Yellow Roof 's Museum
ダイサギ ペリカン目サギ科 Ardea alba
ダイサギ (湯河原市千歳川) 2016/02/27いつ何が起こるかは予測できない。生物は、現実の変化に対処していくために、試行錯誤し続け、自らできる限り、技能を磨いていく。人も同じはずである。ただ、過保護な環境や自らの決め事に縛られれば、臨機応変な対処力は脆弱になる。できない、わからない、嫌いで済ませてしまえば、認識不足のまま回避し続けるしかない。
ダイサギの飛翔 (湯河原市千歳川) 2016/02/27現代社会は、もしかすると本質的に巣立ちしないで済む生物を創り上げてしまったかもしれない。言わば、社会そのものが、巨大な「親」の役割を果たす「巣」 であり、人々はその中で飼いならされた状態になっている。とすれば、そこからの旅立ちは、原始状態に放り込まれるか、意識的に巣立ちをしていくしかないだろう。
ダイサギ、アオサギ、コサギ (東京都大田区大和大橋) 2022/08/22この映像は朝と夕方に撮った映像を繋げたものだ。朝方にただ立っているのがアオサギとダイサギ、手前の小鳥はハクセキレイだろう。夕方にちょこちょこ餌を啄いて回っていたのは動きからいってコサギだと思う。別の鳥もいるかもしれないが遠すぎる。
ひょうたん池のアオサギとダイサギ? (東京都大田区平和の森公園) 2022/10/06アオサギと並んで桜の枝に留まっているのは色と大きさからしてダイサギだと思うのだが、両方ともこの体勢から動かない。小雨が降っており、10メートル先は少々暗くてピントも合わせづらかった。
60m先の2羽のダイサギ (東京都大田区大和大橋) 2022/10/12バードウォッチャーは遠くが見え、釣り人は水中が見える。それは知識というより技術であり経験と試行錯誤の積み重ねの能力である。いつも見ていれば遠くからでも鳥に気づくようになり、やがてアオサギかシロサギか見分けられるようになる。大きさをどうやって知るか考えていれば、護岸のブロックの高さが30センチだということにも気づく。直立姿がブロック3枚分もあればダイサギかアオサギだろう。
30m先の2羽のダイサギ (東京都大田区大和大橋) 2022/10/12野鳥など珍しくもない。鳥など興味が無い。いつもと変わらない。そんなふうに片付けていれば、やがて鳥の姿は注意対象から外れていき視界にも入らなくなる。毎日のようにサギ類を見かけるようになったのは今年になってからのことで、護岸工事によって生物多様性が豊かになってきたように思われる。しかし、植物の写真を撮るようになって、自分自身の現実の捉え方が変わった影響も少なからずあると思う。
ダイサギとコサギ (東京都大田区大和大橋) 2022/10/17通勤中なので実際に見る時間は秒単位であり、スマホをポケットから取り出す時間もレンズを向ける時間も惜しい。そもそも写真に撮りたいのではなくこの目に収めたいのだ。できることなら自分の記憶領域から映像を取り出したいものだ。
ダイサギ (横浜市旭区鶴ヶ峰本町) 2024/02/24オオダイサギは繁殖地が高緯度地方なので、保温のため身体が大きい。当然ながら餌も大きく、それを追うため首も長い。口も大きく開けることになるので、口角の切れ込みが深くなる。春が遅ければ、婚姻色が表れるのも遅くなる。つまり、オオダイサギとチュウダイサギの個体差は、繁殖地の緯度差による変異だろう。
ダイサギ (横浜市旭区今宿南町) 2024/11/04先週も同じところで見かけたが、昨日も今日も2日続けて同じところでダイサギが狩りをしている。それ以前もここで見ることはあったが、近づくとすぐ飛び去った。今は並んで歩いても飛ぼうとしない。危害を加えてくるかどうかぐらいは憶えているかもしれない。
ダイサギ (横浜市泉区和泉町) 2025/02/23先ほど飛んでいったダイサギだろうか。下流に向かうにつれて和泉川の水量も増えてきているが、ところどころ停滞して藻が覆っているところもある。
ダイサギ (横浜市泉区和泉町) 2025/02/23ダイサギもまたコサギと同じように脚で川底を散らして逃げ出した生き物を狙う。もっとも、図体が大きいので少し胴体を震わしながらゆっくり歩くだけである。
ダイサギ (横浜市泉区和泉町) 2025/02/23ダイサギは視覚に優れ、高い視力と広い視野での立体視が可能である。色覚も発達しており、水辺の獲物を捕らえるために特化した目を持つ。さらに、動体視力の高さ、光の反射への適応、焦点調節の速さ、夜間視力、外敵への警戒能力など、さまざまな視覚的特徴を備えていることが確認されている。
ダイサギ (横浜市旭区今川町) 2025/03/15体長は1メートルに達しているかもしれない。今まで見たダイサギの中では最も大きいが、同じ個体の成長を見ているだけかもしれない。ここでダイサギを複数同時に見たことはない。繁殖は別の場所だろう。つまりは、餌場に縄張りがある。
ダイサギ (横浜市旭区今宿東町) 2025/03/15手すりの向こうに先程のダイサギが見えた。自分と同様に上流に向かうらしい。羽根の一部が捩れている。これはどこかにぶつかったのかもしれないが、繁殖期前なので換羽だろう。
ダイサギ (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/154時間ほど経って、また同じダイサギを見た。捩れていた羽根は抜け落ちたようである。なお、日本野鳥の会の『日本鳥類目録 改訂第8版』(2024年9月発行)では、ダイサギが種で、ダイサギとチュウダイサギは亜種となっている。亜種なら遺伝的に明確な差異はなく、交配可能である。見分けが付きにくいのも当然のことである。
ダイサギ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/01ダイサギは脚を震わせながら移動して水生生物をあぶり出していたが、突然舞い上がった。飛び去るのではなく、川面すれすれの10秒ほどのホバリングである。羽音と共に水面は波立った。そして、また同じ場所に降りた。何か見つけたのだろう。しかし、結局は何も獲れなかった。
ダイサギ (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/0717℃近くまで気温が上がったこの日も、遠くから帷子川で飛翔採餌するダイサギを見つけたが、そう何度も繰り返しはしない。舞い降りた後の川面に、波紋が広がるのが撮れただけである。
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