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クレマチス (テッセン) キンポウゲ目キンポウゲ科 Clematis florida

クレマチスの蕾
クレマチスの蕾 (東京都大田区平和島公園) 2023/03/29
クレマチスはセンニンソウ属の総称だが、和名として使われるテッセンは種名であり、原産地は中国である。

クレマチスの花
クレマチスの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/14
外側の大きな花弁にみえるものは、萼が変化したものである。

クレマチスの花
クレマチスの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/14
色づいた萼片の中央に見えてきているものが本当の花、真花である。

クレマチスの花
クレマチスの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/14
花壇に植えられるクレマチスはほぼ園芸種である。原種はテッセンかカザグルマで、両方の交雑種もある。基本的には、テッセンは萼片が6枚で、日本産のカザグルマは萼片が8枚である。

クレマチスの花
クレマチスの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/16
クレマチスは花被片が6枚のものが一般的だが、日本固有種のカザグルマなどが原種となっているものもあり、そちらは花被片が8枚である。

クレマチスの花
クレマチスの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/17
カザグルマ(Clematis patens)をヨーロッパへ持ち帰って紹介したのはシーボルトで、1836年にオランダなどに導入され、その後の大輪系クレマチスの品種改良の基礎となった。

クレマチスの花
クレマチスの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/17
中央が真花であり、周囲の濃い紫色は萼片である。

クレマチスの花
クレマチスの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/17
これは萼片が8枚なので、カザグルマの形質が強く表れている。

クレマチスの花
クレマチスの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/17
クレマチスの萼片は、6枚か8枚と決まっているわけではなく、園芸品種や個体によっては7枚や12枚、それ以上のこともある。

クレマチスの花
クレマチスの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/17
クレマチスの花は、大輪系で12~20cm前後の直径となる。中輪系では8~12センチ、他に小輪系や原種系の数センチ程度のものもある。

クレマチスの花
クレマチスの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/21
日本におけるセンニンソウ属には、カザグルマの他に、センニンソウやハンショウヅル、クサボタンなどがあるが、これらはカザグルマの花とは大きく見た目が異なる。

クレマチスの花
クレマチスの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/22
清来寺から今川公園へと抜ける道で掌大の花を見つけた。もしかするとカザグルマかもしれないが、花被片が8枚で、植栽ではなさそうだというぐらいのことしか言えない。あまりに園芸種が出回っており、変異もあり、交雑もあるとなると、DNA鑑定するぐらいしか同定の手立てはない。

クレマチスの花
クレマチスの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/22
野生化したクレマチスと思って撮った写真で、原種のカザグルマは、横浜市では陣ヶ下渓谷周辺に少し自生が見られる程度の希少種といった情報は知らなかった。

クレマチスの花
クレマチスの花 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/22
写真は3枚だけで、花を6~7輪ばかり見かけただけである。滅多に通らない道で、その後は確かめていない。

クレマチスの若い果実
クレマチスの若い果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/04/27

クレマチスの蕾
クレマチスの蕾 (東京都大田区平和の森公園) 2023/04/27

クレマチスの花
クレマチスの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/24
クレマチスの八重咲き品種。

クレマチスの花
クレマチスの花 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/24
この6枚の萼片を持つ花は、中国原産のテッセンそのものか、あるいは、テッセンの形質を色濃く持つテッセン系の栽培種である。テッセンの特徴は、6枚の萼片と濃い紫色の雄蕊と仮雄蕊である。

クレマチスの果実
クレマチスの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/24
クレマチスは集合果で、雌蕊の花柱が伸びて発達し、やがて綿毛のような状態になる。

クレマチスの果実
クレマチスの果実 (東京都大田区平和島公園) 2023/05/25

クレマチスの花
クレマチスの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/26
クレマチスは蔓性の多年草で、冬に地上部が枯れても根が生きていれば来年もまた成長する。

クレマチスの花
クレマチスの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/26
蜜標は花被片にあり、蜜壺は雄蕊と花被片の間にある。

クレマチスの花
クレマチスの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/26
クレマチスの花弁に見えるものは萼片で、基本は6枚。園芸品種では12枚の萼片を持つものもある。雄蕊は50本以上になることもあり、雌蕊の柱頭も多数分岐している。中央の先が白いものが雌蕊である。

クレマチスの花
クレマチスの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/26
ここのクレマチスは、元々は園芸種の零れ種だったかもしれないが、用水路のフェンス伝いに勢力を広げて、毎年大きな花を咲かせる。


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