Yellow Roof 's Museum
東京都大田区平和島公園
オオシロカラカサタケ (東京都大田区平和島公園) 2021/07/081週間ほど曇天や雨模様が続き、久々に陽射しが戻った通勤の朝だった。行きに白いキノコを見つけ、帰りに写真を撮った。たった1枚の写真は白飛びしており、キノコも遠い。自宅に戻ってからGoogleレンズで検索してみると様々な白いキノコが検索結果に挙がってきたが、中でもオオシロカラカサタケという毒キノコの情報が多かった。キノコは5~10センチぐらいの大きさで右方から伸びているクスノキの根に沿うように10本ほど生えていた。そのまま増えもせず大きくもならず、日に日に茶色くボロボロになり1週間程度で消え失せた。
仮囲い敷設 (東京都大田区平和島公園) 2021/10/062021年の9月頃から平和島公園の東側の一帯が白いパネルで囲われていった。近くの駐車場も2年ほど前に作られたもので、その時と同じパネルのようだった。これは
【日本セイフティー株式会社 アドフラット ホワイト】ではなかろうか。防塵性や遮音性に優れ、表面が平らなので通行人の衣服や身体が触れても引っかかることもないらしい。
キャンプ場の改修工事 (東京都大田区平和島公園) 2021/10/28工事の説明書きを見たくて通勤歴11年目にして初めて公園に踏み入った。朝の8時前で工事の音も聞こえず誰もいなかった。白いパネルは誂えたようで違和感はあまりない。ただ、上にスライドされたパネルが1枚あって隙間からU字溝用グレーチング蓋が見えていた。冠水しやすいことに気付かずに排水口まで覆ったようだ。それほどピッタリ収まるパネルということではある。右の仮囲いはトイレで、こちらも改修するようだ。
キャンプ場の改修工事 (東京都大田区平和島公園) 2021/10/28工事車両の入口にはキャスター付きのカーテンゲートが設けられ、鉄板で養生した車輌用通路が奥に続いている。
秋の通勤路 (東京都大田区平和島公園) 2021/12/06平和島の通勤路沿いはヤマモモやクスノキのような常緑樹が多いが、広葉樹も少しは植えられている。この年は例年より紅葉が遅く、大して色づかないまま真冬となって葉を落としていく木が多かった。
クスノキ並木と歩道橋 (東京都大田区平和島公園) 2021/12/06長いスロープは全長約250メートルの平和島第2歩道橋で、羽田線を跨いで東京流通センターの北側に出る通勤路である。
キャンプ場の改修現場 (東京都大田区平和島公園) 2021/12/06オレンジ色のネットフェンスは歩道の片側に置いてある資材を覆うためのもので、工事予定地を囲むバネルの仕切りは既に完成している。
駐車場ゲートとキャンプ場改修現場 (東京都大田区平和島公園) 2021/12/06この駐車場は2020年に新設されたもので、工事の際にはやはり白いパネルで囲まれていた。
春の落葉 (東京都大田区平和島公園) 2022/04/14いつの間にか地面が枯葉で埋まっていた。見上げれば青々とした枝ばかりで枯れ木もない。見渡しても振り向いても延々と枯葉が落ちている。どこから来た枯葉か見当がつかずに取り敢えず写真を1枚撮った。
通勤路 (東京都大田区平和島公園) 2022/05/11自分は景色を見ながら歩くので、できるだけ人目が少なく変化が多い経路を選ぶ。見飽きれば経路を変えるが、自然が多い道は四季変化があるのでなかなか飽きない。見たものが何なのか調べる時もあるが、記憶を頼りにすることが当たり前で、携帯やスマホで写真が撮れると知ってはいても、なかなかその場では思い付かない。
通勤路 (東京都大田区平和島公園) 2022/05/11一昨年辺りから、この公園でも勤務先でも一眼レフやデジカメではなく、手軽なスマホで写真を撮る人を頻繁に見かけるようになり、違和感もなくなっていた。この日、歩きながらスマホのシャッターボタンを押してみた。
クスノキ (東京都大田区平和島公園) 2022/05/11これはクスノキを意識して撮った最初の写真である。ただ、この日は始めから通勤経路を記録しておくつもりで、22枚の写真はどれも胸の前でスマホを構えてほぼ画面を見ずにシャッターボタンを押している。
カンナの葉 (東京都大田区平和島公園) 2022/05/19この勤務地に就いて何年目かにカンナの花の写真を撮って、Google画像検索で植物名を調べた。その写真は削除したので残っていない。
クスノキの葉 (東京都大田区平和島公園) 2022/05/23まだ他人に見られていないと確認しないとシャッターを押す気にならない。通行の邪魔にもならず、レンズを向けるのも植物なら不審には思われない。そうと分かってはいても、辺りを警戒しながら撮っていては却って挙動不審になる。
クスノキの花 (東京都大田区平和島公園) 2022/05/23この日は8枚撮ったが、帰ってから写真を見直すと、どれも景色を撮っているようで対象から遠い。
ハコネウツギ (東京都大田区平和島公園) 2022/05/24この日は40枚近く写真を撮った。鮮明さに欠けるのは、スマホの画面をほとんど確認せずにシャッターボタンを押しているためである。
ハコネウツギ (東京都大田区平和島公園) 2022/05/24自分は極度の近眼で、眼鏡をしたままでは画面上でピントが合っているかどうか確かめることができず、眼鏡を外せば景色の方がぼやけてしまう。この日からスマホの設定や性能を見直してみたり、眼鏡の新調も合わせて考え始めた。
マテバシイ (東京都大田区平和島公園) 2022/05/242011年からPCでSearch by Imageが使えるようになって、それからずっと常用している。ただし、スマホ用のアプリの登場は2018年で、自分のアンドロイド端末でも使えるようになったのは2019年の5月で、一般に知られるようになったのはつい最近である。
フイリマサキ (東京都大田区平和島公園) 2022/05/24フイリマサキは平和島公園の外周に何本も植わっており、いくつかの木に名札がある。「フイリ」は「斑入り」の意味で、本来無い色の模様のことを指す。この場合は黄色で、金色のフイリマサキをキンマサキと呼ぶこともある。
枯葉が混じったクスノキ (東京都大田区平和島公園) 2022/05/24クスノキの枝には枯れかけの葉もある。一斉に落葉する季節はあっても、その後に代謝が止まるわけではなく、少しずつ若葉と入れ替わっている。
キョウチクトウ (東京都大田区平和島公園) 2022/05/24街の中でスマホ撮影する光景を頻繁に見かけるようになり、職場でもメモ代わりにスマホで撮る行為が日常化してきたのも、ここ2~3年のことで、背景にはスマホのカメラ性能の発達とデジカメ市場の衰退がある。自分はこれに乗った形ではあるが、撮りたいものは様々でも撮影許可が要らないものは限られる。
トウネズミモチ (東京都大田区平和島公園) 2022/05/24ネズミモチの果実は1センチぐらいの俵型で、緑色のうちはちょっと引っ張ったぐらいでは取れないが、秋に濃い紫色になってくると房を掴むだけでヘタごとポロリと取れる。道に落とせば跳ね回る弾力があり、塀に強く投げつければ弾けて紫色の汁が付く。小学校からの帰り道で手持ち無沙汰に小さな黒い実を集めては手の中で転がしながら歩いていた。生垣にしている家が何軒もあ+た。しかし、これがネズミモチかトウネズミモチかはこの写真では判らない。
アカメガシワ (東京都大田区平和島公園) 2022/05/24江戸時代の初めまではアカメガシワやホオノキのことをカシワと呼んで、柏餅やおにぎりなどの弁当を包む葉やお供え物を置く葉として用いていたそうである。西日本ではサルトリイバラをカシワと呼び、同じように用いていたようだ。
ソヨゴの花 (東京都大田区平和島公園) 2022/05/24ソヨゴの花の写真は露出過剰だった。後にだんだんと判ってきたことだが、スマホのカメラには様々な設定やソフトフィルターがあり、人物用にホワイトバランスを強めにして皺を飛ばしたり、被写界深度を調整して背景ぼかしたり、ビデオ撮影に変更したりできる。それが指先で簡単に切り替わるため、画面をよく見ていないと設定が切り替わっていることに気づかないまま撮影を続けることになる。
クスノキの花 (東京都大田区平和島公園) 2022/05/24クスノキの花は小さすぎてうまく写すことができない。写真では花か実か判然としないが、立ち止まってよく見れば確かに花には違いない。
駐車場の木々 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/07近ければクスノキの見当ぐらいは付くが、ちょっと離れるともう判らなくなる。クスノキを見分けるためには、他の木の特徴もある程度は掴まないとそもそも区別することができない。
ネズミモチの花 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/09同じような低木が近くには20本以上あるが、花を咲かせたのは5~6本でそれだけ別種に見えた。名前を知ろうとしたが、この花の写真は1枚しかなく絞り切れなかった。始めのうちは、人が周囲におらず、撮った覚えがないものは片端から撮っていた。
ソヨゴの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/09ソヨゴの葉は互生する。上から見ると螺旋階段のように均等に間を空けて光を通す。
ヤマモモ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/09ヤマモモは通勤路の街路樹として植わっており、いつでも撮れると思っているうちに時期を逃した。
シロツメクサ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/13シロツメクサのような地被植物は地面を覆い尽くして光を遮るため雑草対策の一つとして用いられることがある。一般的にはグランドカバープランツと呼ばれ、アップルミントなどのハーブ類や様々な植物がある。
アベリア (東京都大田区平和島公園) 2022/06/13アベリアは大田区の通勤路沿いにはたくさんあるが、横浜では見過ごしているのか写真も無い。
トウネズミモチとニワウルシの花 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/14長い歩道橋からは無数の植物を見下ろすことができる。夏が近づくと毎年赤い花と淡黄色の花を目にしていた。しかし、通り過ぎるだけで名を知ろうとはしてこなかったし、花の時期以外はただの雑木でしかなかった。
カイヅカイブキの幹、ネズミモチ、カンナ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/15少し前までこの黒々とした幹をカイヅカイブキではなくクロマツだと思い込んでおり、カンナは認識できていても後ろのネズミモチは見えてもいなかった。植物を雑木や雑草と見做す固定観念は強力で、知っていると思い込んで見直さない習慣も曲者である。識別以前に現実を確認する癖を付けなければならない。
工事用の仮設小屋 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/15オレンジネットを貼り直して白いパネルを取り外していた。大きな工事は粗方終わったのかもしれない。大田区のホームページには7月15日からキャンプ場の予約を再開するという告知が載っていた。
大和大橋左岸袂の雑草 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/15セイタカアワダチソウは葉だけではただの雑草で、まず注意が向くのはどんなに小さくても葉の緑色ではなく花である。紫色の粒のような花はアレチハナガサだろう。
クズの大群落 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/16これは平和島公園ではなく、平和島第3歩道橋から中野島橋方向を写したものだが、クズの大群落がほとんどの樹冠を覆い尽くしている。
クズの大群落 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/16クズは夏から秋のあいだ葉を広げ、直下の植物への陽光を遮断する。
クズの大群落 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/16クズを完全に除伐するためには根こそぎ抜くしかない。それは現実的ではないとしても、毎年蔓を取り去っていけば、徐々に養分が枯渇して勢いが衰えていく可能性はある。
