエビ、ミミズなどを捕食する。
イソシギ (横浜市旭区今宿南町) 2026/01/18この保護色と単独行動のため捉えにくいところはあるものの、嘴の先から尾の先まで、全長は20センチほどある。イソシギは初出・初見だが、帷子川の水質改善が本格化された2000年代以降から生息数が増えてきたらしい。今のところ、帷子川上流域では希少だとしか言えない。
イソシギ (横浜市旭区今宿南町) 2026/01/18イソシギは、岩場を直進するバランスを採るため尾を上下に振る。曲がる時には、尻を水平方向に曲げて舵を取る。首を前後に振るのはバランスを採るためでもあるが、両眼が離れているため、餌との正確な距離を視差で補って測るためでもあるだろう。
帷子川上流の氷結 (横浜市旭区今宿南町) 2026/01/25この日、明け方6時前後に1.8℃まで気温が下がり、午後3時頃には7℃まで上昇していたが、風速5メートルの北北西の風である。このところ、ほとんど雨が降っておらず、帷子川上流には細い流れしかなく、氷が張っていた。
シジュウカラ (横浜市旭区今宿南町) 2026/01/25シジュウカラの寿命は、一般に2年未満とされているが、野生下でも4年~15年といった長命の記録がある(1992年日本野鳥の会)。これは環境的な要因もあるだろうが、何度か冬を越すうちに生き抜く術を身に付けていくということでもあるだろう。
カワラヒワ (横浜市旭区今宿南町) 2026/01/31帷子川の対岸、14~15メートルほど離れたクワの木に、小さな鳥が2~3羽見えた。そのぐらい距離があると、動き回る様子と色彩で、見慣れているスズメとは違うぐらいしか分からない。
カワラヒワ (横浜市旭区今宿南町) 2026/01/3143.2倍ズーム。シジュウカラがよく群れている付近であり、3~4羽見えていたので、これもそうかと思って撮った。帰ってから写真を見返すとカワラヒワだった。
カワラヒワ (横浜市旭区今宿南町) 2026/01/31カワラヒワは留鳥であり、ほぼ一年中同じ場所にいるという。ただ、スズメサイズの鳥は、見つけにくく、見分けにくい上に、絶えず食を求めて動き回り、警戒心も強い。見つけたとしても、レンズで捉えるには、それなりの経験が必要である。
カワラヒワ (横浜市旭区今宿南町) 2026/01/31カワラヒワたちが川を横切って、目の前のカンザンの枝に群れで留まった。そもそも何羽かが同じ木にいたようである。全部で5~6羽ほどいただろうか。それでも、7メートル以上高い梢にいる。カワラヒワはカンザンの硬い冬芽を啄んで、中の蕾を食べているようである。
スズメ (横浜市旭区今宿南町) 2026/01/31これはクワの枝に並んで留まるスズメである。カラスやハトなど大きい鳥ほど注意を引きやすく印象にも残るが、スズメはさほど印象に残らない。この日、昼間の1時間ほどの散歩で見かけたスズメは40羽ほどだった。これが多いか少ないか。そもそも数えようとしたことがなく、何とも言いようがない。
ウメの花のメジロ (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/01清来寺に近い山林の頂上付近に、太いウメの木が2本並んでいる。自然樹形に広がった枝に、ソメイヨシノと同じほど密集して咲く早咲きの白梅がある。そのほぼ満開の花の中で、メジロの群れが飛び回っていた。
ウメの花のメジロ (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/01ウメの木は斜面の上の方にあるので、メジロの腹側がよく見える。羽が整っているようには見えないが、これは防寒のため羽を膨らませて空気の層を作っているのだろうか。
ウメの花のメジロ (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/01ウメの花は、鳥媒花である。メジロは、ウメの花の正面から蜜壺に嘴を突っ込みもするが、もっぱら花弁の付け根に穴を開けるか、花弁の隙間から蜜を吸い出しているようである。枝に掴まりながら花の正面に回り込むより、横から蜜壺を啄いた方が効率的ではある。
ハクモクレンの冬芽 (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/07ハクモクレンの冬芽がほぼ垂直に立っている。これがコブシの冬芽と似て非なるところである。北に向かって反り返ると言われるが、必ずしもそうではないように見える。
カラミザクラの冬芽 (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/07カラミザクラは、ソメイヨシノより1~2週間は早く咲く。冬芽もびっしり付いており、赤く丸みを帯びてきてもいる。
ハクモクレン (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/08横浜市旭区では、昨夜の午前0時頃から雨が降り始め、午前2時を過ぎた頃から雪へと変わり始めた。午前6時には-1℃まで下がったらしい。
清来寺の裏山 (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/08午前7時には約3センチほど粉雪が積もっていた。ただ、アスファルト舗装の道には、ほとんど積もっていない。雨後の雪のためか、アスファルトが温かいためか、降るそばから溶けていく。
雪景色 (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/08傘が必要なほどの降りではなく、空には晴れ間も見えていた。ちょっとした買物があり、明日の通勤に支障がないかどうか確かめておきたくもあって、外に出ることにした。
