2026/08/11(火曜日)
展望広場 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
この日の横浜市の朝9時の気温は26.2℃で、一昨日来た時とは比較にならないほど人の数が多かった。
コバギボウシの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
木陰の湿地に見られる植物、ユキノシタやミズヒキ、ドクダミなどと入り混じってコバギボウシが咲いていた。その蕾には濃い紫色の筋模様があり、膨らむとタマネギのように見えなくもない。
コバギボウシの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
コバギボウシの花には、白地に紫色の筋模様がある。園芸種には濃い紫一色のものも出回っているが、野生種に近いものは淡い色彩のストライプ模様である。
オオモミジ (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
樹名板のQRコードは「はなもく散歩」というNPOリトカルのWEBか専用アプリに繋がる。元々は幕張海浜公園の樹名板作りから始まっており、2021年2月にアプリが正式リリースされている。植物解説や音声ガイド、地図やクイズ、スタンプラリーなどがあり、全国に広まりつつある。
オオモミジ (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
オオモミジの名は、同じカエデ属のヤマモミジやイロハモミジと比較して葉の一枚一枚が大きいことに由来する。標準は7~12センチである。
オオモミジ (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
この公園にはオオモミジの名札はあちこちで見かける。オオモミジの葉の大きさや切れ込み方、葉柄の違いや毛の有無など、イロハモミジやヤマモミジとの相違点はある。しかし、そもそも園芸品種や中間型などが多いようで、見分けることは困難で、ここでは名札に従って「オオモミジ」としている。
しょうぶ園 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
四季の森公園内の湧水は、鶴見川水系と帷子川水系の分水界周辺へと繋がり、地下水路を通じて主に鶴見川水系に流れ込む。もっとも、公園自体は起伏の多い丘陵地で、南側の旭区上白根町の湧水は帷子川水系に繋がっているので、一部は帷子川水系に流れ込んでいるかもしれない。
タカサブロウの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
しょうぶ池に、キク科のヒメジオンに似た一回り小さな1cmほどの頭花が咲いていた。雄蕊の葯は黄色いが、舌状花も筒状花も白く、地の緑色が透けて見える。
タカサブロウの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
タカサブロウの花後の若い果実の粒には、一つ一つに四角い輪郭の少し薄い翼がある。果実は白から緑色に変わっていくようである。葉にも茎にも白く粗い毛がある。
タカサブロウの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
葉は細長く、長いもので10cm程度で対生する。太くなる茎があり、節目で分岐してそれぞれ上に伸びていく。草丈は高くても腰ほどである。
タカサブロウの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
類似種にアメリカタカサブロウがあるが、タカサブロウより葉が細く、痩果に翼がないという。これはほぼ痩果の全ての粒に翼があるが、ネット上の写真には部分的に翼ができる中間型が見られる。近年では雑種が存在することが確認されている。そもそも同種の変異型なのかもしれない。
タカサブロウの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
タカサブロウの葉や茎を折ると断面が黒く変色する。ポリフェノールの一種(Wedelolactone)が豊富に含まれ、酵素の働きで酸化されて変色するのが主因らしい。ウェデロラクトンには、抗炎症作用、肝機能保護作用、抗菌作用などがあることが近年の研究で明らかになってきている。
タカサブロウの果実 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
タカサブロウは、漢方では旱蓮草(かんれんそう)や墨旱蓮(ぼくかんれん)と呼ばれる生薬である。また、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」でも「ブリンガラージャ」という名称のハーブとして用いられてきた歴史がある。
ニホンカナヘビ (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
30倍ズーム。ウッドデッキの端で止まって下を見渡している。獲物を探しているのか、日光浴中なのか、あるいは、両方かもしれない。
ニホンカナヘビ (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
