Yellow Roof 's Museum
横浜市旭区今川町
ヘクソカズラの果実とカナムグラ (横浜市旭区今川町) 2022/10/22近づかなければただの雑草しか見えないが、左端には実らしき紫色で写っていて葉のほとんどがカナムグラだと分かる。茶色の丸い実は近くにノブドウがあるので撮った時は勘違いしたが、変色した葉はどうもヘクソカズラのようで、実もほぼオレンジか茶色に近い。ヘクソカズラは多年草で低木程度に太くなる蔓もあるようだ。
ピラカンサ (横浜市旭区今川町) 2022/11/19自分が見てきたピラカンサの中ではこの木が最も黄橙色に近く、タチバナモドキかと思われる。帷子川の土手に生えていて手は届かないが、葉の形も細長い。
ピラカンサ (横浜市旭区今川町) 2022/11/19手すりの向こうに生えており様々な蔓に絡まれているので判りにくいが、綿のような白毛が葉にびっしり付いていることも確認できる。
ピラカンサ (横浜市旭区今川町) 2022/11/19葉の裏に白く細かな毛が密生しているのがタチバナモドキの特徴であり、他のピラカンサの葉はタチバナモドキではないか少なくとも雑種だろう。これまで確かめられる葉は確かめてきたが、見た目にはほとんど白毛は無かった。
ナンテンの果実 (横浜市旭区今川町) 2022/11/19帷子川沿いに日当たりのいいところを選んで歩くと、たわわに実ったナンテンをいくつも見つけた。
帷子川捷水路トンネル上の畠山重忠公碑 (横浜市旭区今川町) 2022/11/19畠山重忠公碑の下に川を通すトンネルが出来たのは1988年で、それまで帷子川は離れたところを流れていた。大規模な河川工事は今も続いており、かつて自分が知っていた帷子川とは位置も様相も変わってきている。自分が今宿南町に移り住んできた頃は投棄された廃材が目立ち排水で泡立っていることもあり、しばしば台風で氾濫する暴れ川でもあった。母親が星川に住んでいた頃は夏には泳いたそうで、反物の水洗作業をする川でもあった。上星川には古くからの染物工場が今もあるが、現在は川の水は使っていない。
帷子川旧川 (横浜市旭区今川町) 2022/12/10帷子川旧川と記載しているところは埋め立て計画があり本流とはほぼ切り離されたところである。ここは旧川の形と護岸が残っており、170メートルほどUの字を描いて歩くと元の道の先に出る。アスファルト舗装と土の境界がはっきりしているのは除草シートを取り去った跡で、花壇になりそうである。
アセビの花 (横浜市旭区今川町) 2022/12/10ピンク色のアセビの花は、栽培種の紅色アセビまたはクリスマスチアーとも呼ばれ、道端に咲いているのはここで初めて見た。同じアセビでも白い花のものよりは早く咲くようだ。帷子沿いには白い花のアセビが多い。
畠山重忠公碑直下の帷子川捷水路トンネル (横浜市旭区今川町) 2022/12/29国土交通省の説明によれば、捷水路(しょうすいろ)とは「河川が弓のように曲がっている部分をまっすぐに直して、洪水を安全に流し下すために削り開かれた人工の水路をいいます。」
帷子川 (横浜市旭区今川町) 2022/12/29手前が帷子川の本流で、奥が希望が丘水の森公園から二俣川を経て流れる帷子川の支流で、帷子川捷水路トンネルの前で合流している。
ノイバラの果実 (横浜市旭区今川町) 2022/12/29植物を雑草として扱ってきた習慣から脱することは容易ではない。岩塊を金槌で一つずつ打ち砕いていくようなものである。
アセビの蕾 (横浜市旭区今川町) 2022/12/29アセビは蕾の状態で冬を越す。赤くなるのはアントシアニンの紫外線避けなので、逆に赤い蕾ほど日当たりがいい場所であることを示す。
