横浜市旭区下川井町
御殿橋の河川設備 (横浜市旭区下川井町)
2024/10/12
帷子川の水位観測地点の1つが御殿橋である。水面に向けて水位計が設置されている。
中原街道 (横浜市旭区下川井町)
2024/10/19
矢指市民の森から中原街道へと出た。車道の両側にはクズの大群落がある。
クズのクズクビボソハムシ (横浜市旭区下川井町)
2024/10/19
クズクビボソハムシは群れで纏まって行動するらしく、1つの葉に何十匹と集中しているが、クズの大群落の中で見かけたのは離れ離れの3枚の葉だけである。
ツチイナゴ♂ (横浜市旭区下川井町)
2024/10/19
ツチイナゴは何回か撮っているが、スマホを10センチほど近づけてもゆっくり動いて姿勢を変えるぐらいである。最初に写真を撮った時には飛んできたから気付いたが、その後は葉から葉へと跳ねるのは見ても、翅を広げたところすら見ていない。
ツチイナゴ♂ (横浜市旭区下川井町)
2024/10/19
尻の先が尖っているのでオスである。ツチイナゴはススキの葉に留まって、クズの葉に後ろ脚を掛けている。クズの葉を好んで食べるとはいえ、風が強い日はススキの葉の方が掴まりやすいだろう。ススキをまったく食べないというわけでもない。
矢指川 (横浜市旭区下川井町)
2024/10/20
相鉄バス旭営業所の脇に流れているのが帷子川支流の矢指川で、矢指町に源流がある。
下川井庚申塔・石仏群 (横浜市旭区下川井町)
2024/10/20
青面金剛石仏は享保15年(1730年)建立とある。
庚申地蔵尊 (横浜市旭区下川井町)
2024/10/20
旭区の庚申塔や石仏は古いものでは1600年代から建立されている。これは1707年建立のもの。
ハナシュクシャの花 (横浜市旭区下川井町)
2024/10/26
農家の片隅のハナシュクシャ。ハナシュクシャ(花縮砂)はショウガ科シュクシャ属で、ジンジャーとも呼ばれるが、食用の生姜とは別種である。草丈は自分の身長より高い。花も直径10センチほどあり、葉も長いもので50センチほどある。
キダチチョウセンアサガオの花 (横浜市旭区下川井町)
2024/11/16
農家の敷地のキダチチョウセンアサガオ。キダチチョウセンアサガオ属は草本ではなく木本で、高木になることもある。下向きに花を咲かせるが、チョウセンアサガオ属の方は花は横向きから上向きに咲く。
キダチチョウセンアサガオの花 (横浜市旭区下川井町)
2024/11/16
このサイトは自己目的的な写真付きの備忘録のようなものである。撮るものは種々様々だが、公開サイトには無許可の画像はもちろん個人情報も省いている。そうすると残るのは公共物や自然物が中心になる。
キダチチョウセンアサガオの花 (横浜市旭区下川井町)
2024/11/16
昔は写真にするだけで時間と金がかかりカメラがある家庭も少なかったが、今は老若男女誰でもどこでもいつでも写真を撮っているのを見かける。植物趣味は老人趣味とステレオタイプに思うのは頭が固くなった昭和世代ばかりで、第一線を走るのは年々若い世代になってきている。
ツワブキの花 (横浜市旭区下川井町)
2024/11/16
ツワブキはキク科で、舌状花と筒状花の2つの花から成る頭状花序である。舌状花の柱頭が成長して花開く。ツワブキの花房全体は円錐状または球状に纏まって付く。専門的にはこれを円錐花序あるいは散房花序、他にも様々な呼び方があり、訳語であったり学者が便宜的に付けた名称であったりする。植物を解説する人にも個性があり、読む人の解釈にも個性があり、そもそも同じ種であっても花の付き方にも個性が出る。現物を見るに如くはない。
ショウジョウソウの花 (横浜市旭区下川井町)
2024/11/16
ショウジョウソウは杯状花序といって雄花と雌花が別々に付く。トウダイグサ科にしばしば見られる特徴的な花である。3つの球体が合体したような丸いものが雌花で、雄蕊より先に発生する。いわゆる雌性先熟で、雌花が熟した後、先端に黄色い花粉が付いた雄蕊を持つ雄花が次々に発生していく。既に結実して赤くなり始めた実もあり、この写真では雌花と雄花を収容していた杯の形は崩れ去っている。
河川設備 (横浜市旭区下川井町)
2024/11/16
下川井町の御殿橋(ごてんばし)の欄干にカメラやパトライトと共に水位計があるのは先月12日に写真を撮ったが、反対側の欄干の下には水位を目視するための量水標があった。
河川設備 (横浜市旭区下川井町)
2024/11/16
