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黄色い屋根の博物館
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ワタ (インドワタ、ナンキンワタ) アオイ目アオイ科 Gossypium arboreum var. indicum

ワタの花 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ワタの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/09/01
身の回りの生き物を撮り始めて3年以上が過ぎている。日頃から通り過ぎる公園に、それでもまだ初めて目にする植物がある。

ワタの花 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ワタの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/09/01
5枚の花弁。淡い黄色と濃い赤の蜜標。横向きの花。3裂か5裂の葉。帰ってから写真を類似画像検索にかけると、和綿(インドワタ)らしい。もちろん、言葉としては知っており、製品としての綿も知っている。しかし、生きたワタは初めて見る。

ワタ 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ワタ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/09/08
深く5裂している葉とは別に、基部が赤紫の膨らみが分岐している。これは蕾である。

ワタ 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ワタ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/09/25
ワタの葉は互生するが、蕾は葉柄にごく近い場所、葉腋にある腋芽から発生分岐する。

ワタ 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ワタ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/09/25
蕾は「苞」に包まれて保護されている。苞は、副萼とも呼ばれ、萼は副萼の内側にある。ただ、苞が大きいため、花が咲いても萼は見えにくい。

ワタ 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ワタ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/09/25
受粉すると、花は苞に包まれるように引っ込んでいく。花弁の先端は薄桃色に変わっている。これは、目立つ色彩から、種子の形成を保護するため、紫外線避けのアントシアニンが合成されているためだろう。

ワタ 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ワタ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/09/25
ワタは一日花で、夕方には萎んでいく。

ワタの花 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ワタの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/09/29
ワタは熱帯~亜熱帯地域が原産で、元々は多年草である。ただし、日本の冬は越すことができず、春捲きして秋に収穫する一年生として栽培される。

ワタの果実 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ワタの果実 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/09/29
3裂の葉の株には、果実が形成されていた。綿毛は、種子から直接吹き出るようで、種子は綿の中に包まれている。

ワタの果実 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ワタの果実 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/09/29
弾けたワタの果実の隣には、若い果実がある。膨らみ始めた果実を包むように副萼が囲い、保護するように萼が閉じている。この状態をコットンボールと呼ぶ。

ワタの若い果実 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ワタの若い果実 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/09/30
先端に雌しべの頭が出ている弾ける寸前の果実。4方向に裂ける。

ワタの果実 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ワタの果実 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/10/09
受粉してから約1ヶ月で綿毛ができる。

ワタの花 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ワタの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/10/09
ワタの花は咲き始めは白く、翌日にはピンク色になって萎んでいる。

ワタの除草跡 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ワタの除草跡 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/10/16
多くの公園では、鑑賞のために植物を植えている。そのため、花期が終われば花柄摘みをしたり、花壇から抜き取られて、新たな季節の植物が植えられたりする。このワタも、除草されたと表現するよりは、役目を終えて処分したということだろう。


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