マンリョウの果実 (横浜市旭区今川町) 2022/12/29前回この道を通った時にはマンリョウに気づかなかった。雑草や雑木といった固定観念や、冬は花も果実も無いといった先入観は無くなってきているが、視界の全てを同時には把握できない。それでもやっばり見逃した物があると、自分の観察眼の性能の悪さに呆れ、何度も調べたはずの植物名が思い出せないことに苛立って何枚も写真を撮ったりしてしまう。
センリョウの果実 (横浜市旭区今川町) 2022/12/29マンリョウのすぐ傍にセンリョウも実っていた。緑の中の赤い実が何故見えないのだろうか。そう思う一方では、葉だけとか枯れ枝だけの植物は見過ごしてもいるし、ササ類やイネ類など似た物だらけの区別は先送りにしてもいる。
畠山重忠公碑から見下ろす帷子川 (横浜市旭区今川町) 2022/12/30正面が希望ヶ丘から二俣川へと続く支流で、右側が帷子川の本流である。昔は本流は右上のマンションの前を流れていて、公園のところは畑で、そこまで丘陵があって商店や飲食店、住宅が建っていた。かつてここにはアルバイト時代の同僚の家があり、偶然出遭って飲み屋で何回か話をしたことがある。どこに移り住んだのかは知らない。飲み屋ごと消え失せた。
畠山重忠公碑直下の帷子川捷水路トンネル (横浜市旭区今川町) 2022/12/30帷子川捷水路トンネルが完成したのは1988年3月である。
ノイバラの果実 (横浜市旭区今川町) 2022/12/30ノイバラはよく見ればバラの葉であり、茎には棘もある。ただ、他の植物と絡み合って判りにくい。
ノイバラの果実 (横浜市旭区今川町) 2022/12/30よく参照する松江の花図鑑にはノイバラとよく似たものとしてミヤコノイバラが載っている。
ノイバラの果実 (横浜市旭区今川町) 2022/12/30スマホの標準設定でもかなり細かいところまで撮れるが、他の植物と仕分けまではしてくれない。
ノイバラの果実と枝葉 (横浜市旭区今川町) 2022/12/30ミヤコノイバラのような細かな棘が見つからないので、これはノイバラなのだろう。ノイバラの果実は「偽果」で、子房ではなく萼の部分が膨らんだものだ。
ウキツリボクの花と蕾 (横浜市旭区今川町) 2022/12/30ブラジルでは極彩色が重要な訴求力になるのだろう。日本の植物も競争の中にあるが、これほど目立つ必要はない。
堅牢地神塔 (横浜市旭区今川町) 2023/02/26堅牢地神塔は、地神信仰と仏教信仰が結びついて講によって建立された地神塔の一種で、神奈川県や町田市にのみ存在する。堅牢地神は仏教十二天の地天のことで、堅牢地神塔は横浜市内では50基以上確認されている。写真の3塔は別々に建立されたもので、左が庚申塔(1725年)、中央が堅牢地神塔(1840年※地神の部分は失われ継ぎ合わされている)、右が庚申塔(1751年)である。
ミチタネツケバナの花 (横浜市旭区今川町) 2023/03/05タネツケバナには何種類もあるうえ変異種も多い。何千種もの植物写真を載せたサイトの管理人たちの多くが、自分は素人で間違いも多々あると思うといった断り書きをしており、疑問符付きの植物の写真も数多く載せている。自分などは全て疑問符付きで植物名を記すべきで、それは重々承知している。
キュウリグサの花 (横浜市旭区今川町) 2023/03/05キュウリグサの名の由来は葉を揉むとキュウリのような匂いがすることによる。玉川大学農学部によれば、フラボノイドを含めてフェノール類17種の成分が確認されており、香りに清涼感がある。
コガモ (横浜市旭区今川町) 2023/03/05マガモとは違うと気づいて写真を撮った。以前なら変わったマガモぐらいで片付けたかもしれない。例に漏れず雌の羽根は白黒模様で、さざ波の反射に紛れる保護色である。冬鳥で日本に来る時は雄も雌も同じような色彩らしい。天敵のいない日本では夫婦となるだけで子は産まない。春には両性とも地味な羽根の色になり北へ戻って子育てをするそうだ。