水面は量水標の120センチほどのところにある。これは水深で、横浜市水防災情報では、この日この時刻の御殿橋水位観測地点の水位は2センチである。水位とは個々の観測値で定めた基準面からの高低差のことで、言わば平常時の平均水深のことである。基準面を120センチとすれば水位2センチなら水深は122センチとなる。
ヤドリギ (横浜市旭区下川井町)
2026/01/18
遥か上空を、大きな猛禽類が飛んでいくのを目で追っていくと、私有地らしき山林の10本ほどのケヤキに、ヤドリギの塊がいくつもあるのが目に入った。落葉の時期に、ここを散歩コースにすることはあまりなく、さらに、歩きながら見上げて注視することもほとんどない。
ヤドリギ (横浜市旭区下川井町)
2026/01/18
視界は三次元に広がっていても、歩行中の注意力は、もっぱら近距離の水平方向や足元に向けられる。遠くの上方は視野にはあっても、それを認識するかどうかは別問題である。最近はスマートフォンの普及によって、さらに注意力は手元に集中する傾向もある。
イロハモミジのコガタスズメバチの巣 (横浜市旭区下川井町)
2026/03/01
帷子川沿いの駐車場脇の木に、球状の物がぶら下がっている。鳥の巣と思って近づけば、スズメバチの巣である。木の方は、二股に分岐する枝に小さく尖った冬芽が出来ている。なにより、枯れた翼果が少し残っているのでイロハモミジである。
イロハモミジのコガタスズメバチの巣 (横浜市旭区下川井町)
2026/03/01
スズメバチの巣は、異なる種類の樹皮を噛み砕いて混ぜ合わせるのでマーブル状の外壁になる。こういう開放的なところにある木の枝に巣を作るスズメバチは、コガタスズメバチぐらいのものらしい。コガタスズメバチは冬にはほぼ死滅しており、空き家に戻ってくることもない。新女王蜂のみがどこかで冬を越している。
ナズナの花 (横浜市旭区下川井町)
2026/03/01
ナズナの花は既に咲いており、果実を付けているものもある。春の七草として食べるのは、花や実を付ける前の時期の柔らかい若芽や若葉である。花の根元に残る若葉も食えるだろうが、ロゼッタ状の葉がまだあるうちから、そんなことはしないだろう。
ナズナの花 (横浜市旭区下川井町)
2026/03/01
ナズナの花弁は4枚。萼も4枚。中央に雌蕊。太い雄蕊が4本。それに、小さく短い雄蕊が奥に2本あるらしいが、肉眼でも接写でもなかなか見えない。小さい雄蕊は、受粉できなかった場合に、花が萎む際に自家受粉するためにあるという。
ミチタネツケバナの花 (横浜市旭区下川井町)
2026/03/01
ナズナ、オランダミミナグサ、ミチタネツケバナは、畑の脇にそれぞれ小さな群落を作る。接写したミチタネツケバナには、小さな黒い甲虫がいた。ケシキスイかハムシだろう。自分はもっぱら通りすがりに撮るだけで、もはや確かめようもない。撮らずに通り過ぎるだけよりはマシという程度である。
キャラボク (横浜市旭区下川井町)
2026/03/01
葉は短く螺旋状に付いていて、硬そうに見えて柔らかい。葉裏にはカヤと同様に2本の気孔の並びがあるが、不明瞭である。
キャラボク (横浜市旭区下川井町)
2026/03/01
この木は生垣として植えられている。キャラボク(伽羅木)はイチイの変種と言われ、根本から枝が分かれて横に広がり高木にならないため、庭木や生垣に用いられる。
カンヒザクラの花 (横浜市旭区下川井町)
2026/03/07
ヤエカンヒザクラの原種、カンヒザクラは、中国南部や台湾に自生し、沖縄では野生化しているそうである。ヤエカンヒザクラは、台湾で八重咲きの個体を選抜して育成された園芸品種で、接ぎ木や挿し木によって増やされるクローンである。
イヌガヤ (横浜市旭区下川井町)
2026/03/07
イヌガヤは初出。駐車場脇にキャラボクと並んで植わっていた。右の枝には以前の剪定跡があって成長が留まっているが、すでに新しい枝が伸びてきている。
イヌガヤ (横浜市旭区下川井町)
2026/03/07
シダ類もそうだが、マツ類のような針葉樹も自分にとっては識別しにくい。見逃しているから識別できないのか。識別しないから見逃すことになるのか。たぶん両方だろう。
イヌガヤ (横浜市旭区下川井町)
2026/03/07
イヌガヤの場合も、先端にあるのは花芽ではなく葉芽である。カヤとそっくりな葉だが、しなやかに曲がっており、葉先は柔らかい。真っ先にそれを確かめた。気孔帯の白筋も、カヤより幅広ではっきりしている。
