Yellow Roof 's Museum
川崎市幸区創造のもり
ユリノキ (川崎市幸区創造のもり) 2023/06/22平和の森公園のユリノキは高くて花を撮るために望遠にしなければならなかったが、この公園のユリノキは5~6メートルのものと10メートルほどの木があり、葉は目線の位置にある。間近で改めて見るとユリノキの葉は大きく奇異な形で、キリの類かと勘違いしたほどである。
ユリノキ (川崎市幸区創造のもり) 2023/06/22ユリノキは北米原産の木で、高さ50メートル以上に育つ。雌雄同株で、花の形から英名ではtulip treeと呼ばれている。ただし、花は樹冠近くに付き、大木にならないと花を付けない。この公園の木は低く目線の位置には実も付いていない。また、剪定されると回復にエネルギーが傾けられて花を咲かせないこともある。
シマトネリコ (川崎市幸区創造のもり) 2023/07/25線路沿いになく朝日はあまり当たらないシマトネリコは十数本ほどあって、いずれも花も実もついていない。雄木かどうかはもはや確かめられないが、シマトネリコが雌雄異種だとすれば雌木より雄木の割合がかなり少ないことになる。
カザンデマリの果実 (川崎市幸区創造のもり) 2023/10/18カザンデマリやトキワサンザシの果実は扁平した球形で赤くなる。トキワサンザシは葉が少し幅広で鋸歯の先端が尖っており、実はトマトのような球形に近くタチバナモドキ属の中では最も小さいそうである。もっとも、並んでいないとはっきり比較できず、両種とも雑種が多いとしている人もいる。
カザンデマリの果実 (川崎市幸区創造のもり) 2023/10/19カザンデマリの葉は表裏ともに無毛で細長い形が標準的なものとして挙げられるが、枝先の若い葉には円形に近いものもあり表面には多少の毛がある。しかし、光沢があり表裏とも触るとすべすべしている。
創造のもりの紅葉 (川崎市幸区創造のもり) 2023/12/06今年は一度冷え込んだが、11月になってからもしばしば20度近くまで気温が上がる日があり、関東近辺では12月中旬あたりが紅葉の盛りとなる。
リョウブ (川崎市幸区創造のもり) 2024/02/19樹高2mほどのリョウブは表皮が剥がれているので苗木の段階は過ぎている。枝や幹に弾力性はあるが、ここ1年は葉を確認できていない。洋風庭園で種名プレートもあるので養分や水不足は考えにくい。リョウブは成長が遅く、年に20センチ程度しか伸びず、花を咲かせるまで3~5年という情報はある。ただ、葉を付けないのは、根の成長に集中しているのか、あるいは気候や周囲の植物との競合の影響か。今のところ思い付くのはそんなところである。
アメリカザイフリボクの冬芽 (川崎市幸区創造のもり) 2024/04/03アメリカザイフリボクは初見で名も知らなかった。毎日のように動植物の写真を撮っていれば観察力や識別力が向上してくるもので、 これまで見えなかったものが見えてくる。それでも見逃すものは数知れず、見ても判らないものばかりで、もはや自分の無知さ加減にも慣れてきた。
アメリカザイフリボクの冬芽 (川崎市幸区創造のもり) 2024/04/03植物をAIで照合させても様々な時期の様々な部分を組み合わせて判断しなければ特定に至らない場合が多い。植物図鑑の図板を憶えても実際の植物の状態は様々である。形式的な知識を憶えても実際に識別できたり判断できたりする能力がなければ現実には役に立たない。そうした能力を養うためには観察や経験、試行錯誤を重ねていくしかない。
アメリカザイフリボクの花 (川崎市幸区創造のもり) 2024/04/09アメリカザイフリボク(亜米利加采振木)はソメイヨシノと同時的に咲いたようである。采振木は戦国武将が采配に使う「采」から来ているもので在来種だが、これは別種で6月に収穫となる英名ジューンベリーである。
ツツジの花 (川崎市幸区創造のもり) 2024/04/12サツキやツツジには園芸品種が多く、変種や雑種だらけである。今のところ区別できる気がしない。
カラタネオガタマの花 (川崎市幸区創造のもり) 2024/04/16カラタネオガタマ(唐種招霊)はモクレン科モクレン属で、モクレン科としては珍しく常緑樹である。花の色には白や黄色から紫まで色々ある。花にはバナナに似た匂いがあり、英名では“banana shurb”や“banana tree”と呼ばれる。このぐらい開いてくるとちょっと触れただけで萼と花弁が剥がれ落ちる。
ミントブッシュの花 (川崎市幸区創造のもり) 2024/04/17ミントブッシュはオーストラリア原産で、南関東以西では戸外で育つそうである。葉にはメントールが含まれておりミントの香りがある。ここには1メートルもない小木が2本植えてある。
カラタネオガタマの花 (川崎市幸区創造のもり) 2024/04/17カラタネオガタマは花弁が6枚に見えるが、外側の3枚は萼で、内側の3枚が花弁である。2つ合わせて花被と呼ばれる。この木は3~4メートルほどで、本家のオガタマは20メートルにも達するそうだが、まだ見たことがない。
テイカカズラの花 (川崎市幸区創造のもり) 2024/05/10テイカカズラは英語で“asiatic jasmine”と言う。キョウチクトウ科なのでそのままハーブティーに入れるわけにはいかないが、テイカカズラの蜂蜜ならギフトレベルの価格で市販されている。
テイカカズラの花 (川崎市幸区創造のもり) 2024/05/10テイカカズラは白からクリーム色に変化するので、白いほど咲き始めである。花は老化や温度変化、紫外線量、養分や土壌変化など複合的な要因で、アントシアニンが合成蓄積されて赤変したり、カロテノイドによって黄変したりする。
