Yellow Roof 's Museum
ヒマラヤユキノシタ (オオイワウチワ) ユキノシタ目ユキノシタ科 Bergenia stracheyi
ヒマラヤユキノシタの花 (横浜市旭区今宿南町) 2024/12/21ヒマラヤユキノシタの葉は大きなもので20センチほどある。その名が示す通り、ヒマラヤ山脈を中心とする高山地帯が原産地で、乾燥と極寒、強い日差しと強風に晒される岩場で生育する。大きく厚く、冬でも落ちない革質の葉は、その身を守るためのものである。
ヒマラヤユキノシタの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07マントのように纏った葉の間から、太く頑健な赤い花茎が伸びて多数の花がついている。アントシアニンの赤は太陽熱を吸収しやすく、凍結を防ぐと共に、有害な紫外線からは守る。枯れきった葉まで残すのは、隙間なく地を覆って地熱も逃さずに根まで保護するためだろう。
ヒマラヤユキノシタの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07自らは大きな葉や太い茎や根にも大量の水分と養分を抱え込み、岩場にびっしりと厚い絨毯を何重にも敷き詰めて保全・保温し、群落を作ってしまえば他の植物が入リ混む余地もないだろう。
ヒマラヤユキノシタの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/07茎には剪定の跡がある。草丈は30センチ内外だが、横には這うように広がっていくのだろう。右は花後の状態で、これから果実へと膨らむものもあるかもしれない。
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