イヌガヤ (横浜市旭区下川井町)
2026/03/07
イヌガヤの幹は樹皮が折り重なり、不規則な凹凸もあり、ひこばえも入り混じっていて、不定形である。
キャラボク (横浜市旭区下川井町)
2026/03/07
枝先の方の葉は二列に整然と並んでいるため、平面的に輪生しているかのように見える。イチイ科の多くは雌雄異株だが、稀に雌雄同株だったり性転換するケースもあるらしい。
コゴメイヌノフグリの花 (横浜市旭区下川井町)
2026/03/08
通常、コゴメイヌノフグリは横に広がっていくものだが、石垣などを背にして上に伸びていくことはある。ただ、これほど垂直に高く茎を伸ばしているのは初めて見る。歩道と壁面の間は狭く、種々の植物がひしめき合っているので、上に活路を見出したのだろう。
スミレの花 (横浜市旭区下川井町)
2026/03/29
歩道の端、側溝の縁に約12メートルにわたってスミレが群生している。頻繁には通らない道だが、まったく通らないわけでもない。しかし、これほど連なるには5年以上は掛かるはずである。もっぱら反対側の帷子川の川面に目を配る自分が見落としていたのだろう。
スミレの花 (横浜市旭区下川井町)
2026/03/29
このスミレは草丈15センチ以上ある。スミレは無茎種といって地上に茎はなく、根から直接花柄が伸びる。したがって、何度か冬を越した太い根と十分な栄養分がなければ、長い花柄にはならないし、支えられもしない。つまり、このスミレは発芽から3~4年は掛かっているはずである。
クズの蔓に覆われたハナモモ (横浜市旭区下川井町)
2026/03/29
帷子川の河川敷に、クズの蔓が束になって籠のように浮かんでいた。クズは多年草で、その蔓は成長すると茶色や白っぽく木質化する。春になれば葉を生やし始める場合が多い。そのクズの蔓の中にピンク色の花らしきものがある。
クズの蔓に覆われたハナモモ (横浜市旭区下川井町)
2026/03/29
クズの蔓には朽ちて折れているものもあるが、張りがあるものもある。その中で咲いていたのは、八重咲きのハナモモである。帷子川のこのあたりには、一般人が容易に入れる階段は設けられていない。つまりは、流されてきた枝か種から自然に生育したハナモモということになる。
イタドリ (横浜市旭区下川井町)
2026/03/29
イタドリの芽は赤く、春先の葉は紫色に濃いピンク色の葉脈が目立つ。紫外線避けのアントシアニンの色である。イタドリの柔らかい芽や茎は山菜にする。シュウ酸の酸味が強いので、水にさらしてアク抜きをするそうである。
イタドリ (横浜市旭区下川井町)
2026/03/29
イタドリ(痛取)は、葉をもんで傷口に当てると痛みが和らぐという。それは試したことはないが、茎を折るとポンッと音がすることは子供の頃から知っている。ただ、それで「スカンポ」と呼ばれたりすることも、イタドリという名も知らなかった。
キャラボク (横浜市旭区下川井町)
2026/04/05
葉は枝先からだけではなく、枝の途中からも展開するようだが、これは道に張り出した枝先を剪定しているからかもしれない。
キャラボクの雌花 (横浜市旭区下川井町)
2026/04/05
撮った時にはまるで気づかなかったので焦点が合っていないが、葉の根元には先が白い茶色い粒がある。粒の先には小さな穴が開いているのも確認できる。この穴からは水滴が出て、雄花から放出された花粉を受粉するという。
イヌガヤの芽 (横浜市旭区下川井町)
2026/04/05
枝先の黄緑色をして垂れ下がっているものは、芽吹いたばかりのイヌガヤの新葉である。
アオサギの幼鳥 (横浜市旭区下川井町)
2026/05/02
これは幼鳥だろうか。冠羽もなく、頭も体も淡い灰色である。しかし、既に身体はかなり大きくなっている。
アオサギの幼鳥 (横浜市旭区下川井町)
2026/05/02
近くで生まれた個体なのだろうか。一度に複数のアオサギがいるところは見たことがない。大抵は1羽で、この個体も1羽である。ただ、この辺りには纏った林もあれば、もう少し上流方面には市民の森や四季の森、ズーラシアもある。
アオサギの幼鳥 (横浜市旭区下川井町)
2026/05/02
ズーラシア周辺ではアオサギの繁殖が確認されているので、ごく近くの樹上にアオサギの巣があったとしても不思議はない。
アオサギの幼鳥 (横浜市旭区下川井町)
2026/05/02
冬場の高い樹上で見かける大きな巣は、アオサギの巣の跡だったりするのかもしれない。
