Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
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キャラボク マツ目イチイ科 Taxus cuspidata var. nana

キャラボク
キャラボク (横浜市旭区下川井町) 2026/03/01
葉は短く螺旋状に付いていて、硬そうに見えて柔らかい。葉裏にはカヤと同様に2本の気孔の並びがあるが、不明瞭である。

キャラボクの冬芽
キャラボクの冬芽 (横浜市旭区下川井町) 2026/03/01
枝先の方に鱗片状の冬芽がある。

キャラボク
キャラボク (横浜市旭区下川井町) 2026/03/01
この木は生垣として植えられている。キャラボク(伽羅木)はイチイの変種と言われ、根本から枝が分かれて横に広がり高木にならないため、庭木や生垣に用いられる。

キャラボクの雄花
キャラボクの雄花 (横浜市旭区下川井町) 2026/03/07
単独の庭木として植えられたキャラボク。花らしきものが葉の根元に無数に付いている。

キャラボク
キャラボク (横浜市旭区下川井町) 2026/03/07
キャラボクの幹は複雑に枝分かれし、曲がりくねりながら横に伸びる。まるで根のようである。

キャラボク
キャラボク (横浜市旭区下川井町) 2026/03/07
枝先の方の葉は二列に整然と並んでいるため、平面的に輪生しているかのように見える。イチイ科の多くは雌雄異株だが、稀に雌雄同株だったり性転換するケースもあるらしい。

キャラボクの雄花
キャラボクの雄花 (横浜市旭区下川井町) 2026/03/07
枝先は葉芽で、葉の根元にあるのは雄花。丸い粒状の葯が集まった球状である。

キャラボク
キャラボク (横浜市旭区下川井町) 2026/04/05
冬芽が展開して黄緑色の新葉が並ぶ。

キャラボク
キャラボク (横浜市旭区下川井町) 2026/04/05
葉芽からは松笠状に新葉が展開する。葉の間にいる虫は判然としないが、たぶんアブラムシだろう。

キャラボク
キャラボク (横浜市旭区下川井町) 2026/04/05
葉は枝先からだけではなく、枝の途中からも展開するようだが、これは道に張り出した枝先を剪定しているからかもしれない。

キャラボクの雌花
キャラボクの雌花 (横浜市旭区下川井町) 2026/04/05
撮った時にはまるで気づかなかったので焦点が合っていないが、葉の根元には先が白い茶色い粒がある。粒の先には小さな穴が開いているのも確認できる。この穴からは水滴が出て、雄花から放出された花粉を受粉するという。

キャラボクの果実
キャラボクの果実 (横浜市旭区下川井町) 2026/07/19
キャラボクの果実はすでに赤く熟しており、甘いそうである。図鑑などでは夏の終わりから秋にかけて熟すとされている。キャラボクは裸子植物なのでリンゴやモモのような子房はない。したがって果肉ではなく、種子の周りの組織が発達した仮種皮という表現を使う。

キャラボクの果実
キャラボクの果実 (横浜市旭区下川井町) 2026/07/19
熟しきって水分が抜けているものもある。中の種子は、大抵の植物と同じように硬く、毒が含まれている。これは鳥や動物に実を食わせて、種子を遠くに運ばせるための戦略である。種子が糞とともに排出されたり、毒気で吐き出されたりすることによって、分布域を広げていく。

キャラボクの若い果実
キャラボクの若い果実 (横浜市旭区下川井町) 2026/07/19
緑色の仮種皮がこれから成長して種子を包んでいくところである。


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