ゴンズイ ミツバウツギ目ミツバウツギ科 Staphylea japonica
ゴンズイの果実 (横浜市保土ケ谷区陣ヶ下渓谷公園)
2024/09/23
ゴンズイ(権瑞)は、日本では関東近辺から沖縄まで分布している。木材としては柔らかく折れやすく、また特有の臭みがあるという。名の由来は諸説あるが、ゴンズイの材の特徴を毒針があって雑魚と見なされる魚のゴンズイになぞらえたとする説が一般的である。
ゴンズイの果実 (横浜市保土ケ谷区陣ヶ下渓谷公園)
2024/09/23
ゴンズイの果実は、見た目がトキリマメやタンキリマメとそっくりで、初めは樹木の果実だとは思わなかった。果肉はなく、種子が剥き出しの状態である。赤い殻と黒い艷やかな豆という目立つ色彩で、鳥を引き寄せて啄ませる戦略らしい。
ゴンズイの若い果実 (横浜市旭区今宿南町)
2026/07/04
ゴンズイは奇数羽状複葉で、小葉には細かい鋸歯があり、先が尖っている。小葉の表面は滑らかで光沢があり、内側に反っており縁がやや波打つ。
ゴンズイの果実 (横浜市緑区四季の森公園)
2026/08/09
ゴンズイは建材には使われないが、ヌルデと並んで代表的な護摩木(ごまぎ)の材料として用いられている。柔らかく薪にしやい上に乾燥も速く燃えやすいそうである。その独特の強い臭みも邪気を払うということだろう。
Yellow Roof 's Museum