鱗は乾いてざらざらした質感で、上下に閉じる白っぽく薄い瞼がある。鼓膜は目と同じほどの大きさで、剥き出しではなく薄皮で覆われており、脱皮の際には表面が剥がれる。
ミツバウツギのミツバウツギナメクジハバチ (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
成虫は数日から2~3週間程度の活動期間と考えられており、幼虫は土中で蛹になって冬を越す。葉上に点々と白い跡がある。これは幼虫の食痕らしい。ミツバウツギはこれまで何度も撮っており、食痕の写真もある。ただ、幼虫の姿はなく、成虫を見たのも今回が初めてである。
スイレンの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
スイレンの池は葉ばかりに見えるが、2つだけ花が咲いていた。スイレンの花は、関東近辺では5月~10月頃まで見られる。
スイレンの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
日に透けて葉脈の様子が見える。中央から太い主脈が葉の縁まで直線的に走っており、さらに細かな支脈で葉を支えている。
スイレンの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
この花はヒツジグサらしい白色で、4枚の萼と多くの花弁がある。ヒツジグサの名は、未の刻 (午後2時) 頃に花が咲くためとされているが、未の刻に花を閉じるという説もある。実際には、日が高くなってくると咲き始め、午後になると段々と閉じていく。
キツネノカミソリの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
28.2倍ズーム。薄暗い林の中、林道から離れたところに1株だけ咲いていた。キツネノカミソリはヒガンバナのように球根でも増えるが、しっかり実を結ぶ。種子を運んで来たのはタイワンリスのような小動物だろう。
ワレモコウの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
ワレモコウ(吾亦紅)は、日本を含むユーラシアから北米まで広く分布し、耐寒性があり、温帯から亜寒帯のやや冷涼な環境で生育するという。
ワレモコウの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
草丈はせいぜい1メートルで、穂は2~3センチ程度。植栽かもしれないが、名札があるからには少なくとも保全されてはいる。
ワレモコウの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
ほぼ球状の小さな穂(花序)もあり、その真下につく葉は3枚に分かれた複葉である。ワレモコウの葉の縁には水孔があり、そこから余分な水分を水滴として外に排出するそうで、元々は湿地性の植物なのかもしれない。他の植物と同様に気孔も備えており、水蒸気としても排出する。
ワレモコウ (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
ワレモコウの葉は互生し、奇数羽状複葉だが、上の方の葉ほど小葉の数が少なくなる。長楕円形の小葉には三角に鋭く細かく刻んだような鋸歯がある。
ゲンジボタルなどの掲示物 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
ゲンジボタルやヘイケボタルのライフサイクルや生態について書かれた掲示板があり、成虫が地上で生きられるのは「約7日間」とある。
ハンゲショウの若い果実 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
少しだけ白い雄蕊か雌蕊が残る個体もあるが、これから丸い果実(分果)が熟していき、コショウのような茶褐色の粒状の実になるのだろう。
シナサワグルミの若い果実 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
シナサワグルミの別の個体の新枝には、小さな球形の未熟な果実が点々と付いていた。果実に両翼のプロペラのようなものがついている。
ウスバカゲロウの巣 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
カゲロウには、カゲロウ目とアミメカゲロウ目の2つがあり、アリジゴク(蟻地獄)と呼ばれる巣を作るのは、アミメカゲロウ目の中でもウスバカゲロウ科の数種に限られる。林縁の砂地の巣は、ウスバカゲロウか、コウスバカゲロウやクロコウスバカゲロウで、ここでは最も個体数の多いウスバカゲロウとしている。
ウスバカゲロウの巣 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
子供の頃は、すり鉢にアリを落としてみたり、アリジゴクを捕まえたりしたが、ウスバカゲロウの成虫は何度か見たぐらいで、最後に見たのは20年ほど前になる。たまたま自宅のドアに留まっていた。ウスバカゲロウは2~3年、長ければ4年ほど幼虫で過ごし、蛹で3週間から1ヶ月間、成虫期間は数週間から数ヶ月程度である。
Yellow Roof 's Museum