ナデシコの花 (川崎市幸区創造のもり) 2024/05/20いわゆる大和撫子のナデシコはカワラナデシコで、このテルスター系のような園芸種群は取り敢えず「ナデシコ」属に入れておく。
アメリカザイフリボクの果実 (川崎市幸区創造のもり) 2024/05/20アメリカザイフリボクの果実が赤くなってくると、ノイバラの果実と似たような印象になる。ノイバラよりは丸く大きく、1センチほどになるらしい。
テイカカズラの花 (川崎市幸区創造のもり) 2024/09/10テイカカズラは4月末ぐらいから咲き始めて、7月には一旦咲き終えて実を付けたが、9月に再び咲き始め、また満開になりそうである。
オオシロカラカサタケ (川崎市幸区創造のもり) 2024/10/16どういうわけか、オオシロカラカサタケの傘の一部が削ぎ取られていた。確認のためにサンプルを採取したのかもしれない。翌日には全て摘み取られて何もなくなっていた。
アキアカネ (川崎市幸区創造のもり) 2024/10/31創造のもり管理棟の垂直の壁に赤トンボが留まっていた。季節柄アキアカネとしておくが別の種かもしれない。羽根の先の方にこうした黒い筋があるアカネ属は多い。赤トンボの体色はオモクローム系色素の酸化還元反応によって変化することが産業技術総合研究所によって解明されている。雌雄ともに未成熟の時は還元型で黄色、オスは成熟するにしたがって酸化型に変化して赤色になる。
モミジバフウの果実 (川崎市幸区創造のもり) 2024/12/06このモミジバフウの枝には、ニシキギと同じようなコルク質の翼がある。もっとも、板状ではなくコブ状に繋がっていくようである。
創造のめばえ (川崎市幸区創造のもり) 2025/02/20テイカカズラに埋もれた「創造のめばえ(Origin Of Creation)」はバルセロナの彫刻家ルイス・ゲイルブルトの2000年の作品で、高さ5m。「このモニュメントは、創造のよろこびを分かち合い、また、調和のとれた自然と人間との融合により、創造性豊かな学術研究の場となるよう願いを込めて作られました」とパネルに書かれている。
レンタル自転車 (川崎市幸区創造のもり) 2025/02/20HELLO CYCLINGのレンタル自転車。新川崎・創造のもりは公園ではなく、川崎市が推進する研究開発拠点のことで、慶応大や様々なペンチャー企業、そして川崎市が産官学連携して最先端の研究や教育活動をするための施設がいくつもある。広大な敷地の西側にある洋風の庭のような公園は一般に開放されている。
K2ハウス (川崎市幸区創造のもり) 2025/02/20K2ハウスは、新川崎・創造のもりの管理・厚生棟で、慶應義塾大学の会議室、研究者用仮眠施設と一般財団法人 川崎市まちづくり公社の管理する「新川崎・創造のもり」管理室、大会議室などがある。ここと新川崎駅との送迎バスの定期便もある。
シナマンサクの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/02/21独特な芳香を放つシナマンサクに蜜腺はなく、早春に活動を始めるハエやアブに認識しやすい黄色い花弁と中央に紫色の萼を持ち、花粉を報酬として媒介させる。
シナマンサクの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/02/21昨年の写真にも枯葉が付いたままのシナマンサクの花がある。枯葉を付けたまま落とさない性質を枯凋性と言う。離層を手放したのは祖先が常緑性だったかもしれず、悪化していく環境下で葉の養分を吸い尽くすためだったかもしれない。いつまでも残る枯葉は小さな傘となり、芽や幹を紫外線や氷雪、草食動物などから身を守る。風を受けて枝を揺り動かし、匂いの散布にも一役買う。
ヒヤシンスの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/03/03雨の朝。気温は3℃まで下がった。よく見るものは撮ったかどうか忘れてしまう。念の為と思って通りすがりに撮った写真は、濡れた地面の方にピントが合っていた。おまけに、この蕾の塊をムスカリと思い込み、同じキジカクシ目クサスギカズラ科のヒヤシンスの間違いだったことに3日ばかり気づきもしなかった。
ヒヤシンスの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/03/07ムスカリと間違えたヒヤシンスの蕾は、2年前にも撮っていた。蕾の塊ぐらいの認識で通り過ぎていては誤認しても仕方がない。しかし、比較すべきムスカリの写真は花や若い実ばかりで若い蕾のものはない。
ヒヤシンスの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/03/07再び何枚も写真を撮ったが、これで記憶に残るだろうか。それとも再び忘れてしまうのだろうか。しかし、ここまで蕾が開いてくれば、花序の大きさも見た目も違い、ムスカリと間違えることはない。このヒヤシンスは蕾のうちに茎が長く伸びて、一つ一つの花も離れて咲くようである。
ヒヤシンスの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/03/07以前撮ったヒヤシンスの蕾には、葉に埋もれて茎も見えず地面に直接生えたようなものがあり、それが印象に残っている。茎が伸びていくものもあれば、伸ばさず花を咲かせて、葉に囲われた鞠になっているものもあった。品種か環境の違いか、そのうち判ってくるかもしれない。
