Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
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2026/08/22(土曜日)

スッポンの甲羅干し
スッポンの甲羅干し (横浜市旭区今宿南町) 2026/08/22
スッポンは他のカメと同じく変温動物なので甲羅干しする。体温上昇と代謝促進、紫外線による殺菌と皮膚下でのビタミンD3の合成などが主目的ではある。ただし、スッポンは水生に特化しており、甲羅が柔らかく、長居すると体が乾いてしまうため、他のカメのようには頻繁に甲羅干ししない。

スッポンの甲羅干し
スッポンの甲羅干し (横浜市旭区今宿南町) 2026/08/22
40.5倍ズーム。最初にスッポンに遭遇した場所に近い。もしかすると同じ個体なのかもしれない。張り付いたポプラの葉と比較しても、やはり甲長は30cm以上ある。

スッポンの甲羅干し
スッポンの甲羅干し (横浜市旭区今宿南町) 2026/08/22
他のカメと同じく、スッポンは定住性が高く、同じ行動圏に留まることが多い。ただ、水面上に出てくることは滅多になく、底の方にいれば目に映ることはない。

キバナコスモスのブチヒゲカメムシ
キバナコスモスブチヒゲカメムシ (横浜市旭区今宿南町) 2026/08/22
ブチヒゲカメムシは世界中に広く生息しており、生物地理区としては「旧北区」に属している。それだけ食草となる植物種は多いということにもなるが、主にマメ科やキク科の植物に付く。キバナコスモスもキク科である。

キバナコスモスのブチヒゲカメムシ
キバナコスモスブチヒゲカメムシ (横浜市旭区今宿南町) 2026/08/22
全体に黄色みを帯びた赤褐色で、短毛がある。背の白い逆三角形の紋が特徴的で、腹側の縁に白黒の縞模様があり、触角も白黒である。この触角の模様がブチヒゲの名の由来である。

キバナコスモスのブチヒゲカメムシ
キバナコスモスブチヒゲカメムシ (横浜市旭区今宿南町) 2026/08/22
15ミリ以下のカメムシを現場で見分けるためには、それだけの解像度を自分が持ち合わせていなければならない。自分の肉眼では、かなり近づかないと類似種との微細な違いなどは判らない。ただ、初めて見たとか撮っていない昆虫ということだけは分かる。昆虫種は膨大で、何か撮るたびに着実に種類が増えていく。

キツネノカミソリの花
キツネノカミソリの花 (横浜市旭区今宿南町清来寺) 2026/08/22
キツネノカミソリは、日本では本州~九州、海外では朝鮮半島や中国大陸に分布している。ただ、ネット上では市内での観察記録は少なく、横浜市こども植物園、鯉ケ久保ふれあいの樹林、俣野別邸庭園のものしか見つからない。あちこちに点在しているようである。

キツネノカミソリの花
キツネノカミソリの花 (横浜市旭区今宿南町清来寺) 2026/08/22
この日、清来寺付近から今川町にかけてキツネノカミソリの花を見かけた。生活道路沿いの山林の斜面に1株~数株ほどが点在している。この辺りでは、数ミリから1センチほどの球形の種子を運ぶのはタイワンリスぐらいのものだろう。このところ鳴き声をよく耳にし、つい先日、電線を伝う姿を見かけたばかりである。

キツネノカミソリの花
キツネノカミソリの花 (横浜市旭区今宿南町清来寺) 2026/08/22
ヒガンバナ科らしく、葉は根元の方にも見つからない。花が終わった後か咲く前に葉が出るのだろう。

キツネノカミソリの花
キツネノカミソリの花 (横浜市旭区今宿南町清来寺) 2026/08/22
4~5株が近接して生えているところもある。いずれも林縁の斜面、それも歩道沿いのように少し開けたところに咲いており、林の中ではなく、林縁の他の草本の中から茎を伸ばしている。

キツネノカミソリの花
キツネノカミソリの花 (横浜市旭区今宿南町清来寺) 2026/08/22
他のヒガンバナ科と同様、キツネノカミソリの花も萼片と花弁の区別はない。外側3枚と内側3枚の花被片で構成されている。中心から長い雌蕊が伸びており、その周囲に複数の雄蕊が生えている。

タカサゴユリの花
タカサゴユリの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/08/22
タカサゴユリは陽射しの強い乾燥した環境にも耐え、道端の僅かな土からも生えてくる。帷子川の河川敷や土手で多く見られるのは、日当たりがよく、風に乗って大量の種が運ばれて伝播しているためだろう。

