2026/05/12(火曜日)
アミメアリ
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/05/12
3ミリほどのアミメアリ(網目蟻)は、頭部から胸部までマスクメロンのような網目があり、腹部だけがツヤツヤして見える。褐色の比較的ずんぐりした体躯で、腹部の白っぽい横縞が目立つのも特徴である。また、フタフシアリ亜科の特徴として、胸と腹の間に小さな瘤が2つ並んでいる。
アミメアリ
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/05/12
アミメアリの最大の特徴は女王アリがいないことだが、稀に羽を持ったオスや女王蟻が出現することもあるらしい。通常は働き蟻のメス同士で単為生殖するクローンなので、あまり長居する必要もなく放浪生活をする。
アミメアリ
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/05/12
アミメアリはほぼ全土で見られるものの、国内には300種ほどの蟻がいる。もう少し精細な画が必要だろうが、日陰の赤黒い土の上にいる同じような色の3ミリほどの蠢く蟻を接写しても、この程度の解像度の写真は2割ほどしかなかった。
アミメアリ
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/05/12
アミメアリの巣はその場限りの浅い仮住まいで、周囲を盛り土して固めることもなく、地表にはいくつもの出入口が点々と連なっている。同じ放浪する蟻で似たように見えるアルゼンチンアリは、剥き出しの地面ではなく、側溝や植木鉢の下といった人工物や自然の隙間を利用するらしい。
アキニレの虫瘤
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/05/12
この赤色は植物が分泌したアントシアニンの色である。つまり、植物は虫瘤を外傷と感知して、抗酸化作用のあるアントシアニンを送り込む。結果的には、その色彩が紫外線防止にもなり、中の幼虫に快適な環境を提供していることになる。
アキニレの虫瘤
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/05/12
この赤く丸い形は熟した果実のように見える。時には鳥に啄まれることもあるだろうが、そもそも共生ではないので助け舟は入らない。ただ、アキニレの虫瘤と言えばアキニレヨスジワタムシ。葉を齧るのはニレハムシというように決まっているのは、アキニレの芽吹きが少々遅く、葉が非常に硬くなるからかもしれない。
センダンの花
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/05/12
センダンの花には萼があり、5枚の花弁がある。中央から濃い紫の筒状のものが伸びているが、これは雄蕊が集まったもので、先端に黄色い葯が輪になって10個並んでいる。輪の中に雌蕊が引っ込んでいる。
センダンの花
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/05/12
センダンは、1つの花序に雄花と両性花が入り混じる。雌蕊が先に成熟して他の花からの花粉を受け入れる。それから雄蕊の花粉が熟してくる雌性先熟である。しかし、そもそも蕾と花が入り混じっており、熟す時期自体が花ごとにばらばらである。これを雌雄異熟と言う。
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