アメリカザイフリボク (ジューンベリー) バラ目バラ科 Amelanchier canadensis
アメリカザイフリボクの冬芽
(川崎市幸区創造のもり)
2024/04/03
アメリカザイフリボクは初見で名も知らなかった。毎日のように動植物の写真を撮っていれば観察力や識別力が向上してくるもので、 これまで見えなかったものが見えてくる。それでも見逃すものは数知れず、見ても判らないものばかりで、もはや自分の無知さ加減にも慣れてきた。
アメリカザイフリボクの冬芽
(川崎市幸区創造のもり)
2024/04/03
植物をAIで照合させても様々な時期の様々な部分を組み合わせて判断しなければ特定に至らない場合が多い。植物図鑑の図板を憶えても実際の植物の状態は様々である。形式的な知識を憶えても実際に識別できたり判断できたりする能力がなければ現実には役に立たない。そうした能力を養うためには観察や経験、試行錯誤を重ねていくしかない。
アメリカザイフリボクの花
(川崎市幸区創造のもり)
2024/04/09
アメリカザイフリボク(亜米利加采振木)はソメイヨシノと同時的に咲いたようである。采振木は戦国武将が采配に使う「采」から来ているもので在来種だが、これは別種で6月に収穫となる英名ジューンベリーである。
アメリカザイフリボクの果実
(川崎市幸区創造のもり)
2024/05/20
アメリカザイフリボクの果実が赤くなってくると、ノイバラの果実と似たような印象になる。ノイバラよりは丸く大きく、1センチほどになるらしい。
アメリカザイフリボクの果実
(横浜市旭区鶴ヶ峰鎧の渡し緑道)
2024/05/25
アメリカザイフリボクの果実は既に熟していて、萎んでいるものもある。実にはバラ科の香りがあり、酸味が少なく甘味も強くない独特の味である。白っぽい種があるが、柔らかいので種ごと食べられる。
アメリカザイフリボクの蕾
(横浜市旭区鶴ヶ峰鎧の渡し緑道)
2025/03/30
曇り空の夕方である。4枚撮って1枚しかまともに撮れていなかった。アメリカザイフリボク(ジューンベリー)であることは、その場では判らなかった。創造のもりで蕾の状態を見たのは、昨年の数日だけである。
アメリカザイフリボクの蕾
(川崎市幸区創造のもり)
2025/04/04
月曜からの雨続きがようやく晴れると、ジューンベリーの花が開き始めていた。バラ科だが棘は見当たらない。ノイバラと似た総状花序で、萼や蕾の開き方も類似点がある。ただ、冬芽から伸びてくる毛に包まれた蕾や葉には独特な特徴がある。
アメリカザイフリボクの花
(川崎市幸区創造のもり)
2025/04/08
アメリカザイフリボクは葉がなくほとんど蕾の状態から4日後、7割近くの花が咲いていた。既に花弁が散ったものもあり、新葉も開きはじめている。4日前後で一つの花が咲いて散る。昨年はこの個体は8日間ほど咲いていた。比較的速いサイクルだが、この場所のこの個体に限ってのことである。
アメリカザイフリボクの花後
(川崎市幸区創造のもり)
2025/04/22
アメリカザイフリボクは、4月4日の金曜日にはまだ花が開いていなかった。土日を挟んだ月曜日には電車の遅延で観察の余裕はなく、8日の火曜日には7割近くの花が咲いていた。14日の火曜日に枝先の数個の花だった。開花期間は8日~10日ということになる。
アメリカザイフリボクの若い果実
(川崎市幸区創造のもり)
2026/05/08
この株は今年はあまり花を咲かせなかったが、多少は実を結んではいる。毎年一定数の花や実を付ける植物もあるが、エネルギーの蓄積量による増減はある。ただ、昨年の猛暑は異例で、ナンテンやピラカンサなど、他の植物の果実もあまり見かけなかった。エネルギーの大部分を生存維持に使わざるをえなかったのかもしれない。
Yellow Roof 's Museum