コガモ (横浜市旭区今川町) 2023/03/05写真を撮っていると買い物帰りらしい高齢の主婦に「カワセミがいますか」と尋ねられた。ご主人は80歳を過ぎて外に出ることがほとんどなくなったが、カワセミの写真をずっと撮り続けていたのだという。たぶんカワセミの土産話を持ち帰りたかったのではなかろうか。
ムラサキケマンの果実 (横浜市旭区今川町) 2023/04/08長く細くランダムな方向に咲く花には真ん中に長い花柄があり、大きな昆虫が蜜を吸いに来ても留まるとやじろべえのように揺れて弾かれ、ランダムな方向を向いているので蜜を吸う効率も悪い。しかも、入口は狭く、蜜壺は奥にある。
ヤエムグラの果実とミミナグサの花 (横浜市旭区今川町) 2023/04/22これはオランダミミナグサではなく、都会ではあまり見ないミミナグサかと思われる。花柄がオランダミミナグサより長く、花と茎が離れている。また、ミミナグサの花は萼片と花弁の長さがほぼ同じなので花が閉じると花弁が隠れるといった特徴がある。
スイカズラの花 (横浜市旭区今川町) 2023/05/04花がたくさん咲くのを見てやっと馴染みのある植物であることに気づいたが、冬の丸まった葉とは全く異なる印象で、葉の形状も違って見える。着物と化粧で見違えた娘のようなもので、スイカズラという名前を見失ってしまう。
帷子川ルート (横浜市旭区今川町) 2023/05/04「●ルートについて/鶴ヶ峰駅と上川井町の帷子川源流域付近を帷子川に沿って結ぶ約6kmのコースです。コース途中には由緒あるお寺や、全長約300mの水路橋、源流域には自然の景観をそのまま残した小川アメニティーもあります」。由緒あるお寺とは清来寺のことである。
歴史と畠山重忠 (横浜市旭区今川町) 2023/05/04区役所に近く、畠山重忠公碑が見える小さな公園の前に大きな案内板があった。昭和14年、昭和59年、改修後の帷子川の地図、鶴ヶ峰周辺史跡マップ、畑やわら編著「畠山重忠」からの図版がある。
帷子川捷水路トンネル付近 (横浜市旭区今川町) 2023/05/04土日は遠くから訪れたと思われる人たちとよく擦れ違うようになってきた。旅する者は服装や持ち物も違うし、案内地図らしきものを手にしていたりする。そもそも歩の進め方や目線の配り方から違うので見当が付く。
ハゼランの花 (横浜市旭区今川町) 2023/06/04昨年来、何度も通っている道でハゼランを見つけ、しかも花を咲かせていた。15時25分である。三時草の名は確かかもしれない。
アユ (横浜市旭区今川町) 2023/08/27アユは川底の敷石の苔を身を捩って上下の歯でこそげ取るようにして食べ、縄張りからあまり離れようともしない。なお、映像の最後に急に波紋が広がるのは、一瞬映るカワセミの仕業である。
フジ (横浜市旭区今川町) 2023/08/27雑草に混じって野生化しているフジをあちこちで見かけるが、フジは成木にならなければ花を咲かせず、道端のフジは花を咲かせる前に他の雑草と共に除草されてしまうようである。
ツルマメの花 (横浜市旭区今川町) 2023/09/30ツルマメは日本全土に分布しているそうで、5ミリにも満たないこの花は初めて見るが、花がなければ他の葉と入り混じって見過ごしてしまっていただろう。よくクズの葉に入り混じっている細い葉はツルマメかもしれない。
アレチウリの花 (横浜市旭区今川町) 2023/10/14アレチウリの移入元はアメリカやカナダで、特定外来生物に指定されている。駆除すべき特定外来生物に指定されている植物は19種しかない。
ミゾソバの花 (横浜市旭区今川町) 2023/11/03ミゾソバは昨年は見かけなかった。もっとも、去年は雑草に覆い尽くされて降りられなかった階段の下に群生しており、見逃していただけかもしれない。
