Yellow Roof 's Museum
横浜市旭区矢指町矢指市民の森
ミゾソバの花 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19帷子川の支流である矢指川の源流が「お花畑」の脇を流れており、メダカらしき魚がおり、岸辺にはシロバナミゾソバが群生している。シロバナミゾソバとミゾソバは別種としている人もいれば、同種としている人もいる。実際、やや桃色がかった花もある。
ミゾソバの花 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19ミゾソバは飢饉の際の救荒食だった。軽くアク抜きすれば若芽や若葉、花も食べられるそうだが、シュウ酸が含まれているので食べ過ぎれば腹痛になる可能性がある。
ヤマハッカの花 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19ヤマハッカは葉がハッカに似ているために付いた名で、ハッカと同じように葉柄に翼がある。ただ、花が違う。ハッカの匂いもないそうだが、手の届かない土手の中ほどに生えている。
ヤマハッカの花 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19ヤマハッカは北海道から九州の山野に分布している。この写真では確認しづらいが、よく似たイヌヤマハッカは花の上唇に線状に斑点が並んでいない。
ヤクシソウの花 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19ヤクシソウはオニタビラコ属で、花はオニタビラコとそっくりだが、茎や葉に細かな毛がない。
ヤクシソウの花 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19ヤクシソウの花は咲き終えると下向き加減になるのも特徴の一つである。薬師草の名の由来は、葉の形が薬師如来の光背に似ているからとか、腫れ物の外用薬として使われていたからといった説がある。
ヤクシソウの花 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19キク科の花の特徴として、舌状花の1つ1つに雄蕊1本と雌蕊1本がセットで付く。雌蕊は長く伸びて先が2本に別れており、雄蕊は下に付く。
矢指市民の森案内 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19矢指市民の森は横浜市旭区矢指町にあり、開園は1991年である。他の市民の森と同様に、土地所有者と横浜市の間で10年以上の契約が結ばれて日中のみ市民に開放されている。遊歩道の整備は市が請け負い、指定地の開発は不可となるが、持ち主には緑地育成奨励金が出て固定資産税などの免税措置が受けられる。
ノハラアザミの花 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19国立科学博物館植物研究部には国内に161種のアザミのデータがある。市内で特定されている一般的なアザミは、春から夏にノアザミ、秋にノハラアザミというところだが、町ではアメリカオニアザミばかり見かける。
キノコ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19サイトに上げていない写真はこれまでに3万5千枚を越えている。様々な理由や事情があって載せないのだが、そもそも撮るのを避けているものもある。キノコ類もその1つである。
キノコ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19同じようなキノコがたくさん生えていたから撮ってみたものの、大まかな分類すらできないと「キノコ」の写真が増えていくばかりである。
ヤクシソウの蕾 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19ヤクシソウの花を薬師像の蓮の花に見立てたのかもしれないが、蕾と葉の組み合わせの方が薬師らしく見える。
ウバユリの果実 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19上川井市民の森で2022年に森づくりボランティア体験会が開かれた際、ウバユリが確認されている。
ウバユリの果実 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19ウバユリの果実は5センチほどだが、葉のない1メートル弱の太い茎の先についた若い実は、暗い林の中では拳ほどに見える。
ウバユリの果実 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19ウバユリの果実の中には翼のある薄い種子がぎっしり敷き詰められており、熟せば実が弾け、強風によって遠くまで散布される。
ガマズミの果実 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19さいわいふるさと公園のガマズミは今年は結実しなかった。気候によっては結実しない場合もあり、また、自家不和合性種なので近くに別の株がないのかもしれない。
チヂミザサとシマヘビ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19撮った時にはまったく気づかなかったが、チヂミザサを連続して撮った4枚のうち2枚に、シマヘビが写っていた。植物に注意を向けていると虫や動物には気づきにくくなり、逆もまたしかりである。
