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シラホシハナムグリ コウチュウ目コガネムシ科 Protaetia bipunctata

クヌギのシラホシハナムグリ
クヌギのシラホシハナムグリ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/07/13
ハナムグリの背中、胸部と腹部の間にある三角形様の小楯板は、頂角が丸みを帯びている。これは、ほとんどのハナムグリに共通する特色である。頭部の先が直線なのがシラホシハナムグリで、シロテンハナムグリは凹んでいるという。これは凹んでいるように見える。

クヌギのシラホシハナムグリ
クヌギのシラホシハナムグリ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/07/13
何枚か写したうちの数枚は、頭部の先端が直線的であるように見える。

クヌギのシラホシハナムグリ
クヌギのシラホシハナムグリ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/07/13
枝を抱え込んでいるためよく写っていないが、シラホシハナムグリの前脚は、シロテンハナムグリより短い。

クヌギのシラホシハナムグリ
クヌギのシラホシハナムグリ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/07/13
もう一つ指標がある。前翅の末端、尻の上の会合部が僅かに開いて尖っていればシラホシ、閉じていて尖るというより丸ければシロテンハナムグリというのがある。この個体は、確かに開いており、尖ってもいるので、シラホシハナムグリとした。

ウイキョウのシラホシハナムグリ
ウイキョウのシラホシハナムグリ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/07/16
腹部の先が尖っているのは、シラホシハナムグリでもシロテンハナムグリでも共通である。

ウイキョウのシラホシハナムグリ
ウイキョウのシラホシハナムグリ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/07/16
シラホシハナムグリもシロテンハナムグリも同じ食性なので、混じっている場合もある。ただ、都市部の公園、特に森林部が少ないとシラホシハナムグリの方がやや多いのかも知れない。

コナラのアカボシゴマダラとシラホシハナムグリ
コナラアカボシゴマダラとシラホシハナムグリ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/07/21
国立環境研究所によれば、アカボシゴマダラは「1995年(埼玉県,一過性)。1998年(神奈川県,繁殖・定着)、2009年(伊豆大島)、2011年(茨城県)」と伝播し、「近年、静岡県、岐阜県、石川県、山梨県でも目撃情報がある」。

コナラのアカボシゴマダラとシラホシハナムグリ
コナラアカボシゴマダラとシラホシハナムグリ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/07/21
樹液の出どころにシラホシハナムグリが集中しているため、アカボシゴマダラは少し離れて口吻を伸ばして樹液を吸っている。

コナラのアカボシゴマダラとシラホシハナムグリ
コナラアカボシゴマダラとシラホシハナムグリ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/07/21
このアカボシゴマダラは鳥に翅を食われており、この後も10日ほどは、このコナラかごく近くの樹木の葉陰でよく見かけた。

コナラのシラホシハナムグリ
コナラのシラホシハナムグリ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/07/21
1組は交尾中のようである。わずかに赤みのあるオスの交尾器が写っている。

コナラのシラホシハナムグリとオオスズメバチ
コナラのシラホシハナムグリとオオスズメバチ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/07/22
オオスズメバチは日本のみならず、中国、朝鮮半島、台湾、インド、東南アジアからロシア極東地域など、東アジアや南アジアの広い地域に分布している。英語ではAsian giant hornetと呼ばれている。

コナラのシラホシハナムグリとオオスズメバチ
コナラのシラホシハナムグリとオオスズメバチ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/07/22
スズメバチなどの大型のハチ類は夜行性ではなく早朝はいないか、いたとしてもほとんど動かない。日が高くなり気温が上がると体温も上がり、ようやく活動できる状態になる。もっとも、人を捕食するわけではないので、巣に近づいたりこちらから攻撃を仕掛けたりしない限り、積極的に襲ってくることはない。

コナラのシラホシハナムグリとオオスズメバチ
コナラのシラホシハナムグリとオオスズメバチ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/07/22
オオスズメバチと限らず、国内の野生の動植物による年間死亡者数のトップはハチである。直近でも年間20人前後、多い年は30名以上が亡くなっている。多くはハチの毒に対するアレルギー反応(アナフィラキシーショック)によるものとされ、2度目に刺されると命に関わる。相手を知り覚えておくことが肝心である。

コナラのサトキマダラヒカゲとシラホシハナムグリ
コナラサトキマダラヒカゲとシラホシハナムグリ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/07/27
たいていのチョウは吸蜜している際には翅を開いたり閉じたりするものだが、サトキマダラヒカゲは翅を閉じたままである。一緒に写っているハナムグリは、前翅の翅の先が尖っている特徴からシラホシハナムグリとした。

コナラのサトキマダラヒカゲとシラホシハナムグリ
コナラサトキマダラヒカゲとシラホシハナムグリ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/07/27
おそらく保護色の効果を最大化するために、翅を開かず、脚を使って移動もせずに静止している。つまりは、じっとしているほどこちらに気づいている可能性が高く、これ以上近づけば一瞬で飛び去ることになる。

コナラのサトキマダラヒカゲとシラホシハナムグリ
コナラサトキマダラヒカゲとシラホシハナムグリ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/07/27
後翅の基部に近い3つの円の並び方によって、サトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲを区別すると書かれた図鑑やサイトは多い。「サト」の方は直線的に並ぶが、「ヤマ」の方は一番下の円だけ並びから外れるという。ただ、この円が互いに離れていたり、くっついていたり、いびつだったりと、個体差がある。


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