ツクツクボウシ カメムシ目セミ科 Meimuna opalifera
ツクツクボウシ (横浜市旭区中希望が丘)
2022/08/31
ツクツクボウシは透明な翅を含めれば4~5センチだが、体長は2~3センチほどである。アブラゼミの半分ほどの大きさで体色が黒く、高いところにいることが多い。声はすれども探そうとしても見つけにくい。他のセミと同様、日常目にするのは路上などで弱っているか死んだ個体である。
ツクツクボウシの鳴き声 (横浜市旭区今宿南町)
2026/08/30
黒っぽい枝に黒い体色のツクツクボウシにピントが合わず、ほぼ鳴き声の記録である。「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ」という鳴き声が名になっているが、ちなみに、平安時代の『倭名類聚抄(和名抄)』などには「クツクツボウシ」と記されており、自分には「オーシ、ツクツク」と聞こえる。
ツクツクボウシ (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/09/14
9月半ば、ヤマブキの茂みに体色が白っぽいセミを見つけた。まだ羽化したばかりなのかもしれない。翅の終端の方に比較的濃い2つの平行線が2つあり、ツクツクボウシだと知れる。ツクツクボウシは、夏の終わりから秋にかけて個体数が多くなり、セミとしては発生時期はやや遅い。
ツクツクボウシ (川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/09/14
ツクツクボウシはほぼ日本全土に分布し、東アジアで広く見られる。南西諸島や小笠原諸島には、クロイワツクツクやオガサワラゼミといった日本固有の近縁種が生息しているという。セミの仲間は仲間を鳴き声で識別するため、近縁種が交雑する可能性は低く、ハイブリッドが生まれるケースは稀である。
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