横浜市旭区矢指町
保土ヶ谷バイパス
(横浜市旭区矢指町)
2024/10/20
左は保土ヶ谷バイパス、右のフェンスの下には矢指川が流れている。
ミゾソバ
(横浜市旭区矢指町)
2024/10/20
ミゾソバはタデ科で、タデ科の花被は萼と花弁に明瞭な形態的変化がない。ネット上では花弁ではなく萼と記述している人もいるが、タデ科の花弁は退化して萼が残ったとするのはまだ仮説である。今のところ総じて「花」か「花被」としておいた方が無難だろう。
田園風景
(横浜市旭区矢指町)
2024/10/20
矢指町は821平方メートルの小さな町で、人口は88人で丁目設定もない(2023年)。ただ、聖マリアンナ医科大学付属病院を筆頭に種々の事業所があるので平日の昼間人口は2000人は超えるだろう。
カラスザンショウ
(横浜市旭区矢指町)
2024/10/20
カラスザンショウの若木。どういうわけか花が咲く夏季には行き合わないが、猛暑が続くと撮影どころではない。横浜市環境科学研究所によれば、今年7月から8月の市内の平均気温は29.2℃で観測開始以来最高とのことである。
放し飼いのシャモ①
(横浜市旭区矢指町)
2024/10/20
柵らしきものはなく、小さな建屋と林道と木々に囲まれているだけである。
放し飼いのシャモ②
(横浜市旭区矢指町)
2024/10/20
シャモの放し飼いは初めて見た。1時間半ほど公園内を歩いた後にも寄ってみると、まだ地面を啄いて虫を探している。どこかに鳥小屋があるのだろうが、見つからない。
シャモ
(横浜市旭区矢指町)
2024/10/20
周囲に養鶏場はないので飼い鳥だろう。近づくと離れていくが、撮影しているだけの相手を警戒する様子もない。
シャモ
(横浜市旭区矢指町)
2024/10/20
シャモ(軍鶏)は1941年に天然記念物に指定されているが、特別天然記念物ではないので飼ったり食用にすることには問題はない。ニワトリではシャモの他、烏骨鶏や比内鶏など16種が天然記念物に指定されている。
見晴らしポケットパーク
(横浜市旭区矢指町)
2024/11/16
60段余りの階段を昇り切ると見晴らしポケットパークというごく小さな公園があり、二俣川ニュータウンを中心とした町並みを一望できる。正面中央には11km先のランドマークタワーも見える。
ニュータウン並木道ルート案内図
(横浜市旭区矢指町)
2024/11/16
二俣川駅からは旭高校入口行の路線バスが出ており、ニュータウン並木道ルートは終点の1つ前のバス停まではまったく同じ経路である。バス通りから外れて最初のポイントが、この見晴らしポケットパークとなっている。
横浜市水道局矢指配水池
(横浜市旭区矢指町)
2024/11/16
配水池とは浄水場の水を一時的に蓄えておく施設で、水道の水圧を一定に保ったり、浄水場やポンプ場の故障や停電、災害などの緊急時に配水したりといった役割がある。停電時でも水を供給できるよう高台に設けられ、ここは標高80メートルほどである。なお、旭区は平均標高63.5メートルで市内で最も高く、そのため気温も他の区よりは低くなる。
横浜市水道局矢指配水池
(横浜市旭区矢指町)
2024/11/16
奥の建造物の下に178万立方メートルの配水池がある。配水池の容量は、需要水量×滞留時間+消火用水量から算出するそうで、需要水量は対象区域の人口×1人当たりの平均水道使用量である。これは基礎的な算出法で、実際はこれほど単純ではない。
岩船地蔵尊
(横浜市旭区矢指町)
2024/12/14
旭区内には6体の岩船地蔵があり、矢指町の岩船地蔵尊は享保九年(1724年)に造立されたものである。
岩船地蔵尊
(横浜市旭区矢指町)
2024/12/14
岩船地蔵と呼ばれるものは全国にあるが、特に関東に多いようである。ここの岩船地蔵は光背が船の形をしているようにも見えるが、土台部は欠損している。相模原市内にある船に乗った地蔵のように元々は船に乗っていたのかもしれない。
矢指の一里塚跡
(横浜市旭区矢指町)
2024/12/14
「中山の宮下より一里、大和市の桜株より一里だそうだ」と何故か口語調の説明書きがある。
矢指の一里塚跡
(横浜市旭区矢指町)
2024/12/14
