Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
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ツマグロヒョウモン チョウ目タテハチョウ科 Argyreus hyperbius

ツマグロヒョウモン♀
ツマグロヒョウモン♀ (横浜市旭区今宿町) 2024/09/15
前翅に斜めに白い帯が並んでいるのがツマグロヒョウモンのメスの特徴である。足元に舞い降りてきて歩き回っていた。

ツマグロヒョウモン♀
ツマグロヒョウモン♀ (横浜市旭区今宿町) 2024/09/15
たぶん飛び回って翅がオーバーヒートしているのだろう。近づいても飛び去らない。僅かな水を求めているのか、時々口吻を伸ばしている。

キバナコスモスのツマグロヒョウモン♂
キバナコスモスのツマグロヒョウモン♂ (横浜市旭区今宿東町) 2024/09/28
キバナコスモスがたくさん植えられた歩道沿いに、ツマグロヒョウモンが10数匹飛び交っていた。近づいてもすぐには逃げ去ろうとしない。

キバナコスモスのツマグロヒョウモン♂
キバナコスモスのツマグロヒョウモン♂ (横浜市旭区今宿東町) 2024/09/28
ツマグロヒョウモンは近年北上してきた昆虫の1つで、関東では1990年代から見られるようになったが、かつては南西諸島や九州など暖かい地域でしか見られなかった。

キバナコスモスのツマグロヒョウモン♂
キバナコスモスのツマグロヒョウモン♂ (横浜市旭区今宿東町) 2024/09/28
前翅に白い斑紋がないオスのツマグロヒョウモン。

キバナコスモスのツマグロヒョウモン♀
キバナコスモスのツマグロヒョウモン♀ (横浜市旭区今宿東町) 2024/09/28
メスもオスも同数ぐらいが飛び交っていた。

キバナコスモスのツマグロヒョウモン♀
キバナコスモスのツマグロヒョウモン♀ (横浜市旭区今宿東町) 2024/09/28
エアコンの普及率や電力消費量の増大、アスファルトやコンクリートで覆われる町の拡大もまた膨大な蓄熱量となる。つまり、都市自体が巨大な温かいシェルターとなり、食料源ともなり、南方の昆虫が北上する基盤は、インフラ整備によって着々と進んでいるということでもあろう。

キバナコスモスのツマグロヒョウモン♀
キバナコスモスのツマグロヒョウモン♀ (横浜市旭区今宿東町) 2024/09/28
インフラ整備が進む都市自体が巨大な温かいシェルターである。緑化や観賞用に植えられる植物は豊富な食料源ともなる。南方の昆虫が北上する基盤は、現代に至って急加速的に進んでいるということではなかろうか。

イヌムギのツマグロヒョウモン♂
イヌムギのツマグロヒョウモン♂ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/08/08
イヌムギの先にツマグロヒョウモンが留まっていた。

イヌムギのツマグロヒョウモン♂
イヌムギのツマグロヒョウモン♂ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/08/08
この公園では初めて見たが、ツマグロヒョウモンの食草であるスミレ類、パンジーやビオラが多く植えられているので、ここで育っていたとしても不思議はない。

パンジーのツマグロヒョウモンの幼虫
パンジーのツマグロヒョウモンの幼虫 (川崎市幸区創造のもり) 2026/06/09
幼虫の食草はスミレである。葉も食うのが、萼や花弁も食べるらしい。

パンジーのツマグロヒョウモンの幼虫
パンジーのツマグロヒョウモンの幼虫 (川崎市幸区創造のもり) 2026/06/09
実は毛虫の中で毒を持つものはごく少数で、ツマグロヒョウモンの幼虫にも毒はない。黒とオレンジの模様は基本的には毒のある幼虫に擬態した警戒色であり、棘が物理的な防御策である。

パンジーのツマグロヒョウモンの幼虫
パンジーのツマグロヒョウモンの幼虫 (川崎市幸区創造のもり) 2026/06/09
首都圏の公園では食草となるパンジーやビオラなど、冬でも咲くような園芸種が大量に植栽されており、年間を通じて幼虫の食料は確保されている。冬には幼虫や蛹の温かい隠れ蓑ともなるのだろう。


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