ヒヤシンスの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/03/11子供の頃からのヒヤシンスのイメージは、1つ1つの花が離れて咲くものではなく、鞠状か房状の花の塊だった。今でもそういうヒヤシンスが大半だが、花が散在する品種もある。
ヒヤシンスの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/03/11ヒヤシンスは多年草で、1年目は球根の養分蓄積が不十分ということもあり、様々な環境要因で花が少ないこともある。地中海原産の原種の一つは花が散在するそうである。
コブシのヒヨドリ (川崎市幸区創造のもり) 2025/03/21クロヒヨドリかとも思って調べてみたが、やはり光の加減のようである。晴天の朝、同じ時間帯の陽射しは次第に近く高くなってくる。
コブシの花とケシキスイの仲間 (川崎市幸区創造のもり) 2025/03/26コブシは花弁が6枚に見えるが、萼がない。つまり、前に3枚の花弁があり、後方は3枚の萼が花弁に変化したものである。ただし、よく見るとさらに花弁化した萼の後ろに反り返った額のように見えるものがある。これは、たぶん冬芽の外殻(鱗片)跡ではなかろうか。
コブシの花とケシキスイの仲間 (川崎市幸区創造のもり) 2025/03/26コブシの花の中にいたのは、おそらくケシキスイの仲間だろう。ただ、この写真からは同定できなかった。
コブシの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/03/26毛のある冬芽が残ったコブシの花もある。後ろから撮ってみると、やはり鱗片が剥がれかけており、鱗片と花弁の間から葉が伸びてきている様子も判る。
コブシの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/03/26コブシの花の雄蕊と雌蕊は、ハクモクレンのそれよりも全体に黄色味が強く、こじんまりとしている。客層も小さな昆虫に絞られるのかもしれない。
ヤエベニシダレの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/03/26この公園と隣の公園、どちらも町の小さな公園で、ただ通勤途中にあるだけである。それでも、見つけた動植物は300種を超える。
カラタネオガタマの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/03/31自分の歩行速度は4~6km/hで、これは主に道の混雑度によって変わる。観察や撮影を挟むと1.5km/h平均になる。低速度でなければ見えない世界がある。ただし、立ち止まるためには最低でも、周囲3m以内に人がいないか、擦れ違う1mの余裕があるか確認が必要になる。自分が撮影を始めたのは、犬の散歩と同じく、立ち止まる理由としてスマホ操作が認知されて以後のことである。
テイカカズラの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/03/31立ち止まれば視界が止まり、自分の足音も消える。人の気配。鳥の声。風。気温。写真で瞬間を切り取る技能は、自分の能力と共に上がっていく。現実の色か、それとも光の加減か。遠近感や質感はどうか。匂いがあるか。そうした感覚の進化は、物の見方や捉え方、考え方にまで影響する。
ソメイヨシノの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/03このソメイヨシノには太い枝から直接芽吹く小さな胴吹き桜がある。2000年に出来た公園で、特徴的な横縞も根本まである若い個体である。桜以外にも胴吹きは見られる。老齢による樹勢の衰えや、枝打ち、病害など様々な環境ストレスで生じるものらしい。しかし、そもそもソメイヨシノには遺伝的には江戸時代の染井村の原木と同じ歳月が刻まれている。胴吹きをよく見かけるようになったのは、接ぎ木でしか増えないクローンの宿命ではなかろうか。
アメリカザイフリボクの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/04月曜からの雨続きがようやく晴れると、ジューンベリーの花が開き始めていた。バラ科だが棘は見当たらない。ノイバラと似た総状花序で、萼や蕾の開き方も類似点がある。ただ、冬芽から伸びてくる毛に包まれた蕾や葉には独特な特徴がある。
ヤエベニシダレの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/04ヤエベニシダレの萼筒が瓢箪型と称されるのは蕾のうちで、花が開けばもはや萼筒とも言えない丸い子房の塊である。
カツラの葉芽 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/04樹高が低く若いカツラの木には花が付かない。花を咲かせるエネルギーが溜まるまで赤い葉芽ができるだけである。
アメリカザイフリボクの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/08アメリカザイフリボクは葉がなくほとんど蕾の状態から4日後、7割近くの花が咲いていた。既に花弁が散ったものもあり、新葉も開きはじめている。4日前後で一つの花が咲いて散る。昨年はこの個体は8日間ほど咲いていた。比較的速いサイクルだが、この場所のこの個体に限ってのことである。