雪景色 (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/08鳥のさえずりは聞こえるものの、姿は見えない。常緑樹の葉陰か竹藪にでもいるのだろう。
シジュウカラ (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/08高い梢、おそらくオオシマザクラの梢にシジュウカラがいて、しばらく辺りを見渡していた。午前中いっぱい断続的に降っていた雪は、昼過ぎには止み、午後には日差しがあった。夕方には、交通量の少ない道路も半分ほどは乾いていた。
帷子川 (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/15先日の雨や雪で多少流れてはいるものの、それでもまだ上流の水位は-2cmである。
帷子川 (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/15川底の岩盤(シルト岩)が広範囲に露出している。これは約200万年前~数十万年前に堆積した上総層群で、泥と砂の層が積み重なった互層である。川の浸食によって上の関東ローム層は削ぎ落とされており、表出した上総層群の地層も、次第に泥の層が削れていき、洗濯板状になっている。
電柱のスズメ (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/15秋から春先ぐらいまでは、スズメの群れに冬鳥のニュウナイスズメが入り混じっていることがあるらしい。ニュウナイスズメは、ズーラシアや二俣川の大池公園などで観察例がある。
ソメイヨシノの冬芽 (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/15先端の細長いものが葉芽で、丸みを帯びたものが花芽である。花芽には通常2~4個の蕾ができる。青森の弘前公園にある最古のソメイヨシノは4~5個で、稀に7個できる花芽が付くという。弘前七輪咲き桜と呼ばれている。
カルガモ (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/15ライ麦パンをカルガモに与えている人を見かけたことがあるが、鳥にとっては、ジャンクフードのようなものだろう。高カロリー、高炭水化物の食い物は、エンジェルウィングになったり、寿命を縮めたりもする。もっとも、野生の鳥が選り好みして、それしか食わなくなるとは考えにくい。
カヤ (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/22カヤ(榧、栢)背イチイ科も初出。最近、スマホのホーム画面の左に出るGoogle Discoverを流し読みしていると、本榧まな板の広告が流れてきた。まな板の写真ではなく「榧」の漢字の方に目を止めた。それだけのことだが、その2日後に、人の背丈ほどのカヤの木を初めて見出すことになった。
カヤ (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/22宅地の植え込みにある樹木の葉は、2~3センチほどで光沢がある。触れると、葉先が指に刺さるほど硬い。
カヤ (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/22羽状複葉のようにも見えるが、枝に直接1枚ずつ葉が付いているので単葉である。枝には明瞭な稜線がある。葉の裏は、緑に白い2本の気孔の並びがあり、葉先は針のように鋭く尖っている。
カヤの冬芽 (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/23カヤの先端付近には葉芽が固まっている。カヤは実を付けるまでには20~30年ほど掛かると言われている。
カヤの葉裏 (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/23カヤの葉は左右に二裂羽状に開いている。よく見ると、カヤの枝の稜は、葉柄の基部が枝に密着して、そのまま下に流れて重なり合ってできている。
ミズキの冬芽 (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/23ミズキの枝の先端にある冬芽は混芽で、葉と蕾が両方入っている。枝の脇に付いた小さめのものは、ほぼ葉芽である。
コイの遡上 (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/23この時期、産卵準備のためコイが川を遡上する様子をよく見かける。コイは浅瀬や岸辺の植物に卵を産み付ける。
ハクモクレンの花とヒヨドリ (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/28ハクモクレンは、花弁は咲き初めから大きいわけでもなく、花弁の数も、葉が下に付くかどうかも判らない。蕾の方向が揃っているのでそれと判る。ヒヨドリが2羽留まっているが、ハクモクレンも食うという。
カラミザクラの冬芽 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/0116℃まで気温が上がったこの日、カラミザクラの冬芽からは桃色の花弁が覗いていた。カラミザクラの花はソメイヨシノよりも一足早い。