チヂミザサとシマヘビ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19左上隅の草陰にシマヘビの頭部があるらしい。くっきりした鱗と背の2本の黒い縞は判るものの、気づいていないのでピントは手前にある。9秒間に4枚、1枚目と4枚目にヘビが写っており、他の2枚は自分の足元を写している。
矢指市民の森 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/19市民の森は日中にしか立ち入ることができず、火気厳禁で、ピクニックはできても料理をしたり泊まったりといったキャンプは原則的にできない。
矢指市民の森 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/20小学校から家まで、よくこんな道を回り道して帰ったものだ。半世紀ほど前の横浜は舗装路と土道が半々ほどで、街灯もあまりない。泥道や砂利道があり、月明かりや星明かりで照らされる帰り道があり、冬の朝には霜柱を踏む音がした。雨の日の水溜りにはアメンボがいて、誰かが掛けた板切れやトタンの上を歩いたものだ。
矢指市民の森 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/20この日は2人組が2組、単独行1人、ジョガー2人、いずれも「お花畑」周辺で見かけたきりで、森の中では誰にも行き合わなかった。
チヂミザサの種 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/20ズボンや靴下に付着するひっつき虫と言われる植物の果実は様々あるが、細かい鈎状の繊毛で付くヌスビトハギも厄介だが、紫色の毛の粘液で付く細かなチヂミザサの果実は指先にもまとわりついて除去しにくい。しかし、この時期の林道では避けられないほど無数に生えている。
太陽の広場 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/20写真を撮り初めた頃は2枚に1枚ほど載せていたが、このところは5枚に1枚以下である。スマホやデジカメはほとんどボケットの中で、撮りたい時に手が伸びる。
キクザキリュウキンカ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/20擬木のベンチの隙間に生えているのはキクザキリュウキンカである。ヒメリュウキンカよりキクザキリュウキンカは倍ほどあり、それ以外にはほぼ差がないとする所見やヒメリュキンカは2倍体、キクザキリュウキンカは4倍体という所見もあり、今のところ定説はなさそうなので取り敢えずキクザキリュウキンカで統一しておく。
太陽の広場のヒノキ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/20広場を囲むヒノキは日本の固有種で、福島県以南から九州まで分布している。ヒノキの花粉は花粉症の原因になるが、花粉の少ないヒノキが既に開発されている。ヒノキの少花粉品種は雄花をほぼ付けないそうである。もっとも、後日見直すとサワラもかなりある。
ウバユリの果実 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/20ウバユリの果実の一つは、誰かが採取したようである。熟して弾けるまで残っているだろうか。
ノハラアザミのホソヒラタアブ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/20ノハラアザミの総苞の棘は鋭く立っており、つまむと指に刺さる。しかし、ノアザミの棘は寝ているので刺さりはしない。ただ、粘液があってベタつくそうである。
トキリマメの果実 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/20虫食いの葉が多く、他種の葉と入り混じっているが、トキリマメに特徴的な葉の形状は確認できる。
水田 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/20この辺りには都市計画法の横浜市風致地区条例により開発の制限がされている地域があり、川井・矢指風致地区もその一つである。
案内図 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/20矢指市民の森と追分市民の森の境が「お花畑」や水田があるところで、矢指川の源流が流れている。2日連続で来たが、歩いたのは1時間ずつぐらいで、全体の2割程度のものである。
水道 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/20トイレの側には炊事場がありキャンプが出来そうな広場もあるが、蛇口のハンドルは全て取り外されている。
東方面を望む (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/20矢指町と下川井町、中央右側の丘には今宿南町のゴルフ練習場のネットが見える。川井矢指風致地区は旭区から瀬谷区に及ぶ503haの地域で、帷子川上流と矢指川流域を含む。
ヤマハッカの花 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/26この日は終日曇天で、光量が足りず望遠レンズでは焦点が合いにくかった。数メートル先の薄暗い土手に少しだけ生えたヤマハッカの写真を撮り直したものの、ほぼ全滅である。