ソメイヨシノの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/08今年は、ソメイヨシノの咲き初めから満開までに1週間ほど寒波と曇天と雨天が続いた。そのため、例年より花が長持ちしている。
ソメイヨシノ (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/09現在のスマホでは、撮った写真に日時や機材情報の他にGPS情報も記録することができる。文章を付けたければ音声入力も使える。アルバム作成したり、誰かと共有したり、ネット上に公開してSNSで他人とやり取りすることもできる。自分もまた公開していて誰でも見ることができるが、基本的に外出先から参照するために運用しているサイトなので、プロフィールや連絡先はない。写真のEXIF情報なども消去している。
ミントブッシュの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/09昨年の4月17日、ここで初めてミントブッシュの花を見つけたが、他の場所では見かけたことはない。写真を仕分けるにはラベルが必要で、植物では種名が理想的ではある。しかし、類似画像検索で特定できる植物はそう多くなく、この写真ではミントブッシュの名は一つも出てこない。参考にしたのは以前撮った写真である。
ミントブッシュの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/11オーストラリア原産のミントブッシュの蕾には花弁の紫色が顔を出している。細枝で枝数も少なく、昨年は実を付けなかったが、戸外で越冬して蕾を付けている。20年ほど前、オーストラリアやニュージーランド産のいわゆるオージープランツのブームがあった。自分は知らないが、ミントブッシュは人気商品だったらしい。コロナ禍のガーデニングブームで、再びオージープランツが注目されたということかもしれない。
イソギク (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/11イソギクは千葉県から静岡県の沿岸の岩場に自生しているそうである。この葉の形態は、潮風や乾燥から身を守るための適応ということになる。葉は平たく厚く、毛で覆われており、特に毛が密集した縁は白く見える。濃い赤紫はアントシアニンだろう。これは強い紫外線を防ぐ。
ソメイヨシノの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/11ソメイヨシノの花は下から咲いて、下から散っていく。下の方の枝には既に蕾がなく、6~7割は花弁が散っており、枝先には葉が目立ち始めている。雨も少しずつ降り始めていた。
ミントブッシュの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/14ミントブッシュのような開放型の花は、様々な昆虫が花粉や蜜を媒介するようになっている。ただし、ここのミントブッシュは今のところ実を付けない。おそらく自家不和合性があって、単独で植えられているため花粉が運ばれてこないからだろう。
ユリノキ (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/16ユリノキの若葉もようやく開き始めている。しかし、植物のように動けない生産者は1年サイクルで様相が変わる。一方、人は動ける消費者で、1年サイクルで変わるのは服装ぐらいである。
ユリノキの若葉 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/16植物にとっては四季変化と成長、増殖といったことが動きなのかもしれない。絶え間なく変わり続けることが生きて動く物、すなわち生物である。動く消費者である人間は、動作し続けなければ生物としては減衰していく一方になる。
ヒヤシンスの果実 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/1710本ほど並んだヒヤシンスの中で1本だけが実をつけて、その重みで茎が倒れていた。ヒヤシンスの実は初見である。花壇では実を付ける前に花柄を摘んで、来年の花ために球根に養分を溜めさせるといった措置をする植物もある。そのため、花は見ても果実は見ないことがある。
ユリノキの若葉 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/17ユリノキの葉脈は裏側から見るとかなりはっきりしており、中央脈から分かれた側脈(二次脈)同士は比較的離れている。この側脈は葉が成長しても太く長くなるだけで、数はほぼ変わらない。
サルスベリの若葉 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/17サルスベリを枝打ちした跡に、瘤のようなカルスが形成され、そこからいくつもの新芽が吹き出している。カルスは傷を癒やすだけではなく、回復に向けて新芽を作る細胞が含まれている。
シナマンサクの花後と若葉 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/17剪定後のシナマンサクには若葉が発達し始めている。雌雄同株の両性花の後には実ができるはずだが、昨年は見なかった。自家受粉はしないので近くに別株がないのだろう。
