キャラボク マツ目イチイ科 Taxus cuspidata var. nana
キャラボク (横浜市旭区下川井町)
2026/03/01
この木は生垣として植えられている。キャラボク(伽羅木)はイチイの変種と言われ、根本から枝が分かれて横に広がり高木にならないため、庭木や生垣に用いられる。
キャラボク (横浜市旭区下川井町)
2026/03/07
枝先の方の葉は二列に整然と並んでいるため、平面的に輪生しているかのように見える。イチイ科の多くは雌雄異株だが、稀に雌雄同株だったり性転換するケースもあるらしい。
キャラボクの雌花 (横浜市旭区下川井町)
2026/04/05
撮った時にはまるで気づかなかったので焦点が合っていないが、葉の根元には先が白い茶色い粒がある。粒の先には小さな穴が開いているのも確認できる。この穴からは水滴が出て、雄花から放出された花粉を受粉するという。
キャラボクの果実 (横浜市旭区下川井町)
2026/07/19
キャラボクの果実はすでに赤く熟しており、甘いそうである。図鑑などでは夏の終わりから秋にかけて熟すとされている。キャラボクは裸子植物なのでリンゴやモモのような子房はない。したがって果肉ではなく、種子の周りの組織が発達した仮種皮という表現を使う。
キャラボクの果実 (横浜市旭区下川井町)
2026/07/19
熟しきって水分が抜けているものもある。中の種子は、大抵の植物と同じように硬く、毒が含まれている。これは鳥や動物に実を食わせて、種子を遠くに運ばせるための戦略である。種子が糞とともに排出されたり、毒気で吐き出されたりすることによって、分布域を広げていく。
Yellow Roof 's Museum