アオサギの幼鳥 (横浜市旭区下川井町)
2026/05/02
嘴の先の方にまでまだ羽毛が残っているので幼鳥であることは確かだろうが、大きさは親鳥と既に大差はない。
ウツギの蕾 (横浜市旭区下川井町)
2026/05/02
ウツギの若枝には白く軽い髄が詰まっており、成熟していくにつれて乾燥して萎んだり剥がれたりして、やがて中空状になる。空木と呼ばれる所以である。外側にエネルギーや栄養を配分すれば済むため成長は早く、数ヶ月で2メートル近く伸びることもある。ただし、その構造ゆえに自重をあまり支えられず、低木に留まる。
クワのチュウゴクアミガサハゴロモ (横浜市旭区下川井町)
2026/06/14
チュウゴクアミガサハゴロモは、中国か韓国などから輸入された苗木から、検疫をすり抜けた卵によって国内に入り込んだと見られている。翅の縁に三角形または半円形に透けた紋がついているのが特徴で、在来種のアミガサハゴロモは、この紋が不透明の白色で円形か四角形に近い。
クワのチュウゴクアミガサハゴロモ (横浜市旭区下川井町)
2026/06/14
どれほど検疫を厳しくしていても、菌類や昆虫の卵、微細な種子、そして病原菌やウイルスも国内に入り込む。防ぎ切ることもできず、一端入り込めば拡散を防ぐために膨大な費用がかかる。病害虫や外来種の問題は、ほぼ全て人間側の都合が引き金で、生物自身の問題ではない。
ヒマワリの花 (横浜市旭区下川井町)
2026/07/19
ヒマワリは北アメリカ原産で、江戸時代初期に中国から伝わったとされるが、日本では自生しないようである。
ヒマワリの花 (横浜市旭区下川井町)
2026/07/19
日本で農産物や観賞用として栽培されるヒマワリは、品種改良によって原種とは比較にならないほど頭状花が大きく、筒状花も数百から数千個あり、1粒ごとの種子が大きく肥大化するように選抜されたものである。
ヒマワリの種子 (横浜市旭区下川井町)
2026/07/19
こぼれ種が芽を出して成長することもあるが、品種改良されたヒマワリの種子は栄養価が高く、ほぼ無毒化されているがゆえに、ほとんど他の生物の食料源と化してしまう。
キャラボクの果実 (横浜市旭区下川井町)
2026/07/19
キャラボクの果実はすでに赤く熟しており、甘いそうである。図鑑などでは夏の終わりから秋にかけて熟すとされている。キャラボクは裸子植物なのでリンゴやモモのような子房はない。したがって果肉ではなく、種子の周りの組織が発達した仮種皮という表現を使う。
キャラボクの果実 (横浜市旭区下川井町)
2026/07/19
熟しきって水分が抜けているものもある。中の種子は、大抵の植物と同じように硬く、毒が含まれている。これは鳥や動物に実を食わせて、種子を遠くに運ばせるための戦略である。種子が糞とともに排出されたり、毒気で吐き出されたりすることによって、分布域を広げていく。
クズのホシハラビロヘリカメムシの幼虫 (横浜市旭区下川井町)
2026/07/19
両方とも翅が未発達な幼虫である。ヘリカメムシの仲間は幼虫の状態で冬を越し、春先から夏にかけて活動・繁殖する。尻を突き合わせた交尾体勢で、それぞれがクズの樹液を吸っているが、もちろん、幼虫なので交尾はできない。
クズのホシハラビロヘリカメムシの幼虫 (横浜市旭区下川井町)
2026/07/19
近づいても尻の先を突き合わせたまま、クズの茎に掴まって少し脚を動かす程度である。両方とも幼虫であることも、成虫の交尾の体勢と同じであることも、確かな事実である。双方がクズの樹液を吸いながら後退りした結果かもしれないが、通常は前進か横ばいするぐらいで、今のところ後ずさりするのは見たことがない。
電線のホオジロ (横浜市旭区下川井町)
2026/07/19
夕方5時半頃。下川井町の農地の電線の上にいるホオジロを見た。オスのさえずりは、江戸時代頃からの手紙の書き出し、一筆啓上仕り候と聞きなされ、自分はそれを父親から聞いた。縁側に金網を張った木箱を重ねて鳥を飼っており、その一つにホオジロがいた。現在は鳥獣保護法があって不可能なことである。
ヘチマ (横浜市旭区下川井町)
2026/07/26
ヘチマの果実は既にかなり育ってきており、咲いているのはもっぱら雄花ばかりである。雌花は膨らんできた子房の先に萎れて付いている。
ヘチマの雄花 (横浜市旭区下川井町)
2026/07/26
雄蕊は5本だが、そのうちの4つは2つずつ合着しているため、3本に見える。
Yellow Roof 's Museum