テイカカズラの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/21テイカカズラは常緑樹だが、秋になると古い葉と新しい葉の入れ替えのため、ほぼ一斉に紅葉することがある。その他の季節は古い葉が紅葉して少しずつ若葉と入れ替わる。春先の紅葉は遅霜の影響である。
ユリノキの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/21ユリノキの開いた萼の間から、先が尖った球状の緑色のものが見える。たぶん蕾だろう。
ハゼノキの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/21ハゼノキが蕾をつけていた。蕾の状態では雄花かどうか判断できないが、昨年は実を付けたはずである。
カラタネオガタマの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/21カラタネオガタマは、蕾のほうが薫りが強い気がする。蕾に薫りが籠もるからだろうか。花が開くと薫りが飛ばされて、人の嗅覚能力では不足なのかもしれない。
アメリカザイフリボクの花後 (川崎市幸区創造のもり) 2025/04/22アメリカザイフリボクは、4月4日の金曜日にはまだ花が開いていなかった。土日を挟んだ月曜日には電車の遅延で観察の余裕はなく、8日の火曜日には7割近くの花が咲いていた。14日の火曜日に枝先の数個の花だった。開花期間は8日~10日ということになる。
カラタネオガタマの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/05/07甘いバナナの薫りがするカラタネオガタマはモクレン属で、花後に緑色の雌蕊と黒く変色した雄蕊が残る。やがて雄蕊は脱落して雌蕊が残るが、果実は見たことがない。京都府立植物園によれば、カラタネオガタマとは「実の付かないオガタマ」という意味だそうである。
シナマンサク (川崎市幸区創造のもり) 2025/05/12シナマンサクは中国の温帯から亜熱帯の山地や森林地帯に自生しており、夏季の高温多湿と冬季の冷涼さ、昼夜の温度差が大きい山地、水はけのよい土壌に適応した植物である。
ユリノキの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/05/13ユリノキの花を下から撮ったもの。萼は3枚、花弁は6枚。平和の森公園のユリノキの花は、いずれも花弁の内側にも外側にも特徴的なオレンジ色の模様があったが、これははっきりしない。黒い点は虫だろうか。
ユリノキの若葉 (川崎市幸区創造のもり) 2025/05/13ユリノキの花は高所にあるので見つけにくい。しかも、花よりも若葉の黄色の方が目立つ。
シナマンサクの葉 (川崎市幸区創造のもり) 2025/05/13葉柄は太く短く、葉先は斜め上に向き葉の両縁が反り返っている。雨水を受けて枝を通じて根に流し込むような形状である。
カラタネオガタマの若い果実 (川崎市幸区創造のもり) 2025/06/04果実としたものの、実際には花弁が散った後の花柱で、花後とした方がいいかもしれない。この後、果実にまでなることは稀だそうである。
カラタネオガタマの若い果実 (川崎市幸区創造のもり) 2025/06/04カラタネオガタマの花後は、モクレンと似ている。ただ、やはり果実を見ることはなかった。カラタネ(空種)の名の所以である。
ホルトノキの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/06/17果実が目に留まる前は、たぶんヤマモモとして見過ごしていたのだろう。ヤマモモと見間違えるが、ホルトノキには赤い葉が少しだけ入り混じるので見分けがつくそうである。
ホルトノキの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/06/17平賀源内がこの実をオリーブと間違えて、ポルトガルの木という意味でホルトノキと名付けたと紹介されていることが多いが、実は、そもそもオリーブの木のことをホルトの木というのは、以前からあったらしい。オリーブオイルも「ホルトガル油」と呼ばれていたという。
ホルトノキの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/06/17ホルトノキの原産地は、日本や東南アジアである。千葉県以西の暖地には自生し、植樹されてもいるらしいので、見逃しているのかもしれない。
ホルトノキの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2025/06/17ヤマモモの葉と似てはいるが、ホルトノキの葉には、なだらかな鋸歯があり、葉柄が長い。若いヤマモモなら葉に同様の鋸歯があるが、成木は滑らかである。また、葉の裏の主脈と側脈の分岐点に、1ミリ程度の白い丸か三角状のダニ部屋がある。これはクスノキのダニ部屋と同じく共生の結果である。
ホルトノキ (川崎市幸区創造のもり) 2025/06/17遠目や写真では大きさがわからないため、葉だけ見ればマテバシイとホルトノキはよく似ている。ヤマモモとも区別しにくい。ただ、ホルトノキには古い葉が紅葉して入り混じる。
ホルトノキの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/06/30ホルトノキの木にキマダラカメムシが付いているのを見たことがあるが、花には、小さなゾウムシがいる。この写真だけしかないので特定は困難だが、ホルトノキの害虫としてネジロツブゾウムシが知られている。
