Yellow Roof 's Museum
ニシキギ (アオハダニシキギ) ニシキギ目ニシキギ科 Euonymus alatus var. nakamurae
ニシキギ (横浜市旭区希望が丘水の森公園) 2022/06/26錦木の稜線とも翼とも表現される枝は若い枝に特有なもので、太くなるにつれて跡だけ残して消え失せる。コルク質だが、柔らかくはない。カミソリノキという別名もある。枝に翼ができる植物は他にもあり、最も見間違いやすいのはヌルデだが、コルク質にはならない。
ニシキギ (横浜市旭区今宿南町帷子川緑道) 2026/02/15ニシキギの枝には翼がある。赤い枝に白い土台のようなコルクの形成層ができて、コルクが段々と積み上がって翼となる。そのため、翼には節のような線が縦横に刻まれる。よく見ると、形成層が小さな円状にしかできず、翼が突起のようになったところもある。
ニシキギの冬芽 (横浜市旭区今宿南町帷子川緑道) 2026/02/15ニシキギの芽は、枝先や翼が途切れたところにできる。翼の役割には様々な説があるが、一種の雨樋ではなかろうか。十字や放射状に張り出した翼は、どの角度からの雨も補足しやすく、枝を伝って根本まで運ぶことができる。頭上の高木に雨が遮られたり、乾燥しやすい土壌だったりした場合に、翼を発現させるのだろう。
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