タカサブロウ (モトタカサブロウ) キク目キク科 Eclipta thermalis
タカサブロウの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
しょうぶ池に、キク科のヒメジオンに似た一回り小さな1cmほどの頭花が咲いていた。雄蕊の葯は黄色いが、舌状花も筒状花も白く、地の緑色が透けて見える。
タカサブロウの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
タカサブロウの花後の若い果実の粒には、一つ一つに四角い輪郭の少し薄い翼がある。果実は白から緑色に変わっていくようである。葉にも茎にも白く粗い毛がある。
タカサブロウの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
類似種にアメリカタカサブロウがあるが、タカサブロウより葉が細く、痩果に翼がないという。これはほぼ痩果の全ての粒に翼があるが、ネット上の写真には部分的に翼ができる中間型が見られる。近年では雑種が存在することが確認されている。そもそも同種の変異型なのかもしれない。
タカサブロウの花 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
タカサブロウの葉や茎を折ると断面が黒く変色する。ポリフェノールの一種(Wedelolactone)が豊富に含まれ、酵素の働きで酸化されて変色するのが主因らしい。ウェデロラクトンには、抗炎症作用、肝機能保護作用、抗菌作用などがあることが近年の研究で明らかになってきている。
タカサブロウの果実 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/11
タカサブロウは、漢方では旱蓮草(かんれんそう)や墨旱蓮(ぼくかんれん)と呼ばれる生薬である。また、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」でも「ブリンガラージャ」という名称のハーブとして用いられてきた歴史がある。
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