ダイサギ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/01ダイサギは脚を震わせながら移動して水生生物をあぶり出していたが、突然舞い上がった。飛び去るのではなく、川面すれすれの10秒ほどのホバリングである。羽音と共に水面は波立った。そして、また同じ場所に降りた。何か見つけたのだろう。しかし、結局は何も獲れなかった。
ハクモクレンの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/01下のハクモクレンの花弁には、ヒヨドリに千切り取られた跡がある。この時期には他の花の蜜や果実などがあまりなく、貴重な栄養源なのだろう。モクレン属は白亜紀から存在する。鳥類やハチ類はいなかったが、草食竜に食われることはあっただろう。その頃の花粉の主な媒介者は甲虫で、そのため花の造りが頑丈になっている。
ダイサギ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/0717℃近くまで気温が上がったこの日も、遠くから帷子川で飛翔採餌するダイサギを見つけたが、そう何度も繰り返しはしない。舞い降りた後の川面に、波紋が広がるのが撮れただけである。
ヒマラヤユキノシタの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07マントのように纏った葉の間から、太く頑健な赤い花茎が伸びて多数の花がついている。アントシアニンの赤は太陽熱を吸収しやすく、凍結を防ぐと共に、有害な紫外線からは守る。枯れきった葉まで残すのは、隙間なく地を覆って地熱も逃さずに根まで保護するためだろう。
ヒマラヤユキノシタの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07自らは大きな葉や太い茎や根にも大量の水分と養分を抱え込み、岩場にびっしりと厚い絨毯を何重にも敷き詰めて保全・保温し、群落を作ってしまえば他の植物が入リ混む余地もないだろう。
ヒマラヤユキノシタの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07茎には剪定の跡がある。草丈は30センチ内外だが、横には這うように広がっていくのだろう。右は花後の状態で、これから果実へと膨らむものもあるかもしれない。
カンヒザクラの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07カンヒザクラを纏めて植えてある公園もあるようだが、この季節には、1本だけでも十分目立つ。近づくにつれて、枝の間から数羽のヒヨドリが逃げ去っていった。
カンヒザクラの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07これも帷子川緑道と同じくヤエカンヒザクラである。1972年に横浜緋桜という品種が創られたそうだが、それは花が下向きではなく正面を向く一重咲きである。
カンヒザクラの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07このカンヒザクラに関しては、少なくとも25年以上前からここにあったと思う。写真の記録があるわけではない。カンヒザクラの名も知らなかったが、この場所の、この時期の、この色彩は記憶に刻まれている。ストリートビューの一番古い映像、2009年10月には葉桜として写っている。
ハクモクレンの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07ハクモクレンの蕾は、咲く直前は5センチ以上、10センチ近い長さになることもある。日当たりの良い方向、たいていは南側が膨らむので北に向かって反り返る。この写真の場合、右側が南で、左が北である。この性質をコンパス植物とも言うが、漢字圏では古来「北指(ほくし)」や「望北(ぼうほく)」と言われてきた。
ハクセキレイ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07夕刻の帷子川の河川敷にハクセキレイがいた。10分ほど前、もっと上流でも見かけたが、同じつがいだろうか。メスの方はあまり動かない。オスは時々メスを確認しながら歩き回り、水を口にしたり、水浴びして羽繕いをしたり、地面を啄いたりしている。5メートルと離れない。
ハクセキレイ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07メスが動き出し、小さな水溜まりで一口、水を飲んだ。春の初めから初夏ぐらいまでが繁殖期である。つがいの鳥は、たいてい目立たない方がメスである。
ハクセキレイ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07メスの方は、それでもあまり動かず、羽繕いをしたぐらいである。オスが前を通り過ぎ、水辺を見渡している。そろそろ5時になる。2羽がいるのは橋の下の草むらの途切れ目である。寝床の庭先なのかもしれない。
ソメイヨシノの伐採 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07旭土木事務所の文責で、「この付近の木は倒木の危険性があるため、伐採を予定しております。テープの巻いている樹木が伐採対象」とある。およそ2~3本ごとに養生テープが巻かれていた。半世紀以上前からあるソメイヨシノ並木である。
カラミザクラの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07咲き始めれば早いというのもカラミザクラの特徴だろう。昨日は気づかなかったが、翌日の夕方にはもう3分咲き以上にはなっていた。