ヤクシソウの花 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/26小川の土手には様々な植物がひしめきあっている。大きな葉はたぶんヨウシュヤマゴボウだろう。ヤクシソウの小群落ば他種を掻き分けるように茎を伸ばして花を咲かせている。
ヤクシソウの花 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/26ヤクシソウは競争の少ないところでは脛ほどの高さもないが、この土手では1メートルを軽く越えている。
矢指林縁 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/26森林周縁の中低木の伐採や冬季の草刈りなどによるマント群落形成と生き物への効果の解説パネル。マント群落は、森林を囲む様々な草原性植物が繁茂する植物群のことで、森林内への風通しや光量の調整といった環境を保つ役割を果たすと共に、生物多様性の保全にも重要な役割を果たす。
アオキに付けられたリボン (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/26アオキにまで除伐を記録したリボンが付いている。朝方、この森で最初に行き合ったのは農作業着姿の1人の老人だった。顔は真っ黒に日焼けしており、片腕に刈り取った枝の束を抱えていた。挨拶をすると「はい」とだけ低く応えて、泥だらけの長靴で森の中へと消えていった。自分は客人でしかない。
矢指川源流 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/10/26市民の森内のあちこちにいくつも小さな水路があり、唯一の源流と呼べるものはなさそうである。
サワラ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/11/03低い枝はどれもサワラのように葉先が尖っている。比較すべきヒノキの方がなかなか見つからない。この森の植物を探察している人々は多いが、ヒノキとだけ書いている人がほとんどである。ただ、林縁にサワラを植林していることは案内板に明記されているので、サワラがあるのも確かなことである。
サワラ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/11/03たまたまヒノキよりサワラのほうが多い場所を調べただけということもある。
ハネナガイナゴ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/11/03ハネナガイナゴの特徴は、褐色と緑色の2色で、腹部や脚より翅が長く、翅の先端がやや幅広く、メスでは腹部第3節端にトゲがある。
ハネナガイナゴ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/11/03ハネナガイナゴは水田周辺や林縁の湿性草地で見られる。県内では前世紀末には激減していたものの近年は回復傾向にあり、自分の写真にも収まった。
ハネナガイナゴ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/11/03どこからか舞い戻ってきた生き物を見つけると、遠い昔の記憶の続きを見ている感覚になる。手にするのは虫取り網ではなくカメラだが、腰を落として息を潜め、目を凝らして捉える姿勢は子供と同じで、ここ2年で変わったのは環境より何より自分自身である。
イトトンボ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/11/04森の中、陽だまりが点々とある道を歩いていくと、いきなり10匹ほどのイトトンボが舞い上がった。体長4~5センチの大型のイトトンボである。
イトトンボ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/11/04接写したいところだが、2メートルほど離れていないと察知して逃げてしまう。しかし、30枚以上全部がピンボケだった。視認ではこの辺りで観察例が多いオオアオイトトンボと思うが、写真ではどうにも確認できない。
イトトンボ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/11/04カメラでは対象が動かなければ設定を変えたり自分が近づいたり離れたりして試せるが、昆虫はその間に逃げてしまう。細身を捉えようと2メートル内外の近距離でズーム倍率を上げすぎたのかもしれない。
シラカシのキノコ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/12/141ヶ月ほど前に撮ったキノコがまだあるかと思って、このシラカシを見逃さないように歩いていた。高さ4~5メートルほどの樹皮にたった1つだけ生えている。
シラカシのキノコ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/12/14坂の上から望遠で撮ると、やはりサルノコシカケ、それもコフキサルノコシカケ(粉吹猿腰掛)のようである。名の由来は傘の表面に粉をまぶしたような見た目から付けられている。
イワガネソウ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/12/29イワガネソウと一度特定してしまうと不思議なほど目につくようになるが、識っていくのはこれからのことである。けれども相変わらず、シダや雑草といった名前で判ったように片付けてきていた自分もいて、どれほど知ったかぶりに甘えてきたことだろうか。やりもせずに出来ない理由ばかり並べてきたことか。気付けば大して何も解りもせず何もしないまま、いつの間にか年の瀬となり、人生も終盤を迎えている。
