2026/05/24(日曜日)
カラムシのムネクリイロボタル
(横浜市旭区今宿南町)
2026/05/24
ホタルは、どの種でも幼虫期は光の強弱に差はあるものの発光することが観察されている。成虫になると発光しないものが出てくるが、大半が昼行性で必要ではなくなるためだろう。なお、ムネクリイロボタルは花の蜜や花粉を舐めることもあるらしい。
カラムシのマルカメムシの産卵
(横浜市旭区今宿南町)
2026/05/24
マルカメムシは2列に産卵する。以前は日常最もよくみかけるカメムシは、この小さなマルカメムシだった。しかし、最近屋内でも屋外でも見かけるのは、もっぱら外来種のキマダラカメムシである。
ホソムギの花
(横浜市旭区今宿南町)
2026/05/24
ネズミムギとホソムギの雑種がネズミホソムギである。この3種は同じようなところに生える上に、交雑可能で、違いはノギ(芒)の長さや葉の色味や質感の違いでしかない。中間的な形態が存在するため、ここでは3種とも「ホソムギ」とする。
ホソムギの花
(横浜市旭区今宿南町)
2026/05/24
ネズミホソムギは、ネズミムギとホソムギの雑種である。ノギ(芒)が長ければネズミムギ、短ければネズミホソムギ、ノギがないか極端に短ければホソムギである。
ホソムギの花
(横浜市旭区今宿南町)
2026/05/24
ホソムギの葉は艶や光沢が強く、ネズミムギは異なる。しかし、中間的なものも存在する。光沢の強さに基準が設けられているわけではないので、明確に仕分けはできない。
ホソムギの花
(横浜市旭区今宿南町)
2026/05/24
元々はヨーロッパ原産で、明治期に牧草として移入されたものである。世界にはドクムギ属は40種ほど存在するが、交雑が生じやすい属ということは、人種の違いのようなものだろう。ホソムギを本種、他を亜種やsynonymとしている植物データベースも複数ある。
ケムリノキの果実
(横浜市旭区鶴ヶ峰鶴ヶ峰本町公園)
2026/05/24
ケムリノキは、個人宅の庭にあるものは見かけていたが、公園にあったので初めて撮ることができた。花の時期は過ぎていて既に実ができている。
ケムリノキの果実
(横浜市旭区鶴ヶ峰鶴ヶ峰本町公園)
2026/05/24
この株は4メートルほどの樹高だが、根本近くにも葉があり花柄も少しある。ケムリノキは雌雄異株なので、近くに雄株が植えられているのだろう。丸い葉は輪生しているように見えるが、枝先は輪のように密集して互生している。原産地は南ヨーロッパからヒマラヤを経て中国まで広い範囲にわたる。
ケムリノキの果実
(横浜市旭区鶴ヶ峰鶴ヶ峰本町公園)
2026/05/24
結実していない花柄は、長く伸びて毛を生やし、未熟な果実を覆って保護する。しかし、次第に熟してくると果実の花柄は長く伸びて、煙の外に球形の果実が顔を出す。強い風が吹けば、周囲の花柄ごと切り離されて、風に乗った塊と一緒に果実が散布される仕組みである。
セリバヒエンソウの花
(横浜市旭区今川町)
2026/05/24
どういうわけか、セリバヒエンソウはここでしか見かけない。畑の土手に他の植物に入り混じっていくらか生えているので、そうした環境が必要なのかも知れない。
イタチハギのマガリケムシヒキ
(横浜市旭区今宿東町)
2026/05/24
身体が全体的に細長く、背は黒いが、横から見ると胸や腹が白っぽく、毛も白っぽい。尻の先が細長く槍のようになっているので、おそらくマガリケムシヒキのメスではなかろうか。
イタチハギのマガリケムシヒキ
(横浜市旭区今宿東町)
2026/05/24
脚の脛がオレンジ色で、複眼のすぐ後ろの毛が毛羽立っている。写真ではよく写ってはいないが、前方に向かって曲がったように見える。それが曲がり毛の名の由来であり、マガリケムシヒキの最大の特徴でもある。
ムクノキの若い果実
(横浜市旭区今宿南町)
2026/05/24
葉の間にまばらに緑色の丸い実を付けた樹木に気がついた。カラムシの茂みに阻まれてあまり近づけなかったが、この実もその付き方も初めて見るものだった。
ムクノキの若い果実
(横浜市旭区今宿南町)
2026/05/24
11.34倍ズーム。若い果実は1センチ近くありそうで、果実や葉裏の主脈に点々と黒いアブラムシらしき昆虫が付いているのも見える。
ムクノキの若い果実
(横浜市旭区今宿南町)
2026/05/24
全縁に鋸歯があるので、エノキではないだろう。光の加減で光沢があるようにも見えるが、細かな毛があるのか表面はざらついている。葉は互生しており、細枝には白い粒状の瘤がある。
ムクノキの若い果実
(横浜市旭区今宿南町)
2026/05/24
帰ってから調べてみると、ムクノキらしい。ムクノキなら何度か撮っていて花まで撮っているが、名前がすんなり出てくるほどの馴染みはない。これは手が届きそうなところに枝があり、しかも自宅の近くである。何度も見ていれば、そのうちには名が出てくるようになるかもしれない。
クロガネモチの雌花
(横浜市旭区今宿南町)
2026/05/24
細部のパターンに見覚えはあっても、同時に、場所や環境の違い、木の大きさや樹形の違い、微妙な彩りの違いなどにも気づくことになる。職場では何度も顔を合わせる人でも、町中で擦れ違っても気づかないことがあるのと似たようなものである。
クロガネモチの雌花
(横浜市旭区今宿南町)
2026/05/24
近づいて花や葉を確かめてようやく昨日も見たことに気づいても、名まで思い出せるかどうかは、また別の話である。まして、花の時期は1か月ほどしかなく、毎日通りかかる場所でなければ、なかなか記憶には刻まれない。写真なら少なくとも時間は超越できるが、一瞬の視覚を切り取ることしかできない。
Yellow Roof 's Museum