ハゼノキの果実 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/08ハゼノキの果実は、色が濃くなってくると表皮が剥がれ落ちて、黄みがかった白っぽい蝋質が表れる。
ホルトノキの若い果実 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/08確かにオリーブの果実に形は似てはいる。おそらくは、同じような長い葉の葉陰に果実ができる全体の印象とも相まって、源内は混同したまま、その名を広めたのだろう。
コブシの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/17日が短くなり猛暑から脱しつつある9月中旬に、1本のコブシが開花して、冬芽と果実と花が同居していた。猛暑は真冬と似たような休眠(夏眠)状態をもたらす。雨や気温の低下などが、この1本には春の訪れのような花芽の目覚めを促すことになったらしい。しかし、養分は葉にも冬芽にも供給され、花専用には回ってこない。
コブシの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/17季節外れのコブシの花は、まばらで、やや小ぶりで、葉に隠れているため目立たない。おそらく薫りや蜜も少ないだろう。そして、ハチやアブなどの花粉の媒介者も少なくなっている。ただ、近くにはコブシの並木もあるが、花を咲かせているのはこの1本だけである。
コブシの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/179月11日辺りから平均気温は30℃を下回る日が目立っては来たものの、この日の最高気温は33.7℃である。
コブシの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/19狂い咲きは、猛暑などの特殊な環境「ストレス」によって「ホルモン」バランスが乱れて、「誤作動」を起こした状態などと説明される。しかし、それは狂い咲きを専門用語に置き換えただけである。何故この木がそうなったのか。他の木はどうしてこうならないのか。説明にはなっていない。
コブシの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/199月になっても日中は30℃前後まで上がる日が続いていたが、日本列島は南下してきた前線の影響で、中旬頃から気温が緩みだした。この日の朝5時、川崎市幸区の気温は19.7℃まで下がった。このところ降水量こそ少ないが、時おり雨も降っている。
コブシの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/19このコブシが道路沿いのコブシ並木と異なる点を挙げるとすれば、比較的管理が行き届いており、剪定頻度もやや高いことである。そして、春先の花の基部には新緑の若葉が1枚付くのに対して、狂い咲きの花の基部に付く葉は、なぜか赤みが強い。花も真っ白にならないものが多い。
コブシの花 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/19季節外れに花を咲かせるコブシが早春のコブシと異なる点は、もう一つある、それは、その芽が冬芽のように白色にならないという点である。芽を覆う細かな毛は短いまま赤みを帯びており、煤けた緑色に見える。管理のしすぎで栄養過多となり、狂い咲きでダイエットしたということなのかもしれない。
カラタチの果実 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/22仕事からの帰路、夕暮れの公園で3年ぶりに見かけたカラタチは、他の植栽の陰で小さな果実を付けていた。初めはカリンの未熟な果実かと思ったが、枝の相違に気付いて写真を撮った。
イチョウの果実 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/24このイチョウの樹高は8メートル以上あるだろう。幹がさほど太くなく若い木だが、「創造のもり」は2000年開園なので、その時に植樹されたとすれば、25年は経っていることになる。ただ、イチョウはこの公園にも隣の公園にも見当たらない。一般人が立ち入れないエリアに、雄のイチョウがあるということだろうか。
イチョウの果実 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/24イチョウの果実には侵食されたような跡がない。果実が熟したとしても、木に登って捕食するのは、このあたりではハクビシンぐらいなものだろう。自分は見かけたことはないが、職場近くで写真に撮った人がいる。落ちた果実なら、ネズミが殻を齧り取って種子(銀杏)を食べるらしい。
イチョウの果実 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/24熟しきってはいないが、イチョウの果実からは特有の臭気が漂ってくる。これは3億年という時を越えて生き残ってきたイチョウの防衛機構の一つである。人はこの種子を食べるが、主成分はMNPやアミグダリンといった神経系に作用する毒である。しかし、加熱すれば栄養分となるアミノ酸が発現し、あのほろ苦さとなる。
