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スノーインサマー (メラレウカ・リナリイフォリア) フトモモ目フトモモ科 Melaleuca linariifolia

スノーインサマーの花
スノーインサマーの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/05/29
スノーインサマー(snow-in-summer)という英語名かメラレウカ・リナリイフォリアという学名しかないような植物は、戦後の輸入業者の命名であることがほとんどである。メラレウカ属は200種とも300種とも言われるオーストラリア原産の植物群で、2005年以来のオージープランツ・ブームは、このところ再燃してきているらしい。

スノーインサマーの花
スノーインサマーの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/05/29
ブラシノキ属と同じように花の中央からも枝を伸ばしていく。近年ではブラシノキ属をメラレウカ属に変更する動きもあり、最近では遺伝子解析を含めて研究が進んで、いつの間にか属が変わっていることもある。

スノーインサマーの花
スノーインサマーの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/05/29

スノーインサマーの花
スノーインサマーの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/05/29
白いものは花弁ではなく雄蕊である。羽毛状に分岐して見えるが、実際には雄蕊は根本でいくつか束になっており、成長とともに先のほうで放射状に大きく広がっていく。枝から伸びた先端が球状の短い雌蕊が1本だけ写っている。雌蕊は、ややクリーム色がかっており、雄蕊より太く短く、枝分かれもしない。

スノーインサマーの花
スノーインサマーの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/05/29

スノーインサマーの花
スノーインサマーの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/05/29

スノーインサマーの花
スノーインサマーの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/06/03
ほんの数日前まで満開になっていた花が、全て濡れた糸くずのように枝に絡まっていた。

スノーインサマーの花
スノーインサマーの花 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/06/03
花の体裁を保っているものもあるが、花の寿命と大雨が偶然に重なったということかも知れない。

スノーインサマーの花後
スノーインサマーの花後 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/06/04
枯れゆく雄蕊と雌蕊だけが残る花後。たまたま花期の終わりに遭遇したらしい。スノーインサマーの花期は1~2週間だそうで、一斉に咲くわけではなく次々に咲いていくので、全体としては長く咲いていたのだろう。

スノーインサマーの花後
スノーインサマーの花後 (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2026/06/18
スノーインサマーの雄蕊は茶色に変色して固まっており、球状の子房と短い雌蕊の先が残っているだけである。ほとんど見かけない植物であり、結実する可能性は低いかもしれない。


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