電線に留まるオナガ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/175月から歩道橋の近くでオナガの姿を見かけるようになった。最初は常に1羽だけしか見かけなかった。そのうち2羽を同時に見るようになった。子育てのため緑地に来たらしい。朝方に餌を探していたり、カラスを追い回しながら警戒音を浴びせている姿も見た。体長は30~40センチほどあるが、1箇所にあまり留まらず近くにも来ないから写真には収めにくい。
フイリマサキ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/20「フイリ」は漢字で「斑入り」と書き、葉の本来の色ではない模様が浮き出たものを指すという。マサキは遺伝や病気や害虫、環境など様々な要因でも斑入りの葉に変わったりするようだ。
クスノキの根方の雑草 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/20画質設定は「8K」でレンズも掃除しているのにどう撮っても白ボケして焦点も合っていない。18日から21日までの間ずっとそうした状態が続いたが、後で「背景ぼかし」モードというものがあることに気づくことになる。
リニューアルされた炊事棟 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/20白濁して焦点ズレした写真はどう編集しても限界がある。結局、この日に新しいスマホをネット注文した。
遊歩道 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/21通勤路から外れて平和島公園の中の遊歩道を歩いた。公園の中をそれほど歩くのは初めてだが、通勤路と並行した道で数十秒程度の遠回りである。
遊歩道沿いのシロツメクサの花 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/21子供の頃はシロツメクサではなくクローバーと呼んでいた。六ツ川には毎年クローバーがびっしり生える広い野原があった。そこには他では見られない大きなバッタやカマキリもいて虫取り網を持って出掛けると、よく妹が就いてきた。
オナガ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/21歩道橋の中央辺りを歩いている時に、一度だけ鋭い鳴き声とともに後頭部を掠められたことがあった。右端を歩いていたので巣は近くのクスノキかニワウルシにあるのだろう。オナガはスズメやハト、ツバメなどとは一緒に電線に留まったりしているが、カラスは目の敵にして追い払う。卵や幼鳥を襲うからだと思うが、人にもちょっかいを出してくるとは思わなかった。
オナガ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/216月末に4~5羽ほどのオナガを同時に見かけるようになった。いつも同じようなところに留まっており、周囲を警戒しているので、おそらくは家族であり子育て期間中なのだろうと思われる。
オナガ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/21もっと頻繁に見かけるようになるのかと思っていたが、7月になるとこの辺りからは姿が見えなくなった。渡り鳥ではなく留鳥のはずなので、雛が巣立ちして別の場所に移動したのだろう。
ユキヤナギとシャクナゲの葉 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/22この写真は中央が何の植物か調べるために撮ったものだが、同時にユキヤナギの葉が映っていることには後から気づいた。葉だけではまだ識別できておらず雑草として処理してしまう。ユキヤナギは大和大橋のところにしかないと思っていたぐらいである。つまり、大和大橋にある植物がユキヤナギだと知っただけで、ユキヤナギが識別できているわけではない。
ハコネウツギ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/23通勤路沿いのハコネウツギは虫食いが酷く花をほとんど咲かせない株のほうが多い。花を咲かせるエネルギーを集めるどころか、生命維持の方に力を注がざるをえない。
トウネズミモチの花 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/23公園の入口のねずみもちと歩道橋から見下ろす木が同じ植物らしいと分かってきたのは何日も経ってからのことで、そうしてやっとねずみもちがありふれた樹木であることに気づき出した。
ヘクソカズラ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/24ある日、このホームページを実家のテレビに映して母親に見せながら話をしていると、赤ん坊の頃からずっと変わらないと言い出した。何故か完成された玩具は嫌がり、積木のような物を与えると一人でずっと遊んでいたという。じっと見つめていたかと思うと、組み合わせたりバラバラに分けてみたり、違う物と組み合わせたり、黙々と様々なことを試していたらしい。
クスノキと工事現場 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/248Kよりは4K設定の方が処理が速くてブレないかもしれない。色々試しながら撮っていたら、この日は353枚もの写真や動画が保存されていた。
駐車場のソヨゴの生垣 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/24ところどころ枯れた葉だけの株がある。駐車場と歩道に挟まれた細長い植込みで、土の面積に比してソヨゴを密に植えすぎているのかもしれない。
歩道橋の風景 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/24最も高い木がクスノキで、赤みがあるのがニワウルシ、手前の歩道橋の下に淡黄色にけぶっているのがトウネズミモチである。環七と羽田線の立体交差を囲む200メートル四方ほどの緑地は東京都建設局の管理になる。植えられたものも多いと思うが、野生化しているものも多いだろう。そもそも街路樹や生垣に使うような樹木は放っておいても育つし、成長も速い。
歩道橋脇のエノキ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/24エノキの両隣が常緑のクスノキで、エノキの小さな若い葉はあまり目立たない。早足では見逃してしまう。植物を観察するようになって最も変わったのは歩き方かもしれない。
高平橋の両脇のクスノキ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/24写真が酷い出来だったのはスマホが古くなって不調になったためではなかった。カメラは写真やビデオに容易に切替えできるようになっているが、その一つに「背景ぼかし」がある。「背景ぼかし」は写真にソフト的に被写界深度をつけて手前のものだけ浮き上がるように写るもので、そのため保存速度が遅くなり、遠いものが全てぼやけてしまう。自分のように目が悪く周囲が明るいと画面上の違いがわかりにくい。
北側のクスノキ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/248K画像でも元画像を見るとどこにもピントが合っていなかったりする。解像度が高いほど光量や焦点距離が重要となり、自分も対象物も静止していないとブレが酷くなる。
南側のクスノキ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/24この日からは既に新しいスマホで撮っているが、歩きながらではかなりぶれが酷くなる。といってシャッター速度を上げると、解像度が悪くなる。1500万画素から4800万画素にレンゾ解像度が変わると様々な違いが出てくる。
平和島公園北側へのスロープ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/27平和島公園の駐車場と改修中のキャンプ場、野球場の照明が見える。
首都高羽田線のアオギリ並木 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/27環七のアオギリはずいぶん減ったが、第一京浜や首都高羽田線沿いにはアオギリ並木が残る。
キキョウの花 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/27キキョウは現在、絶滅危惧II類となっており、多くの都道府県で絶滅危惧種として扱われている。ただし、園芸種としては一般に出回っている。
ソヨゴの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/28ソヨゴはモチノキ科で、モチノキ科は樹皮から鳥黐(とりもち)が採れることで知られているが、ゴムノキなど粘性のある他の植物からも作られるようだ。とりもちを見たのは幼稚園に通っていた頃の1回限りで、憶えているのは金盥から父親と叔父が棒で絡め取りながら新聞紙に余分な水分を吸わせていた光景で、何の樹液だったかは記憶にない。
ウメモドキ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/28ウメモドキは平和島公園沿いに何本か名札が掛かったものが植わっているが、どの木も葉が少なく生育状態が悪いと思って大して見てもいなかった。
イヌツゲ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/28どういうわけか花や実が付かないと思い込んでいる植物がたくさんある。イヌツゲもその1つで、葉しか記憶になく花や実が付くとは思いも寄らない。
ヤマモモ並木 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/29一番手前のヤマモモがこのあたりでは最も高い木だろう。それでも10メートルそこそこである。
クスノキ並木のムクドリの群れ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/29そろそろ夏を迎える頃、毎日夕方にムクドリの群れを見るようになった。見渡す限りキャンプ場の芝生の上にまでムクドリがいる。
ヘクソカズラ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/30雑草は入り混じって生えているもので、この写真にはアスファルト舗装や車道分離用の縁石も写っている。正確には公園の中ではなく公園の外周で、1車線道路のため縁石が近い。植物の下はガードレールである。ヘクソカズラに蕾も見当たらないから夏の前で、左下は花が終わったシャリンバイで緑色の小さな果実が点々のように写っている。一番左に突き出ているのは幼木のトウカエデである。
ヘクソカズラ (東京都大田区平和島公園) 2022/06/30Googleレンズは類似画像のランキング表示で、ヘクソカズラ属の何種類かと類似別種の一覧が出る。これは植物比較のための情報として利用でき、類似種を識るきっかけにもなる。画像の一部を指定すると名前が絞られることもある。しかし、その部分の画像がたまたま別の対象と類似しているだけかもしれない。
シャリンバイの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/06/3012月に入ってから写真を見直してみるとシャリンバイに緑の果実が映っている写真があった。現場での観察力は地道に付けていくしかないだろう。
キャンプ場外周のユキヤナギの植込み (東京都大田区平和島公園) 2022/07/01こじんまりと剪定された植え込みをサツキの類いと思って素通りしていた。これがユキヤナギだと気づいたのは今年の11月になってからのことである。
スロープ (東京都大田区平和島公園) 2022/07/05平和の森公園の方がクスノキの数は多いかもしれないが、平和島公園のクスノキ並木は200メートル以上続いている。
アベリアとジャコウアゲハ (東京都大田区平和島公園) 2022/07/06アベリアの木の周りをよくアゲハが飛んでいるので何度も写そうと思って失敗している。もっともこの時はジャコウアゲハの名すら知らずクロアゲハだと思って撮っている。