カラタチの若い果実 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/26狭い小径の途中に2つ、生垣の途切れ目に赤い三角ポールが立っている。カラタチは、2つ目から垣間見える3~4メートルほどの低木で、枝に釘状の棘があり、直径5センチ内外の果実が7~8個実らせている。左右はヒイラギ、背後にイロハモミジ、上はイチョウの枝が覆っている。歩道側の枝は剪定しているようである。
カラタチの若い果実 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/26あまり通らない細道に、カラタチがあることには、2年以上気づかなかった。イチョウの実に気づいて、低い枝に実がないか見渡して、ようやくこの実に気が付いた。棘も最初は未発達の小枝かと思った。枝にめりこむようにして膨らんだカラタチの実には、棘に阻まれて小動物は近づかないだろう。
カラタチの若い果実 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/26この公園と隣接するさいわいふるさと公園では、年に何度も自然観察会が開かれる。2つ合わせてもさほど面積は広いとは言えない人工の公園ではある。しかし、この2年数ヶ月で撮った植物だけでも300種以上ある。おそらく意図的に、多彩な植物を植えているのだろう。
カラタチの若い果実 (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/26カラタチにはトゲナシカラタチやフイリカラタチなどの変異種もあるが、これは本種のカラタチである。果実のいくつかに、齧り取られたような跡がある。鋭く長い棘を避けて登ることができる小動物がいるとすれば、このあたりではタイワンリスかネズミだろう。しかし、容易に近づけるのは鳥類である。
カラタチ、ヒイラギ、イロハモミジ、イチョウ (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/29カラタチは農地や人家のように人が管理する土地で連綿と生き残ってきた。しかし、零れ種で野生化はしても、日本の植生の中では競争力が低く、自生には至らないようである。ただ、現在でも台木として利用している農家もあり、野生動物を防ぐために栽培している農家もある。枝を巻き付けて果樹を守るそうである。
カラタチと三角ポール (川崎市幸区創造のもり) 2025/09/29カラタチの細い幹が何本も纏まって生えている。やや太い幹もあるが、弦のように細い幹が多い。密に生えるため防犯用や野生動物の防護用として利用されてきた。しかし、この公園では展示品であり、三角ポールを置いて安全に配慮している。
創造のもりの紅葉 (川崎市幸区創造のもり) 2025/11/11多くの気象機関が2025年は紅葉するのがかなり遅いと予測していたが、それはあくまで全国平均の予測にしか過ぎない。そもそも、自分が住んでいるところも勤め先周辺も、天気予報通りにはならないこともしばしばである。
ハゼノキ (川崎市幸区創造のもり) 2025/12/03ハゼノキほど紅葉する樹木は、行動範囲内では、イロハモミジやドウダンツツジ、ニシキギくらいのものである。モミジバフウやハナミズキ、ナンキンハゼなども葉が真っ赤に染まることもあるが、黄変したり茶褐色になったりもする。
ホルトノキの果実 (川崎市幸区創造のもり) 2025/12/22ホルトノキの果実は熟すと青黒くなるそうだが、青い実のうちにヒヨドリやムクドリ、カラスやオナガなど、比較的大きな鳥に食われていくのだろう。ほぼ無くなっている。
カラタチの果実 (川崎市幸区創造のもり) 2026/01/05カラタチの果実が丸ごと落ちていた。熟す前で、まだ固い。もはや木には一つも残っていない。
サザンカの花 (川崎市幸区創造のもり) 2026/01/09サザンカの名は童謡『たきび』の2番の歌詞で幼い頃から知っていた。その後、ツバキとサザンカの花の区別のことも話として知ったし、この花が目に入らないはずもない。けれども、現実の植物とその名を意識的に結びつけようとしたのは、撮った写真を名で仕訳けするようになってからのことである。
テイカカズラの果実 (川崎市幸区創造のもり) 2026/01/19キョウチクトウもこれと同じような構造の果実を付けるというが、そちらは見たことがない。そもそも、キョウチクトウの毒性が知られるようになってからだと思うが、あまり見かけなくなってきている。
シナマンサクの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2026/01/26シナマンサクは、マンサクの仲間でも最も開花が早く、1月下旬ごろから咲き始める。この日の朝も0度近くまで冷え込んだ。この時期には花粉を媒介する昆虫はごく少なく、夜間に訪れるフユシャクぐらいなものだろうが、見かけたことはない。
シナマンサクの花 (川崎市幸区創造のもり) 2026/01/26近縁のアメリカマンサクが結実するのは全体の1%程度だそうだが、同じく自家不和合性のシナマンサクも同然なのだろう。もっとも、通勤ついでの写真である。今年の秋、果実と同定できる時期に、葉陰で種子を弾き出す地味な果実に目が向くかどうかは分からない。
雪景色 (川崎市幸区創造のもり) 2026/02/09川崎区幸区では、この日の朝6時に-3.2℃まで下がった。ただ、横浜市旭区と同様、昨日の積雪は道路や歩道には残っていない。
クスノキの冬芽 (川崎市幸区創造のもり) 2026/02/17クスノキの冬芽は葉芽であり、蕾は入っていない。冬芽の下に点々と残る粒のようなものは、葉が落ちた痕で、維管束痕と呼ばれる。
