オオキンケイギク (ケナシオオキンケイギク、ホソバオオキンケイギク、アラゲオオキンケイギク) キク目キク科 Coreopsis lanceolata
オオキンケイギクの花
(横浜市旭区鶴ヶ峰)
2023/06/04
オオキンケイギク(大金鶏菊)は、北アメリカ原産のキク科の多年生草本である。明治期には観賞用に移入されており、その時にもこぼれ種などで野生化していたものもあっただろう。
オオキンケイギクの花
(横浜市旭区鶴ヶ峰)
2023/06/04
環境省によれば、1880年代に観賞用、緑化用にオオキンケイギクが導入された。つまり、道路や河川の斜面を固めて土砂崩れを防止するために最適で、なおかつ、鑑賞にも耐えるということである。
オオキンケイギクの花
(川崎市幸区創造のもり)
2023/06/07
オオキンケイギクは痩せた土地でも砂利混じりの斜面でも根を張って増えていく。確かに強靭ではあるが、特定外来生物にとなっているのは、そもそも緑化政策が原因である。
オオキンケイギクの花
(川崎市幸区創造のもり)
2023/06/07
オオキンケイギクは、特定外来生物に指定されているため栽培も売買も禁止となっている。しかし、爆発的に増えた原因が緑化政策にあるという事実については、あまり顧みられていないようである。
オオキンケイギクの花
(横浜市旭区鶴ヶ峰)
2023/06/10
相模原市では市内全域に分布して在来種を駆逐しており、2023年に分布調査に乗り出して、道端で294地点、次いで個人宅で52地点、全体で518地点で確認している。
オオキンケイギクの蕾
(横浜市旭区今川町)
2024/05/02
植物の輸入には、植物防疫法という規制がある。土は一切持ち込めず、政府機関発行の植物検疫証明書がなければ廃棄もしくは返送となる。また、重大な病害をもたらす可能性のある一部地域からの輸入禁止や特定の植物の持ち込み不可といった細かな規定もある。
オオキンケイギクの蕾
(横浜市旭区今川町)
2024/05/02
オオキンケイギクのように既に移入されて帰化している植物については、植物防疫法は事実上、何の効力も持たない。2005年に外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)が後追いで設けられたが、もはや止める術はないだろう。
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