2026/07/26(日曜日)
ヘチマ (横浜市旭区下川井町)
2026/07/26
ヘチマの果実は既にかなり育ってきており、咲いているのはもっぱら雄花ばかりである。雌花は膨らんできた子房の先に萎れて付いている。
ヘチマの雄花 (横浜市旭区下川井町)
2026/07/26
雄蕊は5本だが、そのうちの4つは2つずつ合着しているため、3本に見える。
ホシハラビロヘリカメムシ (横浜市旭区矢指町)
2026/07/26
ヘリカメムシの触角は4節からなり、太く長い。ヘリカメムシの仲間は、頭部のほぼ先端に触角が生えている。他のカメムシの触角はもう少し複眼寄りに後退した位置にある。
ホシハラビロヘリカメムシ (横浜市旭区矢指町)
2026/07/26
ヘリカメムシ(縁亀虫)の名前は、体の側面や腹部の縁が薄く外側に張り出している姿や、前胸の側面が角のように突き出ている特徴に由来している。
ヤブガラシのヤノナミガタチビタマムシ (横浜市旭区矢指町)
2026/07/26
ヤノナミガタチビタマムシは、成虫も幼虫も主にケヤキの葉を食べる。ヤブガラシの葉の上にいるのは一時的で、ケヤキから風に飛ばされたか、移動中に落ちてきたというところだろうか。
クズのヤノナミガタチビタマムシ (横浜市旭区矢指町)
2026/07/26
チビタマムシ属は3~4ミリの体長である。上翅に波型の模様があるヤノナミガタチビタマムシの「ヤノ」は、昆虫学者の矢野宗幹への献名で、命名したのは国立科学博物館のタマムシ研究の第一人者である黒澤良彦である。こちらに気づいてヤブガラシの葉からクズの葉に逃げたが、そこでじっとしている。
ヒマワリの花 (横浜市旭区矢指町追分市民の森)
2026/07/26
ヒマワリの花は成長期には日周運動をするが、成長すると東向きに固定される。ヒマワリが里山の風景だったのは昭和の中頃で、養鶏の飼料として育てられたり、小学校などの理科教材としても定番だった。現代の小学校ではアサガオやヘチマが中心で、ヒマワリは選ばれなくなっている。
ベッコウクモバチ (横浜市旭区矢指町追分市民の森)
2026/07/26
ベッコウクモバチは本州から沖縄にかけて分布し、台湾など東南アジアにも広く生息している。その名の通り、黒色の体に鼈甲色の模様があり、クモに卵を産み付ける寄生性のハチである。
セリの花 (横浜市旭区矢指町追分市民の森)
2026/07/26
神奈川県植物誌2018には、「県内では山地の高所を除き、水田畦、溝、湿地にきわめて普通」とある。見かけないのは、そうした場所を通りすぎても気づかないからだろう。食卓に使うこともなく、見ようともしない限りは、現実には見えるはずもない。
セリ (横浜市旭区矢指町追分市民の森)
2026/07/26
このセリの葉がお吸い物や雑煮に浮かんでいた日常は遠い昔のことだが、帷子川水系の岸辺や水路など、ちょっとした場所にセリが自生していたのだろう。父はよく山菜を見分け、母も当たり前のように名を口にしていた。誰でも山菜を見分けていた時代は遠い。
ジガバチ (横浜市旭区矢指町追分市民の森)
2026/07/26
1年の寿命のうちほとんどは土の中で眠るように過ごす。卵から歸った幼虫は、数日から1週間ほどで親に与えられた食糧を食べ尽くし、繭を作ってその中で冬を越す。
センニンソウのマメコガネ (横浜市旭区矢指町追分市民の森)
2026/07/26
日本でもマメコガネを害虫扱いするが、そもそも在来種なので天敵となる鳥や寄生蜂なども存在するため爆発的には増えない。しかし、海外ではJapanese beetleと呼ばれるほど大発生して問題となっている。
ハグロトンボ♀ (横浜市旭区矢指町追分市民の森)
2026/07/26
ハグロトンボのメスは腹部の先や胸部には金属光沢が少しある。光の辺り具合によっては、金色に見えたり銀色に見えたり、緑色に見えたりもする。
ニイニイゼミ (横浜市旭区今宿西町)
2026/07/26
ニイニイゼミは、幼虫の時期は約4年を土の中で過ごし、成虫になると環境次第で数週間から1ヶ月以上は生きるという。いずれの時期も樹液を吸って生活する。
ニイニイゼミ (横浜市旭区今宿西町)
2026/07/26
何匹も密集したようにいるのがニイニイゼミである。羽化した後もさほど移動したりせず、同じ木に留まるらしい。とはいえ、ジーーーーという連続的な声が間近に聞こえ、眼の前にいることは判っていても、2センチ程度の体長で、樹皮と同系色のまだら模様は見つけにくい。
ニイニイゼミ (横浜市旭区今宿西町)
2026/07/26
ニイニイゼミは近づいてもすぐに飛び立とうとせず、横歩きで少し移動しては静止し、そのうち枝の反対側へと回っていく。保護色は動かないことが最も効果的と判っているのだろう。
ニイニイゼミ (横浜市旭区今宿西町)
2026/07/26
どんな昆虫もそうだが、交尾相手は別族を選ぶもので、ニイニイゼミもまた同じである。その際にはできるだけ離れた別の木に飛び立って異性を探す。別の木にも密集しているため、集団の声を頼りに舞い降りれば、異性を見つけやすいという利点がある。
Yellow Roof 's Museum