2026/07/03(金曜日)
ホルトノキの花
(川崎市幸区創造のもり)
2026/07/03
ホルトノキの花弁は縁が細かく裂けてフリンジ(房飾り)状になっており、下向きに咲く。中心には雌蕊の柱頭が突き出ていて、その周囲に一段低く雄蕊が囲んでいる。
ホルトノキの花
(川崎市幸区創造のもり)
2026/07/03
ホルトノキの蕾にいるのは、キジラミかチャタテムシかもしれない。この花の形では蝶類は花粉媒介者とはなりにくいだろう。
「毒キノコあり」掲示
(川崎市幸区創造のもり)
2026/07/03
「毒キノコあり」という掲示物は初めて見る。芝生は湿度が保たれやすく、芝刈りの際のカスが細かな層をなして最適な温床となっている。キノコは樹木の根や芝の根に共生する菌根菌類のネットワークに潜んで雨を待ち構えており、芝生だからこそ雨後にキノコが発生しやすく、目立ちやすくもなる。
ウイキョウの花
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/07/03
ウイキョウの花弁が内側に丸まっているのは、原産地の環境が乾燥しやすく直射日光が強いため、まずは生殖器官を保護するためだろう。写真のように雨粒も入らない。セリ科は一般に雌性先熟で、雌蕊が先熟して受粉し、その後に雄蕊を小出しにして花粉を散布する。自家受粉を避けるためにも合理的である。
ウイキョウの花のアカスジカメムシ
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/07/03
ウイキョウの花の上にアカスジカメムシがいるのは、もちろんその汁を吸うためだろう。その汁がそのままカメムシの攻撃フェロモンとなり、カメムシ自身を守るのみではなく、ウイキョウの花や蕾を食べる小鳥などからの防御ともなっているのかもしれない。
ヒマラヤスギ
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/07/03
日本には明治12年頃に導入され、公園や校庭、神社の境内などによく植栽されている。Cedrus deodaraのdeodaraはサンスクリット語で「神々の木」という意味である。
ヒマラヤスギ
(川崎市幸区さいわいふるさと公園)
2026/07/03
ヒマラヤスギは、全乾比重0.50で、耐久性があり、中程度の強度の材木になる。含まれる精油成分には防虫・防腐効果、芳香がある。湿気の多い環境や屋外でも比較的長持ちし、柔らかく加工はしやすい。強度がないのでテーブルの天板や椅子やベンチの座面として用いられるが、脚などの支持部には向かない。
Yellow Roof 's Museum