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黄色い屋根の博物館
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タラノキ セリ目ウコギ科 Aralia elata

タラノキの名札
タラノキの名札 (横浜市旭区柏町柏町市民の森) 2023/01/08
幹だけのタラノキに名札がある。タラの芽を初めて採ったのは中学生の時で、現在の今宿東町にある「ふるさと尾根道緑道」辺りだったかと思う。民家が点在する細道に沿って林立するようにタラノキが生えていた。気づいたのは友達だった。二人で手当たり次第に摘んで、その友達の家で天婦羅にした。その味が忘れられない。

タラノキとシロタエの花
タラノキとシロタエの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/04/11
シロタエの花を近くから見るために山道に回って写真を撮った。帰ってから、写真の1枚にタラノキが見切れていて、芽が出ていることに気がついた。

タラノキの芽
タラノキの芽 (横浜市旭区今宿南町) 2026/04/12
タラノキの幹にはカラスザンショウと似たような棘があるが、一回り小さく短い棘で、特に新芽に生えている新しい棘は比較的柔らかく、掴むと少しチクチクする程度である。そもそも刺さると抜けるような棘ではなく、強い毒性もない。

タラノキの芽
タラノキの芽 (横浜市旭区今宿南町) 2026/04/12
タラノキの芽には太い軸があり、やがて枝や幹になる。先の方は葉や蕾に展開していく。

タラノキの芽
タラノキの芽 (横浜市旭区今宿南町) 2026/04/12
タラノキの芽には幹や枝と同様に棘があるが、若芽のうちは柔らかい。

タラノキの芽
タラノキの芽 (横浜市旭区今宿南町) 2026/04/12
タラノキの頂芽を摘み取ったり、幹が折れたとしても、脇芽からは毎年新たな幹や枝が形成されていく。

タラノキの芽
タラノキの芽 (横浜市旭区今宿南町) 2026/04/12
成長したタラノキでは、頂芽と脇芽が同時的に形成される。

タラノキの芽
タラノキの芽 (横浜市旭区今宿南町) 2026/04/12
タラノキの葉は2回奇数羽状複葉である。写真は枝先ではなく葉先で、枝ではなく葉軸である。葉全体の長さは50~100cmほどある。1つの羽片あたりの小葉は5~9枚(写真は7枚)で、全体で数十枚ほどの小葉で構成されている。

タラノキの芽
タラノキの芽 (横浜市旭区今宿南町) 2026/04/12
タラノキは日本だけではなく、朝鮮半島、中国、ロシアの極東地域といった東アジアの広い地域に分布している。タラの芽は、日本では季節物の山菜扱いだが、中国や韓国では人工栽培で市場に安定供給されており、様々な調理法と料理がある。

タラノキの芽
タラノキの芽 (横浜市旭区今宿南町) 2026/04/12
Amazonでタラの芽の価格を調べると、500gで4千円以上である。天然のタラの芽のため発送は4月下旬予定となっている。

タラノキ
タラノキ (横浜市旭区今宿南町) 2026/07/11
中央の幹から直接伸びているのは葉柄で、そこからが1枚の大きな葉である。葉は10枚ほどしかないが、小葉は数百枚ということになる。

タラノキの蕾
タラノキの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2026/07/11
タラノキの花は、葉と似たような仕組みで、幹や枝の先端から花軸がいくつも分かれて、円錐花序になる。

タラノキの蕾とチュウゴクアミガサハゴロモ
タラノキの蕾とチュウゴクアミガサハゴロモ (横浜市旭区今宿南町) 2026/07/11
タラノキの枝に無数に留まっているのはチュウゴクアミガサハゴロモである。在来種のアミガサハゴロモは自分はまだ見かけたことがない。

タラノキの花
タラノキの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/08/12
蕾とほとんど同じ状態に見えるが、色は白くなっており、花が咲いているようである。

タラノキの花
タラノキの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/08/12
タラノキの花にいる緑色の甲虫は、アオドウガネだろうか。タラノキの花は両性花か雄花で、緑色で球状のものが子房で、先端に小さな雌蕊が付く。雄花は放射状に開き、先端に小さな葯がある。

タラノキの花
タラノキの花 (横浜市旭区今宿南町) 2026/08/12
両性花は雄性先熟で、この写真では、ほぼ雄蕊は役目を終えており、雌蕊が熟してきている段階である。


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