センダン (アウチ、オウチ) ムクロジ目センダン科 Melia azedarach
センダンの切株
(横浜市旭区南希望が丘)
2023/05/14
プラスチックの擬木にシダの造花をくっつけたような違和感で足を止めた。切り口の白と樹皮の点々とした白が相まって、人工物の光沢に見え、新枝とその若葉の黄緑色まで作り物に見えた。切口の白さは自然のもので、癒合剤が塗ってあるわけではない。
センダンの新枝
(横浜市旭区南希望が丘)
2023/05/14
根元の方から切られてはいない。道路際で上に電線もあるために伐採したのだろう。この後に通りかかると、この前に新たなフェンスが張り巡らされていた。古いフェンスを取り外して、道路際にせり出していた樹木を整備していたということである。
センダンの新枝
(横浜市旭区南希望が丘)
2023/05/14
センダンの樹皮には皮目がたくさんあり、特に若い木の場合には表面が艷やかである。葉緑体をたっぷり含んだ若枝にも皮目が多く、高効率な換気システムを備えている。
センダン
(横浜市旭区鶴ヶ峰)
2023/08/20
センダンの枝が折り重なっていると、葉柄が分岐して見えなかったり、鋸歯の深い小葉ばかり目立ったりする。そうすると、Googleレンズなどではインドセンダンと判定されることがある。
センダンの果実
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2025/12/05
センダンは、自分にとってはまだ馴染みが薄い。名は知ってはいても、そもそも名だけでは識別の役に立たない。言葉と実物は別物で、実物と紐づけて名前を覚える必然性もない。よく見かけて知っている人の名を知らないということもあり、その逆もある。言葉自体に意味があるわけではない。
センダン
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2025/12/10
センダンの、特に若い樹皮には白い皮目(ひもく)がたくさんついている。樹木は樹皮でも呼吸や蒸散を行っているが、センダンは年に1メートルから数メートル成長する早生樹である。必要なエネルギー交換のため、センダンは特に皮目が多く、密集して目立つことになる。
センダンの果実
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2025/12/10
センダンの葉は2~3回奇数羽状複葉で、羽状に分岐した1枚の葉である。枝から伸びた葉柄は、羽状に2~3回分岐を繰り返す。終端には小葉が1枚、左右に2枚ずつ小葉が付き、全体として「奇数」枚の小葉が付くことになる。
センダンの果実
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/02/02
センダンの果実は、1800年代辺りからアメリカで、クリスマスリースなどドライフラワーの装飾に使われていたようである。現代の日本でも、センダンの青い実や白い実が手作り用部材やドライフラワー飾り物として流通している。
センダンの幹の剥離
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/02/18
センダンの2本の樹皮が擦れて1メートル以上剥ぎ取られていた。右にはクヌギらしき枝が纏まっているが、これはオウバイモドキを伝わせるドームである。自然な倒木かもしれないし、隣接したセンダン同士が風で煽られて擦れ合ったのかもしれない。あるいは、除伐作業時に何かが擦れたか。何とも言えない。
センダンの花のナミアゲハ
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/05/08
遥か頭上のセンダンの花にナミアゲハやアオスジアゲハが来ていることは、目では捉えられてもカメラのレンズではとっさには捉えられない。周囲が眩しいと液晶モニターも見えにくい。そこで、もっと大きな画角として枝葉の位置だけ押さえて何枚かシャッターを切る。たまには当たることもある。
Yellow Roof 's Museum