ミゾソバの花 (横浜市旭区今川町) 2023/11/03ミゾソバは葉の形からウシノヒタイとも花の形からコンペイトウグサとも呼ばれるが、金平糖草と呼ばれる植物はキツネノボタンやシラタマホシクサ、センニチコウなど他にいくつもある。
ミゾソバの花 (横浜市旭区今川町) 2023/11/03ミゾソバは溝蕎麦で、飢饉の際にはソバの代用品として用いられた。といっても米に対する稗のような粗食で、蕎麦掻きのようにして食したそうである。
コヒガンザクラの花 (横浜市旭区今川町) 2024/03/30帷子川沿いの桜のうち、幹の太さが5センチもなく細枝が無数に分岐しているものが多数ある。樹高も低く下向き加減に咲く花もオオシマザクラやソメイヨシノより一回り小さい。この写真は最初マメザクラの名で仕分けていた。
ヤマザクラの花 (横浜市旭区今川町) 2024/04/06ヤマザクラは花と同時に赤っぽい若芽が伸び始める。ソメイヨシノ以前は花見と言えばヤマザクラだったそうで、100円玉の図柄はヤマザクラである。
ヤマザクラの花 (横浜市旭区今川町) 2024/04/06斜面に生えているので判りにくいが、樹高15メートルは超えているだろうか。水平に大きく枝を広げた自然樹形のヤマザクラである。
ムベの花 (横浜市旭区今川町) 2024/04/20ムベ(郁子・野木瓜)は植栽されたようなものしか見たことがなかったが、これは帷子川の斜面に生えたトウネズミモチに絡みついており、柵の向こう側で自生している。これまで見たムベの中では最も多数の花を咲かせている。
ハナズオウの花 (横浜市旭区今川町) 2024/04/20これはいちご農家の塀から枝先を伸ばしているハナズオウ(花蘇芳)で、高さ5メートルほどの木本である。
ミズキの花 (横浜市旭区今川町) 2024/04/27樹木には日当たりの良い高枝にだけ花を咲かせるものもあり、背の低い若いうちはエネルギーを成長に注ぎ込むため花を付けない樹木も多い。このミズキは帷子川の土手から生えており、ちょうど歩道の位置に枝を伸ばしていた。
ミズキの花 (横浜市旭区今川町) 2024/04/27ミズキ(水木)という名は、花を咲かせる春には水を吸い上げる根圧が特に強くなり、幹や枝を切ると滴るように水が出てくることから付いたものである。ミズキ科は枝を水平に伸ばし葉も水平に付くので階段状に見える。花が咲くとさらにそれが際立って見える。
オオキンケイギクの蕾 (横浜市旭区今川町) 2024/05/02オオキンケイギク(大金鶏菊)は、北アメリカ原産のキク科の多年生草本で、環境省によれば1880年代に観賞用、緑化用に導入されている。特定外来生物に指定されているので栽培も売買も禁止である。相模原市では市内全域に分布して在来種を駆逐しており、2023年に分布調査に乗り出して、道端で294地点、次いで個人宅で52地点、全体で518地点で確認している。
サルトリイバラ (横浜市旭区今川町) 2024/05/02タンニンは害虫や病気から植物が身を守るためのもので、むしろ今まで見たサルトリイバラの中で最も生きが良く、棘もはっきり確認できる。
ニワトコの若い果実 (横浜市旭区今川町) 2024/05/02ニワトコ(接骨木、庭床、庭常)の名は、枝を黒焼したり煮詰めたり、煎じた粉末をキハダ(黄柏)の樹皮の粉末と練りあわせたりして、飴状にしたものを打ち身や骨折に外用薬として用いるため、常に庭に植えられていたことに由来する。接骨木をニワトコとも読ませるがそのままセッコツボクとも読む。
ニワトコの若い果実 (横浜市旭区今川町) 2024/05/02果実近くの小葉が9枚ということはほとんどなく、5枚のものが多い。そもそも小葉が多い枝に花や果実を付けても目立たない。
コヒガンザクラの花 (横浜市旭区今川町) 2024/10/26この桜は4月にはマメザクラに仕分けていたもので、この時期に開花しているのを見かけてフユザクラに訂正し、しかし、翌年には咲いたのを見かけず、マメザクラの形質が強いコヒガンザクラとした。
