スッポン カメ目スッポン科 Pelodiscus sinensis
スッポン (横浜市旭区今宿東町)
2024/05/04
大して水面を見渡す様子もなく、スッポンはゆっくりと水を掻いていた。甲長30cm以上はある成体で、帷子川で見たのは初めてである。餌探しとも思えず、息継ぎに上がってきただけかもしれない。ふと首を上げて何かを見定めたかと思うと、慌ただしく川底に潜っていった。スッポンの視線の先には、カワウが羽干ししている。
スッポン (横浜市旭区今宿南町)
2024/05/18
弟とスッポンを見た話をしながら橋を歩いていると、ちょうど川底から現れたスッポンを弟が見つけた。10秒と経たず視界から消えたので、息継ぎだろう。スッポンは肺呼吸に加えて、血管が豊富な口腔・咽頭の粘膜を利用して、水中から酸素を取り込むこともできる。川底に1時間以上留まることもあるらしい。
アメリカザリガニとスッポン (横浜市旭区今宿南町)
2025/08/30
小魚を認めて撮影していると、アメリカザリガニとスッポンも撮れた。頭部と甲羅の比率からも小さなスッポンだと判る。帷子川上流域で繁殖しているのかもしれない。スッポンの姿を撮ったのはこれで3度目で、最初の成体は約200m下流で、昨年の成体は、ここから10メートルと離れていない。
スッポンと魚 (横浜市旭区今宿南町)
2025/08/30
比較のため同じ動画からスッポンと魚(アユ?)を切り出して繋げた画像である。せいぜい甲長5センチの若い個体だろう。ネット上には、2013年頃から帷子川での目撃情報はあるが、画像はない。ただ、2021/07/31付けのYoutubeには、帷子川支流の今井川(保土ケ谷区)で撮ったスッポンの成体の姿がある。
スッポンの甲羅干し (横浜市旭区今宿南町)
2026/08/22
スッポンは他のカメと同じく変温動物なので甲羅干しする。体温上昇と代謝促進、紫外線による殺菌と皮膚下でのビタミンD3の合成などが主目的ではある。ただし、スッポンは水生に特化しており、甲羅が柔らかく、長居すると体が乾いてしまうため、他のカメのようには頻繁に甲羅干ししない。
スッポンの甲羅干し (横浜市旭区今宿南町)
2026/08/22
40.5倍ズーム。最初にスッポンに遭遇した場所に近い。もしかすると同じ個体なのかもしれない。張り付いたポプラの葉と比較しても、やはり甲長は30cm以上ある。
スッポンの甲羅干し (横浜市旭区今宿南町)
2026/08/22
他のカメと同じく、スッポンは定住性が高く、同じ行動圏に留まることが多い。ただ、水面上に出てくることは滅多になく、底の方にいれば目に映ることはない。
Yellow Roof 's Museum