タカサゴユリの花
タカサゴユリの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/08/22
タカサゴユリの「高砂」は台湾を意味する古語である。祝言や能の演目などで知られる兵庫県高砂市の「高砂の松」に由来するハレを意味する「高砂」ではない。

タカサゴユリの花
タカサゴユリの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/08/22
背丈ほどにまで成長する大きな白い花はかなり目立つ。4年前と比較して多く見られるようになってきてはいるが、数株が纏まって見られることはあるものの、群生することなく散在している。

ヒメコウゾのキマダラカメムシの卵
ヒメコウゾキマダラカメムシの卵 (横浜市旭区今宿南町) 2026/08/22
虫瘤のような膨らみでよじれた葉の裏に、卵塊のようなものを見つけた。後で調べてみるとカメムシの卵らしい。

ヒメコウゾのキマダラカメムシの卵
ヒメコウゾキマダラカメムシの卵 (横浜市旭区今宿南町) 2026/08/22
キマダラカメムシは、きっちり12個ずつ卵を産むらしい。かなりの広食性で知られており、クワ科のヒメコウゾの葉に卵を産み付けている。この卵には蓋に亀裂があり、蓋が外れていたりしており、既に空っぽの状態である。

ツユクサのヒメウラナミジャノメ
ツユクサヒメウラナミジャノメ (横浜市旭区今川町) 2026/08/22
ヒメウラナミジャノメは初出。全国に広く分布しており、都市部の公園でも見られるという。子供の頃はよく見かけたが、自分は久しぶりに見る。この個体は翅に欠損があるからか、近づいてもすぐには飛び立たなかった。

ツユクサのヒメウラナミジャノメ
ツユクサヒメウラナミジャノメ (横浜市旭区今川町) 2026/08/22
口吻を伸ばしてツユクサの葉の露を吸っているように見えていたが、どうやら単に休んでいるようである。

キツネノカミソリの花
キツネノカミソリの花 (横浜市旭区今川町) 2026/08/22
キツネノカミソリは鳥が飲み込むような果実ではなく蒴果である。種子は蒴果から弾き出されて、斜面を転がり落ちるか、雨水に流されるか、でなければ、小動物に運ばれるか、誰かが植えたということになる。公園などでは植えられることもあるだろうが、ここは雑草ばかりの道端である。

ガガイモの花
ガガイモの花 (横浜市旭区今川町) 2026/08/22
ガガイモは初出。国内全土、朝鮮半島から中国、ロシア極東まで分布する。帷子川では中流~下流での観察記録がネット上にあるものの、自分は初めて見た。ここは中流近くの土手で、年に何度か除草される上に、防草シートまで敷かれている。おそらく下流の方から種子が飛ばされてきたのだろう。

ガガイモの花
ガガイモの花 (横浜市旭区今川町) 2026/08/22
念のため、過去の写真から葉や花が類似するものや、この付近の写真を探してみたものの、ガガイモらしきは写っていない。

ガガイモの花
ガガイモの花 (横浜市旭区今川町) 2026/08/22
葉はヤマノイモ類と形は似ているが、葉脈は白っぽく、1本の主脈から左右に羽状に葉脈が走る。左から小さなハナバチが花に寄ってきている。

ガガイモの花
ガガイモの花 (横浜市旭区今川町) 2026/08/22
花柄から複数の花が分岐して付く。いわゆる集散花序である。

ガガイモの花
ガガイモの花 (横浜市旭区今川町) 2026/08/22
中央に雌蕊(柱頭)があり、その基部を小さな雄蕊が囲んでいる。表面が白く長い毛で覆われた花弁が5枚。紫色の筋模様がある。萼や花柄に短い毛はあるが、蕾の外側には毛はほとんどないように見える。

帷子川(鶴ヶ峰白根地区)改修工事
帷子川(鶴ヶ峰白根地区)改修工事 (横浜市旭区今川町) 2026/08/22
蛇籠(ロックユニット)の上に土砂が溜まり、植物が生い茂っている。

帷子川(鶴ヶ峰白根地区)改修工事
帷子川(鶴ヶ峰白根地区)改修工事 (横浜市旭区今川町) 2026/08/22
工事は中断しているようだが、上流の方にはアユの稚魚が泳いでおり、特に障害となっているわけではなさそうである。