コヒガンザクラ (横浜市旭区今川町) 2024/10/27フユザクラは伊豆半島や房総半島では自生しているらしいが、帷子川沿いに植栽されたものが野生化しているといった情報は見当たらない。
コヒガンザクラの花 (横浜市旭区今川町) 2024/10/27花は枝先に少しだけ咲いた小さな白い花で、サイズとしてはマメザクラである。ちょっと見上げただけでは葉には気づいても花には気づきにくい。
コヒガンザクラの花 (横浜市旭区今川町) 2024/10/27昨年の秋もこの道を何度も通っているが、気づくことがなかったのはこれほどは咲いていなかったからかもしれない。しかし、単なる注意不足ということもある。
イヌサフランの花 (横浜市旭区今川町) 2024/10/27ここ10年((平成26年~令和5年)の有毒植物による食中毒と確認された831名のうち死者は17名である。ジャガイモが324名でトップだが、死者は出ていない。イヌサフランは28名の食中毒者のうち死者13名を出している。ギボウシの葉、ギョウジャニンニクの葉、ジャガイモの球根、タマネギの球根と間違いやすいらしい。
イヌサフランの花 (横浜市旭区今川町) 2024/10/27イヌサフランの種子や根茎にはコルヒチンが含まれており、これは通風の痛みに特異的に作用する。熊本大学薬学部薬用植物園のデータベースには、「18世紀以降、フランスでイヌサフランの球茎をワインに漬けた薬用酒が痛風の特効薬として売りに出されたが、毒性もあり民間での利用は控えることが望ましい」とある。
水浴びするハクセキレイ (横浜市旭区今川町) 2024/10/27ハクセキレイは1度水浴びをして羽繕いをした後、2度目の水浴びに突入した。1度目は大まかに汚れを落として羽根を整え、2度目は丹念に洗い流しているように見える。
帷子川(鶴ヶ峰白根地区)改修工事(その2) (横浜市旭区今川町) 2024/12/08大きな石が入った袋は蛇籠(ロックユニット)と呼ばれるもので、浚渫工事のために持ち込まれたものである。ここでは川底に並べて流れを止めない基礎として使われている。この蛇籠の上に直接鉄板を敷いたり、砂利を固めてスロープや足場が作られている。
帷子川(鶴ヶ峰白根地区)改修工事(その2) (横浜市旭区今川町) 2024/12/15手前が帷子川、奥が二俣川である。ブルーシートの辺りにあった大きなクスノキやトウネズミモチ、それにムベの蔓は跡形もない。現実は刻々と変わりゆく。半世紀前の川の流れはもっと南にあり、ここは商店や住宅が立ち並ぶ丘陵だった。そしてここは畠山重忠の古戦場跡でもある。
今川橋の水位計 (横浜市旭区今川町) 2025/01/18畠山重忠公碑に近い今川橋の上にも水位計があった。工事の様子を見るため普段は通らない橋を渡って気が付いた。WEB上の防災システムで可視化されている水位計は、旭区内ではここと御殿橋の2箇所のようである。ただここは水位計だけで、映像は150メートル下流の畠山重忠公碑の敷地にあるWEBカメラのものである。
帷子川(鶴ヶ峰白根地区)改修工事(その2) (横浜市旭区今川町) 2025/02/15先月まで敷かれていた鉄板はなく、持ち込まれていた重機類や発電機、ポンプなどが撤去されていた。残っているのは石材を詰めた蛇籠とバイブロハンマー工法で打ち込まれた土留め用の鋼矢板である。来月末までが工期なので主要工事はほぼ終了ということだろう。
アオサギとカワウとカルガモ (横浜市旭区今川町) 2025/02/22歩きながら、この距離から坂道に二人の女性がいることが判るのは、人を見慣れているからである。川面にアオサギやカワウ、カルガモがいることに気づくには、同様に経験を積み重ねていくしかない。どこに注意を向けるかは人それぞれの嗜好の違いもあり、この距離から車種の違いを判別できる人もいるだろう。