クスノキの若い果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/07/06クスノキの花が段々と少なくなってきたように思っていたが、よくよく見ると受粉した実が着々と膨らんできているところだった。
コムラサキの花 (東京都大田区平和島公園) 2022/07/06ここにはムラサキシキブの名札が立っており、自分もそう思っていた。けれども別のところでまっすぐ上に枝を伸ばす木を見つけて調べてみると、それがムラサキシキブであり、これはコムラサキ(コシキブ)である。
コムラサキの花 (東京都大田区平和島公園) 2022/07/06コムラサキは鋸歯が葉の半分までであり、葉柄と花柄の間が少し離れており、何より枝が垂れ下がる傾向がある。
キキョウの花と花後 (東京都大田区平和島公園) 2022/07/06右の花の雌蕊の先は、5つに分かれた雌花期にあり、周囲の雄蕊は花粉散布の役目を終え、既に茶色に枯れている。
シモツケ (東京都大田区平和島公園) 2022/07/06シモツケはユキヤナギの花が終わる5月頃から咲き始める。同じシモツケ属のユキヤナギとは花で見分けは付くが、葉はシモツキのほうが一周り大きいだけでユキヤナギとほぼ相似形である。つまりは今後も見間違いの可能性がある。
シモツケ (東京都大田区平和島公園) 2022/07/06ユキヤナギはバラ科で、APG以前はシモツケ属として分類されていたユキヤナギとシモツケの葉の形状はよく似ており、共に互生葉序である。
ソヨゴの果実とスズメ (東京都大田区平和島公園) 2022/07/07駐車場のソヨゴのところにはしばしばスズメがいる。ハトは餌付けされていれば自分から寄ってくるが、スズメは忙しなく動いており警戒心も強く、撮ろうと思ってもなかなか上手くはいかない。
歩道橋沿いのクスノキ (東京都大田区平和島公園) 2022/07/11いつもの道はいつもと同じで何も変わらない。いつもの木はいつもと同じにしか見えない。しかし、変わらなかったのはいつの間にか仮初めの世界にいたからなのかもしれない。踏み出したばかりの現実の世界は、懐かしい少年時代からの続きのように待っていた。
クスノキの若い果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/07/11クスノキの若い実は初めて見た。自分が知りたいことは誰かの知識ではなく、自分が見たいものは他人の撮った写真でもない。子供の頃は確かにそうだった。
クスノキの若い果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/07/11目の届かない枝に実があるかもしれないが、全てのクスノキが実を付けるわけではない。若い木や健康状態が悪い木、剪定されたばかりの木など、必要なエネルギーを蓄え、条件が整うまでは花は咲かない。
ソヨゴの枯死 (東京都大田区平和島公園) 2022/07/13ソヨゴの葉が赤くなるのは水が行き渡らないからだと思われる。木全体が枯れたような色になっていたり、1つの枝だけで収まっているものもある。枯れているわけでもないので樹勢が衰えて防戦一方になっていると思われる。
キャンプ場の炊事棟を望む (東京都大田区平和島公園) 2022/07/157月15日はキャンプ場の予約開始日だが、朝はキャンプ場に誰もいなかった。実際には16日からの3連休から人を受け入れるのだろう。キャンプ場エリアには「関係者意外立入禁止」の札が立っていて予約した人しか入れないことになっている。看板だけだから入れないことはないが、遠慮して欲しいということだろう。
マーガレットコスモス (東京都大田区平和島公園) 2022/07/15マーガレットコスモスはユリオプスデージーと花は似ているが、葉の形状が異る。ユリオプスデージーの葉は丸みがない細葉で、細かい毛が密生しているためもっと白く見えるらしい。
キャンプ場の炊事棟 (東京都大田区平和島公園) 2022/07/19連休明けの朝にはテントが1つ、遊歩道から少し離れた木立の中に見えた。帰りには小雨が降る中、炊事棟に20人ぐらい大人や子供が集まってバーベキューをしていた。ほんの半世紀ほど前の横浜には土道や砂利道がたくさん残っており、焚火のための赤錆びて黒焦げになったドラム缶や灯油缶を道端でよく見かけたものだ。自然の中に町を造る発想と町の中に自然を造る発想は真逆で、自然に対する感覚もまるで違ってきているだろう。
クスノキの新芽 (東京都大田区平和島公園) 2022/07/19平和島公園のクスノキは歩きながら見える範囲では花柄は付けておらず、葉の生成に専念している。
アオギリの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/07/19歩道橋から見下ろすアオギリの樹冠に花だか実だかが付いている。通勤路の途中には6本の道路を横切るために250メートルほどの長さの平和島第2歩道橋がある。そこからは道路の中央帯の植物や緑地の植物を見下ろすことができる。
アオギリの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/07/19平和島第2歩道橋の下は東京都建設局管理下の緑地で遊歩道らしきものもない。たまには除草されるが公園よりは野放しで、植樹されたものもあれば野生化したものもある。アオギリの果実は初めてはっきりと見た。よく剪定される街路樹のアオギリはほぼ花も実も付かない。
都大橋の橋脚 (東京都大田区平和島公園) 2022/07/20環七通りは都大橋を通って大和大橋へと続く。橋脚は同じ構造である。橋脚には横ずれを見込んだ張り出し部分があり、そこに土が堆積すれば雑草ぐらいは生えてくる。
サンゴジュとニワウルシ (東京都大田区平和島公園) 2022/07/20アオギリの果実がどの辺りにあったか忘れて見下ろした時にサンゴジュの赤い実を見つけた。実と葉の枝が別々に見えるので初めは別々の植物かと勘違いした。
アカメガシワの雄花 (東京都大田区平和島公園) 2022/07/21アカメガシワの果実は黒いらしいが、見損ねたというよりは見過ごした。そもそも雌花らしきものを見ていない。平日はほとんど通っているところにも関わらず変化に気付かない。いつの間にやら花も実もなくなって、そのうちには花がどんなだったかろくに思い出せなくなっていく。記憶力の問題はあるだろうが、いつもの風景と処理して見過ごす影響の方が遥かに大きい。
クスノキの根本に生えるオオシロカラカサタケ (東京都大田区平和島公園) 2022/07/21今年も雨が続いてから1本だけ白いキノコを見つけた。同じような時期に同じような悪天候が続いた日に、昨年と同じクスノキの根方に生えていた。今年は低い手すりを跨いで何枚か接写してみた。もしかすると毎年同じように生えていたのかもしれない。
オオシロカラカサタケ (東京都大田区平和島公園) 2022/07/22夕方には胞子ができたのかヒダの中が黒っぽくなっていた。これだけ近くで見て写真にとって調べてもカラカサタケに似ているとしか言えない。このキノコは以前と同じように数日後にはボロボロに崩れて消えた。Googleレンズで出てくるのは毒キノコの一覧のようなものだ。食べるつもりで植物を調べる人の割合がどれほどあるか知らないが、自分の経験では山菜が食卓に出てきたのは半世紀ほど前で、山菜採りの果実践知識を身に着けた大人が周囲に存在していた。今は知識はネット上に充満しているが、自分で判断できる人は年々減ってきている。
カイヅカイブキ (東京都大田区平和島公園) 2022/07/29自分はこのカイヅカイブキを半年間ほどクロマツと思い込んでいた。黒い幹しか見ておらず、もっぱら下生えの植物に気を取られていたのだが、それにしても写真には背景として何百枚も映り込んでいる。よくクロマツと書かなかったものだ。
アオギリの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/07/29このアオギリは公園の中ではない。一般人が入らない立体交差の緑地で野生化したものだろう。歩道橋の真下に近く端に寄らないと見えない。しかも5メートルは下にあり、歩道橋には人通りもあるので写真が撮りづらい。
アオギリの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/08/01他にも実がついたアオギリがあるが、それは流通センター駅前の1本で、樹冠なのでスマホの望遠でははっきり撮れない。街路樹のアオギリは頻繁に剪定されるのであまり実を付けないようだ。流通センター駅近くに並んだ8本のうち実を付けたのは1本で、それも頂部にのみ実が生っていた。街路樹用の剪定である。東京都建設局の
【街路樹維持管理計画書】を見ると、街路樹の維持管理のための計算式というものがあり、樹種ごとの剪定方法が図解で示されている。東京都では
【東京都街路樹管理規程】で樹種が定められており、数年前に見たデータでは都内のアオギリは5千5百本となっていた。
ナツアカネ (東京都大田区平和島公園) 2022/08/03夏だからナツアカネとしているだけで、きっちり判別できてはいない。赤トンボと呼ばれるアカネ属のトンボは日本で21種類記録されている。
トウネズミモチの葉を食べるアオドウガネ (東京都大田区平和島公園) 2022/08/05トイレ棟の前のトウネズミモチにはコガネムシが何匹もたかっていた。葉を食べているようだ。虫食いの葉が多いことには気づいていたが、裏にアゲハチョウの幼虫か何かがいるかもしれないと思って近づいたら何匹もの甲虫が目に入った。おそらくこれまでにも視界に入ってはいたかもしれないが、まったく気付くことはなかった。通り過ぎる植物の1枚の葉すらよく見ていないのに、その葉の上にいる2センチばかりの緑色の甲虫である。葉の裏にはもっとたくさんコガネムシがいるに違いない。
トウネズミモチの葉を食べるアオドウガネ (東京都大田区平和島公園) 2022/08/05コガネムシは幼虫は根を成虫は葉や茎を食い荒らすので害虫と言われている。胴の丸みや大きさで緑色のコガネムシで済ませていたが、昔よく見たコガネムシは同じ形でもたいてい十円銅貨のような色をしていた。調べてみると沖縄にも生息している南方系の昆虫で、段々と北上してきているらしい。夜行性のようだが、これは曇り空の朝8時前である。コガネムシ科のアオドウガネブイブイともアオドウガネとも呼ばれるこの昆虫は、ここ10年で何十匹と見かけているが、大抵は植物の上ではなく道端に転がって死んでいるものだ。
ソヨゴの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/08/05ソヨゴの果実は葉の上に乗るので赤くなればかなり目立つだろう。ひと月ほどで1センチほどまで膨らんだ。
クスノキの新芽と果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/08/05クスノキはムクドリのねぐらか休憩所にされているが、特に被害に遭っている様子はない。青い実が食われることもない。
第18回日本スカウトジャンボリー (東京都大田区平和島公園) 2022/08/05これまでも公園の中でテントを張ったりバーベキューをしたりしている人たちは見かけた。夕方は楽しそうに見えるが、朝の通勤時間に芝生の真ん中にぽつんと張られたテントには違和感がある。通勤路からは丸見えで、中の遊歩道は犬の散歩で通る人もいれば、ジョギングをする人もいる。
カイヅカイブキ (東京都大田区平和島公園) 2022/08/12クロマツがたくさん植わっていると思って撮ったつもりの風景写真だったが、後で見直してみればほぼカイヅカイブキである。
日本庭園 (東京都大田区平和島公園) 2022/08/12平和島公園に日本庭園風の散歩道がある。この竹垣の門の左に僅かに写っているのがシロミノマンリョウで、これに気づいたのは12月のことである。
クマゼミ (東京都大田区平和島公園) 2022/08/12昆虫は後進できないものが多いと聞くが、クマゼミは違うようだ。そもそも後退りするのは特別な場合であり、そうした状況に陥らないと後進しないので、実際には後進する昆虫を見かけないということである。
クスノキの若枝 (東京都大田区平和島公園) 2022/08/12若枝だけでクスノキと判別するにはそれなりに年季が必要だろう。同じクスノキに緑の枝もあり、紫の枝もあり、樹皮も違う。
