Yellow Roof 's Museum
オオデマリ (テマリバナ) マツムシソウ目ガマズミ科 Viburnum plicatum var. plicatum f. plicatum
オオデマリの花 (横須賀市横須賀しょうぶ園) 2016/04/29計画を支える高度な認知能力は、人類に特有なものとは言える。けれども、「計画型」行動様式とまでは言えない。それは人間を他の生物から隔絶させるものではなく、「即応型」行動様式の範囲と質を、はるか遠い未来へと拡張したにすぎない。「計画」は、即応型という基盤の上に築かれた塔のようなものである。
オオデマリの花 (横須賀市横須賀しょうぶ園) 2016/04/29人間の行動の原理もまた、生物全体に共通する「即応型」でしかない。たとえ計画を立てていても、私たちの神経系と身体は、呼吸やバランスを取るように、絶え間なく流れる「現在」に即応し続けるしかない。つまり、計画は「思考の上着」のように頭の中にあるだけで、現実化には試行錯誤を伴う行動が必要になる。
オオデマリの花 (横浜市旭区今宿南町) 2025/04/19サンゴジュハムシの幼虫はオオデマリの開花期に孵り、葉を食べて成長すると蛹となる。成虫は5月~11月あたりまで葉を食べ続けるものの、7月~8月は夏眠する。これは、サンゴジュハムシがインターバルをとって、オオデマリに回復の余地を与えていることにもなる。そのため、オオデマリは死滅すること無く毎年花を咲かせることができる。
オオデマリの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/31オオデマリは花序の形状の類似からコデマリと比較されるが、オオデマリはマツムシソウ目ガマズミ科で、コデマリはバラ目バラ科、目単位で異なる。葉の脈は、ユキノシタ目マンサク科のヒュウガミズキやトサミズキの若葉を思わせる。
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