Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
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ホウキギ (ホウキグサ、トンブリ) ナデシコ目ヒユ科 Kochia scoparia

ホウキギ 横浜市旭区中希望が丘
ホウキギ (横浜市旭区中希望が丘) 2023/10/21
このホウキギは月極駐車場に生えているもので、野生化しているものはまだ見ない。園芸ではコキアとして鑑賞され、茎は乾燥して箒として用いられ、その果実はとんぶりとして食され、乾燥させた実は滋養強壮薬の地膚子(じふし)となる。

ホウキギの蕾 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ホウキギの蕾 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2024/09/04
ホウキギの原産はユーラシア大陸だが、現在では世界中に広く帰化しているそうである。日本でも平安時代以前にはすでに薬用や食用としての記述がある。

ホウキギの蕾 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ホウキギの蕾 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2024/09/04
深根輔仁によって編纂された『本草和名』(918年頃)に「波波木」として名が挙げられ、『延喜式』には果実の「地膚子」が、『和名類聚抄』にも両方の名が記載されている。

ホウキギ 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ホウキギ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2024/09/10
公園や庭で見られるホウキギは、もっぱらコキアと呼ばれ、放っておいても全体が丸く密に育つように品種改良された園芸種である。1つの個体には太く真っ直ぐな太い根と茎があり、そこから枝葉が広がって、このような形状になる。

ホウキギの花 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ホウキギの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2024/09/10
ホウキギの花は、葉の付け根に粒のようについており、花弁はない。蕾のような花被片が開くと、そこから直接的に雄蕊や雌蕊が伸びてくる。

ホウキギの花 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ホウキギの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2024/09/10
赤みを帯びた黄色いものが雄蕊の葯で、白く細いものが雌蕊である。

ホウキギの花 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ホウキギの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2024/10/10
中央の太い枝は直立しており、そこから放射状に細い枝が分かれ、先端に葉や花が付く。

ホウキギの花 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ホウキギの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2024/10/11

ホウキギ 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ホウキギ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2024/11/27
秋には枝自体がだんだんと紫がかった赤かショッキングピンクのような色に染まってくる。

ホウキギの果実 川崎市幸区さいわいふるさと公園
ホウキギの果実 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/10/15
ホウキギは、枝が先に赤くなり、やがて果実を包む花被も枝と同じ色に変わっていく。葉はもう少し遅れて赤くなる。


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