クスノキの緑の果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/08/22初めからクスノキの果実に気づいたわけではない。通い始めて何年も経ったある年に黒い実に気づき、その後は見つけられていなかった。見える範囲に実を付けている木がなかったのかもしれないが、1センチ弱くらいのもので注意しないと見えはしない。熟して路上に落ちた黒い実も他の果実や枯葉と入り混じればただのゴミにしか見えない。
トウネズミモチの葉 (東京都大田区平和島公園) 2022/08/23いつも小休止している場所の樹木は歩道橋の脇道だからほとんど人が通らない。そこでようやく葉を透かしてみようと思い立った。トイレ棟の前の木は高さ4メートルほどあり、上の方の枝はまっすぐ光を求めて棒立ちしている。葉も長いもので12センチはあり一番勢いがある木だが、花も咲かず実も付けなかった。この葉を1枚失敬してみると見事に側脈が裏表とも透けて見えた。トウネズミモチである。
アオギリの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/08/24歩道橋の下のアオギリは柵の間から撮るしかない。行きは真横でないと別の葉で隠れており、帰りには柵に接近して見下ろさなければ見えない。撮り損ねているうちに果実の殻は茶色く変色しており、丸い実はよく見えなくなっていた。
ノシランの花 (東京都大田区平和島公園) 2022/08/25この白い花がノシランだと判ったのは半年経ってからのことで、それまではヤブランの方に分類していた。花の写真が不明瞭だということもあるが、花が終わり葉や実だけになると区別がつけられなかったのである。
ノシランの花 (東京都大田区平和島公園) 2022/08/25ノシランとヤブランは葉はそっくりだが、花序は頭を垂れる。分け隔てなく撮っているつもりでも白く地味なノシランの写真はほとんど無い。派手な色のヤブランの写真ばかりである。
ノシランの花 (東京都大田区平和島公園) 2022/08/25自分は撮った写真を分類するために日付や場所、キャプションを付けている。日付はもちろん場所名はある程度自動化できるが、写真のキャプションはそうもいかない。ヤブランと記入した写真を1つ1つ確かめてノシランを見つけて変更しなければならない。
クスノキの葉の裏側 (東京都大田区平和島公園) 2022/08/29夏のうちはクスノキの果実は緑色で秋にならなければ黒くはならない。そして、その頃には帰りは暗くなっている。
ネズミモチの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/08/30この形が幼い頃手にした楕円形のネズミモチの果実である。ねずみもちが雌雄異株という記述は見当たらないが、平和島公園のもので実を付けている木は比較的日当たりがいい3割程度の木でしかなく、平和の森公園のものと比べると付いている実の数も多くないし樹高も低い。葉自体も長くとも7~8センチ程度しかない。そして近くに並ぶ葉の長いトウネズミモチは光量が少ないためか実を付けていない。ちなみに、長さは手のひらをかざして目分量で測っている。手のひらの幅は約10センチである。
ヤブランの果実と花 (東京都大田区平和島公園) 2022/08/31実を付けたヤブランはこれ以後しばらくの間は撮っていない。そもそも撮った時に実に気づかず、緑色のものは蕾だと思って花を見失った10月には興味まで失ってしまった。蕾や花は注意が向きやすいが、花が咲けば実ができるという見方はなかなか身に付かず、葉だけの時期にはすっかり区別がつかなくなる。
歩道橋両側のクスノキ (東京都大田区平和島公園) 2022/09/06歩道橋から見下ろす緑地にもクスノキはたくさんあるが、通勤路沿いでは歩道橋のスロープの両側に生えた5~6本ほどしか花を見つけることができなかった。
ヘクソカズラの花と蕾 (東京都大田区平和島公園) 2022/09/07暗黙知の領域は膨大で、体験を伝えるには同じ経験をしてもらう他はない。暗黙知から抜き出した形式知からは大半の情報と意味が失われて実質的な理解度は少ない。例えば水泳の本は、泳げる人にとっては意味があるが、泳げない人にとっては現実ではなく想像で補うしかない。そもそも魚は形式知を理解できるから泳げるわけではない。形式知と実践知識はまったくの別物である。
ヤマモモ (東京都大田区平和島公園) 2022/09/08ヤマモモの葉の形状はマテバシイの葉と似ているので初めはよく混同していた。大きさがまるで違うが、写真では大きさは判らず、ある程度は接写しないと葉脈も見えない。
ヘクソカズラ (東京都大田区平和島公園) 2022/09/09花や実は際立って目立つので区別しやすいと思っていたが、近似種との判別は果実の色や形だったり、芽の付き方だったり、葉の艶や大きさや厚みだったり、葉の裏の毛の多少や色彩だったりすることもある。長年フィールドワークをしている人たちはノギスや虫眼鏡、顕微鏡、採取道具、一眼レフなどを持ち歩いて研究を重ねたりしているが、自分はスマホで撮った写真を見比べたり、ネット上の写真と見比べる程度である。
クスノキの色違いの葉 (東京都大田区平和島公園) 2022/09/0920メートルほどの高さに揃えられたクスノキ並木の隣同士で葉の色が違うものがある。
トウネズミモチの剪定跡 (東京都大田区平和島公園) 2022/09/13公園の樹木は頻繁に剪定される。樹形を整えたり高さを揃えたり、低い枝を除くための剪定が多いが、中には切株を残した伐採の跡や抜根の跡もある。
トウネズミモチの剪定跡 (東京都大田区平和島公園) 2022/09/13トウネズミモチは生命力が強く成長も早い。強剪定しようが伐採しようが、抜根しない限りは若枝を生やす。野生化したものはあちこちにあり、ヒヨドリやムクドリが都市部で増加した一因としてトウネズミモチが挙げられるほどたくさんの果実を付ける。
トウネズミモチの剪定跡 (東京都大田区平和島公園) 2022/09/13歩道沿いのネズミモチはほぼ花を咲かせない。日照条件の違いかと思っていたが、花が咲くように剪定したり花が咲かないように剪定したりもできるようだ。
トウネズミモチの伐採跡 (東京都大田区平和島公園) 2022/09/13樹木は植え過ぎれば日照条件が悪くなり成長が阻害され、病虫害が起きやすくなり、枯死に繋がる可能性も出てくるので手間がかかる。花や実で虫や鳥が集まりすぎても都市部では問題になる。なるべく常緑で花も実も付けない方が清掃の手間が減り、排水設備の故障も減る。もちろん植物が少ないほど虫害や鳥害も減り、維持管理費も減る。
モミジバフウの樹皮とクスノキ (東京都大田区平和島公園) 2022/09/13樹皮では葉ほどは区別できない。一瞥してクスノキだモミジバフウだと決めつけるのは簡単だが、見上げるとまるで違う葉が付いていることがある。図鑑に掲載される写真が標準的な樹皮に過ぎないことは実践を重ねて判っていくことである。
平和島第2歩道橋脇のネズミモチ (東京都大田区平和島公園) 2022/09/14平和島公園沿いのねずみもちが20本ほど纏まって植わっているところは平和島第2歩道橋の陰で、大木の陰にもなっていて朝も夕方も光量は少なめだろう。高いもので4メートル、低いものだと人の背丈より低い。花が咲いて実が生ったのは4~5本ほどの低い木ばかりで、葉も小さい。どうやらトウネズミモチの方が咲くのが遅いようだ。ネズミモチも全て実を付けたわけではなく、歩道橋に近い樹木だけ実っている。
クスノキ並木 (東京都大田区平和島公園) 2022/09/20写真を撮るための時間は朝夕の5分、10分程度である。しかも9月中頃からは帰りは暗くなり家路を急ぐだけである。自分にとって写真の価値は第一に視覚情報である。精細さは必要なのでピンボケは削除するが、二度と撮れないようなものは残している。
クスノキの緑の果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/09/26写真に撮ればはっきり見えるが、通勤中は時速5~6キロほどで歩いている。大きく枝を広げているクスノキも通り過ぎるのは秒単位である。クスノキだけでなくエノキの葉も入り混じっている。この速度では実の存在を知っていても見つけることができない。
フイリヤブラン (東京都大田区平和島公園) 2022/09/29フイリヤブランの方は9月末までは実が付いていない。花が終わると写真を撮らなくなってしまったが、実は徐々に成長していくもので、植物によってすぐに熟した実が出来るものもあれば半年以上先になるものもある。
フイリヤブラン (東京都大田区平和島公園) 2022/09/29この時点では平和島公園で見掛けるこの種のものは全てヤブランだと思っていた。花の色が違っても実の生る時期が違ってもそれは変種か個体差ぐらいに捉えていた。実践が乏しいうちはそんなもので、仕事が出来るようになるまでは新人である。
ユキヤナギの生垣 (東京都大田区平和島公園) 2022/09/29この写真は左側の木の「デイゴ」の名札に気づいて撮ったものだ。遊歩道の左がキャンプ場の敷地で、右側が日本庭園、突き当りのブランコの向こう側に普段の通勤路がある。遊歩道の両側の生垣は全てユキヤナギである。デイゴに気づき、桜やススキは見れば気付くが、四角く剪定されているユキヤナギは確認もせずツツジの生垣だろうと思っていた。
ソヨゴの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/09/29ソヨゴの果実は柔らかそうに見えるが、触ってみると硬い。これから柔らかくなっていくのだろうか。
イチョウ (東京都大田区平和島公園) 2022/10/03銀杏の果実が落ちていることに気づいて写真を撮ったのだが、実らしきものが映らない。高いところにあるか、自分の目が悪いかどちらかだろう。
色づき始めたナンテンの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/10/12ナンテンの実は緑から白っぽい黄色に変わり、やがて赤みを増していく。色素は葉にも含まれるアントシアニン類だろうが、ナンテンの果実や樹皮には様々な化学物質が含まれており、それぞれ薬効が知られている。富山大学和漢医薬学総合研究所の
【南天実(なんてんじつ)】に詳しい情報がある。
ヘクソカズラの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/10/13この写真を画像検索するとブドウ属も出てくるが、検索結果のどれを受け入れてどれを退けるか選択肢から1つに決めたり選択肢に無いと決めるのは自分である。しかし、単なる観察では仮決めしかできないかもしれない。DNA鑑定できるようになってからも分類学者の見解は様々であり、変種に雑種、栽培種は増えるばかりである。決定論ではなく確率論を採らざるを得ない。
ヘクソカズラの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/10/13一方は花が咲き他方は蕾もないことがある。別種との誤認だったり雌雄差だったりすることもあるが、変種か雑種の場合もある。成長段階の差もあれば、毎年花を咲かせるとも限らない。生育環境や病害虫の影響も大きい。街路樹などでは花や実を付けないように剪定されている場合もある。植物種の特徴が特定時期の特定部位の相違であることは多く、何でもすぐ判別できるとは限らない。
ヘクソカズラの花と果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/10/14この写真は理想形に近い。花と実と蕾と花が落ちた直後の子房と葉の成長過程まで詰まっている。だが、冬には葉が落ち赤茶けた実だけが残り、それも失われれば蔓だけになる。
キキョウ (東京都大田区平和島公園) 2022/10/18キキョウの花は歩道から少し離れていて、スマホでは上手く捉えられない。花は見えるが、果実はできたのだろうか。
ネズミモチの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/10/18トウネズミモチの果実よりネズミモチの果実の方が緑色が濃い。トウネズミモチの方は黄緑色が抜けて白っぽく変化している。
ウメモドキ (東京都大田区平和島公園) 2022/10/19ウメモドキは、いつの間にか葉が増えており実を付けていた。いつ花が咲き、実を付けたのかまったく気づかなかった。歩いていても注意しているのはもっぱら道路ではなく公園側で、道路沿いの生垣はほとんど何も変わらないものと勝手に思い込んでいただけだった。