テイカカズラの種子 (川崎市幸区創造のもり) 2026/02/18テイカカズラの種子は細長いが、ごく薄いので数ミリグラムしかない。風で散布されるが、2月半ばまで残った種子は、もはや冠羽との結合部が脆くなっており、羽だけ飛ばされることもある。元々地面に落ちると冠羽は用がなくなるので、いずれ外れるようになっているのだろう。
カラタネオガタマの冬芽 (川崎市幸区創造のもり) 2026/02/19カラタネオガタマの冬芽が1つだけ開きかけていた。カラタネオガタマは、3月~4月にかけて咲くが、11月頃にも咲くことがある。
モミジバフウの冬芽と翼 (川崎市幸区創造のもり) 2026/02/19モミジバフウには翼ができる個体がある。ニシキギとは異なり、厚みがあり、ごつごつした印象である。
モミジバフウの冬芽と翼 (川崎市幸区創造のもり) 2026/02/19翼は並んで植えられているモミジバフウにもついている。ただ、翼はほとんど一方向にしかなく、いずれも天の方向についている。
モミジバフウの冬芽 (川崎市幸区創造のもり) 2026/02/19モミジバフウの翼は、若い枝にも連続した点のようになってついている。ただ、全ての枝にあるというわけではない。
モミジバフウの冬芽と翼 (川崎市幸区創造のもり) 2026/02/19モミジバフウは翼ができない個体の方が多いらしい。自分も気づいたのは初めてで、以前撮った写真を見返してみても、翼があるのはこの2本だけである。
カツラの冬芽 (川崎市幸区創造のもり) 2026/02/20この公園のカツラは樹高が低く、枝先も比較的近い。ただ、遠目では花も実も目立たず、葉の有無ぐらいしか気づかないような樹木にはなかなか目が向かない。知らず識らずのうちに見ずに済ませるようになり、注意も向きにくくなり、なおさら変化に気づかない。そのまま存在すら見失っていく。この木もその一つである。
カツラの冬芽 (川崎市幸区創造のもり) 2026/02/20カツラの冬芽は赤褐色で、枝にくっつくように対生し、枝の先端にも2つの冬芽が並ぶ。この木が花を咲かせるかどうか、雌雄どちらかは、冬芽だけでは判別できない。
ウメの花 (川崎市幸区創造のもり) 2026/02/20ウメにはアンズと同様に花に軸がなく、直接枝に花がつく。アンズの萼はやがて反り返ってくるが、最初はウメと変わらない。ただ、ウメは枝の短さによっては固まって見えるが、原則的に1つの節に1つの花で、等間隔に点々と咲く。アンズの方は1箇所から複数の花がついていたりする。
コブシの蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2026/02/25昨年9月に狂い咲きしていたコブシは、蕾が開きかけていた。通常はハクモクレンが咲いた後に、開花するはずだが、近くのハクモクレンは蕾の状態である。つまりは、早くに花を咲かせて過剰な成分を消費して、体内環境を調整しているということかもしれない。
コブシの花 (川崎市幸区創造のもり) 2026/03/03ウメの花も早いうちに終わりに近づき、カワヅザクラも葉桜へと変貌しつつある。早咲きのコブシの白い花は、咲く傍からヒヨドリの餌になっていく。
コブシの花 (川崎市幸区創造のもり) 2026/03/03毛に覆われた冬芽が食われている様子はないが、花弁は食われて雄蕊が露出している。
コブシの花 (川崎市幸区創造のもり) 2026/03/09昨年狂い咲きしていたコブシは、並木のコブシよりも早咲きではある。ただ、その後は、花が完全に展開しないまま停滞気味である。
カラミザクラの花 (川崎市幸区創造のもり) 2026/03/093月上旬の時期に白い花を咲かせる桜は、自分が知る限り、カラミザクラしかない。先週は気づきもしなかったので、おそらく土日の間に咲いたのだろう。
カラミザクラの花のメジロ (川崎市幸区創造のもり) 2026/03/10カラミザクラは2メートルそこそこに剪定されているが、満開に近い。昨年はまったく気づかなかったので、そもそも移植されたばかりなのかもしれない。カラミザクラの雄蕊は花弁と同じかそれより長く、花の外にまで突き出しているのが特徴である。その枝の間を2羽のメジロが飛び回っていた。
カラミザクラの花のメジロ (川崎市幸区創造のもり) 2026/03/10花の蜜の主成分はショ糖、ブドウ糖、果糖で、消化の必要がほとんどない高エネルギー源である。メジロは嘴を花に差し込んで蜜を吸う。1秒も経ずに、別の花に向かって動く。急ぐのは、食欲もあるが、他の鳥との競争でもあるからだろう。
イチョウの冬芽 (川崎市幸区創造のもり) 2026/03/13短枝は、1年毎に葉が落ちた跡(葉痕)が積み重なったものである。ただし、状況によってはそのまま伸びて通常の枝になることもあり、逆に、通常の枝の先が短枝になることもあるという。
ソメイヨシノの冬芽 (川崎市幸区創造のもり) 2026/03/13ソメイヨシノの花芽は膨らんできている。来週中には咲き出すかもしれない。細く小さい方は葉芽だろう。葉芽はまだしばらくはこの状態に留まる。ソメイヨシノには、混芽はない。
オオシマザクラの花 (川崎市幸区創造のもり) 2026/03/24若葉が赤いのでヤマザクラと思っていても、何日か経つと葉が全て緑になる。昨年もまたヤマザクラと勘違いした木である。この公園は多様な植物を意図的に植えているところがあるので、ヤマザクラもある。しかし、たびたび両者を見間違う。
Yellow Roof 's Museum