クロオオアリ ハチ目アリ科ヤマアリ亜科 Camponotus japonicus
アザレアの花のクロオオアリ (横浜市旭区鶴ヶ峰)
2025/04/19
樹高が低いアゼリアにはクロオオアリもやってくる。蜜腺があるのだろう。この白花は雄蕊が6本で、花弁に変化する途中の短い雄蕊も見られ、雌蕊が雄蕊よりも低い。
ビヨウヤナギのナミテントウとクロオオアリ (川崎市幸区)
2025/05/12
ナミテントウとクロオオアリがいるので、ビヨウヤナギの蕾周辺にアブラムシ類もいるということである。テントウムシはアブラムシの捕食が目的。アリはアブラムシの甘露が目的。そのため、アリはテントウムシを攻撃して排除しようとし、アブラムシはアリに保護されることになる。これを相利共生という。
モッコクのルビーロウカイガラムシに群がるクロオオアリ (川崎市幸区)
2026/07/16
カイガラムシの仲間は植物の汁を吸う際に、糖分を多く含んだ甘露を出す。クロオオアリは、その甘い汁を目当てに集まり、ルビーロウカイガラムシが生きている限り、何週間にもわたって主要な餌場として利用され続ける。
モッコクのルビーロウカイガラムシとクロオオアリ (川崎市幸区)
2026/08/07
カイガラムシは吸汁被害をもたらし、排泄物に糖分が多く含まれているため、黒いカビが繁殖する「スス病」を誘発する。写真のモッコクの葉の表面には、既に薄く煤のようなもので覆われ始めている。アリはその甘露を舐め取るため、むしろカビの繁殖を抑えていることになる。
モッコクのルビーロウカイガラムシとクロオオアリ (川崎市幸区)
2026/08/07
アリが甘露を舐め取るためカビが発生しにくくなることは、それだけカイガラムシが長く生存できることになる。なおかつ、アリは他の昆虫の侵入を妨害するためカイガラムシは守られることにもなる。つまり、これは共生関係の中でも、相利共生ということになる。
Yellow Roof 's Museum