アオサギとカワウとカルガモ (横浜市旭区今川町) 2025/02/22実際には、少なくともカルガモは泳いでいて動きがあるため、写真よりも判りやすい。しかし、30倍に拡大しても写真ではこの程度の認識しかできない。判断は知識だけではなく能力も関わる問題である。能力を維持し、向上させなければ、知識も次第に薄れて自分では使えなくなっていく。検索すれば、AIを使えば、そして自分以外に正しさを求めるといったことが常態になると、自分自身で考える力や判断する力が衰え、次第に主体性を失っていく。その結果、知識や情報に依存するばかりで、洞察や創造性を発揮する機会まで失われていくことになる。
ダイサギ (横浜市旭区今川町) 2025/03/15体長は1メートルに達しているかもしれない。今まで見たダイサギの中では最も大きいが、同じ個体の成長を見ているだけかもしれない。ここでダイサギを複数同時に見たことはない。繁殖は別の場所だろう。つまりは、餌場に縄張りがある。
コヒガンザクラの花 (横浜市旭区今川町) 2025/03/30コヒガンザクラとすべきかマメザクラとすべきかは微妙な違いである。ソメイヨシノより早く咲き、同じように花が先、樹高が低く、小さな花を付けるという特徴だけ採れば、これはコヒガンザクラである。マメザクラは花と葉の展開がほぼ同じである。
コヒガンザクラの花 (横浜市旭区今川町) 2025/03/30これは秋にも一度咲いているためフユザクラとしているが、その前は萼筒が壺形であったためマメザクラとしていた。同じように季節変化を見届けないと区別できない植物は多数ある。
ヤエベニシダレの花 (横浜市旭区今川町) 2025/03/30ヤエベニシダレはソメイヨシノよりは遅く咲く。葉より先に花が咲くが、枝先の葉芽は細長く伸びて目立つことがある。
ヤエベニシダレの花 (横浜市旭区今川町) 2025/04/12ヤエベニシダレには雄蕊も雌蕊もあるが、結実したという観察例はない。桜には自家不和合性という性質があり、同一個体同士では結実しない。つまり、ヤエベニシダレは、ソメイヨシノと同様、接ぎ木や挿し木で増えるクローンということになる。
ニワザクラの花 (横浜市旭区今川町) 2025/04/12様々な植物を写真にとって仕分けしていると、見たことがあるかないか直感的に判るようになる。大きさや立性、花の色や花の付き方、環境、植生、時期。こうした構造や状況の違いは、違和感として捉えられる。これは人を見分けるのと本質的に同じである。
ニワザクラの花 (横浜市旭区今川町) 2025/04/12ニワザクラは初見で、花と蕾にはバラ科の特徴がある。直立する幹はごく細く、花と葉だけが積み重なっているように見える。この写真では、棒状の幹に他の蔓性植物が巻き付いているが、葉は全てニワザクラである。
ニワザクラの花 (横浜市旭区今川町) 2025/04/12ニワザクラは、中国北部から中部を原産で、中国では麦李と呼ばれ、ニワウメの変種とされている。花の直径は3センチに満たないが、花弁は40枚以上ありそうで、雄蕊や雌蕊が全て花弁と化しているので実はできない。もちろん、挿し木か取り木といった植栽だろう。
帷子川(鶴ヶ峰白根地区)改修工事(その2) (横浜市旭区今川町) 2025/04/19帷子川と二俣川との合流地点まで重機類を導くためのスロープは完成しているが、右岸に並べた土留めの鋼矢板は残っており、川の勾配の粗面構造の上には蛇籠が積まれたままである。川岸近くは水流を保つために深くしてあるはずだが、鋼矢板と蛇籠を退けただけでは中洲が残ることになる。おそらく次の改修工事で川の中心部を掘り進めるのだろう。
