Yellow Roof 's Museum
スズメ スズメ目スズメ科 Passer montanus
ソヨゴの果実とスズメ (東京都大田区平和島公園) 2022/07/07駐車場のソヨゴのところにはしばしばスズメがいる。ハトは餌付けされていれば自分から寄ってくるが、スズメは忙しなく動いており警戒心も強く、撮ろうと思ってもなかなか上手くはいかない。
歩道橋の下のスズメ (東京都大田区平和島公園) 2023/03/07スズメは稲作が始まった時代に大陸から移動してきた外来生物である。意図に関わらず人為的に海外から持ち込まれたと推測されるものを外来生物と言い、外来種は海外だけでなく国内も含めて生息範囲を超えて持ち込まれた生物も含まれる。
クスノキのスズメ (東京都大田区平和島公園) 2023/03/08国立環境研究所の2022年の調査報告によれば、「2015 年以降、スズメやヒバリ等の農地や草地といった開けた環境でよく見られる鳥の記録個体数の減少率は1年あたり 7.4%と急激に低下していた」とされる。舗装路ばかりになり、イネ科の種子を啄いたり、砂浴びするための地面は、今や公園の中である。
クスノキのスズメ (東京都大田区平和島公園) 2023/03/08それでもスズメは人里にいて、毎日のようにその囀りが聞こえ、姿を目にする。スズメにとっては、人の生活圏にいれば、猛禽類やヘビなどの捕食者が少ないという利点がある。毎朝、駅にごく近い常緑樹の葉陰に群れているのを目にする。そこは、町の灯りや喧騒が捕食者たちを追いやり、冬も温かい寝床になるということだろう。
歩道橋の下のスズメ (東京都大田区平和島公園) 2023/04/11スズメの数が減少しているとしても、相変わらず、スズメは郊外ではなく都市の中で見られる。イネ類は公園内にも歩道沿いにも雑草として繁茂しており、街路樹やこの歩道橋のような隠れ家に使える構造物はいくらでもある。
スズメ (東京都大田区平和島公園) 2023/05/18スズメが減ったという情報を知って初めて記憶を辿る人もいるだろう。自分は、舗装路より公園内や遊歩道を選んで通勤したりする。そのついでに動植物の写真を撮る。普段から自然に意識を向けていない人と比べれば、一日あたりスズメ数羽を見かけたり、さえずりを聞く程度でも、認知度の差は膨大になる。
スズメ (東京都大田区平和島公園) 2023/05/18情報化社会の発展につれて、人間は現実を見る目を失っていく。スズメが減ったという情報を知っただけで、現実の認識が低ければ、自分の記憶を探ったところでスズメの姿は見当たらず、確かに減ったと思いこむだけである。
スズメ (東京都大田区平和島公園) 2023/05/18スズメは外国人観光客に注目されており、写真に撮られている。「これほど人間に近い場所に、これほどたくさん、平然と暮らしていること」を珍しいと思うようである。もっとも、欧米にもスズメはいる(ただし、イエスズメ)。これは単純に、旅先では見方が変わり、現実を捉え直した結果である。
スズメ (横浜市旭区今宿西町) 2026/01/31コンデジを手に入れてからスズメを撮ったことがなかったので、約3年ぶりに撮ってみた。スズメを撮らないのは、ハトやカラスを撮らない理由と同じで、ありふれているからである。
スズメ (横浜市旭区今宿西町) 2026/01/31スズメは枯れ草の間に落ちている種子を啄んでいるのだろう。これはたぶんメヒシバである。他にもイネ科の植物は多く、道の片隅には風で飛ばされてきた種子が溜まるのだろう。
スズメ (横浜市旭区今宿西町) 2026/01/31車や人が通るたびに、スズメは真上のウメの枝に舞い上がり、また舞い戻る。十数羽ほどのスズメの群れである。枯れたエノコログサの周囲にも集まっている。
スズメ (横浜市旭区今宿南町) 2026/01/31これはクワの枝に並んで留まるスズメである。カラスやハトなど大きい鳥ほど注意を引きやすく印象にも残るが、スズメはさほど印象に残らない。この日、昼間の1時間ほどの散歩で見かけたスズメは40羽ほどだった。これが多いか少ないか。そもそも数えようとしたことがなく、何とも言いようがない。
電柱のスズメ (横浜市旭区今宿南町) 2026/02/15秋から春先ぐらいまでは、スズメの群れに冬鳥のニュウナイスズメが入り混じっていることがあるらしい。ニュウナイスズメは、ズーラシアや二俣川の大池公園などで観察例がある。
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