コサギの飛翔 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/08首を縮めて飛ぶのは、前に重心がかかりすぎるからだろう。体をやや上に方向け、脚は舵のように伸ばし、いっぱいに翼を広げて飛ぶ。体重に比して翼面積が大きいので低速でも揚力がある。コサギと言えども、翼長は1メートル前後になる。シャッタースピードを上げなくても十分写る。
コサギの飛翔 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/08写真の時刻と位置から、8秒間で約74メートル進んでいることが判る。秒速約9.25メートル、時速に換算すると約33.3km/hとなる。
カラミザクラの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/14カラミザクラは既に満開である。人のカレンダーに従うわけではないが、カワヅザクラの後、ソメイヨシノより前のこのタイミングをどう知るのだろう。
カラミザクラのヒヨドリ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/142羽のヒヨドリが枝の間に見えた。近づくと、花の中から2羽のメジロが飛び去った。さらに別の枝から2羽のヒヨドリが次々と飛び去った。最初に見つけた2羽のヒヨドリは、まだ花を啄き回っている。
ポプラのひこばえ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/14樹高18メートル以上、胴回り2メートル弱の半世紀以上経たポプラは、数百本のひこばえに囲まれている。地面に近い瘤からの胴吹きもある。ポプラは寿命が比較的短い早生樹で、80~100年程度と言われてはいるが、今のところは樹冠まで毎年青々とした葉を付ける。
ポプラの冬芽 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/14樹冠の方は既に雄花が咲き始めているが、根本に近い枝にはまだ固い冬芽がある。冬芽は樹脂で覆われて光っている。
シダレヤナギの雄花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/14このシダレヤナギは樹高18メートルほどで、隣のカイヅカイブキと共にやはり半世紀以上前からここにある。
カンザンの冬芽 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/14カンザンにも芽や葉の跡が重なった「短枝」があり、短枝の先には太く長い芽芽ができている。葉も出てくるだろうが、枝も伸ばしてきそうである。なお、根本に付いているのは、昨年の花の萼か何かが枯れ残ったものである。
モミジバスズカケノキの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/15だいぶ果実は落ちてしまっているが、日本で見られるプラタナスは、一つの房につく実の数で見分けることができるという。アメリカスズカケノキはほとんど1個、モミジバスズカケノキは2~3個、スズカケノキは3~7個のようである。
モミジバスズカケノキの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/15果実は基本的に1個ずつ枝に残っているが、2個のところもある。長らくスズカケノキとしていたが、モミジバスズカケノキとラベルを改めることにした。スズカケノキ属は交雑種が多く、スズカケノキとアメリカスズカケノキの雑種がモミジバスズカケノキで、日本で見られるのはもっぱらモミジバスズカケノキらしい。
ソメイヨシノの切株 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/18今宿東町のウコンザクラの伐採と前後して、ソメイヨシノも伐採されていたようである。確かに、樹皮に裂け目もあり、一部腐食してもいるようである。
ソメイヨシノの切株 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/18この切株も内部まで裂けた跡が見られ、腐食して暗く湿った空洞もある。ここのソメイヨシノ並木の場合、散った花弁の清掃や害虫駆除、張り出した枝の剪定など、ほとんどの保全作業は近くの自治会が行っている。伐採反対運動の多くは、維持管理の労苦やリスクを背負わない立場からのものである。
ソメイヨシノの切株 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/182~3本置きに伐採されているのは、風通しをよくするためだろう。ただ、中にはまだ健康そうな切株もある。切口には水分を帯びた桜材特有の赤みがあり、樹皮にも罅がほとんどない。手前の方が年輪の幅が広いのは、道路側で日当たりがよかったことを示している。
ニワウメの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/21このニワウメは高さ1メートルほどに育ったもので、毎年ここで花を咲かせる。20年以上は長持ちするそうだが、次々にひこばえが出てくるので、むしろ日本では野生化しやすいのかもしれない。
ソメイヨシノの切株 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/21中心部に黒い亀裂がある。これは腐朽菌による黒ずみだろう。腐朽菌は、枝の剪定跡や幹の亀裂、また、地下から入ってくる場合があるらしく、この切株の場合には、根からではなく、上から入ってきていたのかもしれない。切株だけ見ても、上部の腐朽程度までは判断できない。
