クズ マメ目マメ科 Pueraria lobata subsp. lobata
クズの大群落 (東京都大田区平和島公園)
2022/06/16
クズを完全に除伐するためには根こそぎ抜くしかない。それは現実的ではないとしても、毎年蔓を取り去っていけば、徐々に養分が枯渇して勢いが衰えていく可能性はある。
セイタカアワダチソウ群とクズ群 (横浜市旭区鶴ヶ峰本町)
2022/10/22
セイタカアワダチソウで思い出すのは山崎ハコの『織江の唄』で、二番の歌詞で「月見草 いいえそげんな花じゃなか あれはセイタカアワダチソウ」と歌われていたのが耳に残っている。五木寛之原作の映画『青春の門』(1981年)のイメージソングで作詞も五木寛之である。劇中には使われていないが、テレビCMで流され、映画館の幕間にも繰り返し流されていた。
クズの蔓に覆われたハナモモ (横浜市旭区下川井町)
2026/03/29
帷子川の河川敷に、クズの蔓が束になって籠のように浮かんでいた。クズは多年草で、その蔓は成長すると茶色や白っぽく木質化する。春になれば葉を生やし始める場合が多い。そのクズの蔓の中にピンク色の花らしきものがある。
クズの蔓に覆われたハナモモ (横浜市旭区下川井町)
2026/03/29
クズの蔓には朽ちて折れているものもあるが、張りがあるものもある。その中で咲いていたのは、八重咲きのハナモモである。帷子川のこのあたりには、一般人が容易に入れる階段は設けられていない。つまりは、流されてきた枝か種から自然に生育したハナモモということになる。
クズの蔓に覆われたオオシマザクラ (横浜市旭区今川町)
2026/04/01
クズは冬の間は蔓だけになる。オオシマザクラも落葉樹なので、少なくとも冬の間は日光の供給はあまり影響がない。これだけ覆われていれば、むしろ保温になるかも知れず、鳥たちには隠れ家となる。
クズの芽 (横浜市旭区今宿)
2026/04/05
クズの蔓は冬の間は枯死したかのように見えるが、春になれば、根茎から養分や水分が送り込まれて芽吹き始める。クズの芽はアントシアニンが濃厚で、紫というより黒に近い。これは紫外線避けというよりは太陽熱を集めて導管からの水分を蒸発させるためだろう。
クズの芽 (横浜市旭区今宿)
2026/04/05
縦横に長い蔓を張り巡らせるクズの根からの水分供給は、この排出口ポンプが稼働すれば動き出す。蔓や葉に産毛が多いのも同じ理由で、絶えず蒸散するから絶えず水が引き上げられるという仕組みなのだろう。
クズのホシハラビロヘリカメムシの幼虫 (横浜市旭区下川井町)
2026/07/19
近づいても尻の先を突き合わせたまま、クズの茎に掴まって少し脚を動かす程度である。両方とも幼虫であることも、成虫の交尾の体勢と同じであることも、確かな事実である。双方がクズの樹液を吸いながら後退りした結果かもしれないが、通常は前進か横ばいするぐらいで、今のところ後ずさりするのは見たことがない。
クズのヤノナミガタチビタマムシ (横浜市旭区矢指町)
2026/07/26
チビタマムシ属は3~4ミリの体長である。上翅に波型の模様があるヤノナミガタチビタマムシの「ヤノ」は、昆虫学者の矢野宗幹への献名で、命名したのは国立科学博物館のタマムシ研究の第一人者である黒澤良彦である。こちらに気づいてヤブガラシの葉からクズの葉に逃げたが、そこでじっとしている。
クズのオジロアシナガゾウムシ (横浜市旭区今宿南町)
2026/08/12
オジロアシナガゾウムシは、クズの茎の中に卵を産み付け、幼虫は茎の内部を食べながら成長する。成虫は主にクズの葉を食べるが、カラムシやタデ科のイタドリ上でもよく見つかり、キク科のセイタカアワダチソウの茎を食べたり、昆虫ゼリーを食べたりもするようである。
クズのマルカメムシ (横浜市旭区今宿南町)
2026/08/12
マルカメムシの主な食草はクズなどのマメ科の植物だが、探さなければ見つからないほど数が少なくなっている。5~6mmで見つけにくいということもあり、かつては洗濯物といっしょに室内に取り込んでしまうことがしばしばあり、畳んでいるうちに臭いで気づくような虫だった。
クズのキタテハ (横浜市旭区今宿南町)
2026/09/08
昆虫名・植物名・日付・地域名が揃ったデータは、ネット上にはそう多くはない。秘匿したい場合もあるだろうが、昆虫にレンズを向けすぎると、後から何の植物上かどこにいたのか分からなくなることもある。
Yellow Roof 's Museum