ウバユリの果実 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/12/292ヶ月ぶりに見つけたウバユリの果実は弾けていた。最初に3本見つけて2日連続で写真を撮ったものの、その後は見つけられなくなっていた。風媒花の種子が目立つ必要はなく、たぶん枯れ枝や枯葉に埋もれていたのだろう。ウバユリは多年草の中でも一回繁殖型多年草と言われ、数年から10年の間に一度だけ花を咲かせて実を付けると枯死してしまう。
ウバユリの果実 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/12/29改めて測ってみると、実は高さ5センチ、弾けているので幅も4~5センチほどある。
ウバユリの果実 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/12/29ウバユリ(姥百合、乳母百合)の名の由来には諸説あり、花が咲くと葉(歯)がなくなるから姥というのが牧野富太郎も書いた最も有力な説ではある。葉より先に花が咲く桜を姥桜というのも同じような洒落である。しかし、何百もの種子が並ぶ乳母車を抱えて老いていく乳母百合の方が相応しい気がする。
ウバユリの果実 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/12/291センチほどのギターのピック状の角が丸い三角形の翼の中央に黒い握り飯様の種子がある。
ウバユリの果実 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2024/12/29割れた果実は網状の繊維で籠のように繋がっており、400~500個前後の種子が詰まっている。種子は籠の上の方から順次風で吹き飛ばされ、風待ちの種子は減っていく。
矢指市民の森 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2025/02/01この日の最高気温は10℃で、午後からはずっと曇りである。明日の朝は小雪の予報が出ており、最高気温6℃とある。
矢指市民の森 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2025/02/01長歩きしたり自然に引き寄せられたりするのは子供の頃から変わらない。ただ自分が昔も今も根底で求めているものは独りの解放感で、自然というよりは誰もいないところに足が向く。
矢指市民の森 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2025/02/01昔の泥道や砂利道、悪路を歩くことで培われていた脚力や平衡感覚は、現代都市の舗装路や交通網下では獲得できない。起伏の多い野道を歩いてみれば、それがどういうことかよく判る。
オヘビイチゴ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/01/18小川に沿って生えている植物の葉を初めはヘビイチゴか何かと思っていたが、何か違和感がある。その場で調べると、オヘビイチゴ(雄蛇苺)という種類らしい。特徴は3枚ではなく5枚の小葉で、むしろ、それで類似種の小葉がほぼ3枚ばかりという事実に気づかされた。数ではなく視覚パターンとして認知しているらしい。
枯枝あり頭上注意の掲示 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/02/15矢指市民の森の木々には、注意書きが記されたテープが留められていたり、巻き付いていたりする。今まで手書きしか見たことがなく、活字は初めてなので撮ってみた。落枝や倒木は事前に多少なりとも音がするものだが、イヤホンを付けて散歩やジョギングをしている人は案外多い。
シナマンサクの花 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/02/15白梅が立ち並ぶ小山の一角に、赤みがかった黄色に染まる株がある。近づいてみると、マンサクである。枯葉が何枚か残っていればシナマンサクというのは目安で、両種を掛け合わせた栽培種も多く、枯葉の残り方も樹勢によって変わる。自分は、花の黄色みが濃く、赤みが目立てば、シナマンサクと仮に仕訳しているだけである。
イノデ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/03/01ベニシダばかりのスギの森の中、緩やかな坂道を下っていくと、開けた平地の陽だまりに葉が違うシダの一群があった。枯れたスギの枝先を乗せている。
イノデ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/03/01今は乾いているが、雨水の通り道なのだろう。太い枝や枯葉が無造作に積み重なっている。もう少し下れば、小川のある「お花畑」である。葉は2回分岐しており、葉裏には縁に沿って粒状の胞子が並んでいる。
イノデ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/03/01葉柄は1メートルを軽く超えており、葉柄は薄く茶色く毛羽立って見える。これは毛ではなく鱗片である。イノデ(猪の手)の名は、茶色い剛毛を意味する。葉柄の根本の方、特に新芽のうちはもっと剛毛である。
