Yellow Roof 's Museum
ハナモモ (モモ) バラ目バラ科 Prunus persica
ハナモモの花 (横浜市泉区和泉町) 2023/03/25ハナモモの品種によって自然樹形に違いがあり、立ち性、枝垂れ性、箒立ち性があって「お庭のスペースに合わせて選べます」と書かれた通販サイトがある。平和の森公園で自分がよく見ている2本のハナモモは左から2番目と右端の木と似たような色と樹形である。
ハナモモの冬芽 (横浜市旭区今宿南町) 2025/02/21昨年の同じ日にはハナモモの「蕾」だったが、この状態はまだ半分鱗片に覆われた「冬芽」から脱しつつある状態である。紫色に見える葉のない枝には抗酸化作用のあるアントシアニンが関係しているだろう。この色素は冬の紫外線や低温・乾燥から身を守り、同時に光を吸収してわずかながら光合成を行う役割も果たしているのかもしれない。植物にとって紫外線は有害でもあるが、有用でもありバランスが重要である。これは人にとっても同じことで自己調整の必要がある。
ハナモモの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/03/14公園の一本の桃の木だけ開花が進んでいた。毎朝のようにスマホやカメラを向ける人を見かける。会社に行くついで、犬の散歩のついで、井戸端会議のついで、もちろん、近所で聞いて見に来た人もいるだろう。自分は開花から何日か遅れて写真を撮る。
ハナモモの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/03/14この日は最低気温9℃で風速10メートルm/s。晴れてはいても風があれば体感温度は低くなる。たいていの動植物と同様に寒さは人の活動を低下させ、それは公園内の人数にも表れる。自分は人が少ない分だけ、注意力が削がれず観察に集中できる。
ハナモモの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/03/24この公園の桃の花しか知らなければ、桃は赤い花の品種から先に咲いていき、白い花の品種は最後に咲くと考えるかもしれない。しかし、それはあくまで可能性であり、花の色と開花順序は無関係かもしれない。物事の捉え方と考え方を固定してしまうと、自分の成長と可能性を抑止してしまうことになる。
ハナモモの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/03/26様々な品種が植えられているが、昨年同定を諦めた。そこまでの同定は園芸家に任せたほうが良さそうである。決定的な違いが見つかればいいとは思うが、せいぜい花の色の違いや花弁の数、立性かどうかといった違いであり、実ができる時期にはどれも同じに見える。
ハナモモの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/03/27手前は様々なハナモモで、奥にはオオシマザクラが咲いている。写真を撮った瞬間を五感で受け止めても、次の瞬間には片端から溢れ落ちて色褪せていく。写真でも言葉でも、自分にさえも全てを伝えることはできない。
ハナモモの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/03/28雨の朝。公園に人の姿はほとんどなく、運動場には誰もいない。シャッターを切ってから、去年もここで立ち止まったことを思い出した。去年の4月1日の雨の日、同じ構図で何歩か後ろから撮っている。知らず識らず、同じ状況下では同じ感覚となり、同じ行動と同じ思考をする。
ハナモモの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/03/28雨の日は濃紅色の花が黒ずんで、もっと赤く見える。去年もまったく同じ思いでシャッターを押したのだろうか。何年も、あるいは何十年も同じパターンを繰り返す。それが日常ということかもしれない。
ハナモモの花 (横浜市旭区鶴ヶ峰本町) 2025/03/30立ち止まって見上げたり、写真を撮る人が多い立性の八重咲きのハナモモ。そのすぐ傍らを、駆け抜ける人や自転車で走り抜ける人たちもいる。広い歩道ほどスピードを上げることができるが、注意力は人それぞれである。
ハナモモの若い果実 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/04/17桃は中国北部原産で、そこにはタクラマカン砂漠やマイナス20℃以下になる寒冷乾燥地帯がある。桃の産毛は、まず第一に、寒さや乾燥、紫外線からの保護のために編み出されたものである。
ハナモモの蕾 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/02/26この公園には別の場所にもハナモモの10本ほどの並木があるが、この木が最も開花が早い。この木は丘の端にあるので風通しもよく、日照時間も長い。それに早咲き品種でもあるのだろう。写真を見返すと、昨年も一昨年も2月に蕾を膨らませ、3月初めの週には花開いていた。
ハナモモの花 (横浜市旭区今宿東町) 2026/03/22苗木や接ぎ木として販売されているシダレハナモモ(枝垂れ花桃)という園芸品種はある。ただ、種から育つ確率は極めて低い。折れたか片付けられたかした枝が土に混じって、偶然根付くこともあるかもしれないが、それも考えにくい。
しだれハナモモの花 (横浜市旭区今宿東町) 2026/03/22もしかすると、橋の袂に植わっていたハナモモが何らかの原因で倒木して、そのまま育ったということかもしれない。倒れて下向きになった枝は、橋の下から陽光を求めて四方に細枝を伸ばす。そして、花を咲かせた。それならありそうなシナリオではある。
クズの蔓に覆われたハナモモ (横浜市旭区下川井町) 2026/03/29帷子川の河川敷に、クズの蔓が束になって籠のように浮かんでいた。クズは多年草で、その蔓は成長すると茶色や白っぽく木質化する。春になれば葉を生やし始める場合が多い。そのクズの蔓の中にピンク色の花らしきものがある。
クズの蔓に覆われたハナモモ (横浜市旭区下川井町) 2026/03/29クズの蔓には朽ちて折れているものもあるが、張りがあるものもある。その中で咲いていたのは、八重咲きのハナモモである。帷子川のこのあたりには、一般人が容易に入れる階段は設けられていない。つまりは、流されてきた枝か種から自然に生育したハナモモということになる。
ハナモモの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/29クズに覆われたハナモモから600メートルほど下流にも、たぶん同じ品種が河川敷で花を咲かせていた。2メートルに満たない細い幹の若木が、既に何本も林立している。これは種から発芽したと捉えるべきだろう。
ハナモモの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/29一般人が立ち入れない河川敷なので、果実か種子が流れ着いのたかもしれない。下流の鶴ヶ峰本町の歩道に植栽された実をつけるハナモモと似ており、これも立ち性である。群れで行動する鳥なら、あちこちで種を吐き出したり、未消化の種を糞と一緒に排出するだろう。もっとも、原木を特定するのは無理である。
橋の下のハナモモ (横浜市旭区今宿東町) 2026/04/01写真の下の方に垂れ下がった枝は、つい先日まで花を咲かせていたハナモモである。絡みついた葛の蔓もあり、マサキやタチヤナギもある。こうした茂みにはヒヨドリやムクドリが群れなしていることがある。もしかすると、ハナモモの種を鳥が運んできたのかも知れない。
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