ヤエベニシダレの若い果実 (横浜市旭区今川町) 2025/04/19ヤエベニシダレの若い実に、2つの果実がくっついた双子果を見つけた。花柄には花が一つのはずで、雌蕊も1つのはずである。そもそもヤエベニシダレはクローンなので果実も初めて見たが、さらに癒合した果実は初めて見る。中には種子が1つずつ、2つ並んでいるのだろうか。
スズランの花 (横浜市旭区今川町) 2025/04/19スズランはこの辺りでは自生していない。自生地は北海道や中部以北の高原である。ただ例外的に、昭和45年に阿蘇市でも自生が見つかっている。
セイヨウタンポポの花と果実 (横浜市旭区今川町) 2025/04/19写真中央は帯化(綴化、石化)したセイヨウタンポポで、日本各地で見つかっている。土壌にリン酸トリスが含まれていると過剰反応する特殊なセイヨウタンポポがあるらしい。これは愛知教育大学の渡辺先生の「カナリアタンポポ説」で、2003年にテレビ朝日で放送されている。
カンザンの花 (横浜市旭区今川町) 2025/04/19帷子川沿いのカンザン並木はそう古いものではなく、遊歩道の整備とともに2008年前頃に植栽されたものである。
カンザンの葉 (横浜市旭区今川町) 2025/04/19カンザンの托葉には葉のような形状もあるが、写真のように棘を持った針状のものもある。そして、托葉の棘の先には赤い点に見える蜜腺がある。これはアリを呼び寄せて、花や実、若葉を発育段階で害虫から守る一助とするためだろう。
セリバヒエンソウの花 (横浜市旭区今川町) 2025/04/19花柄に沿って毛の生えた針状の苞葉らしきが3本以上付いている。中央の花からは下に曲がった雄蕊と葯が何本か溢れて見える。
セリバヒエンソウの花 (横浜市旭区今川町) 2025/04/19蕾と並ぶと、花の外側は萼が紫色に変化したもののようである。中央からラッパのような突き出たものが花弁だろう。萼は基礎構造なので5枚という数も変わらない。花弁は広告塔なので、戦略によって柔軟に形を変え数を変える。長い距も元々は花弁である。
セリバヒエンソウの花 (横浜市旭区今川町) 2025/04/19花の外側に5枚の薄紫色に花弁化した萼があり、中央からはやはり薄紫色で縁が白い花弁がある。それは癒合して突き出ている。
ウシハコベの花 (横浜市旭区今川町) 2025/04/19ウシハコベは双子葉植物で、花弁の基数は5枚。しかし、花弁が2裂しているので10枚に見える。萼片は5枚である。そして、雌しべの先も5本に分かれている。他のハコベはだいたい3本に分かれているので、区別が付く。
ニワトコの花 (横浜市旭区今川町) 2025/04/19ニワトコの花は、5枚の花弁、5本の雄蕊、中央に紫色の雌蕊がある。既に子房が膨らみ始めた若い果実もある。
モンキアゲハ (横浜市旭区今川町) 2025/04/26ハクセキレイのつがいが帷子川に舞い降りたように見えたが、ハクセキレイは1羽で、一方はモンキアゲハである。モンキアゲハはチョウとしては日本最大級である。
モンキアゲハ (横浜市旭区今川町) 2025/04/26モンキアゲハは水分の補給のために、落差工の上の水溜りに留まったようだ。オレンジ色の三日月紋があるので雌だろう。
ハクセキレイの羽繕いとモンキアゲハ (横浜市旭区今川町) 2025/04/26ハクセキレイの羽繕いの側に、水を補給するモンキアゲハがいる。広げた手ほどあるモンキアゲハは、飛んでいるところは何度も見かけるが、撮ったのは初めてである。
アツバキミガヨランの蕾 (横浜市旭区今川町) 2026/01/24これは、民家の庭先、道路脇に植えられているアツバキミガヨランである。一般的には、初夏と秋に花が咲くとされているが、自分の行動範囲である関東都市部では、5月前後と1月前後に咲く。
ダイコンの果実 (横浜市旭区今川町) 2026/01/31実家の周囲には畑が多い。ダイコンも見慣れてはいる。しかし、この時期にもう20センチほど地上に根が表れていたので、初めて撮った。いわゆる青首大根で、このぐらい顔を出していれば、抜いても良さそうである。
