Yellow Roof 's Museum
2026/03/07(土曜日)
ダイサギ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/0717℃近くまで気温が上がったこの日も、遠くから帷子川で飛翔採餌するダイサギを見つけたが、そう何度も繰り返しはしない。舞い降りた後の川面に、波紋が広がるのが撮れただけである。
ヒマラヤユキノシタの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07マントのように纏った葉の間から、太く頑健な赤い花茎が伸びて多数の花がついている。アントシアニンの赤は太陽熱を吸収しやすく、凍結を防ぐと共に、有害な紫外線からは守る。枯れきった葉まで残すのは、隙間なく地を覆って地熱も逃さずに根まで保護するためだろう。
ヒマラヤユキノシタの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07自らは大きな葉や太い茎や根にも大量の水分と養分を抱え込み、岩場にびっしりと厚い絨毯を何重にも敷き詰めて保全・保温し、群落を作ってしまえば他の植物が入リ混む余地もないだろう。
ヒマラヤユキノシタの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07茎には剪定の跡がある。草丈は30センチ内外だが、横には這うように広がっていくのだろう。右は花後の状態で、これから果実へと膨らむものもあるかもしれない。
カンヒザクラの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07カンヒザクラを纏めて植えてある公園もあるようだが、この季節には、1本だけでも十分目立つ。近づくにつれて、枝の間から数羽のヒヨドリが逃げ去っていった。
カンヒザクラの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07これも帷子川緑道と同じくヤエカンヒザクラである。1972年に横浜緋桜という品種が創られたそうだが、それは花が下向きではなく正面を向く一重咲きである。
カンヒザクラの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07このカンヒザクラに関しては、少なくとも25年以上前からここにあったと思う。写真の記録があるわけではない。カンヒザクラの名も知らなかったが、この場所の、この時期の、この色彩は記憶に刻まれている。ストリートビューの一番古い映像、2009年10月には葉桜として写っている。
ハクモクレンの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07ハクモクレンの蕾は、咲く直前は5センチ以上、10センチ近い長さになることもある。日当たりの良い方向、たいていは南側が膨らむので北に向かって反り返る。この写真の場合、右側が南で、左が北である。この性質をコンパス植物とも言うが、漢字圏では古来「北指(ほくし)」や「望北(ぼうほく)」と言われてきた。
カワヅザクラの花 (横浜市旭区金が谷) 2026/03/07このカワヅザクラは個人宅の敷地のものだが、石垣の上にあり遠くからよく目立つ。自然樹形に近いものだろう。栄養状態や環境が良好なためか、例年、ごく密集して咲く。
リョウメンシダ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/03/07リョウメンシダは、シダの中では比較的区別しやすい。表裏がほとんど同じに見えるというだけで、ほぼリョウメンシダだと判る。3~4回羽状複葉で、小破片にはさらに細かな鋸歯がある。
リョウメンシダ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/03/07シダ類は、まず全容を捉え、生え際の茎の鱗片の状態を見る。さらに葉全体の形状や葉先、付け根や厚みを調べる。胞子嚢があれば、色や形状はどうか、どこにどう並んでいるかを見る。写真で仕訳するなら、これらが明瞭に写っていないと、せいぜい科で仕訳しておくしかない。
クロモジの葉芽 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/03/07クロモジと書かれた名札があったので撮っておいた。クロモジは雌雄異株で、葉芽と花芽は別々で、混芽ではない。花は、3月中には咲くそうである。
カンヒザクラの花 (横浜市旭区下川井町) 2026/03/07ヤエカンヒザクラの原種、カンヒザクラは、中国南部や台湾に自生し、沖縄では野生化しているそうである。ヤエカンヒザクラは、台湾で八重咲きの個体を選抜して育成された園芸品種で、接ぎ木や挿し木によって増やされるクローンである。
イヌガヤ (横浜市旭区下川井町) 2026/03/07イヌガヤは初出。駐車場脇にキャラボクと並んで植わっていた。右の枝には以前の剪定跡があって成長が留まっているが、すでに新しい枝が伸びてきている。
イヌガヤ (横浜市旭区下川井町) 2026/03/07シダ類もそうだが、マツ類のような針葉樹も自分にとっては識別しにくい。見逃しているから識別できないのか。識別しないから見逃すことになるのか。たぶん両方だろう。
イヌガヤ (横浜市旭区下川井町) 2026/03/07イヌガヤの場合も、先端にあるのは花芽ではなく葉芽である。カヤとそっくりな葉だが、しなやかに曲がっており、葉先は柔らかい。真っ先にそれを確かめた。気孔帯の白筋も、カヤより幅広ではっきりしている。
イヌガヤ (横浜市旭区下川井町) 2026/03/07イヌガヤの幹は樹皮が折り重なり、不規則な凹凸もあり、ひこばえも入り混じっていて、不定形である。
キャラボクの雄花 (横浜市旭区下川井町) 2026/03/07駐車場脇に雄花を付けたキャラボクがあるということは、6日前に撮った生垣のキャラボクは雌株だった可能性がある。枝先に付くのは葉芽で、花は葉の根元にできる。イチイ科の多くは雌雄異株で、稀に雌雄同株だったり性転換するケースもあるという。
カワセミの失敗 (横浜市旭区都岡町) 2026/03/07カワセミ。下の嘴の付け根がオレンジ色なので、たぶんメスだろう。川に飛び込んで、アブラハヤを咥えて戻ってきた。カワセミは飲み込もうと上に放り投げた。魚はカワセミの頭に乗って、そのまま川に落ちていった。カワセミは捕るのも食べるのも、しばしば失敗するそうである。
ハクセキレイ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07夕刻の帷子川の河川敷にハクセキレイがいた。10分ほど前、もっと上流でも見かけたが、同じつがいだろうか。メスの方はあまり動かない。オスは時々メスを確認しながら歩き回り、水を口にしたり、水浴びして羽繕いをしたり、地面を啄いたりしている。5メートルと離れない。
ハクセキレイ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07メスが動き出し、小さな水溜まりで一口、水を飲んだ。春の初めから初夏ぐらいまでが繁殖期である。つがいの鳥は、たいてい目立たない方がメスである。
ハクセキレイ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07メスの方は、それでもあまり動かず、羽繕いをしたぐらいである。オスが前を通り過ぎ、水辺を見渡している。そろそろ5時になる。2羽がいるのは橋の下の草むらの途切れ目である。寝床の庭先なのかもしれない。
ソメイヨシノの伐採 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07旭土木事務所の文責で、「この付近の木は倒木の危険性があるため、伐採を予定しております。テープの巻いている樹木が伐採対象」とある。およそ2~3本ごとに養生テープが巻かれていた。半世紀以上前からあるソメイヨシノ並木である。
カラミザクラの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07咲き始めれば早いというのもカラミザクラの特徴だろう。昨日は気づかなかったが、翌日の夕方にはもう3分咲き以上にはなっていた。
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