ソメイヨシノの切株 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/21この切株は曲がり角にあるもので、近くにグレーチング蓋があるので、根が排水口近くで切断または断裂されたのだろう。そこから菌類が侵入して侵食が進み、既に中心部が空洞化している。
マルバヤナギの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/21帷子川の河川敷には、タチヤナギやマルバヤナギが自生している。マルバヤナギはアカメヤナギ(赤芽柳)とも言われ、冬芽や新枝が赤みを帯びる。
カンザンのひこばえ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/21カンザンの根本からひこばえが生えている。母によれば、元々は1メートルほどの幼木を植えた並木のなので、これもカンザンのはずである。しかし、オオシマザクラの台木に挿し木したのならば、このひこばえはオオシマザクラということになる。
カンザンのひこばえ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/21カンザンの方はまだ冬芽のままだが、ひこばえの方は葉を展開し始めている。カンザンの葉ならば赤みを帯びてくるはずである。
カンザンのひこばえ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/21今のところ、このひこばえの葉芽は、オオシマザクラの展開し始めた葉と色も形もそっくりである。
カワウ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/21久しぶりに間近でカワウを見た。このところ川の上を飛んでいるのを見かけるようになったが、カメラで捉えたのは昨年の夏以来のことである。
カワウ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/211時間前にいたカワウがまだ同じところに留まっている。水浴びか漁の後のようで、羽搏きながら羽を乾かしている。
カワウ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/21黒い羽根は濡れて光の反射で白っぽく見えるが、黒い塗装が剥げたかのように見える白い羽毛もある。
カワウ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/21白い産毛はまばらである。婚姻色に切り替わる途中ではなく、換羽の途中なのだろう。
タチヤナギの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/29葉が展開して花も長くなってくれば、葉の細いタチヤナギであることは明確になるが、芽吹き始めはマルバヤナギかタチヤナギかは判断しづらい。
ハナモモの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/29クズに覆われたハナモモから600メートルほど下流にも、たぶん同じ品種が河川敷で花を咲かせていた。2メートルに満たない細い幹の若木が、既に何本も林立している。これは種から発芽したと捉えるべきだろう。
ハナモモの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/29一般人が立ち入れない河川敷なので、果実か種子が流れ着いのたかもしれない。下流の鶴ヶ峰本町の歩道に植栽された実をつけるハナモモと似ており、これも立ち性である。群れで行動する鳥なら、あちこちで種を吐き出したり、未消化の種を糞と一緒に排出するだろう。もっとも、原木を特定するのは無理である。
オニグルミの芽吹き (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/31オニグルミが芽吹いて、細かな白い毛に覆われた赤紫色の葉が現れているが、花らしきものは見えない。
オニグルミの芽吹き (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/31もう少し開いた芽をズームしてみると、枝の先端の芽には、わかばの間に黄緑色の小さな突起が見える。これがたぶん雌花の柱頭だろう。芽のすぐ下、両脇についている小さな丸い粒や、写真下にある赤みを帯びた丸い粒が雄花になるのだろう。
オオデマリの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/31オオデマリは花序の形状の類似からコデマリと比較されるが、オオデマリはマツムシソウ目ガマズミ科で、コデマリはバラ目バラ科、目単位で異なる。葉の脈は、ユキノシタ目マンサク科のヒュウガミズキやトサミズキの若葉を思わせる。
シャクナゲの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/04/01少なくとも7つの花があり、あと3つほど緑色の塊も見える。20輪以上の花が1つの蕾に詰め込まれていることもあるらしい。
オニグルミの芽吹き (横浜市旭区今宿南町) 2026/04/01芽吹いたばかりのオニグルミの雌花は黄緑色で、雄花はまだ赤みを帯びた丸い粒である。雌性先熟ということだろう。
Yellow Roof 's Museum