Yellow Roof 's Museum
イタドリ (オノエイタドリ) ナデシコ目タデ科 Polygonum cuspidatum f. compactum
イタドリの果実 (横浜市旭区今宿南町) 2022/12/30初めて見るような気がして撮ったのだが、後で調べるとイタドリで、写真を見るにつれて初めてどころか昔よく見かけていた植物であることを徐々に思い出し、今も変わらずあちこちに生えているのを見つけていった。子供時分は名前を知らないまま見えるがままに認識していたが、大人になるといちいち見たり認識もしなくなり、細々と記憶に残った名前と古いイメージもやがては消えていく。
イタドリ (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/16イタドリの漢名は「虎杖(こじょう)」で、茎の虎の皮のような斑紋のある杖を意味する。2メートルほどに成長した頃には、茎は木質化して丈夫な杖として用いられたそうである。
イタドリの若い果実 (横浜市旭区今宿南町) 2023/10/14イタドリは結実すると一種の翼果になる。外花被という萼に当たる部分が成長して、種子を包み込んで3枚の翼となり、風を受けて回転しながら遠くに運ばれる。
イタドリ (横浜市旭区下川井町) 2026/03/29イタドリの芽は赤く、春先の葉は紫色に濃いピンク色の葉脈が目立つ。紫外線避けのアントシアニンの色である。イタドリの柔らかい芽や茎は山菜にする。シュウ酸の酸味が強いので、水にさらしてアク抜きをするそうである。
イタドリ (横浜市旭区下川井町) 2026/03/29イタドリ(痛取)は、葉をもんで傷口に当てると痛みが和らぐという。それは試したことはないが、茎を折るとポンッと音がすることは子供の頃から知っている。ただ、それで「スカンポ」と呼ばれたりすることも、イタドリという名も知らなかった。
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