鶴ヶ峰連続立体交差事業
鶴ヶ峰連続立体交差事業 (横浜市旭区帷子川親水緑道) 2026/08/22

鶴ヶ峰連続立体交差事業
鶴ヶ峰連続立体交差事業 (横浜市旭区帷子川親水緑道) 2026/08/22

鶴ヶ峰連続立体交差事業
鶴ヶ峰連続立体交差事業 (横浜市旭区帷子川親水緑道) 2026/08/22

鶴ヶ峰連続立体交差事業
鶴ヶ峰連続立体交差事業 (横浜市旭区帷子川親水緑道) 2026/08/22

チリメンタケ
チリメンタケ (横浜市旭区帷子川親水緑道) 2026/08/22
この伐採木は広葉樹だろう。樹皮が滑らかで針葉樹のようなコルク質の厚みはない。薄く剥離した樹皮には縦に不規則な亀裂がある。キノコはChatGPTによれば、ウスヒラタケ>ヒラタケ>スギヒラタケと返してきた。安全性優先のため、類似点がある有毒のスギヒラタケか否かという先入観に嵌まった回答になる。

チリメンタケ
チリメンタケ (横浜市旭区帷子川親水緑道) 2026/08/22
ヒラタケ科は柄(茎)がほとんどないか極めて短く、木から直接傘が付くように見える。ただ、肝心な襞がない。傘の縁や基部には横縞があり、表面には細かな泡か粒状の凹凸がある。つまり、サルノコシカケの仲間だろう。

チリメンタケ
チリメンタケ (横浜市旭区帷子川親水緑道) 2026/08/22
傘はほとんど上に反り返っており、傘の裏は多孔質というよりは粒が集まっているように見える。ただ、30倍ズームで潰れている可能性もあり、老化のためかもしれない。チリメンタケかオオチリメンタケではなかろうか。

チリメンタケ
チリメンタケ (横浜市旭区帷子川親水緑道) 2026/08/22
傘が大きく波打って縮れたまさにちりめん状のものもある。傘の裏が多孔質に見えなくもない。傘の表側は、灰白色または黄色味を帯びている。

鶴ヶ峰連続立体交差事業
鶴ヶ峰連続立体交差事業 (横浜市旭区帷子川親水緑道) 2026/08/22

ムラサキシジミ
ムラサキシジミ (横浜市旭区帷子川親水緑道) 2026/08/22
ムラサキシジミは初出。飛び回っていたので気がついたが、ほんのしばらくシラカシの幼木に留まった。前翅・後翅ともに紫色の金属光沢の紋様がある。

ムラサキシジミ
ムラサキシジミ (横浜市旭区帷子川親水緑道) 2026/08/22
ムラサキシジミは成虫で冬を越すため、翅を閉じると枯葉色で目立たない。幼虫の主な食草はブナ科なので、成虫も林縁にいる。近くの大池公園ではよく見られ、類似のムラサキツバメもいるらしい。

キセキレイ
キセキレイ (横浜市旭区鶴ヶ峰) 2026/08/22

キセキレイ
キセキレイ (横浜市旭区鶴ヶ峰) 2026/08/22

ムクロジの果実
ムクロジの果実 (横浜市旭区今宿南町清来寺) 2026/08/22

ムクロジの果実
ムクロジの果実 (横浜市旭区今宿南町清来寺) 2026/08/22

ムクロジの果実
ムクロジの果実 (横浜市旭区今宿南町清来寺) 2026/08/22

カヤツリグサ
カヤツリグサ (横浜市旭区今宿南町清来寺) 2026/08/22
石垣と舗装路の隙間に沿って、カヤツリグサが点々と生えていた。細長い葉が根元から多数出ており、茎の上部が放射状に分かれて、細かな穂が集まっていくつも付いている。

カヤツリグサ
カヤツリグサ (横浜市旭区今宿南町清来寺) 2026/08/22
小穂の幅は1センチ程度で、黄緑色の中に少し赤みがある。これから成熟していくのだろう。カヤツリグサは温帯から暖帯の湿地に広く分布する植物で、日本では夏から秋にかけてが花期となる。

カヤツリグサ
カヤツリグサ (横浜市旭区今宿南町清来寺) 2026/08/22
清来寺の石垣に接するアスファルトの舗装路には、雨水を逃すための浅く狭い溝が切ってある。石垣のところどころに細い水管の先が出ていて、上の敷地に滞留する雨水を逃がしている。カヤツリグサは、この小さな湿地に生えている。



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