特に書かれてはいないが、ここは旧中原街道であり、中原街道の一里塚跡である。
見晴らしポケットパーク
(横浜市旭区矢指町)
2024/12/14
見晴らしポケットパークから望遠で撮ると、確かに正面に見えているのはランドマークタワーで、49階辺りから上のホテルと展望階である。
見晴らしポケットパーク
(横浜市旭区矢指町)
2024/12/14
ランドマークタワー方向に伸びた道は正式には下川井第197号線だが、一般にはニュータウン通りと呼ばれる。紅葉した並木は全てトウカエデである。左上のネットはこの辺りの高台からは大抵見える横浜スパークゴルフクラブである。
岩船地蔵尊
(横浜市旭区矢指町)
2024/12/21
岩船地蔵尊には堂内に日付や天気、名が書かれた小石がたくさんある。イボ取り地蔵とも呼ばれ、万病快癒の御利益があるという。願をかけたら地蔵堂内の小石を持ち帰り、その石で患部を撫でて祈願し、回復すれば清流の小石を数個奉納するか幟旗を奉納するのだそうである。
岩船地蔵尊
(横浜市旭区矢指町)
2024/12/21
小さな堂内や周囲には様々な物が奉納されている。
横浜ほうゆう病院
(横浜市旭区矢指町)
2024/12/21
横浜ほうゆう病院は全国的にも珍しい認知症専門の精神科病院で、市内ではここにしかない。
送電線に注意!
(横浜市旭区矢指町)
2025/03/02
矢指市民の森を抜けるとすぐ矢指配水池がある。自販機で買ったジュースを開けて鉄柵の前を歩くと、ボルトで留めた鉄板に図板が印刷してある。「送電線に注意!」とは、裏手の鉄塔のことだろう。送電線の碍子(がいし)の数による電圧や安全距離の見分け方である。ここの送電線には23個ずつ碍子が付いている。
ポケットパークからの眺望
(横浜市旭区矢指町)
2025/03/02
デジカメのテストをするには、丘の上の誰もいないポケットパークは最適である。春になってくると遠いランドマークタワーは白く霞んでしまうが、足元の町並みは広く遠く見通せる。鉄塔の送電線もどこまでも延びている。画面右に宅地に囲まれた金が谷公園である。
ポケットパークからの眺望
(横浜市旭区矢指町)
2025/03/02
4.98倍ズーム。ポケットパークから金が谷公園の赤い滑り台までは水平距離で200mある。人の目でも注視すると、このぐらい見える気はする。しかし、人の目にズーム機能はなく、その代わり、特定の対象に焦点を当てて周囲の情報をぼやけさせながらその対象を鮮明に捉える。これは、心理学や認知科学の分野で「選択的注意(Selective Attention)」と呼ばれる。
ポケットパークからの眺望
(横浜市旭区矢指町)
2025/03/02
60倍ズーム。個人が特定できるのでフィルターを入れた。さすがに人の目でここまでは見えない。光学ズームは30倍で、それ以上はデジタル処理になり劣化を伴うが、車のナンバープレートぐらいなら300m先でも読み取り可能である。
電波塔
(横浜市旭区矢指町)
2026/03/01
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院の方から公園を出ると、NTT東日本の矢指無線中継所の電波塔がある。航空法で、高さ60メートルを超える建造物は紅白の塗装が義務付けられる。ただ、ストロボライトなどの航空障害灯を設置すれば、紅白塗装は省略できる。そうでないと、高層ビルは全て紅白模様ということになる。
電波塔
(横浜市旭区矢指町)
2026/03/01
パラボラアンテナは、決まった拠点に向けてピンポイントで電波を飛ばす。本来は受け皿のような形だが、雨や雪、風や直射日光などを防いで感度を保つため、レドームと呼ばれる白いカバーが付いている。
クリの雌花
(横浜市旭区矢指町)
2026/06/14
花穂の根元にあるのが雌花で、白い糸のようなものが雌蕊の柱頭である。雌花は初めからイガグリのような形をしている。クリの棘の正体は葉が変化したもので、専門的には総苞という。
クリの雌花
(横浜市旭区矢指町)
2026/06/14
先に熟していた雄花は既に役目を終えて枯れており、雌花の方は後から熟して受粉体勢に入る。受粉に成功すれば、総苞の内部にある子房が大きくなり、イガグリの形になる。
エンバクの果実
(横浜市旭区矢指町)
