Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
【テーマ別索引】 【日付別索引】

2026/08/07(金曜日)

モッコクのルビーロウカイガラムシとクロオオアリ
モッコクルビーロウカイガラムシクロオオアリ (川崎市幸区) 2026/08/07
カイガラムシは吸汁被害をもたらし、排泄物に糖分が多く含まれているため、黒いカビが繁殖する「スス病」を誘発する。写真のモッコクの葉の表面には、既に薄く煤のようなもので覆われ始めている。アリはその甘露を舐め取るため、むしろカビの繁殖を抑えていることになる。

モッコクのルビーロウカイガラムシとクロオオアリ
モッコクルビーロウカイガラムシクロオオアリ (川崎市幸区) 2026/08/07
アリが甘露を舐め取るためカビが発生しにくくなることは、それだけカイガラムシが長く生存できることになる。なおかつ、アリは他の昆虫の侵入を妨害するためカイガラムシは守られることにもなる。つまり、これは共生関係の中でも、相利共生ということになる。

モッコクのルビーロウカイガラムシとクロオオアリ
モッコクルビーロウカイガラムシクロオオアリ (川崎市幸区) 2026/08/07
カイガラムシの大きさはまちまちだが、体が大きくなるわけではない。背中から分泌された蝋状物質が次第に大きくなり、虫の姿は覆い隠されて見えなくなる。

モッコクのルビーロウカイガラムシとクロオオアリ
モッコクルビーロウカイガラムシクロオオアリ (川崎市幸区) 2026/08/07
カイガラムシの甘露は尻の先端から排出される。アリは触角でカイガラムシの尻のあたりを刺激したりしながら、その分泌を待ち構える。

モッコクのルビーロウカイガラムシとクロオオアリ
モッコクルビーロウカイガラムシクロオオアリ (川崎市幸区) 2026/08/07
カイガラムシの表面には、白い線または点状の物質が見える。これは呼吸するための気門(またはその跡)から分泌された蝋状物質である。初めは白いが、何層にも重なっていくうちに次第に赤みを増していく。

モッコクのルビーロウカイガラムシとクロオオアリ
モッコクルビーロウカイガラムシクロオオアリ (川崎市幸区) 2026/08/07
葉の裏側で大顎を開いて構えているアリもいる。警護しているということだろう。



Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
【テーマ別索引】 【日付別索引】