ダイコンの果実 (横浜市旭区今川町) 2026/01/31まだ青首を出していないダイコンの根もあるが、出ているものもちらほらある。放っておけば霜を含んだり、傷んだりもするだろう。収穫時期を見計らっているところかもしれない。いつだったか、三浦海岸でカワヅザクラを見た時に、4~5キロの球形の三浦大根を買ったことがある。あれは2月下旬のことだった。
帷子川(鶴ヶ峰白根地区)改修工事(その3) (横浜市旭区今川町) 2026/01/31これは作業員のための緊急病院経路図の一部で、工事関係の公示書類と共にフェンスに貼られていた。施工箇所は、畠山重忠公碑の下から今川橋までの間の約100メートル区間で、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院までは7キロメートルほど、車で20分弱の距離である。
コヒガンザクラの花と除草シート (横浜市旭区今川町) 2026/03/22防草シートがコヒガンザクラの根本まである。枝先が地面や防護柵に近く、幹も細く樹皮に引っかかりが多い樹木は、クズの蔓が絡み付きやすい。クズの根絶は無理でも、管理側としては樹木を覆い尽くすクズの毎年の除伐費を少しは抑える効果はあるだろう。
コヒガンザクラの花 (横浜市旭区今川町) 2026/03/22コヒガンは5~6メートル以上の樹高のものも見かけるが、帷子川の土手に生えているものは比較的樹高が低い。高くても4メートル前後で、それ以下のものが多い。この木は1本ではなく、無数のひこばえから花を咲かせるに至っているものもある。ひこばえの中には、原種のマメザクラに近いものもあるかもしれない。
コヒガンザクラの花 (横浜市旭区今川町) 2026/03/22萼筒に膨らみがあり、花柄にも産毛があるのがエドヒガン譲りの形質で、萼筒が細く赤みがあるのがマメザクラ譲りの形質。これが頭に入らないのは、どちらの原種も見たことがないからである。
ベニシダレの花 (横浜市旭区今川町) 2026/03/31全ての花が一重なので、単にベニシダレを植えたのかもしれない。あるいは、台木が一重であったか、先祖返りかもしれない。しかし、対岸には実を付けるヤエベニシダレもある。種から育ったとすれば、親の形質が完全には引き継がれなかったということもある。桜の枝垂れの形質は、優性遺伝だそうである。
帷子川(鶴ヶ峰白根地区)改修工事(その3) (横浜市旭区今川町) 2026/03/31既に打ち込み終えた鋼矢板を挟み込んで自重を支えている。打ち込み前の鋼矢板は、まだ反転させておらず、既存の鋼矢板に重ねて2つとも挟んで倒れないようにしている。ホースは油圧が掛かっていないので緩んでいる。青いホースに見えていたが、青い養生シートを黒テープで巻きつけてある。
クズの蔓に覆われたオオシマザクラ (横浜市旭区今川町) 2026/04/01クズは冬の間は蔓だけになる。オオシマザクラも落葉樹なので、少なくとも冬の間は日光の供給はあまり影響がない。これだけ覆われていれば、むしろ保温になるかも知れず、鳥たちには隠れ家となる。
クズの蔓に覆われたオオシマザクラ (横浜市旭区今川町) 2026/04/01樹冠の方はクズに覆われているが、横から見れば風通しはそこそこある。ただ、夏の間は養分を蓄えにくく花付きも悪くはなるだろう。しかし、それでも花は咲く。
ソメイヨシノの花 (横浜市旭区今川町) 2026/04/01ソメイヨシノの並木に、帷子川の工事を覆い隠すパネルフェンスが設けられている。「2027年3月19日~9月26日」「2027年国際園芸博覧会」「あさひ区COLORS GARDEN」「みんなで描く、4つの庭園」の文字がある。
Yellow Roof 's Museum