セイヨウタンポポの花と種 (東京都大田区平和島公園) 2022/10/20昔はタンポポと言えば春に咲く花だったが、今はセイヨウタンポポが蔓延っているため条件さえ良ければ冬でも見かけるようになってきた。セイヨウタンポポには3倍体が多く、なおかつ受粉しなくても無融合生殖で種ができる。
クスノキの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/10/20クスノキの果実は初めて見た時よりはかなり大きくなり直径1センチほどはある。いつ頃から黒くなるのだろうか。
ノシランの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/10/21ヤブランの花は何とか区別が付いていたが、ノシランもヤブランも花は既に散っており、似たような葉と似たような実が近くにあっても即座には区別が付かない。
ナンテンの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/10/21ナンテンを常緑低木とする情報と草本植物とする情報がある。例えば、公益社団法人日本薬学会の
【ナンテン】の説明には「木本性のように見えますが,これは茎が木質化しているからであって,実は常緑の草本植物」とある。植物学的には本質的に木と草に違いはないようだ。森林・林業学習感の
【木と草の違い】に簡便な説明がある。
ミヤギノハギの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/10/25萩の花には気づいて写真を何枚も撮ってはいても、結局のところ実には気づかなかった。翌年に過去の写真から2枚だけ果実が写っているものを見つけた。もちろん焦点は合っていない。
ミヤギノハギの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/10/25自分はミヤギノハギの果実を葉と同じように捉えていたというより、この時は花しか見えていなかったと思う。
ミヤギノハギの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/10/25葉を小さくしたような光に透けて種子が見えるミヤギノハギの果実はまだ若いようで、この後もう少し色が濃くなるはずである。
カラタチの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/10/25カラタチは中国原産で奈良時代からの外来種だが、日本に自生地は少ない。五島市の頓泊のカラタチ群落が県の天然記念物となっている程度である。カラタチの長く鋭い棘は、防犯目的の生垣として広く用いられ、柑橘類を接ぎ木する台木として利用され、童謡や歌謡曲にも歌われた。しかし、今では見かけなくなってきた。
ヒュウガミズキ (東京都大田区平和島公園) 2022/10/25トサミズキを調べた時にヒュウガミズキとの違いを調べた。葉が二周りほど小さいのがヒュウガミズキである。他にも細かな違いはあるが、実際に見ればすぐ判るのが大きさの違いである。写真では大きさの違いは認識されず相似形として処理されるので判りにくくなってしまう。
ハクセキレイ (東京都大田区平和島公園) 2022/10/25ハクセキレイは近くまで寄ってくる。手前の青みがかった背の方がオスだろう。この鳥も小さな頃には見なかった。元々は北海道を生息地としていたようで関東では80年代ぐらいから見られるようになったらしい。気候変動や環境変化で北上する生物もあれば、南下してくる生物もいる。
クスノキの樹冠のハクセキレイ (東京都大田区平和島公園) 2022/10/25このハクセキレイは番いらしく、見ている限りずっと行動を共にしていた。ハクセキレイの平均寿命は野生下では1年ほどと考えられているが、鳥獣保護法のため飼われてもおらず記録らしい記録が見つからない。
クスノキの黒い実と葉芽 (東京都大田区平和島公園) 2022/10/26クスノキの葉の中にいきなり黒い実が1つ目に付いた。全体的に段々と黒くなっていくのかと思っていたのだが、そうではなく個々別々に黒ずんでいくようだ。
クスノキ林 (東京都大田区平和島公園) 2022/10/31平和島公園のクスノキは1列に横並びしているところもあるが、街路樹ではなく林のように植樹されている。典型的な樹皮は多いもののそうでない樹皮もある。
モミジバフウとクスノキの樹皮 (東京都大田区平和島公園) 2022/10/31クスノキ林の間隙には様々な樹木が植えられており、主なものを挙げれば、ヤマモモ、マテバシイ、トウネズミモチ、ネズミモチ、ハコネウツギ、クヌギ、アオキ、アベリア、トウカエデ、アキニレ、モミジバフウ、イロハモミジ、ハルニレ、シャリンバイとなる。
クスノキの果実と紅葉 (東京都大田区平和島公園) 2022/10/31個々別々に赤くなって入れ替わる葉と同様に、実の方も緑の物もあれば黒い物もあり、赤紫になっている物もある。
クヌギ (東京都大田区平和島公園) 2022/11/01右の樹皮だけがクヌギで、他のものはクスノキである。クスノキを樹皮だけで見分けるためには、ここにある数百本の写真を撮って分類してみればある程度までは判るようになるかもしれない。
クスノキの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/01平和島公園内の遊歩道沿いに見上げてみると5~6本のクスノキに黒い実が付いていた。実践経験を重ねるほど認識力が磨かれて、遠くからでも気づくようになっていく。
クスノキ(左)とモミジバフウの樹皮 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/01このところ典型的な樹皮であればクスノキと見当が付くようになってきてはいるが、当たるのは8割ぐらいのものだ。つまりは典型的なクスノキの樹皮しか判らない。この写真では右がクスノキに見えるが、実際にはモミジバフウである。
フイリマサキ (東京都大田区平和島公園) 2022/11/02マサキは雌雄異株とされていたり雌雄同株とされていたりすることもあるが、実が付いたり付かなかったりする不完全雌雄異株である。雌雄同株でなければ雌雄異株と決まっているわけではなく、これまで雄株だったものが突然実を付けたりすることもあり、これを不完全雌雄異株と称する。ニシキギ科の中では他にマユミも一般的には雌雄異株だが、雄株が雌株に変わることもあるらしい。
ミヤギノハギの花 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/07萩の果実は小さく、まだ色づかぬ蕾のようにも見え、小さな葉のようにも見える。花しか見ていないと実にはまったく気づかない。認識できるまでは見えることはなく、したがってレンズを向けることも思い付かない。
ヘクソカズラ (東京都大田区平和島公園) 2022/11/08蕾ばかりのヘクソカズラは別種の植物に見える。ヘクソカズラの中には11月になって蕾を付けるものがある。ネット情報で出てくる花季は地域が不明のものも多く、載せている人が実際に調べた結果ではないことも多い。
シモツケの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/0911月に入るとシモツケは大概実ばかりになる。これを鳥が食べるのか、昆虫が食べるのか、どうやって分布を広げていくのかといった生態学的な情報はほとんど見つからない。果実が裂開するという記述があるので地に落ちたものをアリが運ぶかもしれない。情報量が多いのは害虫に関してで、世に溢れる植物情報は栽培や剪定、除草、料理、薬学、有毒か否かといった人に関わる情報ばかりで、植物生態学ではなく人間生態学のようなものだ。
ナンテンの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/09自分が知っている果実の毒成分にはもう一つ解釈がある。それは時間が経つと時限爆弾のように腹を下す成分が効いてきて未消化の下痢便、つまりは種が栄養分と共に地面に撒かれる仕組みというものもある。
ナンテンの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/09どうして鳥たちに食われてすぐに実が無くならないのだろう。南天のど飴のホームページには
【「南天」って何?】というナンテンの歴史的かつ科学的解説がある。果実には多くは口にできない程度の毒成分があり、少しずつ様々な鳥に食われるので様々な土地に運ばれることになるという見解が載っている。
ミヤギノハギの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/0911月9日の写真にもわずかに果実が写っている。果実の先が尖って雌蕊の跡が残っていることを除けばごく小さな葉にしか見えない。
オニヤブソテツ (東京都大田区平和島公園) 2022/11/11オニヤブソテツは日本庭園のようなところにはどこにでもあり、平和島公園にもある。色でヤブソテツなどと見分けるようだが、同じところから色違いが生えていたりもするので、見分けがつくものかどうか判らない。
ユキヤナギの名札 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/11ユキヤナギの名札は初めて見た。公園に必要なのは植物生態学より造園や園芸技術である。つまり、自然観察のつもりであっても造園技術の経過観察だったりすることもある。
ソテツの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/11雌花だけの時期を撮らなかったのだが、ニョロニョロと垂れ下がっているものが雌花の残骸と思われる。
シモツケの花 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/11シモツケの花期は5月~8月、9~10月に果実が裂開という情報が複数あるが、この公園では7月に裂開する果実もあれば11月になっても花を咲かせている株もある。地域や環境、あるいは栽培品種による個体差か、仮定しうることは無数にある。
ネズミモチの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/14ネズミモチの果実には既に黒く熟しているものもあるが、虫に襲われ果肉が吸われて萎縮していたり糸に覆われているものもある。
クスノキの葉芽 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/15クスノキの果実ばかり気にかけていると葉芽の方には気づいていてさえ注意が向かない。これは欠点というよりも、人の知覚がそういう風にできているのだと思う。だが、一度気づけば次には気づきやすくなる。
モミジバフウの紅葉 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/16気温が低くなると光合成の効率が悪くなる。そうすると葉緑素が分解されて元々ある黄色いカロテノイドの方が目立つようになり、分解過程では赤いアントシアニンが生成される。秋の紅葉に定説はないようだが、葉の色彩は気温と陽光のバランスで変化する。日本の生物季節観測の情報や指針は気象庁の
【生物季節観測の情報】に詳細がある。
クスノキの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/17クスノキの花や実は葉とは別の花柄(かへい)に付く。花柄はもっぱら養分を送ってほぼ光合成をしないので、紫外線から組織を保護するアントシアニンの色が目立つ。
クスノキの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/17クスノキの果実は8ミリ以上ある。熟すと柔らかくて指先で簡単に潰れる。葡萄のような薄皮の下はやはり葡萄のような半透明の果実で、これが葉と同様に樟脳臭い。
ネズミモチの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/22ネズミモチの方も色が変わってきたが、トウネズミモチとは変化の仕方が違う。緑色の果実に濃い紫色のシミができて拡がっていく。バナナの皮の傷みのようである。
ユキヤナギの花 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/22平和島公園の200メートルほど続くユキヤナギの生垣の中で、見つけたのはたった1本の木に咲く2つの花だけだった。