リョウメンシダ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/03/07リョウメンシダは、シダの中では比較的区別しやすい。表裏がほとんど同じに見えるというだけで、ほぼリョウメンシダだと判る。3~4回羽状複葉で、小破片にはさらに細かな鋸歯がある。
リョウメンシダ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/03/07シダ類は、まず全容を捉え、生え際の茎の鱗片の状態を見る。さらに葉全体の形状や葉先、付け根や厚みを調べる。胞子嚢があれば、色や形状はどうか、どこにどう並んでいるかを見る。写真で仕訳するなら、これらが明瞭に写っていないと、せいぜい科で仕訳しておくしかない。
クロモジの葉芽 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/03/07クロモジと書かれた名札があったので撮っておいた。クロモジは雌雄異株で、葉芽と花芽は別々で、混芽ではない。花は、3月中には咲くそうである。
リョウメンシダ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/04/05リョウメンシダの芽立ちは今の時期らしい。冬のさなかに胞子嚢が見られるはずだが、今のところ、胞子嚢を見つけられていない。
アブラナの若い果実 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/04/05アブラナ科の果実は、その長さと幅の比率によって長角果(長さが幅の3倍以上)と短角果(3倍未満)と呼ばれる。果実が熟してくると長い角のように硬く尖った形状になり、乾燥すると茎の方から殻が2枚に割れて落ちる。中には薄皮を挟んで並んだ種子があり、殻とともに弾け飛んだり、零れ落ちたりする。
ベニカミキリ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/04/05カラスノエンドウにぶら下がる1~2センチほどのベニカミキリの成虫は、花の蜜を主食とする。幼虫は枯れた竹を食べるそうである。
ベニカミキリ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/04/05鮮やかな赤色はあくまで警告色で、カミキリに毒はない。有毒のカメノコテントウやベニボタルなどに似せて鳥などの天敵に食われないようにするためだが、人もまた鮮やかすぎる色彩が目の前をよぎると、一瞬で身構える。動物に共通の仕組みなのだろう。
ムラサキケマンの花 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/04/05ムラサキケマンの花粉媒介者としてビロードツリアブの名を挙げたものの、花に寄ってくるチョウの姿すらまだ見ない。花弁の上には蜜が目当てのアリがいる。アリが花粉を媒介するとは思えないが、ムラサキケマンの種子はエライオソーム付きである。結実すればアリが分布を広げていくことになる。
カキドオシの花 (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/04/05カキドオシ(垣通し)の名は、垣根を超えて隣の敷地にまで侵入するほど繁殖力が高いことから名付けられたという。ここでもところどころに纏まって生えている。萼の中にシソのような小さな種(果実)ができるのだろう。もっとも、カキドオシはほとんど根で広がっていくそうである。
イタドリ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/04/05イタドリの地下には木質化した硬く太い茎が横に広がっており、その茎から次々と芽を出す。
スギナ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/04/05他の植物をほとんど寄せ付けない分厚い絨毯のようなスギナの群落がある。
スギナ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/04/05シダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属のスギナは、春先にしか目立たない植物ではあるが、多年草である。
スギナ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/04/05スギナは地下茎を縦横無尽に伸ばすため非常に繁殖力が強く、そのしぶとさから「地獄草」という別名もある。しかし、よく見ればエノコログサらしき一年草の葉も入り混じる。スギナがはびこるのは春先の短い期間である。
ダイコンソウ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/04/05ダイコンソウの葉は複葉で、1枚の葉が大小の小葉に分かれたものである。先に3枚の小葉があり、小さな小葉を何枚か挟んで、また大きな小葉というように交互に付く。
ダイコンソウ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/04/05ダイコンソウの葉はダイコンの葉と似てはいても、ダイコンはアブラナ科で、ダイコンソウはバラ科である。もっとも、先の方の3枚だけ見ればイチゴで、イチゴなら同じバラ科である。
ダイコンソウ (横浜市旭区矢指町矢指市民の森) 2026/04/05ロゼットの状態から立ち上がったばかりのようである。そのうち花を見つけて撮ることもあるかもしれない。
Yellow Roof 's Museum