サトキマダラヒカゲ チョウ目タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 Neope goschkevitschii
メタセコイアのサトキマダラヒカゲ (東京都大田区平和の森公園)
2022/08/08
サトキマダラヒカゲは日本固有種で、北海道から九州までの平地や里山などに広く分布している。よく似たヤマキマダラヒカゲは、国内のほか樺太南部にも分布し、その名の通り標高の高い冷涼な環境におり、関東では高尾山や奥多摩、丹沢、箱根、秩父山地などの山間部に生息している。
シラカシのサトキマダラヒカゲ (東京都大田区平和の森公園)
2022/08/23
光の加減や角度にもよるが、翅の色や模様には個体差が大きい。サトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲの翅裏の模様による識別法もあるが、決定的なものではなく、ここでは環境と地域の観察例に基づいてサトキマダラヒカゲとした。
コナラのオオスズメバチとサトキマダラヒカゲ (横浜市旭区希望が丘水の森公園)
2023/05/14
オオスズメバチは肉食性ではあるが、樹液も摂取する。チョウや甲虫と共に樹液に留まっている姿はよく見かける。一緒に留まっているチョウは、わずかな目玉模様からサトキマダラヒカゲとした。ヤマキマダラヒカゲの生息域を標高500~1000mとする見方もあるが、旭区の標高は60~100mほどである。
コナラのサトキマダラヒカゲとシラホシハナムグリ (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/07/27
後翅の基部に近い3つの円の並び方によって、サトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲを区別すると書かれた図鑑やサイトは多い。「サト」の方は直線的に並ぶが、「ヤマ」の方は一番下の円だけ並びから外れるという。ただ、この円が互いに離れていたり、くっついていたり、いびつだったりと、個体差がある。
Yellow Roof 's Museum