ノボタンとヒメヒガンバナ (東京都大田区平和島公園) 2022/11/22ノボタンの方は「ノボタン・コート・ダジュール」の商品札がついており、ヒメヒガンバナはネリネ・ボウデニーやダイヤモンドリリーの名の方が一般的なようだ。
テンジクアオイの花 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/22テンジクアオイはフウロソウ目フウロソウ科ペラルゴニウム属である。昔はゼラニウム属だったが現在は分離されている。ゼラニウムは聞いたことがあってもテンジクアオイやフウロソウやペラルゴニウムという名には馴染みがない。取り敢えず初めゼラニウムでまとめていたが、その後考え直してテンジクアオイでまとめている。
ネズミモチの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/24これも虫に食われたというより吸われた実がある。蜘蛛の巣がよく張っていたことや萎縮した実も憶えている。染み状に変色していくことも小学生の頃の記憶にある。そしてトウネズミモチの丸い実ではなくネズミモチの俵型の果実が記憶にある。
イヌツゲ (東京都大田区平和島公園) 2022/11/25これは雌株だが、1つしか実が残っていない。イヌツゲには赤や黄色の果実を付ける種類もあり変異種も多い。
小さなネズミモチの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/25ネズミモチには病気や虫害がよく見られる。小さなまま黒くなっている実はこれ以上は大きくならないと思われる。
アオギリの枯葉 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/25果実の写真を撮ることができたアオギリの木は既に枯葉しか付けていないように見えるが、枝先には冬芽が膨らんできている。
イヌツゲ (東京都大田区平和島公園) 2022/11/29イヌツゲの葉は1センチ程度の小さなものを多く見かけるが、3センチを超える葉もある。実は1センチに満たないが、葉が小さいためか重量感がある。
ソヨゴの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/29ソヨゴの果実はクスノキの果実より一回り大きく12~3ミリはある。12月になってようやく柔らかくなってきた。
クスノキの果実と紅葉 (東京都大田区平和島公園) 2022/11/29クスノキは常緑樹なので紅葉はしないが、新陳代謝は行われている。常緑の広葉樹の場合には葉の寿命は1年から2年ほどだそうだ。天気が悪く気温が低い日が続けば一斉に落葉させて新しい葉に変えた方が生産効率が上がることもあるだろう。
ソヨゴの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/12/02ソヨゴは常緑であり、緑の葉に赤い実が乗るとクリスマスの補色カラーのようになる。
クスノキの若枝 (東京都大田区平和島公園) 2022/12/09赤色のアントシアニンは主に葉で生産されており、成長に有害な紫外線を吸収して若い組織を保護している。アントシアニンは成長と共に減少していき、やがて薄い樹皮からクロロフィルの緑色が透けるようになり、樹皮が厚くなるにつれて見えなくなっていく。
キャンプ場の紅葉 (東京都大田区平和島公園) 2022/12/12モミジバフウはほとんど黄色くなってイチョウのように見える。そしてイロハモミジの赤は地面に落ちたものの方が多くなってきた。
カナメモチの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/12/16カナメモチというより栽培種のレッドロビンだろうが、名札でも付いていない限りはカナメモチにしておきたい。
ノシランの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/12/19ヤブランの果実は黒くなり、ノシランは青くなる。そうした説明を目にしてはいても実際見るのは緑色の果実で、葉の形で区別することも自分には到底無理なことだった。
ノシランの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/12/19自分が見たことすら忘れていく。まして検索した知識などは忘れてしまう。この頃にはフイリヤブランの見分けやすい葉のことなどすっかり忘れて同じ場所の果実の色が変わっていくのをただ見ていた。
ノシランの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/12/19このノシランのすぐ傍にフイリヤブランがあり、一周り小さなヤブランの果実が付いていたことにはまったく気が付かなかった。
シロミノマンリョウ (東京都大田区平和島公園) 2022/12/19この写真にはシロミノマンリョウの他に6種の植物が写っている。左下はツワブキの葉、その上にタマシダとハマユウの葉、ハコネウツギの枯葉、細い枝に枯葉と小さな赤い冬芽を付けているのはドウダンツツジで、緑の竹のようなものはトクサである。
シロミノマンリョウ (東京都大田区平和島公園) 2022/12/19平和島公園でシロミノマンリョウを見つけた時は何の葉か判らずに近寄ってみた。この公園ではマンリョウ自体を見かけていない。植物に関する記憶もまた場所と密接に結び付いており、マンリョウの名が浮かぶ以前に、この場所にこんな植物があったかという違和感が先に来ることがある。そうするとまるで初見の植物のように錯覚してしまうことがある。
キャンプ場の紅葉 (東京都大田区平和島公園) 2022/12/19去年は紅葉の景色を撮ったが、今年はその仕組を垣間見た。そして、景色や風景のような写真はあまり撮らなくなった。
ノシランの果実 (東京都大田区平和島公園) 2022/12/26緑色の果実は成長過程で、球ではなく楕円体や変形した形も入り混じっている。そして大きさは比較すべきものがなければ写真では判らない。
シロミノマンリョウのある茂み (東京都大田区平和島公園) 2022/12/28シロミノマンリョウは竹垣の前の茂みにある。そこにはタマシダ、ツワブキ、ハコネウツギ、トクサ、ハマユウ、ミズヒキ、ドウダンツツジ、オニヤブソテツなどがあり、クロマツの枯葉が散り落ちている。
シロミノマンリョウのある茂み (東京都大田区平和島公園) 2022/12/28ここを最初に通った時はツワブキぐらいしか判らなかった。全部知っていたからといって全部見逃さないということもない。
スイカズラ (東京都大田区平和島公園) 2022/12/28前々日に平和島公園で撮った名札付きのスイカズラの写真では、黄変した葉は開いたままで緑の葉の方が丸まっていることが明瞭に写っている。スイカズラは冬を耐え忍ぶために紫外線を全面に受けないように葉を丸める。
路上のクスノキの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/01/10路上にはクスノキの果実が落ちている。実を見つけたクスノキの下ばかりではない。クスノキ並木の下には点々と実が落ちている。
ノシランの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/01/16ノシランの果実は青くなり、ヤブランの果実は黒くなる。ただし、このノシランの果実は鮮やかな青には見えない。
キキョウの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/01/20キキョウは、実を結ばずにただ立ち枯れたように見える。しかし、遠目ではあるが、膨らんだ果実の先が5つに割れている。
ヒヤシンス (東京都大田区平和島公園) 2023/01/27ネット検索するとヒヤシンスの開花時期は3月~4月とか早春といった基本情報が出てくるが、いつどこで誰が調べた情報か判然としないものが多い。
ヒヤシンスの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/01/30馴染みの植物も芽吹きから枯れゆくまでは実に様々な姿に変容する。頭の中にその変化が全て収まっている植物はほとんど無いかもしれない。
ヤマボウシの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/01/31このヤマボウシは、冬でも葉を落とさない常緑のヤマボウシである。トキワヤマボウシとかホンコンエンシスとも呼ばれる常緑ヤマボウシは、中国原産である。
モミジバフウとクスノキの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/01/31地面に転がるモミジバフウとクスノキの果実は何ヶ月にも亘って見ることが出来る。多くのクスノキが結実していても、実が付くところは高い位置だけだったり、日当たりの良い側面だけだったりして人の視線からは目に入らない。
ソテツの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/02/06落ちているソテツの果実には、外側の赤い実というか皮だけのものや白い種だけのものもある。
ナワシログミ (東京都大田区平和島公園) 2023/02/07長い間ヒイラギと思って写真も撮らなかった植物に近づいてみるとヒイラギにしてはおかしい。葉が長く反り返っていた。ナワシログミは大田区の調査報告にも挙がっていた。果実は4月~5月頃らしい。
ヘクソカズラの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/02/07ヘクソカズラの果実は薄茶色だが、日が透けるとオレンジ色に見えて艷やかである。萼の跡が実の先に残ったまま落ちないのが特徴の1つである。
ヘクソカズラの蔓とアキニレの幹 (東京都大田区平和島公園) 2023/02/07歩道橋の下のヘクソカズラをずっと見てきたが、冬になって他の植物の葉も落ちてしまうまでどこからどう伸びているのか、どんな根元なのか見えなかった。右の太い2本はアキニレの幹で、螺旋状に巻いているのがヘクソカズラである。太さは3センチ弱だろうか。
ノシランの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/02/10今のところ最も青くなっているのは日当たりの悪いところにあるノシランの果実である。つまり葉緑体が多くアントシアニンが少ない状態では黒っぽく見えるのかもしれない。
ヒヤシンスの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/02/10まるで直接地面から花が咲いているように見えるので、本当にヒヤシンスか何度も調べ直した。ヒヤシンスはオスマン帝国の栽培種で、地中海産の植物だそうだ。
キズイセンの蕾 (東京都大田区平和島公園) 2023/02/14冬になれば撮るものもなくなってくると思っていたが、どんなに寒くなっても次々に見たことがない花が咲き、冬に熟す実がある。
キズイセンとツワブキ (東京都大田区平和島公園) 2023/02/14ツワブキの綿毛の種が抜けた後は大きなタンポポのようである。キズイセンの方は蕾ばかり写っていて開いた花の写真は失念してしまった。
キズイセンの蕾 (東京都大田区平和島公園) 2023/02/14黄色いスイセンは白いスイセンに少し遅れて咲くらしい。種類が違うのだろうか。蕾は色が違うだけでそっくりに見える。調べてみればキズイセンは江戸時代からの帰化植物らしい。
サツキ (東京都大田区平和島公園) 2023/02/14小さな葉で少々硬い。それがサツキということにして取り敢えず写真を撮っている。
シャリンバイとヘクソカズラの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/02/14この写真はGoogleレンズで調べてもヘクソカズラとは出てこない。ヘクソカズラと特定できる特徴は葉や花にあり、ヘクソカズラの背景の大半を締めているのはシャリンバイである。
ヘクソカズラの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/02/20ヘクソカズラの果実は食用ではないが、厚生労働省の
【自然毒のリスクプロファイル】にはジャガイモが上位に載っている。ジャガイモは様々な要因で芽以外の部位にも大量にソラニンが残る物があり、もちろんそうした物は弾かれて市場には出回らない。しかし、学校の果実習などで栽培したものは、せっかく子供が育てたのだからと調理実習に回してしまうと集団食中毒を引き起こすことがある。
