Yellow Roof 's Museum
2026/03/18(水曜日)
ソメイヨシノの切株 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/18今宿東町のウコンザクラの伐採と前後して、ソメイヨシノも伐採されていたようである。確かに、樹皮に裂け目もあり、一部腐食してもいるようである。
ソメイヨシノの切株 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/18この切株も内部まで裂けた跡が見られ、腐食して暗く湿った空洞もある。ここのソメイヨシノ並木の場合、散った花弁の清掃や害虫駆除、張り出した枝の剪定など、ほとんどの保全作業は近くの自治会が行っている。伐採反対運動の多くは、維持管理の労苦やリスクを背負わない立場からのものである。
ソメイヨシノの切株 (横浜市旭区今宿南町) 2026/03/182~3本置きに伐採されているのは、風通しをよくするためだろう。ただ、中にはまだ健康そうな切株もある。切口には水分を帯びた桜材特有の赤みがあり、樹皮にも罅がほとんどない。手前の方が年輪の幅が広いのは、道路側で日当たりがよかったことを示している。
コナラの若葉 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/03/18コナラは産毛が目立つ若葉が膨らんできており、葉の間から上に伸びているのは托葉である。托葉は元々は葉の外側にあって若葉を包んでいる。托葉が先に伸びて隙間を作り、折りたたまれていた葉が外へと展開していく。
コナラの若葉 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/03/18下の方の枝は葉だけ展開することが多いようである。陰になるので、花を咲かせるエネルギーが少ないということだろう。クヌギの花はまだ見ない。コナラの花の方が早く咲くらしい。
ベンコマサキの葉芽 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/03/18直立する枝と極端に密集する葉を持ったマサキの変種をベンコマサキ(弁慶柾)という。キンマサキ、ギンマサキ、ベッコウマサキ、そしてこのベンコマサキは、接ぎ木や挿し木で増やしていくクローンである。野生下では、次世代に同じ形質は引き継がれにくい。ただ、同時にそれは先祖返りを起こすということでもある。
ベンコマサキの葉芽 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/03/18ベンコマサキは枝が垂直に立ち、葉柄と葉柄の間が狭い。枝が伸びれば間に葉芽が次々とできて葉が緻密に重なり合う。弁慶正木の名は弁慶の立ち往生から来ており、門柱脇や狭い空間の目隠しとして用いられてきた。ただ、放っておけば先祖返りの枝ができる。形態を保つなら剪定するしかない。
ベンコマサキの葉芽 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/03/18こちらはフイリ(斑入り)で、園芸的にはフイリベンケイマサキということになる。マサキは元々海岸沿いに自生する種で、潮風や乾燥、塩害や直射日光といった環境変化に対して、柔軟に適応するために枝や葉を変化させることで適応してきた。その変化を人が観賞価値として切り取って引き継いできたということである。
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