Yellow Roof 's Museum
2026/03/29(日曜日)
スミレの花 (横浜市旭区下川井町) 2026/03/29歩道の端、側溝の縁に約12メートルにわたってスミレが群生している。頻繁には通らない道だが、まったく通らないわけでもない。しかし、これほど連なるには5年以上は掛かるはずである。もっぱら反対側の帷子川の川面に目を配る自分が見落としていたのだろう。
スミレの花 (横浜市旭区下川井町) 2026/03/29ノゲシやエノコログサなどもあるが、明らかにスミレが優勢に見える。
スミレの花 (横浜市旭区下川井町) 2026/03/29このスミレは草丈15センチ以上ある。スミレは無茎種といって地上に茎はなく、根から直接花柄が伸びる。したがって、何度か冬を越した太い根と十分な栄養分がなければ、長い花柄にはならないし、支えられもしない。つまり、このスミレは発芽から3~4年は掛かっているはずである。
クズの蔓に覆われたハナモモ (横浜市旭区下川井町) 2026/03/29帷子川の河川敷に、クズの蔓が束になって籠のように浮かんでいた。クズは多年草で、その蔓は成長すると茶色や白っぽく木質化する。春になれば葉を生やし始める場合が多い。そのクズの蔓の中にピンク色の花らしきものがある。
クズの蔓に覆われたハナモモ (横浜市旭区下川井町) 2026/03/29クズの蔓には朽ちて折れているものもあるが、張りがあるものもある。その中で咲いていたのは、八重咲きのハナモモである。帷子川のこのあたりには、一般人が容易に入れる階段は設けられていない。つまりは、流されてきた枝か種から自然に生育したハナモモということになる。
イタドリ (横浜市旭区下川井町) 2026/03/29イタドリの芽は赤く、春先の葉は紫色に濃いピンク色の葉脈が目立つ。紫外線避けのアントシアニンの色である。イタドリの柔らかい芽や茎は山菜にする。シュウ酸の酸味が強いので、水にさらしてアク抜きをするそうである。
イタドリ (横浜市旭区下川井町) 2026/03/29イタドリ(痛取)は、葉をもんで傷口に当てると痛みが和らぐという。それは試したことはないが、茎を折るとポンッと音がすることは子供の頃から知っている。ただ、それで「スカンポ」と呼ばれたりすることも、イタドリという名も知らなかった。
タチヤナギの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/29葉が展開して花も長くなってくれば、葉の細いタチヤナギであることは明確になるが、芽吹き始めはマルバヤナギかタチヤナギかは判断しづらい。
ハナモモの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/29クズに覆われたハナモモから600メートルほど下流にも、たぶん同じ品種が河川敷で花を咲かせていた。2メートルに満たない細い幹の若木が、既に何本も林立している。これは種から発芽したと捉えるべきだろう。
ハナモモの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/29一般人が立ち入れない河川敷なので、果実か種子が流れ着いのたかもしれない。下流の鶴ヶ峰本町の歩道に植栽された実をつけるハナモモと似ており、これも立ち性である。群れで行動する鳥なら、あちこちで種を吐き出したり、未消化の種を糞と一緒に排出するだろう。もっとも、原木を特定するのは無理である。
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