歩道橋の下のスズメ (東京都大田区平和島公園) 2023/03/07スズメは稲作が始まった時代に大陸から移動してきた外来生物である。意図に関わらず人為的に海外から持ち込まれたと推測されるものを外来生物と言い、外来種は海外だけでなく国内も含めて生息範囲を超えて持ち込まれた生物も含まれる。
クスノキのスズメ (東京都大田区平和島公園) 2023/03/08国立環境研究所の2022年の調査報告によれば、「2015 年以降、スズメやヒバリ等の農地や草地といった開けた環境でよく見られる鳥の記録個体数の減少率は1年あたり 7.4%と急激に低下していた」とされる。舗装路ばかりになり、イネ科の種子を啄いたり、砂浴びするための地面は、今や公園の中である。
クスノキのスズメ (東京都大田区平和島公園) 2023/03/08それでもスズメは人里にいて、毎日のようにその囀りが聞こえ、姿を目にする。スズメにとっては、人の生活圏にいれば、猛禽類やヘビなどの捕食者が少ないという利点がある。毎朝、駅にごく近い常緑樹の葉陰に群れているのを目にする。そこは、町の灯りや喧騒が捕食者たちを追いやり、冬も温かい寝床になるということだろう。
マメカミツレ (東京都大田区平和島公園) 2023/03/09カミツレとはカモミールのことで、マメカミツレはカモミールに似ていることから名付けられた。オーストラリア原産の帰化植物で、1939年に神戸で採取された記録がある。
ハランの剪定跡 (東京都大田区平和島公園) 2023/03/14ハランは根を取り除かないかぎりは翌年生えてくるという。これは過密を避けるための剪定だろうか。
ヤマモモの雄花 (東京都大田区平和島公園) 2023/03/15ヤマモモは雌雄異株で、目立つのは雄株の花である。歩道が果実で汚れるためか街路樹としては雄株の方が圧倒的に多い。
ニワウメの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/03/17ニワウメ(庭梅)は、リンショウバイ(林生梅)、コウメ(小梅)、ハネズ(唐棣)などとも呼ばれる。
ニワウメの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/03/17ニワウメは日本では「栽培種」として扱われるが、中国北部から朝鮮半島にかけて分布する野生種である。
ニワウメの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/03/17APG分類の目録にある「栽」「外」「帰」という表記は、かつて日本で「栽培種」「外来種」「帰化種」扱いされていた痕跡に過ぎない。ニワウメは栽培種となっているが、日本で野生化しないとは言いきれず、しかも、中国では野生の原種である。この表記は一切更新されておらず、ほぼ参考にならない。
クスノキの紅葉 (東京都大田区平和島公園) 2023/03/17暖かくなってくるとクスノキには黄色から赤く色づいた葉が多くなり、遠くからでも見分けがつくようになる。
ソメイヨシノの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/03/22ソメイヨシノは寿命60年説はあるが、それはどうやら都市部の話らしい。見物人集めに過密に植樹すれば水分や養分が行き渡らず空気の通りも悪いのでカビが生えやすく病気にもなりやすいそうである。推定150年の古木もあるが、もちろん都市部のものではない。そもそも江戸時代末期に生まれた栽培種なのでそれ以上の古木はなく、ソメイヨシノの寿命が何年かは判っていない。
クスノキの落葉 (東京都大田区平和島公園) 2023/03/23クスノキは春になると一斉に落葉する。そう思っていたが、実際には常に葉は新たに入れ替わっていて地面の上には常に多少の枯葉は落ちている。ただ、クスノキは四季のうちでも早春に落葉が多いとは言える。
オオシマザクラ (東京都大田区平和島公園) 2023/03/24サクラの品種を区別するとなると様々な特徴を捉えなければならないが、今のところ葉桜を便宜上オオシマザクラと記しているだけである。
クスノキの蕾 (東京都大田区平和島公園) 2023/03/24去年とは段違いに蕾を付けたクスノキが多い。もちろん樹冠の方までは見えないので、低い枝に蕾が目立つということである。昨年よりは気温が高いからかもしれないが、クスノキの真新しい剪定跡を見かけなかったので花を咲かせるエネルギーが溜まったということかもしれない。
ツツジの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/03/27白いツツジは白花のリュウキュウツツジが原種とされるが、突然変異との見方もある。ツツジの品種には約4000あり、原種だけでも数十種ある。見分けられるものは別項目にしていくつもりだが、取りあえずはヒラドツツジ系統の栽培種はここに纏めることにしておく。
ツツジの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/03/27ツツジはは10本またはそれ以上の雄蕊を持ち、花弁は4枚。これが基本である。
オオシマザクラの剪定跡 (東京都大田区平和島公園) 2023/03/27剪定した箇所に裂けた跡があり縦にひびが入っている。剪定した樹皮の片側が剥けているものはよく見かけるが、樹皮のひびは複数で長く、落枝したのかもしれない。
クレマチスの蕾 (東京都大田区平和島公園) 2023/03/29クレマチスはセンニンソウ属の総称で、和名として使われるテッセンは種名で、原産地は中国である。日本で見られるものは、ほとんどテッセンではないらしい。
クスノキの切株 (東京都大田区平和島公園) 2023/03/31見た目では生命活動が見られないクスノキもあるが、診断しなければ復活の可能性があるかどうかは分からない。切株に除草剤を注入した跡があってもヒコバエを生やしている樹木もある。植物は傷ついたり折れたりするとカルスを形成して身を護り、樹木などは必要とあらば傷が癒えて準備が整うまで休眠状態に入ることもあるそうだ。
トサミズキ (東京都大田区平和島公園) 2023/04/04トサミズキも花後に葉を発達させる。この時期はヒュウガミズキも葉が小さいので見間違えることがある。ただ、長い花柄が残っていればトサミズキと判る。
アヤメの葉 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/07アヤメとシランは同じような時期に芽を出して似たような別種の葉があちこちで見られるようになる。
シャクヤクの蕾 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/07シャクヤクには複数の蕾が付くが、立派な花を咲かせるためには頂点の蕾だけ残して他は摘み取るそうである。平和島公園も平和の森公園も自然公園というわけではない。細かな管理の跡をよく見かける。
アヤメの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/10ショウブの印は花弁の付け根の黄色い筋である。白いアヤメだと黄色い筋と見間違うが、黄色いのは雄蕊の集まりで、付け根の方に黄色い網模様がある。
ユキヤナギの葉 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/10ユキヤナギの葉はシモツケの葉よりだいぶ小さいので現実に間違うことはほとんどないが、写真だけでは相似形なので見誤る。強いて言えばユキヤナギのほうが鋸歯が細かいぐらいだろうか。
ユキヤナギの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/10同じユキヤナギの株でも花が咲いて実を付けた枝の葉は丸みがあって極小になり、花も実もつけなかった枝の葉は夏の葉のような大きさがある。
アヤメの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/11アヤメは陸地の植物で、花弁の付け根には網目状の模様がある。カキツバタは水中か水際に咲き、網目ではなく白い筋がある。ショウブは花弁の付け根に黄色い筋があり、水の中でも育つが、水辺から多少離れていても生育するそうだ。
歩道橋の下のスズメ (東京都大田区平和島公園) 2023/04/11スズメの数が減少しているとしても、相変わらず、スズメは郊外ではなく都市の中で見られる。イネ類は公園内にも歩道沿いにも雑草として繁茂しており、街路樹やこの歩道橋のような隠れ家に使える構造物はいくらでもある。
フジの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/11フジは4月上旬に咲き始めて5月には花が散り始める。2015年に亀戸天神に行った時にはそのような情報だったと記憶している。名所のようなところは早咲きのフジと遅咲きのフジを散りばめて約1ヶ月間イベントを開催する。
アヤメの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/12これは白い鶏冠のようなものがあるのでイチハツという種類である。イチハツとは一番初めに咲くアヤメという意味で名付けられたようだ。
シランの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/17これは園芸種のシロバナシランかもしれない。しかし、完全に白いわけではないのでクチベニシランの方かもしれない。園芸種には色々な品種があり、完全に白いものはユキシランと区別されていたりもする。
マンテマの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/17YListの「標準」というのは典型例のことで優先すべしという意味ではない。現実には様々な変異があり、境界線を引くことができない場合も多い。優先順を「広義→標準→Synonym→異分類→狭義」とした方が無難である。シロバナマンテマは「標準」名だが、広義のマンテマ(Silene gallica L.)の変種var. gallicaである。
メリケントキンソウ (東京都大田区平和島公園) 2023/04/18マメカミツレの葉と似ているが、蕾や花が違う。花が終わると鋭いトゲが生え、芝生にも混じって生えるので裸足で踏むと危険というニュースが流れたりする。
クスノキの剪定 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/19このクスノキは花壇のもので、ぽつんと1本だけ剪定されている。日陰を作ってしまうためと思われる。通行の邪魔だからと人の背より低い枝は剪定され、老木は危険だからと剪定され、花壇に陽が当たらないからと剪定される。長屋門公園のように裏山をそのまま公園にしたような自然林に近いところでは植物層は安定するものの見かけ上は凡庸になる。
サクラマンテマの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/19ヨモギの葉と並んで写っているが、サクラマンテマの葉は、マンテマの細葉と比べると明らかに広葉で、ナデシコに近い。
フジの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/19役目を終えた花弁を汚いとかゴミと言う人がいる。以前亀戸天神でもそんな言葉を聞いたが、最近も亀戸天神に行った同僚が同じようなことを言っていた。
ノヂシャの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/19ノヂシャは茎を腋芽から二又分岐させながら伸びていく。分岐点には2枚の葉があり、頂生花と呼ばれる1輪の花がある。頂生花は蕾のまま咲かないこともある。いずれにしてもここで茎の成長は止まる。腋芽が出来ていれば、そこから新たな茎が二又に伸びて成長を続ける。これは植物の頂芽優勢という性質である。
フジの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/21藤の花を見ようと思えば萎んだ花には気が付つくが、無数の果実には気が付かない。自分もまた花ばかり追っていれば、その後の実のことなど頭の中には無い。
フジの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/21フジの花を求めれば萎んだ花は屑に見え、果実ができるかどうかなど考えもしないものである。