2026/06/14
エンバクは畑の土壌改良や堆肥用として用いられたり、家畜の飼料やオートミールなどに用いられたりもする。
カルガモ
(横浜市旭区矢指町)
2026/06/14
カルガモの個体数はこの辺りではあまり多くないため、踏害や食害は少ないだろう。むしろ、悪食なので泥の中や苗の根本にいる昆虫や貝類、雑草などの発芽を食べる益鳥とみなせるかもしれない。
カボチャの若い果実
(横浜市旭区矢指町)
2026/07/19
ロープを張ってカボチャが空中栽培されている。矢指川沿いのフェンスと舗装路の間の僅かな土地に、一株だけ育てられていた。
カボチャの雌花の蕾
(横浜市旭区矢指町)
2026/07/19
カボチャには雄花と雌花がある。撮った時には雌花の蕾しか見つからなかった。雄花は既に散ってしまったか、あるいはこれからまた咲くのかもしれない。下にミニカボチャのような丸い子房が付いているのが雌花である。
カボチャの雌花の蕾
(横浜市旭区矢指町)
2026/07/19
日本のカボチャは北アメリカ南部から中央アメリカが原産地とされている。日本へは16世紀半ばにポルトガル人によって伝えられたという。蔓性草本の一年草で、ヒマワリと同様、こぼれ種から野生化することはあっても自生することはない。日本では他の植物との競合や病害虫に負けてしまい、世代を引き継ぐことはできない。
カボチャの若い果実
(横浜市旭区矢指町)
2026/07/19
これは空中栽培で、地上からの食害を少しは避けることができる。なお、カボチャは蔓性植物の中でも巻きひげで絡みつくタイプである。ウリ科の植物は、巻きひげが途中で右巻きと左巻きの方向が逆になる。いわゆるコイラルの反転による自動的な逆転で、この仕組みによってより強固に巻き付くことができる。
ハゼランの果実
(横浜市旭区矢指町)
2026/07/19
ハゼランは身近な植物として帰化している。このハゼランは花の時期が過ぎて、赤から茶色に乾燥してきた果実(蒴果)が目立つ。完全に乾燥すると弾けて、中から10~20個の黒い種子が飛び散るそうである。
ナスの花
(横浜市旭区矢指町)
2026/07/19
食用としてのナスは、完熟する前に硬めの果肉の状態で収穫される。そのため、種子も未熟で柔らかい。完熟すると黄色から茶褐色に変化し、それを鳥類や小動物が食べて硬い種子が新たな土地に散布される。
ナスの花
(横浜市旭区矢指町)
2026/07/19
春から秋にかけて、ナスは次々と新たな茎を伸ばして花を咲かせ、実を付けていく。長期間の収穫が望める野菜の一つである。
ササゲの果実
(横浜市旭区矢指町)
2026/07/19
日本で見られるササゲ属にはササゲの他、小豆や緑豆(モヤシ)、野生種に近いケツルアズキなどが存在する。ササゲは、熱帯アジアやアフリカ大陸原産で、世界には100種以上のササゲ属がある。
ササゲの果実
(横浜市旭区矢指町)
2026/07/19
ササゲの葉には厚みがあり、表面には光沢がある。マメ科の鞘は花後には下垂するものが多いが、ササゲは重力に逆らって上へと伸びる。1メートル近くまで鞘が成長する品種もあり、やがて自重で垂れてはくるが、少なくとも成長の初めには地面に届かない。つまりは、地面からの病害虫には冒されにくい利点がある。
ササゲの果実
(横浜市旭区矢指町)
2026/07/19
ササゲの若いうちの鞘が上を向いて反り返る姿が、神仏などに物を捧げる手つきに似ていることから、捧げるという意味でササゲ(豇豆)となったというのが和名の由来とも言われる。
アオジソ
(横浜市旭区矢指町)
2026/07/19
アオジソは日当たりが良い草地などに、様々な植物に混じってぽつねんと生えていることがある。中国原産で、こぼれ種の逸出植物と扱われることもあるが、実質上は日本各地で野生化している帰化植物である。
アオジソ
(横浜市旭区矢指町)
2026/07/19
クズ、コセンダングサ、セイタカアワダチソウ、ススキ…様々な植物の包囲の中で、一年草の栽培種アオジソが生育している。シソ自体は中国から伝わったとされ、縄文時代の遺跡からも種実が出土しているが、アオジソ(大葉)の栽培が本格的に広まったのは戦後のことだそうである。
Yellow Roof 's Museum