ノビルの蕾 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/25ノビルは子供の頃にはよく食卓にあった。よく洗った茎の先に小さな玉ねぎのような鱗茎が付いたものを小皿に盛って味噌を付けて食べていた。
オオシマザクラの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/27食用のサクランボにいくつも品種があることは食料品として売られているから知っている。しかし、樹木に実っているサクランボを見た記憶は遠い昔のことだ。
オオシマザクラの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/27桜ぐらいは知っているつもりだった。けれども、実際に木になっているサクランボを認めたのは小学生以来のことである。
オオシマザクラの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/27自分は植物には素人同然で、花が咲けば実がなるはずという当たり前のことすら失念してしまう。固定観念を払拭するために写真を撮り続けているようなものである。少なくともこの公園ではソメイヨシノを除くほとんど全ての桜がサクランボをぶらさげており、実がなければソメイヨシノと見当がつく。オオシマザクラの果実は食用で、黒く熟してくれば食べることができ、ジャムにされたり、葉は塩漬けで桜餅に使われたりする。黒くなった実を一つ食べてみるとほんのり渋みのある甘いサクランボだった。
ノビル (東京都大田区平和島公園) 2023/04/27ノビルとも言ったがノビロとも言って、茎の根元の方を摘んで鱗茎ごと地面から抜いて採る。ノビルはおかずというよりは酒の肴で、父親が好んだ。自分もたまには分けてもらって口にした。鱗茎と茎の根元のシャリシャリとした食感と辛味を愉しむもので、ネギとラッキョウの中間的な味である。
ノビルの蕾と珠芽 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/28ノビルには珠芽(むかご)が生じることがあり、蕾とムカゴが混在したりムカゴだけだったりする。
シャクヤクの蕾 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/02シャクヤクは蕾にも糖質の蜜が含まれており、蟻の姿はよく見かける。むろんアブラムシがいる場合も蟻の餌になる。
サラサウツギの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/08花が咲いてやっとウツギの木があることに気づいた。そうすると隣のミヤマシキミの果実と勘違いしていたものが実はウツギの蕾だったことに気づき、ミヤマシキミには実がないので雄株だったことに気づいたりする。きちんと見分けていることもあれば、すっかり混同していて名前を訂正していくこともある。この1年はそういうことの繰り返しであった。
フジ (東京都大田区平和島公園) 2023/05/09平和島公園の藤棚には既に花はなく花殻も摘まれており、したがって実もできない。
花壇 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/11ゴールデンウィーク中にクスノキ林に花壇が作られていた。
花壇 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/11「テイカズラ」はもちろん「テイカカズラ」のことだろう。定家の名の由来を失念している人はネット上にも多く見受けられる。人が付けた名など植物には関心無いだろうが。
ソヨゴの花と果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/15いつから果実と言っていいものか。花が散り残った子房も萎んで消えてしまえば結実しなかったことになる。
オニユリのムカゴ (東京都大田区平和島公園) 2023/05/18このところ毎日通っている道で、いきなり実がついている植物を発見した。たぶんオニユリかと思われるが、ムカゴが出来ることをこの時に初めて知り、過去撮ったオニユリの写真の中の何枚かにムカゴが映っているものを見つけた。
オニユリのムカゴ (東京都大田区平和島公園) 2023/05/18そもそもオニユリは種を付けずにムカゴで増えるものだそうだ。他のユリにはムカゴが付かないらしいが、他種にムカゴらしきが付いている写真もいくつかある。ただ、本当にムカゴかどうかは植えて芽が出るかどうか試さないと判らない。
オオニワゼキショウの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/18オオニワゼキショウの果実はニワゼキショウの果実の直径の2倍はあり花が小さいので、花に比して実はかなり大きく見える。また花弁の下の部分が直線ではなく丸みを帯びる。
スズメ (東京都大田区平和島公園) 2023/05/18スズメが減ったという情報を知って初めて記憶を辿る人もいるだろう。自分は、舗装路より公園内や遊歩道を選んで通勤したりする。そのついでに動植物の写真を撮る。普段から自然に意識を向けていない人と比べれば、一日あたりスズメ数羽を見かけたり、さえずりを聞く程度でも、認知度の差は膨大になる。
スズメ (東京都大田区平和島公園) 2023/05/18情報化社会の発展につれて、人間は現実を見る目を失っていく。スズメが減ったという情報を知っただけで、現実の認識が低ければ、自分の記憶を探ったところでスズメの姿は見当たらず、確かに減ったと思いこむだけである。
スズメ (東京都大田区平和島公園) 2023/05/18スズメは外国人観光客に注目されており、写真に撮られている。「これほど人間に近い場所に、これほどたくさん、平然と暮らしていること」を珍しいと思うようである。もっとも、欧米にもスズメはいる(ただし、イエスズメ)。これは単純に、旅先では見方が変わり、現実を捉え直した結果である。
ボタンの花がら摘み (東京都大田区平和島公園) 2023/05/22翌年の花づきを良くするために、散りかかったボタンの花弁を子房の部分ごと摘み取ることを「花がら摘み」と呼ぶ。植物は花を咲かせて果実を付けて子孫を残すことにエネルギーを注ぎ込むものだ。実を結ぶことを阻止してしまえばそれ以上のエネルギーは使われず、来年再び花を咲かせるためにエネルギーを蓄積し始める。すると、翌年はより立派な花を咲かせるらしい。
ボタンの花がら摘み (東京都大田区平和島公園) 2023/05/22園芸家にしてみれば花がら摘みは必要なことで、そうしないと手塩にかけて育ててきた株は、最悪の場合は果実にエネルギーを消費してしまい病害虫や環境変化に対する抵抗力が弱くなって枯れることもあるようだ。ボタンは種から育てると花を咲かせるまでに5年から10年かかり、シャクヤクに接ぎ木する方法でも3年から5年ほどかかるという。
ヤエドクダミの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/22この時期に見かける小さな白い花はドクダミが多く、絨毯のように咲いているところもある。その中に2つだけ変わった花があり根元まで葉を探したのだが、ドクダミの葉しかない。ヤエドクダミという栽培種があるが、変種なのかもしれない。もう1つの方は奇形の様相を呈している。
スカシユリの蕾 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/23テッポウユリというよりスカシユリの上向きの蕾は似ているが、ハイブリッドだそうなので正直どう仕分けしていいものか判らない。
ネズミモチの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/248K画質ではピントの甘いところやブレが際立つような気がするが、これは4K画質でも同じことである。
キンシバイの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/24これはタイリンキンシバイ(ヒペリクム・ヒドコート)の花で、葉は十字対生している。一応は種子が出来るが、挿し木や株分けで増やすのが定番のようだ。
アカメガシワの雌花 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/24昨年は見なかった雌花を見つけた。雄花と雌花があることも知らなかったので、大して見てもいなかったのだろう。見ているようで見ておらず、知っているようで知らない。自分がそうなのだから他人のことなど責められたものではない。
アジサイの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/29アジサイの装飾花を掻き分けると中に小さな真花がある。気象庁の
【生物季節観測の情報】では、あじさいは「標本木の装飾花が集まって球状に開く中にある真の花が2~3輪咲いた日を開花日とする」とある。東京の標本木は北の丸公園、横浜は横浜地方気象台にある。
テッポウユリの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/29花粉の色素はカロテノイドとフラボノイドが主成分だが、細胞壁などの繊維質はタンパク質のペクチン類で、空中を漂う花粉などではこのペクチンが車の塗装剤などに侵食してシミを作ったりもするようだ。塗装剤の中に入り込んだペクチンは洗車では落ちず、乾けば縮んで塗装剤を引っ張るのでこれが微細なシミのようになる。夏まで待てば高温になるのでタンパク質は分解されてしまうが、それを待てない人は湯を掛けたりドライヤーを使って熱分解させたりする。
アジサイの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/29八重の装飾花に5センチはある長い花梗が付いている。写真では花梗の途中に葉が付いているように見えるが、別の枝である。
ヤマユリの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/30ヤマユリとはしているものの下の方には「オリエンタルリリー」の名が印刷されたカラー写真付きの袋か何かが留めてある。
ホタルブクロの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/31ホタルブクロを初めてみたのは小学校3~4年生頃のことで、こども医療センターへと抜ける「橋」の途中だった。橋と呼んでいたが、本物の橋ではない。雑木林の急斜面に板を敷き、手すり代わりにロープや竹、細い丸太を竹や樹木にロープで括り付けた手作りの「橋」だった。立ち木や急勾配を躱すために「橋」はつづら折りで、剥き出しの地面だったり、木の根の天然の階段もある。斜面の下方は竹藪で足元はクマザサの茂み、上の方も雑木がびっしりで、昼間でも見通しが悪く薄暗い。だが、20メートル弱のちょっとした冒険をすればバスターミナルのあるこども医療センターの広大な敷地に出る。
ホタルブクロの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/31ホタルブクロの名をどうして知ったかは憶えていないが、たぶん父から聞かされたのだろうと思う。雑木林の「橋」を利用していたのは近所の数十軒ぐらいだろう。橋はこども医療センターと引越坂を繋ぐ近道で、別系統のバス停があった。橋を使えば300メートルばかり距離は近くなるが、虫が多い時期や雨の日、夜などは橋を通る人はほとんどいなかった。10年ほど前に訪れてみたが、橋の入口までの路地しか残っておらず、抜け道もなく雑木林は全て住宅地になっていた。
ホタルブクロの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/31自分にとっては最も自然が身近にあったのは六ツ川に住んだ4年間だった。小学生の頃の南区六ツ川周辺には田畑があり、土道や砂利道も多く残っており、野原や雑木林が身近にあった。だが、虫採りをしていた雑草だらけの野山は畑を手放した農家の空地であり、ザリガニやメダカがいた小川は元は田んぼの用水路であり、そうしたものが有刺鉄線で囲まれてブルトーザーで次々と潰されていくのを見つめてもいた。自分は最期を迎えた里山の中で遊んでいたのだった。
Yellow Roof 's Museum